世界の二大航空機製造メーカーといえば「ボーイング社」と「エアバス社」。
そんなボーイング社の巨大工場がアメリカ・シアトルにあります!その名も「エバレット工場(Future of Flight)」。
容積が「世界最大」とギネスブックにも認定されるボーイング・エバレット工場は、B787・B777・B767・B747など日本でもおなじみの航空機を製造していて、有料ですが工場見学も可能!
せっかくシアトルに行ったら、飛行機の好きの方はぜひ訪れたいスポットの一つですよね。
当記事でそんなボーイング・エバレット工場へのシアトル中心地からの最安ルート、路線バスで行く方法を実際に乗ってみた様子とともにご紹介します!
ボーイング エバレット工場に路線バスで行く方法
それではまずは、答え合わせ(結論)から。
シアトル中心地からボーイングエバレット工場に路線バスで行く方法や実際に利用した感想をまとめると、以下の通りとなります。
- シアトル中心地→バス乗継→工場最寄りバス停→徒歩15分
- 最寄りバス停からも急な上り坂
- 片道2.75ドル、往復5.5ドル(orcaが便利)
- 所要時間90〜120分
- とりあえず雰囲気だけでも楽しみたいという方にオススメ
- 安さゆえ、乗継や徒歩が面倒
- オプショナルツアー参加の余裕があるならツアーが無難でラク
- Uber、Lyftなら片道45ドル前後(約30〜40分)
- 工場見学は必ず予約をしてから訪問を
- ボーイングが75ドルで送迎+見学ツアープランを販売
シアトル中心地から、郊外のボーイングエバレット工場に路線バスで行こうと思ったら「バスの乗継」が必要です!
乗継自体は分かりやすいターミナル内(Lynnwood Transit Center)での乗継なので簡単ですが、面倒と言われればその通りですね・・・。
一番コスパがいいのは、ボーイングが自社で提供する75ドルの往復送迎+工場見学プラン。ボーイングの公式HPから申し込み可能です。
やりとりはオール英語になりますが、次はこちらを利用してみようと思っています。
UberやLyftなどの配車アプリを使うと30〜40分で到着できるところ、最短でもシアトル中心地から90分程度はかかるので「安さ重視」の方は、ぜひ読み進めて詳細をチェックしてみてください!
ボーイングエバレット工場までのルート詳細
それではここからは、実際に路線バスで工場を訪問した様子をご紹介しながら詳細を解説して行きますね!
まずはルートから。
- シアトル中心地からLynnwood Transit Centerへ
- Lynnwood Transit Centerでバス乗継
- 113番バスMukilteo行き乗車
- 工場最寄り「Hwy 525 & 84th St SW」で下車
- 徒歩15分
まず、シアトル中心地からバスに乗って「Lynnwood Transit Center」を目指します。
今回は日本人に人気のホテルということで宿泊していた「ウェスティンシアトル」から512番のバスに乗って、Lynnwood Transit Center向かいました。
これは宿泊先や出発先によって異なると思うので、GoogleマップなどでLynnwood Transit Centerを検索して、何番のバスに乗れば到着できるのか調べてみましょう。
ちなみに・・・この際にLynnwood Transit Centerまで電車やバスの乗継が発生する場合には、時間や手間がかかりすぎるので個人的にはオススメできません。
バス料金:交通系IC「orca(オルカカード)」が便利
日本の交通系IC「スイカ」や「パスモ」のように、シアトルにも「orca(オルカカード)」という交通系ICが用意されており、日本と同じ感覚でチャージして利用できるので、利用をオススメします!
やっぱり現金のやりとりだとお釣りの用意がないという場合もありますし、乗継時の計算なども面倒です。
シアトル空港→市内へ移動する際などに駅で購入できますので、ボーイング工場をバスで訪問予定の方は多めにチャージしておきましょう!
工場とシアトル中心地を往復バス利用する場合には、往復5.5ドルでOKです!
ちなみにバス以外の方法も検討するという方は、以下の通りとなります。
- 路線バス:往復5.5ドル+工場見学代金大人25ドル
- ボーイング公式プラン:往復車+工場見学代込み75ドル(全編英語)
- Uber、Lyftなどの配車アプリタクシー:往復90ドル+工場見学代金大人25ドル
- ベルトラなどのオプショナルツアー:往復車+工場見学代込み130ドル〜(プランによっては全編日本語)
Lynnwood Transit Centerでバス乗継
「orca(オルカカード)」をゲットしたら、実際にバスに乗って移動を開始します。
今回のケースであれば、市内から512番のバスに乗って30分ほど走ると乗継スポットの「Lynnwood Transit Center」に到着しました。
この日は多くの方が降りたので分かりやすかったですが、不安な方はGoogleマップなどで現在地を追いかけておくのがベターですね!
Lynnwood Transit Centerに到着したら、ボーイングエバレット工場方面に向かう「113番」バス停を探しましょう。
Lynnwood Transit Centerからはこの113番バスの1路線のみです!113番バスは30分に一本くらいの頻度で運行しているので、最大30分程度バス停でバスを待つことになる可能性があります。
冬の寒い時期はかなり厳しいかもしれないですね・・!
今回は幸運にもすぐにバスが来たので、乗り込んでボーイングエバレット工場を目指します。
ボーイング工場最寄りのバス停はHwy 525 & 84th St SW
Lynnwood Transit Centerからバスに揺られること約40分、ボーイングエバレット工場最寄りのバス停「Hwy 525 & 84th St SW」に到着します。
工場が近くなってくると、ボーイングの敷地を示す看板がちらっと見えたりするたびにテンション上がりました!
Hwy 525 & 84th St SWに向かう際の注意点としては、途中のバス停で降りる人が少ないことが多く、お知らせをしないバス停はどんどん通過して行きます。
しかも僕が乗ったバスのドライバーは結構なかっ飛ばしスタイルだったので、危うく自分の降りるバス停を通り過ぎてしまうところでした笑。
Lynnwood Transit CenterからHwy 525 & 84th St SWへ向かう際は、マップをみながら位置をチェックするのがオススメ!
Googleマップならバス停まで図で表示されるので、次は自分の降りるところだなとか分かりやすいですよ!
最寄りバス停周辺の様子
最寄りバス停周辺には、セブンイレブン・ガソリンスタンド・Tacobellなどがあります。
ガソリンスタンドを目印にするといいとネットに書いてあった通りでした!
余談ですが・・・・物価の高いアメリカにおいて数百円でタコスが食べられるタコベル、美味しいのでオススメです!今回僕も帰る前に利用して、食べてみました!
最寄りバス停からは急な登り坂を徒歩15分
バスを乗り継いで、やっとボーイング工場最寄りのバス停に到着したわけですが、工場到着へはまだもう一つ試練が残っています。
「急な登り坂」です。
写真だとなかなか伝わりづらいかもしれませんが、かなり急ですので足腰の悪い方、荷物の多い方、お子さま連れはなかなか厳しいと思います。オススメできません。
なんとか登り切るともう工場は目の前です。エントランスが見えてきて、ボーイング・エバレット工場(Future of Flight)に到着します!!!!!
到着した際の達成感半端なかったです笑。
工場見学ツアーはネットで必ず予約を!
さて、今回ようやっとシアトルにあるボーイングエバレット工場に到着をして、工場見学をしようと思ったわけですが・・・・なんと「ソールドアウト(売切れ)」!!!!
そんなことあるーーーーーー!?!?!?せっかくここまで来たのに・・・・。
シアトルを出発する頃に、午後の見学ツアーはガラガラだったので面倒だし現地で申し込めばいいやーなんて思っていたら、工場見学できませんでした。泣ける。
みなさまはくれぐれもご注意を。WEBで予約可能です。
ショップや展示スペースは入場可能
ただ見学ツアーに参加しないと何も見れないかというとそうではなくて、限定グッズが手に入るショップや展示スペースは入場して、見学可能です。
ボーイングを導入している航空会社が紹介されていたり、777xなどの最新機種が紹介されていたり、フライトタグが手に入ったりとオススメですのでぜひこちらもチェックしてみましょう!
まとめ
今日は、シアトル中心地からボーイングエバレット工場に路線バスで行く方法を解説して来ました!
- シアトル中心地→バス乗継→工場最寄りバス停→徒歩15分
- 最寄りバス停からも急な上り坂
- 片道2.75ドル、往復5.5ドル
- 所要時間90〜120分
- とりあえず雰囲気だけでも楽しみたいという方にオススメ
- 安さゆえ、乗継や徒歩が面倒
- オプショナルツアー参加の余裕があるならツアーが無難でラク
- Uber、Lyftなら片道45ドル前後(約30〜40分)
- 工場見学は必ず予約をしてから訪問を
シアトル中心地から、郊外のボーイングエバレット工場に路線バスで行こうと思ったら「バスの乗継」が必要です!
個人的に一番コスパがいいのは、ボーイングが自社で提供する75ドルの往復送迎+工場見学プランだと思うので、やりとりはオール英語になりますがボーイングの公式HPから申し込み可能ですのでチェックしてみましょう!
日本語が安心という方は、日本語に対応してオプショナルツアーということになりますが、最安130ドルからとなっていますので割高です。お好みのプランを選択してみましょう!それでは!