- 1. GA881便「成田ーデンパサール(バリ島)」搭乗記!ANA上級会員特典、家族特典まとめ
- 1.1. GA881便フライト概要
- 1.2. 利用可能なANA上級会員特典
- 1.3. GA881便搭乗レポート
- 1.4. Uber+空港バスで成田空港へ
- 1.5. 成田空港第一ターミナル北ウィングへ
- 1.6. 優先チェックインの様子
- 1.7. プライオリティタグ(手荷物優先タグ)
- 1.8. Global Wi-Fiで端末レンタル
- 1.9. 優先保安検査は利用不可
- 1.10. 出国審査は顔認証自動ゲートがスタート
- 1.11. デルタ航空スカイクラブラウンジへ
- 1.12. 成田プレミアラウンジ(NARITA PREMIER LOUNGE)
- 1.13. 搭乗口の様子(優先搭乗)
- 1.14. 4つ星エアラインの称号
- 1.15. ビジネスクラスの様子
- 1.16. エコノミークラスの様子
- 1.17. 非常口座席の様子(エクストラレッグルームシート)
- 1.18. 個人モニターはタッチパネル式
- 1.19. アメニティは充実
- 1.20. ファーストドリンクの提供
- 1.21. 機内食の様子
- 1.22. Wi-Fiは有料で利用可能
- 1.23. 着陸前にはアイスサービスあり
- 1.24. 定刻から10分ほど早く到着
- 1.25. まとめ
GA881便「成田ーデンパサール(バリ島)」搭乗記!ANA上級会員特典、家族特典まとめ
スカイチームアライアンスに加盟するガルーダインドネシア航空「成田ーデンパサール路線」に搭乗しました!
今回はいよいよ「ANAマイルで発券した特典航空券」で行くバリ島旅程です!
マイルを貯めていなかったら間違いなく実現しなかった旅行なので、期待に胸が膨らみます。
ANA SFC修行を実施して無事に獲得したスーパーフライヤーズカード(SFC)を活用しての旅になるので、ANA上級会員として家族も一緒に優先チェックインしてもらえるか?などどこまで上級会員特典が利用できるのかについてもまとめています。
スカイトラック社の5
GA881便フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:成田/11:00
- 到着地:デンパサール(バリ島)/17:40
- 飛行時間:7時間40分
- 航空会社:ガルーダインドネシア航空・ANA(全日空)・JAL(日本航空)・アエロメヒコ・アエロフロート
- 便名:GA881便・NH5471・JL5013・AM7400・SU4096
メインの運行会社はガルーダインドネシア航空・ANA(全日空)・JAL(日本航空)、それにアエロメヒコ・アエロフロートも相乗りする形のコードシェア便です。なかなかこのような形も珍しいですね。
今回は「マイルの貯め方」を実践しながら、今まで貯めてきたマイルで特典航空券を取得したので、費用は無料です。
レギュラーシーズンだったので往復35,000ANAマイルで取得することができました!
利用可能なANA上級会員特典
ANAとガルーダインドネシア航空はアライアンスこそ違いますが、提携航空会社の関係にあるため上級会員特典を利用する事ができます(一部制限あり)
- ラウンジの利用
- 優先チェックインカウンター
- 手荷物受け取りの優先
- 手荷物許容量の優待
- 優先搭乗
一人での利用ならば文句なしなのですが、今回は10名一緒に行動しますのでどこまで上級会員特典が利用できるかにもご注目を!
GA881便搭乗レポート
それでは早速ですが、GA881便「成田ーデンパサール(バリ島)」路線搭乗の様子をどうぞ!!
Uber+空港バスで成田空港へ
さて、ここからは搭乗当日のお話です。
GA881便のフライトタイムは11:00となっているため、約2時間前の09:00に成田空港に到着しました。
成田空港第一ターミナル北ウィングへ
成田空港のガルーダ航空カウンターは、第一ターミナル北ウィングAカウンターです。
一番端なので分かりやすかったです。
優先チェックインの様子
通常ANA上級会員としてガルーダインドネシア航空を利用する場合、両航空会社は提携関係にあるため「ビジネスクラスカウンターでの優先チェックイン」を利用する事ができます。
僕は「スーパーフライヤーズカード」を、保有していますので提携するガルーダインドネシア航空利用時には優先チェックインが利用可能となります。
お隣はファーストクラスチェックインカウンター。黒絨毯が敷かれていて重厚感があるチェックインカウンターでした。
プライオリティタグ(手荷物優先タグ)
ANA上級会員の方が荷物を預ける場合には、「手荷物受け取り優先サービス(プライオリティタグ)」をカバンにつけてもらえます。
ガルーダインドネシア航空の場合、預け入れ荷物は個数ではなく総重量で制限がかかります。
ファーストクラス | ビジネスクラス | エコノミークラス | |
---|---|---|---|
国際線(日本発着便) | 64kg | 64kg | 46kg |
国際線(日本発着便以外) | 50kg | 40kg | 30kg |
インドネシア国内線 | 40kg | 30kg | 20kg |
成田ーデンパサール便エコノミークラスでは46kgとなっていますが、ANAプラチナ・スーパーフライヤーズ会員の方上級会員特典として+10Kg(56kgまで)、ダイヤモンド会員の方は+20Kg(66kgまで)までの荷物にプライオリティタグをつけてもらえます。
よって今回は上級会員1名につき56kgまでプライオリティタグをつけてもらえるため、上級会員でない人の荷物も上級会員分として預け入れをすることで、預け入れ荷物全てにタグをつけてもらう事ができました。
人数が多くなる時は、一般の方も一部上級会員の恩恵を受けられるのはいいですね!
Global Wi-Fiで端末レンタル
僕は海外に行くときには、値段の安さからいつも「Global Wifi(グローバルwifi)」を利用しています。
今回も1台あたり2,500円(4G LTE 大容量プラン)で利用する事ができました。
wifi業界ではCMでもお馴染みの「イモトのWifi」も有名なので、プラン比較して利用しましょう。
優先保安検査は利用不可
荷物を預けて身軽になってWifiもゲットしたところで、保安検査へと向かいましょう。
ANA上級会員になると通常は優先保安検査場を使う事ができますが、今回利用している第一ターミナル北ウィングは「スカイチームアライアンス」の航空会社が入っているため利用できません(利用不可)。
優先検査場(SKY PRIORITY)は、スカイチームアライアンス加盟航空会社の上級会員やビジネス・ファーストクラス搭乗者が利用できます。
出国審査は顔認証自動ゲートがスタート
続いては出国審査です。
「フィリピン航空の成田ーセブ搭乗記!」でもお伝えした通り、2018年10月からは、成田空港で新たなサービスがスタートしています。
出国時に自分でパスポートを機械に設置して、顔認証をもって出国審査を完了する「顔認証ゲート」の運用です。
日本国のパスポートを持った方は流れ作業のように出国することが出来るので非常にスムーズで、出国審査にかかる時間を短縮をすることが出来ました。
以前「ANA880便シドニー羽田」便に搭乗した際にお伝えしましたが、オーストラリアなどでは外国人に対しても既に運用を開始しているのでより便利になることに期待したいですね!
デルタ航空スカイクラブラウンジへ
流れるようにあっという間に出国審査まで終える事ができて、少し時間もあるのでラウンジに向かう事にしました。
ANA上級会員の方はガルーダインドネシア航空が提携している「DELTA SKY CLUB(デルタ航空ラウンジ)」を利用する事が可能です。
ただし通常ANAラウンジでは「本人+同伴者1名まで無料」というルールになっていますが、ANA上級会員としてガルーダインドネシア航空を利用する場合には「本人のみ」しか利用する事ができません。
GA運航便にご搭乗の場合、「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員のお客様は、メンバーご本人様のみラウンジをご利用いただけます。
今回はANAマイルを使った特典航空券となっているため難しかったですが、通常購入された場合で「デルタアメックスゴールドカード」をお持ちの方は、デルタアメックスでチェックインすれば同伴者1名まで無料でラウンジを使えます。
スカイチーム上級会員として優先保安検査なども使えるのでオススメです。
「DELTA SKY CLUB(デルタ航空ラウンジ)」は、ラウンジは広々座席多めでドリンクや食事類も充実はもちろんのこと、追加料金なしでシャワールームも利用できますので必見です!
ラウンジの詳細は「成田空港デルタ航空(スカイクラブ)ラウンジレビュー」からどうぞ。
成田プレミアラウンジ(NARITA PREMIER LOUNGE)
ラウンジを出て搭乗口を向かう途中、15番搭乗口付近には「成田プレミアラウンジ」がありました。
以前はデルタ航空のラウンジがこちらにもあったのですが、2018年7月からは成田プレミアラウンジとして生まれ変わりました(リニューアルオープン)。
エティハド航空、エアフランス、KLMオランダ航空などの指定ラウンジにもなっていますので、お時間ある方はどうぞ。
搭乗口の様子(優先搭乗)
さて、いよいよ搭乗です。
ANA上級会員としてガルーダインドネシア航空を利用する場合は「優先搭乗」を利用する事ができます。
赤い絨毯の渡り廊下通って、機内へと進みます。
4つ星エアラインの称号
ガルーダインドネシア航空はスカイトラックス社の行う航空会社格付けで2015年から連続で「5つ星」を獲得しており、2016年には顧客満足度で「MOST LOVED AIRLINE(世界でもっとも愛される航空会社)」の称号を手にしました。
ビジネスクラスの様子
ビジネスクラスのシートはフルフラット型の座席になっており、最前列などは座席が隣り合っているシート設計になっていますので2人での利用にも最適です。
エコノミークラスの様子
今回利用した「B777-300ER」ではシートピッチ(81cm)と、ANAが採用している787-9の34インチ(86cm)よりは狭くなりますがそこまでの窮屈感はなかったです。
ゆっくり休みたかったのでブロック最後列を座席指定し、リクライニングを最大にして爆睡しました(多少ですが最後列は通常列に比べるとリクライニングの角度が少なかったです)。
ガルーダインドネシア航空の座席指定のコツは「ガルーダインドネシア航空の座席指定で誰でも良席を確保する方法」をご覧ください。
非常口座席の様子(エクストラレッグルームシート)
ガルーダインドネシア航空では、非常口座席および最前列の席を「エクストラレッグルームシート」と呼んでいます。
残念ながら有料です。無料では座席指定できません。
- 所要飛行時間が3時間までの国際線で予約クラスがQ / T / Vの場合:USD20.00
- 所要飛行時間が3時間を超える国際線で予約クラスがQ / T / Vの場合:USD40.00
- 所要飛行時間が3時間までの国際線で予約クラスがH / S / L / Xの場合:USD40.00
- 所要飛行時間が3時間を超える国際線で予約クラスがH / S / L / Xの場合:USD60.00
多くの方が60米ドルを支払ってアップグレードする事になりますので、往復ではなく帰り便だけというような使い方も良さそうです。
個人モニターはタッチパネル式
各座席に設置された個人モニターはタッチパネル式で、多少反応が悪かったです。
日本の映画も少なめで基本的にはハリウッド映画(日本語翻訳なし)という事と、なぜか終始行き先が「ジャカルタ」に設定されていました・・・。
アメニティは充実
離陸準備に入ると、アメニティポーチが配られました。中にはアイマスク、靴下、耳栓が入っており持ち帰り自由です。
嬉しいサービスですね!
それからポーチと同じくらいのタイミングで、ペットボトルのお水もすぐに配られました。
アメニティというところでは、トイレにボディローションや歯ブラシも用意されています。
食後は混雑していたので時間をずらして利用することをオススメします。
ファーストドリンクの提供
離陸して安定飛行に入るとファーストドリンクの提供が始まりました。
バリ島(インドネシア)の有名なビールといえば「BINTAN(ビンタン)」ということで、機内でもビールをいただきました。
スッキリとした味で飲みやすく、ついつい飲みすぎてしまいました・・・!
機内食の様子
機内食は「和食か洋食」の選択だったので、妻と二人で1つずつもらいました。
味は個人的には洋食の方が美味しかったですが・・・・もう少し改善に期待ですね!和食のお蕎麦が伸びきっていることが残念!
Wi-Fiは有料で利用可能
1時間利用 | 11.95米ドル |
3時間利用 | 16.95米ドル |
24時間利用 | 21.95米ドル |
20MBまでの利用 | 5米ドル |
「B777-300ER」の機内では、上記料金を支払う事でWi-Fiサービスも利用する事が可能です。
着陸前にはアイスサービスあり
現地到着まで残り1.5時間になったころ、アイスクリームの提供が始まりました。
個人的に大好きな「明治エッセルスーパーカップ」だったので、これにはテンション上がりました!
アイスを食べ終わると着陸準備へと移っていきます。
定刻から10分ほど早く到着
大きなトラブルなく、無事にデンパサール国際空港(DPS)に到着しました。
この日は快晴で30度ということで暑いくらいの気候でした。
航空会社の名前にもなっていて、インド神話に登場する神鳥「ガルダ」がお出迎え。
2013年にリニューアルされたというデンパサール空港は、非常に綺麗で清潔感があるターミナルでした。
海外では並ぶイメージのある入国審査も、ほとんど並ぶことなく通過する事ができました。
まとめ
GA881便、成田ーデンパサール(バリ島)路線の搭乗記をお届けしてきました。
ANA SFC修行をして「スーパーフライヤーズカード」を手に入れたことで優先チェックインカウンター、それからラウンジ・優先搭乗と、空の旅の快適度が向上しています。
今回は複数人が一緒に動く旅程でしたが、どこまで上級会員の特典が使えるのか楽しみにしていましたが「優先チェックイン」「プライオリティタグ」「ラウンジ」「優先搭乗」とほとんど利用する事ができたので、大満足です。
ただし基本的にはANA上級会員の方がガルーダインドネシア航空を利用する際には、会員のみ特典を利用する事ができますのでご注意を!
特典内容的には「デルタアメックスゴールドカード」でチェックインした方がスカイチームアライアンスの上級会員として扱われて待遇が良いので、オススメです。
それでは良い旅を!