SFC修行とは。初めてANA SFC修行を聞いた方に向けて全解説します
2019/02/13

「SFC修行」「陸マイラー」などの言葉を初めて聞いた方の初心者向け解説ページを作成してみました。
このページを1ページ読むとSFC修行とは何なのかという概要が理解できると思いますので、興味を持った方はそれぞれの詳細ページへ読み進んでみてください。
最後には2018年にSFC修行を考えている方向けの解説ページのリンクも記載しました。ぜひうまく活用してSFC修行を乗り切って行きましょう!(参考:2018年SFC修行まとめ)
Wellcome on board "ANA"!!
Contents/目次
ANAの上級会員制度について
ANAは、飛行機搭乗実績に応じてもらえる「PP/プレミアムポイント」数によって上級会員のステータスを付与しています。上級会員のステータスは、プレミアムポイント数が増えるほどランクアップしていく仕組みとなっています。
- 年間3万PP以上:ブロンズ会員
- 年間5万PP以上:プラチナ会員
- 年間10万PP以上:ダイヤモンド会員
ANA上級会員のメリットについて
ANA上級会員「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」それぞれのステータスには、様々な特典が用意されています。
抜粋してまとめてみたいと思います。
ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | ||
ラウンジ利用
|
ANA SUITE LOUNGE | × | × | ○ |
ANA LOUNGE | × | ○ | ○ | |
特典航空券の優先
|
国際線 | × | ○ | ○ |
国内線 | × | × | ○ | |
座席のアップグレード | ○ | ○ | ○ | |
空席待ちの優先 | ○ | ○ | ○ | |
プレミアムエコノミーへ無料変更 | × | ○ | ○ | |
専用保安検査場の利用 | × | ○ | ○ | |
優先搭乗の利用 | × | ○ | ○ | |
国内線予約の先行受付 | × | ○ | ○ |
ご覧のようにANAでは、ブロンズ→プラチナ→ダイヤモンドとステータスが上がるごとに利用できる特典が増えていく仕組みとなっています。
利用できる特典数でいうと、特にブロンズ→プラチナの差が大きく、上級会員の大きなメリットである「ANAラウンジの利用」やマイルを使った「特典航空券の優先」をブロンズでは活用できないため、プラチナステータス以上を獲得することが求められます。
しかし、このANA上級会員制度は一度獲得すれば一生涯ステータスが維持されるというものではありません。1年単位で毎年更新となるため、2017年ダイヤモンド会員になったとしても、その後飛行機に乗らなければ2018年には「上級会員ステータスなし」という形になってしまいます。
ここにANA上級会員制度の難しさがあります。そこで登場するのが今日ご紹介する「ANAスーパーフライヤーズカード」です。
ANAスーパーフライヤーズカードとは
ANA スーパーフライヤーズカード(通称:SFC)は、プラチナ会員またはダイヤモンド会員を取得した年だけに申し込みが可能な特別なANAカードで、一度入会すると以後、一生涯に渡ってプラチナ会員とほぼ同等の特典を維持することができます。
通常1年ごとに更新となるはずのANA上級会員のステータスが、SFCに入会すると飛行機に乗らなくても毎年ANAの上級会員として扱われる・・・ANAスーパーフライヤーズカードはそんな非常に価値の高いカードとなっています。
SFCの種類や詳細については下記記事が詳しいです。
ANAの上級会員になりたいと考えている方であれば誰でも申し込みをしたいと考えるカードですが、問題点としてはプラチナ会員またはダイヤモンド会員でなければ申し込みをすることができないということです。
ANA上級会員として扱われるSFCに申し込みをするためには、一度は必ずプラチナ会員以上を自力で獲得しなければいけません。これは簡単なことではありません。
そこで生まれたのが、「SFC修行」という新たな言葉です。
SFC修行とは
SFC修行とは、ANAの上級会員のみが保有できるスーパーフライヤーズカードの申し込み条件をクリアするために、たくさん飛行機に乗ることを指します。
SFCとは・・・
- S:スーパー
- F:フライヤーズ
- C:カード
以上の3レターの頭文字をとった表現で、全日空/ANAの会員制度において限られた人のみが獲得できるカードのことです。(JALにも同じ上級会員制度があり「JGC」JALグローバルクラブといいます(JGC修行)。)
年会費こそかかりますがSFCは一度保有・維持することで、半永久的にANAの上級会員と同等の優遇を受けることができます。
たった1年しかANAの上級会員条件を満たすことができなかったとしても、その際にこのカードを手に入れることができれば翌年以降条件を一度もクリアすることができなくてもずっとANA上級会員と同等の扱いになります。
SFCにはいくつかの種類がありますが、ここでは長くなりすぎてしまうので割愛します。SFCの種類についてはこちらの記事をご覧ください。
先ほど述べた通りSFCは誰でも保有できるわけではありません。”ある一定条件”を満たしていなければ一般の方は申し込みすらすることが出来ません。
2017年現在ANAマイレージクラブの会員は約3,000万人ですが、取得条件を満たしてSFCを所有している方は全体の1%未満と言われています。
この数字から本当に限られた人のみが所有することができる会員資格ということがお分かりになるかと思います。
近年はSFCメリットの周知が広がり、会員資格を獲得に向けて挑戦をする人が増えています。
SFCの特典について
全体の1%しか保有していないSFCを保有するとどのような特典・サービスを受けることが出来るのでしょうか。
ANAではSFC会員に様々な特典が提供されています。ざっと一覧で見てみたいと思います。
- プレミアムメンバー専用デスクの利用
- ANAラウンジの利用
- 座席クラスのアップグレード
- 国際線プレミアムエコノミークラスへの無料アップグレード
- 座席指定の優先
- 空席待ちの優先
- 国際線特典航空券の優先
- 優先チェックカウンターの利用
- 手荷物受け取りの優先
- 手荷物個数や重さ制限の優待
- 専用保安検査場の利用
- 優先搭乗の利用
- 提携駐車場料金優待と予約の優先
- 35〜50%のボーナスマイル
- ANA SKYコインへの交換レートアップ
- アップグレードポイント付与
- SFC限定ネームタグプレゼント
- 会員限定カレンダーなどグッズプレゼント
- 年3回会員限定誌送付
基本的に何もするにも優先特典を受けることが可能と覚えておいて間違いありません。
特に近年人気が集まっているホノルル路線などは、特典航空券が本当に取りづらくなっていますのでSFCを保有することで少しでもその状況を緩和することができるのは大きな特典です。
何より全体の1%しか保有していないステータスを保有できるパワーは大きいです。
SFC取得条件について
そんな様々な特典を受けることができるSFCに申し込む資格を得るためには「1年間にたくさんANAの飛行機に乗る必要性」があります。
具体的にどのぐらい乗ればいいのかということについては、後ほど詳しくお伝えすることとして、先ほどご紹介した通りANAマイレージクラブ会員の1%しか取得資格がないわけですので、毎年夏と冬の長期休みに家族や友人と旅行へ行きますという位ではSFCを取得することができません。
SFC取得までは一般の方の感覚からすると、たくさん飛行機に乗らなければいけないために決して簡単な道のりではないことから”修行”という言葉が用いられてSFC修行という表現がされています。
プレミアムポイントについて
では、SFC取得には具体的にどのぐらい飛行機に乗ればいいのか。
ANAでは飛行機に乗るたびに「マイル」と「プレミアムポイント」という2つのポイントを付与しています。
マイルは日常的にも耳にする機会があるので、イメージすることができるかと思いますがプレミアムポイントは初めて聞く方もいるかもしれません。
プレミアムポイントは略してPPと表記することもあります。
「マイル」と「プレミアムポイント」の2者には決定的な違いがあり、それを理解することでプレミアムポイントがどういうものなのかが理解できるかと思います。
- マイル:ショッピング利用時など地上でも貯められる
- プレミアムポイント:飛行機搭乗時のみ貯められる
ショッピングや、クレジットカード利用時などに貯められるのがマイルですが、プレミアムポイントは飛行機に乗らなければ獲得することができません。
そしてスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得する為には、飛行機搭乗しなければもらえないこの「プレミアムポイント」を稼いで積み上げていかなければいけません。
プレミアムポイントの貯め方
ANAプレミアムポイントを稼いでいく為には2つの方法があります。
- ANA運行便を利用する
- スターアライアンス加盟航空会社を利用する
ANAはスターアライアンスという世界最大規模のグループに所属しています。(JALはワンワールドに加盟)
スターアライアンスに加盟する航空会社は
- ユナイテッド航空
- エアカナダ
- シンガポール航空
- 中国国際航空
- ルフトハンザドイツ航空
などフラッグ・キャリアと呼ばれる一国を代表する有名な航空会社ばかりとなっています。
これらの航空会社はANAマイレージクラブのように、それぞれのマイレージシステムを持っていますが同じスターアライアンス加盟会社として様々な提携を実施しており、現在ではスターアライアンス加盟航空会社を利用することでANAマイル・プレミアムポイントを積算することができるようになっています。
例えば、僕は2017年11月に中国国際航空を使って「東京ーパリ」を往復しようと計画しています。
本来であれば貯まるのは、利用する中国国際航空のマイレージですがチェックイン時にANAカードを提示することでANAマイル、そしてスーパーフライヤーズカード(SFC)取得に必要なプレミアムポイントを稼ぐことができるというわけです。
SFCまでの必要プレミアムポイント数
SFCを取得する為には搭乗時にもらえる「プレミアムポイント」を50,000ポイント集めなければいけません。
50,000PPはANAの会員制度においてプラチナ会員というランクになります。
プラチナ会員になることができなければSFCを獲得することはできません。
しかも3年間の有効期限が設定されているマイルとは対照に、プレミアムポイントは1年間ごとに0リセットされてしまいます。
49,999プレミアムポイントを獲得していて、あと1ポイントでSFCカード取得の条件をクリアできる状況にあったとしても12月31日の年末を超えて、1月1日になった瞬間にプレミアムポイントは「0(ゼロ)」になってしまいます。
これが全体の1%しかSFCカードを取得できない理由だと僕は感じています。
数年間で50,000プレミアムポイントを稼げればいい、という条件であればいいのですが1年間という期間限定になると難しさがグッと増しているのが今のANA/SFCの取得条件になっています。
また先ほど、スターアライアンス加盟航空会社利用時にもマイルやプレミアムポイントが貯められるということをお伝えしましたが、50,000プレミアムポイントのうち半分に当たる25,000PPはANA運行便でなければならないという決まりがあります。
スターアライアンス加盟航空会社で、半分以上プレミアムポイントを貯めてしまうと50,000プレミアムポイントを超えていてもSFCを取得することができません。
要は何が言いたいかというとメインはANAの飛行機に乗りながら、時にマイレージプログラムを提携している航空会社に乗るなどして50,000プレミアムポイントを稼ぐ賢さが求められるということです。
もちろん、全てANA運行便で50,000プレミアムポイントを稼ぐことができれば、それに勝るものはありません。
獲得プレミアムポイント一例
それでは実際にANAの飛行機に乗ると、どのぐらいのPPがもらえるのかということを例を交えてご紹介したいと思います。
- 飛行距離が短い:獲得マイル/PPが少ない
- 飛行距離が長い:獲得マイル/PPが多い
まず初めにこの概念を把握しましょう。
計算式等はここでは割愛するとして、基本的に距離が長くなるほど搭乗した際にもらえるマイルやプレミアムポイントが多いので、できるだけ距離が長い路線に乗った方が目標の50,000PPまでいち早く到達することができます。
よってSFC修行では、
- 東京ー沖縄
- 東京ー石垣
- 沖縄ー札幌
などといった路線が重宝されます。
特に利用する方が多いのが「東京ー沖縄」路線です。
距離が遠いので一度に効率的にPPを獲得できる上、便数が多いのでスケジュール調整も容易なためSFC修行をする方にとても人気があります。
東京ー沖縄(那覇)路線のエコノミークラスに搭乗すると、片道で1,467PP/往復2,934PPを獲得することができます。
単純計算ですがSFCに申し込むことができる50,000PPまでは、東京ー沖縄を約17往復しなければSFCに申し込むことができません。
とてもハードルが高いです。
そこでSFC修行をしている方はちょっとした技を使って工夫して50,000プレミアムポイントを目指す方法があります。
ANAプレミアムクラスについて
そのちょっとした技とはエコノミークラスの1ランク上「プレミアムクラス」に搭乗するという方法です。
ANAプレミアムクラスはANA国内線における最上位クラスになります。
国内最上位クラスのANAプレミアムクラスを利用することで、様々なメリットを受けることができます。
空港到着〜搭乗まで
- 専用チェックイン/保安検査場が利用可能(ANA PREMIUM CHECK-IN)
- 手荷物は40Kgまで無料で預け入れ可能
- 荷物にはPriorityタグが装着される
- ANAラウンジを利用可能
- 優先搭乗ができる
Premium Check-Inに関しては利用できる空港に限りがあります。新千歳(札幌)、羽田、伊丹、福岡空港にて利用することが可能です。
また何と言ってもANAラウンジを利用できる点は大きな特典です。Premiumクラス利用する本人に加えて同行する1名の2名まで利用することができます。
搭乗後〜機内〜到着後
- 前の方が気にならないくらい間隔が広いシート
- 長時間フライトも疲れない快適シート
- 電源・USBポート完備(機材による)
- Premiumクラス専用の食事が提供される
- スパークリングワインを含むアルコール類の提供
- 最優先に降機することができる
- 一度にたくさんのPPを獲得することができる
通常、国内線では食事は提供されませんがプレミアムクラスは違います。時間帯や季節に応じた特別な食事が提供されます。
様々な特典が用意されていますがその中でも、でも特に同じ旅程で稼ぐことができるPP数が増加するということがSFC修行においては重要なメリットになります。
先ほどご紹介した東京ー沖縄路線と同じ路線の獲得PPは、ANAプレミアムクラスだと片道2,860/往復5,720PPとなります。
50,000PPまで約8.7往復で到達です。
年間8往復は、仕事などで訪問する機会がある方は別として通常なかなかそこまでの回数乗る方はいないと思いますが、それでもエコノミークラスの17往復に比べれば圧倒的に効率が良く、現実的になってくるのでプレミアムクラスを利用してSFC修行をする方が多い、というのが今のSFC修行状況になります。
例えば通常の旅行では考えられませんが1日に「東京ー沖縄」を飛行機で2往復するわけです。そうすると1日で4便分のプレミアムポイントを稼ぐことができますよね。
実際に僕も2017年1月1日に「東京ー沖縄」をプレミアムクラスとエコノミークラスでそれぞれ1往復ずつ、計1日2往復を経験してみました。
いわゆるこれを”修行”と呼んでいるのです。
通常であれば、そこまで行かないけれどもSFCのために飛行機に乗って様々な地を訪問して、プレミアムポイントを稼いでいます。
修行にかける時間は様々。
SFC修行はプレミアムポイントがゼロリセットされてしまう1年間のうちに行えばいいのですが、ペースは本当に人それぞれです。
- 1日に何便も乗って修行する方
- 土日のみを使って修行する方
- 4月に50,000PPに到達する方
- 12月に50,000PPに到達する方
金子みすゞさんの「みんな違ってみんないい」状態なわけです。
自分の仕事などと相談もしながらペースを決めて計画して、それぞれの修行プランを実行しています。
僕も航空券を安く抑えることができた2017年1月1日に「東京ー沖縄」を2往復して一気にPPを稼ぎましたが、その後はなかなか思い描く価格で航空券が確保できなかったので少しペースダウンして50,000PPに到達するのは12月の予定です。
SFC修行に必要なお金について
SFC修行は飛行機に乗ることで成立しますので、飛行機に乗るためには最低でも50,000プレミアムポイントを獲得できるまでの資金が必要になります。
ひたすら「東京ー沖縄」路線を往復する方もいれば、様々な地を訪問する方もいますし、海外に行って一気にPPを稼ぐ方もいますので一概にこの金額というのは言えませんが平均すると以下の価格帯になるかと思います。
- 価格重視:30万円台
- 平均:40万円前後
- 楽しさ重視:50万〜70万程度
平均は40万円前後で、目指すべきは30万円台、価格よりも行ったことがないところや路線を重視して考えた場合は50万前後になってくるというのが、ここまで様々な方の金額を聞いていて僕が感じている相場です。
はじめまして。
私はエアチャイナを絡めて30ぐらいを予定してます。
まだギャラクシーしか予約してないですが...— lune (@blue_moon_lune) January 29, 2017
60万くらいですかね?どうしても仕事が高くなってしまうので…
— うさ (@kultyoisg) January 29, 2017
国内で38で終わる予定です💦
— かーくん (@kakunanasfc) January 29, 2017
私はドメ専で約39です。ソラチカ渋滞で間に合わず、半分くらいしかコインで補充できてない( ´¬`)
— ひとり (@hitorigirai) January 29, 2017
40万円というと1年間に旅行にかけるお金としては高めですよね。
僕も20代サラリーマンとして、そこまで貯金があるわけではありませんのでそこまで出せる余裕はありません。
きっと僕と同じようにSFC修行をするにはお金の問題がある、という方がたくさんいるかと思います。
でも大丈夫です!
多くの方が自分のお金はほとんど使わずに、航空券を購入しSFC修行をしています。
要は自分で持ち出しのお金をかけることなくSFCを取得しているのです。
そのカラクリは説明が必要ですので、こちらの記事をご覧ください。
ざっくり説明するとポイントサイトで稼いだポイントをANAマイルに変えて航空券を購入しています。
ポイントサイトのポイントはほとんどお金をかけることなく貯めることが可能なので、実質的にみなさんお金をかけることなく航空券を購入して、通常数十万取得までかかるSFCをほとんどお金をかけることなくゲットします。
Twitterで交流させていただいている農夫さん(@noufu_tabideru)もSFC修行にかかる52万円のうち、9割はポイントサイトなどで稼いだマイルからの支払い、1割自己負担でSFCを取得されるようです。
52万の予定です。
9割スカイコイン1割負担ですね— 農夫 (@noufu_tabideru) January 29, 2017
ただ、僕は最初この話を聞いた時
- そんな上手い話は世の中にない
- なんか怪しそうだし難しそう
- 自分にはできない
としか思えなかったので、今同じ気持ちの別に無理して始める必要は全くないです。
僕も期間おいて2回ほど、そういうことが出来るということを知ったのですが2回目とも「やめとこー」と思って、また半年くらい経った時に彼女ができて旅行に行きたいなと感じた時にふと思い出して3回目でようやく踏み出しました。
そして実質無料で航空券をプレゼントしてあげました。
なので今、踏み出せない方は無理することはありません。
頭の片隅にそういうことがあったなーと置いておくだけで全然OKです。もししばらくしてやっぱりマイル貯めたいなと思ったら是非戻ってきて先ほどご紹介したこちらの記事読んでみてください。
そしてもしその時に、挑戦してみようかなと思ったら僕らの仲間入りです。
仲間はたくさんいます。
Twitterで「SFC修行」と検索してみてください。日々その方法を使って飛行機に乗るみなさんの姿が見つかると思います。毎日誰かしらが飛行機に乗っています笑。
これから沖縄2往復目行ってきます!
— Halohalo@SFCマイラー (@halohalo_ana) January 1, 2017
これは冗談のような本当の話です。
SFCが不要という方へ
別にSFC欲しいけどポイントサイトやりたくないな、という方は自分のキャッシュ(現金)で50,000PPの条件をクリアしてもいいわけですし、賢い方は気がついたかもしれませんが「別にそんなステータスはいらないな。」という方はSFCを絶対取得する必要なんてないわけですよね。
多くの方がポイントサイトのポイントを使ってSFC修行をするということは、イコールで多くの方が数ヶ月で(僕の場合5ヶ月)平均額の40万円分くらいはポイントをポイントサイトで稼いでいるということなので同じようにポイントを稼いでから、マイルへ移行して40万円分の自分の好きな旅行に使う航空券にしてしまえばいいわけです。
余談ですが、そのように飛行機に乗らずしてマイルを貯めている方を業界用語で「陸マイラー」と言います。
陸マイラーの皆さんは、ポイントサイトなどで貯めたポイントをマイルへ変えて航空券を取得することで家族旅行を実質無料で行ったり、ビジネスクラスやファーストクラスで世界一周をしている方もいます。色とりどりです。
SFCが不要という方は、SFC修行をする必要がないのでその浮いた分のポイントを使って思い思いの航空券をゲットしてしまいましょう。
ポイントサイトのポイント→ANAマイル→航空券の流れですが、ポイントのサイトのポイントは現金化して自分の銀行口座に振り込むこともできますので、貯めておいて本当に損はありません。
SFC修行まとめ
最後にSFC修行とは何のなのか、SFC修行のメリット、デメリットをまとめます。
SFC修行とは「スーパーフライヤーズカードを手に入れるために年間50,000PPを目指して飛行機にたくさん乗ること」です。
SFC修行メリット
- 5万PP到達でSFC申し込みをすることができる
- 飛行機に乗ることができる
- プラン次第で様々な地を訪れることができる
- 航空業界に詳しくなれる
SFC修行デメリット
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 欠航などにより仕事に支障が出る可能性がある
欠航はどうしようもない部分があるので事前に天候を確認するほかありませんが、お金と時間という部分に関しては繰り返しになりますが解消することが可能です。
また、2018年SFC修行を考えている方はこちらのページで、2018年にSFC修行を考えている方向けに解説していますのでおすすめです。
2017年SFC修行記リンク
下記リンクをクリックするとそれぞれの搭乗記をご覧いただけます。
2017年1月1日
1. ANA461便:羽田ー沖縄Pクラス / 2017SFC修行開幕
2. ANA994便:沖縄ー羽田Pクラス / フライト遅延発生
3. ANA473便:羽田ー沖縄エコノミー / 保安検査締め切り間に合わず
4. ANA478便:沖縄ー羽田エコノミー / 初めての非常口席
2017年5月7日(GW最終日)
5. ANA475便:羽田ー沖縄エコノミー/GW最終日の空港の様子
6. ANA478便:沖縄ー羽田エコノミー/GW明けガラガラのフライト
2017年7月18日
7. ANA999便:羽田ー沖縄エコノミー/羽田ー那覇深夜便がおすすめの理由
8. ANA1000便:沖縄ー羽田エコノミー/日の出フライトの様子。
2017年7月19日
9. ANA999便:羽田ー沖縄エコノミー/2日連続のギャラクシーフライト
10. ANA1000便:沖縄ー羽田エコノミー/那覇空港の深夜営業状況
2017年8月6日〜10日
11. ANA089便:羽田ー石垣Pクラス/台風直撃フライトの行方
12. ANA092便:石垣ー羽田エコノミー/国内乗継で価格は5,000円
13. ANA879便:羽田ーシドニー/初めてのプレミアムエコノミー
14. ANA880便:シドニー羽田プレエコ/初ブロンズフライト
15. ANA463便:羽田ー沖縄エコノミー/オーバーブッキング体験記
16. ANA478便:沖縄ー羽田Pクラス/お盆の沖縄路線の注意点とは