北京空港5時間の乗継/トランジット観光記!天安門への行き方まとめ

北京空港5時間の乗継/トランジット観光記!天安門への行き方まとめ

パリからの約10時間のフライトを終えて、北京国際空港に到着をしたHalohaloです、こんにちは。

日本に戻るための次のフライトまでは約5時間の時間(12:35到着→17:20出発)があるので、一時入国をして北京散策をすることにしました。

5時間という時間は、早めに空港に到着しなければいけないことも考えると長いようで短いので、たくさんの場所を周ることはできませんが少し観光もすることができましたので、わずかな北京の乗り継ぎ/トランジットの時間で観光をしたいと考えている方の参考になればいいなと思います!

パリから搭乗した飛行機が、駐機場に到着をしたところからスタートです!

 

 

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北京空港乗り継ぎレポート

到着便は沖止め!

CA934便の沖止め

 

パリから搭乗したCA934便は、ターミナルに直結をしていない駐機場、いわゆる沖止めとなりました。

タラップで降りたら、停車しているバスに乗り込んでターミナルに向かうシステムでした。この日は、バスが3台待機していて、僕は2台目に乗ることができました。

基本的にバスは満員になると走り出しますので、できるだけ早く行動をしたい方(乗り継ぎを早くしたいという方)は座席指定をできるだけ前よりにして少しでも早くバスに乗ることをオススメします。

 

 

バスは走り出すと10分ほどで、ターミナルへ到着をしました(バスで最寄りのターミナルまで10分ってどんだけ広いんだ笑)。

 

大混雑の入国審査場。

北京空港の乗り継ぎ

 

ターミナルへ到着をしたら、順路にしたがってエスカレーターを昇り降りして入国審査へと向かいます。

高熱を検知する検疫を通過したら、右手に入国審査場が見えてきました。

13時ちょうどに駐機場に到着をして、こちらに着いた時刻は13:20です。

 

北京空港の入国審査場

 

お昼時の北京空港入国審査場はご覧の通り大混雑。蛇行してたくさんの方が並んでいました。この具合やばくないですか笑。

ただでさえ、5時間しか乗り継ぎの時間がないので気持ちが焦りますが、入国審査は避けようがないので、仕方なく列に並んで自分の順番が来るのを待ちます。

 

 

 

入国カードを記入して並ぼう!

この際、中国国内への入国カードを持っていない方は付近の棚にたくさん置いてありますので、人数分持ってから並びましょう。混んでいる場合は並びながら書くことをオススメします!

機内で爆睡してしまっていたので、気がつかなかったのしれないのですが、もしかすると中国国際航空到着便の機内の中でも配られていたのかもしれません。

 

乗り継ぎレーンも利用可能

北京空港の乗り継ぎカウンター

 

また中国に入国をせずに、乗り継ぎをする場合は入国審査場横にある乗り継ぎレーンから入場をしましょう。

搭乗口方面へと進むことができます。

こちらの乗り継ぎレーンは非常に空いていました。長蛇の列に並んで、実は違う列だったなんてことにならないように注意です。(実際にそうなっている人がいました)

 

自分の番まで40分待ち

入国レーンは全てのゲートが開いてフル稼働しています。並び始めて40分、やっと自分の番が回ってきました。時刻にして14時です。

 

入国審査官とのやりとり

乗り継ぎ時間が短かったためか、入国審査官から英語でいくつかの質問をされました。

 

  • 17時に次のフライトがあることを理解しているか
  • 一時入国の目的は?→観光です。
  • どこに行く?→天安門

 

そして最後に「本当に大丈夫?」と尋ねられて、入国スタンプを押してもらえました。ヒヤヒヤ。

多少入国審査場が混んでいるということは想定していましたが、何とか観光をできるくらい時間が残って良かったです。

乗り継ぎの時間は5時間といえども、17:20というフライトタイムを考えると16時20分過ぎには空港に戻ってきたいので、このタイミングで残り時間は約2.5時間です。

参考:国際線は何分前に空港に到着するべき?

 

 

 

 

入国審査通過時間が観光できるかどうかの分かれ道

結論から申し上げると、ここで2時間程度の時間が取れない場合は電車移動などの時間を考慮すると、天安門観光は難しいと思います。

これから北京を訪れる方は、入国審査場が空いているという幸運を祈るしかありません・・・!

さて、入国審査場を通過したら空港内を移動するためのモノレールでメインターミナルへと移動します。

 

北京空港の電車

 

モノレールの名前は「People Mover(ピープルムーバー)」と呼ばれているようです。

様子はyoutubeに動画が上がってますので、そちらをご覧ください。

 

 

このピープルムーバーを降りると、預入荷物が流れるターンテーブルと出口があります。

 

北京国際空港乗り継ぎ

 

この日はちょうどJALの到着便と同じ時刻になったようで、JALのパイロットやクルーもこちらの通路を通って出口方面へと向かっていました。

 

ANA VISAカード
 

北京空港ターミナルの様子

北京国際空港第三ターミナル

 

ターミナル出口を出ると、晴れて北京国際空港第三ターミナルの到着ロビーとなっています。やっと北京に着きましたーー!

しかし喜んでいる暇はありません。天安門に向けて移動を開始します。

 

荷物預けサービスが便利

北京空港の荷物預かり所

 

もし荷物が多くて一時的に預けたい方は、第三ターミナルの到着フロアに有料の荷物預かり所がありますので、そちらを利用しましょう。

一回500円程度で預けられるようでした。

短い時間で観光をするときにキャリーは非常に邪魔なので、キャリーがある方は預けることをオススメします。

 

スターバックスグッズが充実

北京空港のスタバグッズ

 

また、同じく到着フロア内にある北京空港のスターバックスには、中国の様々な地名が書かれているグッズが置いてあります。

日本でも羽田空港などには、日本全国(名古屋・福岡など)のタンブラーなどが置いてありますが、北京空港でもほぼ全ての地域のグッズを購入することができます。

僕は現地でしか買えないようにした方が希少価値が高いので、この制度辞めた方がいいと思うのですが・・・笑。

とは言えお土産に購入されたい方やスタバグッズコレクターの方は、こちらもオススメです。

 

 

 

 

北京空港から天安門広場への行き方

北京空港の地下鉄机場線

 

荷物を預け終わったら、電車乗り場へと向かいましょう。今回の目的地、天安門までの乗り換え経路は以下の通りです。

 

  1. 空港線:空港→東直門(20分)
  2. 2号線:東直門→建国門(7分)
  3. 1号線:建国門→天安門東(7分)
  4. 徒歩:天安門東→天安門(3分)

 

ご覧の通り北京空港から、天安門へは2度の乗り換えが必要になります。乗り換えの時間も含めると片道約50分の時間がかかります。

 

エアポートエクスプレスの利用が便利

北京空港から市内へのアクセスはエアポートエクスプレス「地鉄机場線」の利用が非常に便利です。中国語で地鉄=地下鉄、机場線=空港線を意味していて、到着フロアと同じ階に電車乗り場があります。

 

地下鉄机場線のチケット

 

空港線の料金は一律で25元(約425円)なので、カウンターで人数を告げて購入するか、自動券売機で購入しましょう。

ちゃんと確認しなかったのですが、恐らく利用できるのは現金のみです。

 

日本国内で中国元をゲットしておこう!

ちなみにですが、中国国内で両替をすると手数料が高いですし、今回のように5時間程度のトランジット時間の場合は時間も限られているので、日本国内であらかじめ中国元に両替しておくことをオススメします。

切符を買ったら、手荷物検査(電車に乗るためにはX線検査を受ける必要あり)と入場をして電車が来るのを待ちましょう。

10分に1本程度で電車は来ますので、来た電車に乗り込みます。

 

  1. 第三ターミナル駅
  2. 第一・第二ターミナル駅
  3. 三元橋駅
  4. 東直門駅

 

電車は、第三ターミナルが始発駅です。天安門に行く場合は、終点の東直門まで行きましょう。

 

東直門駅の地下鉄乗り換えの様子

東直門駅のホーム

 

約20分後、東直門駅に到着です。始発から終点と言えど、すぐ到着しますので到着をしたらエスカレーターを上がって、一度改札を出て2号線に乗り換えをします。

2号線に乗る際には、再度チケットを買う必要がありますのでご注意を。

東直駅で目的地の天安門東駅までを購入することでき、価格は4元(約70円)です。格安ですね。

 

地下鉄机場線の改札

 

北京周辺の電車に乗る際には、ブルーの部分にチケットをタッチして入場しましょう。

 

北京で電車の改札乗り方

 

逆に退場する際には、差込口がありますのでチケットをそちらに挿入するとゲートが開きます。基本的には日本のSuicaやPasmoと同じようなシステムなので特に難しいことはありませんでした。

 

東直門の乗り換え

 

東直門駅入場後は「2号線」の案内表示に従って進みます。数分歩くとホームに到着します。

 

 

 

 

地下鉄の方面(行き先)に注意

地下鉄2番線の東直門駅

 

地下鉄2番線の東直門駅ホームは両側にホームがあり、逆に乗ってしまうと困りますので方面に注意をする必要があります。

この時乗るのは、建国門駅方面です。

 

北京の地下鉄2番線の様子

 

車内は結構混雑していました。日本の電車と同じく、ドア上部には行き先や次の駅を示した電光掲示板がありますので、降りる駅を間違えないよう気をつけましょう。

東直門から次の乗換駅である建国門へは、7分で到着します。建国門についたら次は1番線に乗り換えて、天安門広場最寄駅である「天安門東」駅を向かいます。

同じく建国門から1番線に乗り込んでから、7分で到着します。

 

天安門東駅の出口

 

なんとか天安門東駅へ到着をしました!!これにて無事に電車の乗り継ぎは完了です!

天安門東駅に到着したら天安門広場を目指すためにはD出口が便利です。掲示板の表示にしたがってD出口を目指しましょう。

 

天安門広場と王府井散策の様子

天安門東駅D出口を出ると、天安門広場はすぐ目の前です。

 

天安門広場

天安門広場

 

日本でも非常に有名な天安門がある、天安門広場は、南北880メートル、東西500メートルの広さを誇る世界最大の広場で、一度に50万人が集まることができる広大な広場です。

天安門の裏側には、かの有名な故宮博物院が広がっています。

学生時代に歴史で習った「天安門事件」の舞台になった場所ということもあり、この場所の治安を守るためたくさんの警備員が配備されています。

 

天安門広場はセキュリティチェックあり

天安門広場のセキュリティチェック

 

天安門広場に入るためには、セキュリティチェックを受ける必要がありここに列が出来ていました。

係員の方は「30分くらい並ぶよ!」と言っていたので、今回は時間の関係上、天安門広場に入るのは渋々断念。

ただ天安門は制限エリア外からも見ることが出来ますし、時間がない中でここに来れただけでも満足でした。

 

歩いて王府井へ

たくさん写真を撮って天安門を後にしたら、目の前の大きな通りを歩いてもう1つのスポットへと向かいます。

 

天安門前の通り

 

まっすぐ道に沿って歩いて10分、天安門東駅の隣駅に当たる「王府井」に到着しました。

 

 

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王府井の様子

王府井の街並み

 

北京の街の中央に位置する「王府井(ワンフーチン)」は、巨大デパートや飲食店、洋服店などが立ち並ぶショッピングストリートで平日・土日問わずたくさんの人が訪れています。

王府井周辺は、20世紀になって発展したということで、中国の歴史に比べると歴史が浅い街なため、ファストファッションのお店があったりと若者も非常に多いです。

 

臭豆腐やサソリの唐揚げが有名

王府井の中華街

 

ショッピングの他にも、中華街の通りでは臭豆腐やチキン、それからサソリの唐揚げを中国の方々が食べていました。

サソリは結構インパクトが強くて、写真は自粛しますが串刺しにされ、まだ手足が動いていて生きている状態で店先に並べられています。

それを順次揚げて販売しているのですが、この日は挑戦する気になれませんでした笑。(でも結構美味しいらしい)

 

マクドナルドは日本より安め

中国のマクドナルドの価格

 

だいぶ時間もなくなって来たので、次に足早に向かったのは、マクドナルド!

僕は旅行先で必ずと言っていいほどマクドナルドに行って、現地特別メニューなどをチェックしたり、味の違いを楽しんだりします。

 

 

パリの滞在記でもお伝えしましたが、パリのマックには日本では販売していない大きめポテトを食べている人が結構いました。

中華街で食べ歩きをし過ぎてしまって今回は食べれなかったのが残念ですが中国のマクドナルドには、たくさんの中国限定ハンバーガーが販売をされていました。

そして注目すべきは、日本のマクドナルドよりも価格が安い点です。ビックマックのセットは500円以下で注文が出来るようになっていました。

またパリのマクドナルドに同じく、注文はタッチパネルで各自で行ってカウンターで商品を受け取るスタイルです。日本のマクドナルドも近い将来、こうなることでしょう。

 

再び空港へ

地下鉄の自動券売機

 

時刻は15時20分。ドリンク片手に退店をしたら、再び空港へと戻ります。(やばい、結構ギリギリ)

王府井のショッピングストリートからすぐ近くにある、王府位駅から地下鉄1号線に乗り込んで、建国門→東直門→空港の順で乗り換えをして行きます。

ちょうど、行きのルートを逆行していくイメージです。

 

地下鉄切符の買い方

今回は初めて自動券売機を使って、自分でチケットの購入をしてみました。

行き先をタッチパネルで選択をして、お札または硬貨で表示された料金を購入します。

1回の乗り継ぎを伴ったチケットの購入なので、若干戸惑いましたが、終わってみればタッチパネル上部の「2号線」の文字をタッチして、2号線の路線図の中から「東直門」の文字をクリックして支払うだけなので、結構シンプルです。

日本の券売機のように、上の大きな地図を見ながら目的の駅を探して金額を確認して・・・というようなこともなく画面内で完結できますし、無駄な動きもないのでいいシステムだと感じました。

2号線、空港線と乗り継いで進んだら空港に無事に到着です。時刻は16:10(フライトタイムは17:20)を指していました。

急ぎ足でしたがこれにて北京空港5時間乗り継ぎ/トランジット観光終了です!!!!!!!

 

 

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北京トランジット観光まとめ

景山公園から見た故宮博物院

 

中国国際航空のCA934便で北京に到着をしてから、CA183便で羽田へ帰るまでの時間を利用した北京空港5時間乗り継ぎ/トランジット観光(12:35到着→17:20出発)をお伝えして来ました。

僕は、天安門広場から王府井へ行きましたが、もう少し時間のある方はタクシーで「景山公園」へ行って、故宮博物院の全景を見にいくというのもいいのかもしれません。

そのあたりのアレンジは可能だと思います。

5時間というわずかな時間で観光できるかどうかは、入国審査をどのくらいスムーズにできるかということにかかっているように感じます。

想像以上に時間が掛かってしまったら、諦めるという勇気も大切です。もし次のフライトに間に合わなくなった方が怖いです。

今回は、ちゃんと見て回ることができませんでしたが北京空港内にはショップもあるようでしたので、そこでお土産探しをするのもありです!

それぞれの素敵な乗り継ぎ時間となるよう願っています!

 

搭乗記リンク

今回の旅における搭乗記は以下の通りです。それぞれクリックで各ページに飛ぶことができます。リンクが設定されていないものについては順次公開予定です。

 

  1. 初めての大崎ー成田空港シャトルバス体験記
  2. CA920便「成田ー上海」搭乗記。機内はスマホがNG?
  3. 上海空港にて2時間乗継。沖止めの搭乗時間に注意!
  4. CA833便「上海ーパリ」搭乗記。インボラを初体験!
  5. 空港からパリ市内中心部へのおすすめアクセス方法はこれ!
  6. パリ滞在1日目〜午前〜 有名ブランド本店巡り
  7. パリ滞在1日目〜午後〜 エッフェル塔とオペラ座へ
  8. パリ滞在2日目〜前半〜 第一日曜日は観光地が無料!?
  9. パリ滞在2日目〜後半〜シャンゼリゼ通り歩行者天国体験
  10. パリ滞在3日目 ルーブル美術館とお土産探しの旅
  11. CA934便「パリー北京」搭乗記。ANAマイルが積算されない!?
  12. 北京5時間乗り継ぎ/トランジット観光!いざ天安門へ(当記事)
  13. CA183便「北京ー羽田」搭乗記。ファイナルフライト
  14. 2泊3日パリ旅のまとめ

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