ANA優先搭乗の順番まとめ。飛行機にいち早く乗れる人はどんな人?

ANA優先搭乗の順番まとめ。飛行機にいち早く乗れる人はどんな人?

「これより優先搭乗のお客様をご案内致します。ANAダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ、スターフライヤーズゴールドメンバーのお客様、ならびに本日プレミアムクラスをご利用のお客様、◯番搭乗口よりご搭乗ください。」

 

こんなアナウンスを空港内で誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

このアナウンスが流れると数名の方が待合スペースから立ち上がって、優先搭乗を利用して機内へと進むため搭乗口へ向かいます。

正直、昔は「あの人たちはなんで先に飛行機に乗れるんだろう」と理由がわからずいつも不思議に思っていました。

その後、「全てのお客様をご案内致します」という案内の後、大勢が立ち上がって搭乗口へ向かうのですが、搭乗口は長蛇の列になることもしばしば・・・。自分も早く飛行機に乗り込みたい。

当記事では先に機内へ乗り込むことができのはどんな人なのか、どういう順番で優先搭乗は実施されているのか、といったANAの優先搭乗についてまとめたいと思います。

 

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優先搭乗とは?

 

優先搭乗とは、一般のお客様に先駆けて飛行機に搭乗できるサービスです。

飛行機への搭乗回数が多い上級会員や高齢者・障害をお持ちの方・妊婦の方などがその対象となります。

先日シドニーへ行ってきたのですが、集団客がいた関係でこれほど優先搭乗したいと思ったことはありませんでした(詳細は下記記事)。

 

 

 

ANA VISAカード
 

 

 

ANA優先搭乗の順番について

優先搭乗の中でも、最初に乗れる方、最後に乗れる方という優劣があることをご存知でしょうか。

ANAでは2014年11月1日以前とそれ以後では、機内への搭乗順番が変更になっていますでの注意が必要です。

まず従来の優先搭乗についてです。

 

  1. 事前改札搭乗
  2. 優先搭乗
  3. 一般搭乗

 

お手伝いの必要なお客様が搭乗した後、ANA上級会員(ダイヤモンド・プラチナ)ならびにスーパーフライヤーズスターアライアンスゴールドメンバー、プレミアムクラス搭乗者が搭乗します。

 

 

それが落ち着いた頃、ブロンズ会員を含む全ての乗客が機内へと案内されるシステムに2014年まではなっていました。

そして下記が2014年11月1日以後、現在も導入されている搭乗順番になります。

 

  1. 事前改札搭乗
  2. ANAダイヤモンドメンバー
  3. 優先搭乗
  4. 一般搭乗

ご覧の通り2014年以降は、1年間の搭乗回数が多く、ANAステータスの中でも最高ランクに当たる「ANAダイヤモンドメンバー」が格上げされる形で、ANAの上級会員の中でも最も早く搭乗することができるようになりました。

続いて「スーパーフライヤーズカード(SFC/クレジットカード)」「スターアライアンスゴールドメンバー」「ANAプラチナ会員」「プレミアムクラス搭乗客」が、ダイヤモンドメンバーに続いて優先搭乗をすることが可能となっています。

残念ながらプレミアムポイント30,000PPで到達できるブロンズステータスでは、優先搭乗を利用することができません。一般のお客様と一緒の順番で搭乗する形となります。

 

参考ANA実際に優先搭乗した様子はこちら!

 

2018年10月1日からグループ制に!

2018年10月追記:さらにANA優先搭乗は2018年10月1日から若干のルール変更が行われました。

 

ANA優先搭乗

 

  1. 事前改札搭乗
  2. (Group1)ANAダイヤモンドメンバー
  3. (Group2)ANAプラチナ・スーパーフライヤーズ・スターアライアンスゴールド・プレミアムクラス
  4. (Group3・4)すべてのお客様

お手伝いが必要な方々のための事前改札とダイヤモンドメンバー、プラチナメンバーなどの順番は変わらず、最後の全てのお客様の部分が座席によってグループ化され、搭乗券に記載のグループ番号順に搭乗することになりました。

以下にそれぞれの項目をご説明します。

 

 

 

 

ANA事前改札搭乗とは?

事前改札搭乗(事前改札サービス)とは身体が不自由方や妊娠中の方、ご高齢の方などを対象にした事前搭乗が可能となるサービスのことです。

具体的には・・・・

 

  • 妊娠中の方
  • 赤ちゃん/小さなお子様をお連れの方
  • お子さま一人旅の方
  • ご高齢の方
  • ペットをお連れの方

 

以上の方々が、優先搭乗の対象となります。

ただし、ここに記載のない場合でも搭乗にお手伝いが必要な場合など事前改札が認められる可能性があります。搭乗口で地上係員に伝え認められると利用できますので遠慮なく、申し出てみましょう。

費用はもちろんかかりません。

 

 

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ANA上級会員について

事前改札をご利用の方に続いて搭乗できる方は、いわゆる「ANA上級会員ならびにスターアライアンスゴールドメンバー」となります。

 

 

 

ANAでは飛行機に乗るともらえるプレミアムポイントの獲得数に応じて、ステータスランク分けをしています。

 

  • 30,000プレミアムポイント獲得:ブロンズ会員(優先搭乗対象外)
  • 50,000プレミアムポイント獲得:プラチナ会員
  • 100,000プレミアムポイント獲得:ダイヤモンド会員

 

ANAはスターアライアンスに加盟しているために、スターアライアンス加盟会社のマイレージプログラムにてスターアライアンスゴールドメンバーになっている場合もこちらの優先搭乗が対象になります。

例えば同じくスターアライアンスに加盟しているユナイテッド航空で、上級会員(スターアライアンスゴールド)となっている場合にはANA搭乗時においても、優先搭乗を利用することができます。

間違えてはいけないのはANAカードを持っていれば、誰でも優先搭乗できるというわけではないので、ご注意ください。

あくまでも、ANAカードを保有している中でもさらに上級会員に位置づけられた方が優先搭乗を利用することができます。

注意:ANAブロンズ会員ならびにスターアライアンスシルバー会員の方は残念ながら優先搭乗のご案内はありません。

参考記事:ANAブロンズ会員メリットまとめ

 

ANA優先搭乗のメリットは?

 

では、優先搭乗をすることで得られるメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

 

優越感がある

僕も優先搭乗がしたいが為にSFC修行をしたわけではありませんが、実際に優先搭乗ができるステータスになると、優越感はあります。

全員の搭乗者がゲートへ向かうといつも列ができる、あの列を回避できるのですからお得です。

関連記事:初めて優先搭乗を経験!ANA461便搭乗記

 

荷物を先に収納できる

その他、僕の場合は仕事の都合上いろいろなところに出張などで行くとお土産の数がどうしても増えてしまうので、頭上の荷物収納スペースなどをいち早く使えるというのはメリットです。

「あれ、空いてない」というような事態を避けることができ、自分の思うように使うことができるのは嬉しい点です。

 

先に窓側へ入れる

また窓側座席だった場合には、通路側の方がすでに座っていると一度立ってもらわなければいけないという事象が発生しますが、優先搭乗をして、まだがら空きの機内座席へ座るということはそういった心配をする必要もありません。

 

 

 

 

同行者の優先搭乗について

ANA985便搭乗口

 

優先搭乗については、「会員本人のみ」が適用になるために同行者がいる場合で優先搭乗資格を保有していない場合は、お連れ様は優先搭乗することができないというのが正式なルールです。

ただし、実際の現場(搭乗口)では僕もその場面を何回か見た限り、一緒に通してしまっていました。

厳密には「ステータスを持っていないお連れ様は通れない」というのが正解ですが、あくまで最終判断は地上係員に委ねられると思いますので断られてしまった場合には素直に応じましょう。

 

こちらのページに記載のルールにしたがって、ANA便に搭乗する際に、実際に優先搭乗を利用してみました!その様子は下記記事からどうぞ。

 

ぜひ優先搭乗を使って快適なフライトをお過ごしください!

以上、Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA〜!

 

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