2018年に新しくなったセブ・マクタン国際空港の第2ターミナル(国際線ターミナル)を利用して、フィリピン航空に搭乗しました!
2014年からはANAと提携航空会社になっておりコードシェア便を運行している関係で、マイルを使った特典航空券の取得も可能となっています。
しかも予約は電話予約のみ(手数料なし)で、エコノミークラスは往復20,000マイルと格安なのでぜひ狙ってみましょう!当記事ではPR436便「セブー成田」便の搭乗記をお届けします。
セブ空港のターミナルフィー、物価など空港利用時の注意点は一読を!
PR436便(NH5322便)フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:セブ/15:00
- 到着地:東京(成田)/20:30
- 飛行時間:6時間30分
- 航空会社:フィリピン航空/ANA(全日空)
- 便名:PR436便/NH5322便
- クラス:Y(エコノミー)
フィリピン航空とANAのコードシェア便PR436便に搭乗しました。
また往路の搭乗記でもお伝えした通り、ANAマイルを使った特典航空券で航空券を確保しています。往路の様子は下記からどうぞ。
特典航空券は往復20,000ANAマイル!
もちろん「マイルの貯め方」を実践しながら、今まで貯めてきたマイルで特典航空券を取得したのですが、ANAマイルを使ってフィリピン航空券の特典航空券を取得する際には「電話予約のみ」となっていることに注意が必要です。
フィリピン航空はANAと提携こそしていますがスターアライアンスに属している訳ではないため、WEB上から予約・検索ができない仕様になっているのです。
通常であれば特典航空券の予約をANAデスクに電話で依頼すると2,160円の手数料がかかりますが、フィリピン航空の場合はそもそもWEBで予約できないので手数料は免除です。
基本的にはWEB検索する方がほとんどということもあり、早めに予約すれば結構な割合で希望する日程で確保が出来そうな雰囲気でした。
成田ーセブ路線はアジア1(ZONE3)に属するため、エコノミー往復20,000マイルにて取得可能です。非常に安いですね。
「陸マイラー」としてマイルを貯めている方であれば、20,000マイルは決して難しい数字ではないですし、電話予約のみということで知っている方も少ないので狙い目です。
セブー成田エコノミークラス搭乗記
それでは、早速搭乗当日の写真を交えながら搭乗記をお届けしていきたいと思います!
セブ・マクタン国際空港の第二ターミナル(国際線ターミナル)は、2018年7月にリニューアルオープンしたばかりの新ターミナルということもあり、隅々までとても綺麗です。
以前の薄暗くて古いターミナルを知っている身としては、変わりようにただただ驚くばかりです。
簡単なボディチェックを受けて、いざターミナルに入場です。
ビジネスクラスカウンターでチェックイン!
この日のフィリピン航空カウンターも、エコノミークラスのチェックイン待機列がかなり長く伸びていました。
でも大丈夫、「ANA SFC修行」をするなどして「スーパーフライヤーズカード」を持っている方やANA上級会員の資格を持っている方は、フィリピン航空利用時にも「ビジネスクラスカウンターでの優先チェックイン」をすることができます!
全く並んでいないビジネスクラスカウンターで、サクッと搭乗手続きを終えることができました。
今回は全て機内持ち込みなので利用しませんでしたが、ANA上級会員の方が預け入れを利用する場合には「プライオリティタグ」をつけてもらえるので、到着空港の成田空港ではいち早く荷物を受け取れます。
近日中に何かトラブルがあったのか、荷物の中にライターやバッテリーなどが入っていないか何回も聞かれました。
ターミナルフィーを支払う!カードも可!
無事にチェックインが終了したら、セブ・マクタン国際空港ではターミナルフィー(出国税・空港税)として「850ペソ」を支払います。
ツアー申し込みをしてフィリピンを訪れた方も基本的にターミナルフィーは、実費で支払うことになりますのでご注意を。
以前は現金支払いのみでしたが、2018年からはクレジットカードの支払いも可能となっています。
セブ空港のターミナルフィーについては「セブ空港のターミナルフィー(出国税・空港税)まとめ」が詳しいです。合わせてご覧ください。
ターミナルフィーの支払いが終わったら、いざ出国!
免税店エリアは充実
2018年7月のターミナルリニューアルに伴って、免税品売り場もリニューアルとなりました。
タバコ、お酒、化粧品などイメージ通りの綺麗な免税品売り場が展開されていますので、最後のお買い物にも最適です。
以前のターミナルでは免税品売り場はほとんどなかったので、こちらも見違えるほど綺麗になっています。
がしかし、価格は結構高めです。フィリピン価格ならば買いなのですが日本と同等、ものによっては日本以上に高いので注意しましょう。
お土産品ショップもあり!価格は高額!
免税品の他にも、キーホルダー・マグカップなど一般的なセブのお土産品が売っているショップ(店名:momento)もあります。
品揃えはそこそこです。
がしかし、こちらも驚愕の価格設定です。
ドライマンゴーが1袋700〜800円、マグカップ2,000〜3,000円くらいと、セブの街中で売っている価格の3〜4倍くらいします。
ものによっては10倍くらいの価格設定になっているものもありました。これはいくらなんでも高すぎる。
日本でも3,000円のノーブランドマグカップって誰が買うんだろうか・・・・。
セブのお土産購入は圧倒的に街やモールのスーパーや、雑貨店での購入をオススメします。
空港は本当に高いのでオススメできません。
インフォメーションセンターの様子
高額ショップ(momento)の近くには、インフォメーションセンターがあります。
フィリピンあるあるのやる気の無さ&お客が来ても携帯をいじり続ける対応はさておき、ターミナルマップなどもありますので活用しましょう。
おしゃれバーもあり
ターミナル内には、お洒落なバー「cabin(キャビン)」もありました。
こちらのスタッフは非常に気さくで対応も良かったです。
いざ、フィリピン航空ラウンジへ
一通りターミナルのチェックを終えたところで、フィリピン航空のラウンジ「マブハイラウンジ」へと向かいます。
ANA上級会員(ダイヤモンド・プラチナ・SFC)やスターアライアンスゴールドメンバーに加えて、エティハド航空上級会員、ベトナム航空上級会員の方も利用することができます!
ラウンジはこじんまりとしてそこまで広くはなく快適さはありませんが、リニューアルしたてということもあり綺麗で、大きな窓ガラスからは駐機中の飛行機を眺めることができ、飛行機好きには嬉しい空間です。
マブハイラウンジの詳細については「フィリピン航空(マブハイラウンジ)をレポート!」からどうぞ!
※プライオリティパスをお持ちの方は「プラザプレミアムラウンジ」も利用可能です。プライオリティパスをまだお持ちでない方は「楽天プレミアムカード」を保有すると、ゲットできますので合わせて要チェック!
ラウンジから搭乗口へは所要時間5分
ラウンジでゆっくりしているとあっという間に搭乗時間になりました。
今回の搭乗口である「14B」へと向かいます。
途中には喫茶店(カフェ)や、ウォーターステーション(水汲み場)もありました。
ウォーターステーションは現地の方々を中心にマイボトルに給水していましたので、マイボトルをお持ちの方はどうぞ。
あいにく曇り空となって来ましたが、駐機している飛行機はフィリピン航空ばかりでセブならではの光景となっていました。
搭乗口「14B」の様子
今回PR436便(ANA便名:NH5322便)は、14B搭乗口を利用することになりました。
搭乗口付近の電光掲示板には、フィリピン航空の便名とANA便名が両方表示されていて分かりやすいです。
ANA上級会員は優先搭乗可能
ANA上級会員特典の方は「優先搭乗」を利用することができます。
往路では利用できなかったので、復路では利用して早めに搭乗することにしました。
機内座席の様子
成田ーセブ路線はエアバス社の「A321-200」を採用していて、エコノミークラスには3-3の並びでシートが確保されています。
シートピッチは30インチ(76cm)なので、ANAが採用している787-9の34インチ(86cm)に比べると10cmも狭いです。
往復40,000ANAマイル出すとビジネスクラスを利用できますので、40,000マイルであればビジネスクラスを利用するか、3,000円の座席アップグレードで「非常口座席」を利用するのがオススメです。
往路でエコノミークラスの不便さがわかっていたので、帰りは非常口座席にしようと思ったのですがチェックイン時には既に満席・・・・・。通常座席で帰ることになりました。
個人モニターなし。映画はmyPAL Playerアプリで!
往路便でもお伝えしましたが成田ーセブ路線では、国際線の楽しみとも言える各座席への個人モニターの設置がありません。
機上でエンターテイメントを楽しみたい方は事前に「myPAL Player」をアプリストアで検索して、ダウンロードしておきましょう。
myPAL Playerは、地上にいる時には使えませんが飛び立った後に、Wifi接続することが可能で映画や地図など一般的な個人モニターの役割を果たします。
要は各個人がお持ちのスマートフォンやタブレット端末が個人モニターに生まれ変わるという珍しい仕組みで、エンターテイメントを提供しています。
地上にいる時にアプリをダウンロードしていないと使えませんので、悪しからず。
機内食は和食か洋食の選択
帰り便は現地時間15時発(日本時間16時発)ということで、離陸から2時間ほど経つと機内食の提供が始まりました。
機内食は「和食」か「洋食」の選択。
今回は洋食「鶏肉のソテー、ブランデーとハーブ入りクリームソース」をいただきました。味はまぁまぁ。
往路のチキンよりは美味しかったです。
定刻で成田空港に到着
PR436便は、大きなトラブルなく定刻で成田空港に到着しました。
アライバル免税店は大人気
成田空港に2018年オープンした「到着者専用免税店(アライバル免税店)」を初めて見ました!
時刻は既に20時を回っていたということもありますが、大部分の商品棚から商品はなくなっており、同じ便に搭乗した方々もたくさんの方が立ち寄っていました。
まとめ
PR436便・NH5322便「セブー東京(成田)」エコノミークラス搭乗記をお伝えしてきました。
- セブ空港のターミナルフィーに注意
- セブ空港の物価に注意
- ビジネスクラスか非常口席の利用がオススメ
まず注意をしなければいけないのは、セブ空港の「ターミナルフィー」です。
2018年12月現在、850ペソが必要となっており現金またはカードでの支払いが求められますので、ご注意を。
それからセブ空港の物価にも注意が必要です。街の5倍くらいの価格帯で商品がたくさん並んでいますので値段をしっかり確認して購入しましょう。