これまで貯めてきたアラスカ航空マイルを利用してCX601便「香港ーモルディブ(マレ)」路線のビジネスクラスに搭乗してきました!
キャセイパシフィック航空の香港ーモルディブ路線は、A330-300が導入されている路線で、機材こそ古いですがフルフラットタイプのビジネスクラスを楽しむことが可能です!
日本人にも人気のハネムーンリゾート地ということで、一生に一度のモルディブ旅行!という思いで航空券を購入する方も多いのではないかと思います。
香港ーモルディブ路線は、出発時にキャセイパシフィック航空のホームグラウンドということもあって、かなり充実している香港空港のラウンジも利用することができますので、せっかくの旅行の際にはビジネスクラスオススメです!
今回搭乗したCX601便は、香港とモルディブ(マレ)を結ぶ数少ない直行便!写真とともに詳細をレビューします!!
CX601便フライト概要
それでは、まずは搭乗した今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:香港/17:20
- 到着地:モルディブ(マレ)/20:45
- 所用時間:6時間25分
- 航空会社:キャセイパシフィック航空
- 便名:CX601便
- クラス:C(ビジネスクラス)
香港とモルディブの間には時差が3時間ありますので表示上は3時間少しのフライトとなっていますが、実際は約6時間30分ほどでフライトすることができます!
ちなみにモルディブのメイン空港はモルディブ空港ではなく、マレ国際空港(MLE)またの名を「ヴェラナ国際空港」と呼ぶこともありますが、全て同じ空港のことを指しています。
こちらのマレ空港から各リゾートへボートや水上飛行機に乗って向かうことができますので、日本からモルディブの離島リゾートへ行く場合には・・・日本→マレ空港→離島リゾートというアクセス方法になります。覚えておきましょう!
キャセイパシフィック航空の香港ーモルディブ路線は、毎日運航しているわけではありません。
水曜・木曜・土曜・日曜の週4往復となっていて、便が少ないということもあって通常ダイヤ時の機種はA330-300のみ導入されています。
香港からキャセイパシフィック航空を使う場合には、この1チョイスのみ。
到着時間が夜になることから、基本的にリゾートへ向かうのは到着をした次の日になることがほとんどだと思います(詳細は宿泊するリゾートにお問い合わせください)。
今回僕も21:00前後に到着をして、空港近くに一泊をしてから次の日に宿泊予定だったシェラトンモルディブへと向かいました!
シェラトンモルディブは、マレ空港からボートで15分ほどの距離にあり、水上コテージもかなり雰囲気でしたのでオススメです!詳細は下記、宿泊記へ。
ビジネスクラス特典航空券は片道22,500マイル!
キャセイパシフィック航空の特典航空券は、いくつかの発券方法がありますが「アラスカ航空のマイルを使って発券する」これが一番お得な方法です。
東京ー香港ーアジアが片道22,500アラスカ航空マイルで発券です!
アラスカ航空マイルは日本に住んでいるとなかなか馴染みのないマイレージプログラムですが、JAL・キャセイパシフィック航空などの特典航空券をかなりお得に発券できますので、マイラーは知っておくべきプログラムの一つです。
マイルの貯め方、お得なJALビジネスクラス発券方法などの詳細は下記へ。
しかもアラスカ航空は片道発券もOK、往復ビジネスクラスである必要はなく、ビジネス+エコノミーの組み合わせも可能ですので、検討してみましょう!
今回は東京ー香港経由ーモルディブの片道ビジネスクラスを、22,500マイルで発券しました。
東京ー香港ビジネスクラスの様子は下記、搭乗記へ(がっかりシートでした・・・)。
あまり知られていない裏技としてはアラスカ航空のマイルを使うと東京ー香港ー関西、このフライトも片道のマイル数で発券できます(ただし香港滞在は24時間以内)。
大阪に行くのに、香港を経由して観光しても良いですし、ビジネスクラスに乗って世界トップクラスと言われるキャセイパシフィック航空のラウンジ巡りを楽しむのもいいですね!
日程の都合がつかなくなってしまってキャンセルしてしまったのですが、僕もこのルートは発券経験がありますのでご興味ある方はぜひ!
香港ーモルディブビジネスクラス搭乗記
それでは、ここからは実際にCX601便「香港ーモルディブ(マレ)」キャセイパシフィック航空ビジネスクラス搭乗記をお届けします!
ビジネスクラスカウンター or 乗り継ぎカウンターへ!
今回は「キャセイパシフィック航空 成田ー香港ビジネスクラス」に搭乗して、香港へ到着後乗り継ぎという形でしたので、乗り継ぎカウンターを通過してスムーズに制限エリア内に入ることができました。
香港空港は乗り継ぎ時の導線が非常にスムーズで、飛行機を降りてからあっという間に制限エリアへ進むことができます。
もし香港観光を終えて、チェックインからスタートする場合には遅くとも2時間くらい前までには空港へ到着していると、充実の空港ラウンジなどを楽しめると思いますよ!
その際には、今回はビジネスクラス利用ですのでビジネスクラスカウンターを利用して時間短縮することが可能です。
ちなみにJGC修行などをしてJAL上級会員(JMBダイヤモンドなど)になっている方や他社ワンワールド加盟航空会社の上級会員(エメラルド・サファイア)になっている方は、エコノミークラスを利用する際にもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用することができます。
上級会員の資格を持っている方は、迷わずビジネスクラスのカウンターへ進みましょう。
制限エリアのキャセイパシフィック航空ラウンジがオススメ
保安検査や出国審査などを終えて制限エリアに入ることができたら、今回はせっかくのビジネスクラス利用ですので空港ラウンジをたっぷり楽しみましょう!
キャセイパシフィック航空は、香港空港がホームグラウンドとなっていますので、制限エリア内に自社ラウンジを「THE PIER(ザ・ピア)」「THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)」「THE WING(ザ・ウイング)」「THE DECK(ザ・デッキ)」の4つも構えています!!!
中でも「THE PIER(ザ・ピア)」と「THE WING(ザ・ウイング)」は、世界トップクラスのビジネスクラスラウンジと言われているほど、設備が充実していますので訪問をオススメします!!
というか、せっかく香港に行ってキャセイパシフィック航空のラウンジを利用しないのは非常にもったいないです!!!
オススメ2つのラウンジの様子は、下記記事で詳しくレポートしていますのでぜひチェックしてみましょう!搭乗口に近いどちらかのラウンジを利用するのもいいですね!
もちろんお時間ある方は、4つ全てのラウンジをホッピングしてみるのもいいですね!
それならば保安検査場付近にあって、キャセイパシフィック航空と同じワンワールドアライアンスに加盟するカンタス航空のラウンジも非常にいいラウンジで、JAL指定ラウンジとなっていますのでオススメです!
今回は時間いっぱいまでキャセイパシフィック航空のラウンジやカンタス航空のラウンジでゆっくり過ごしました。
定刻で機内へ!A330にいざ搭乗!
空港ラウンジで過ごしていると時が過ぎるのは本当にあっという間で、搭乗時刻に。
今回は香港空港の搭乗口「4」番が指定の搭乗口となっていました。キャセイパシフィック航空のラウンジでいうと、「THE WING(ザ・ウイング)」のすぐ近くです。
電光掲示板にはモルディブではなく「MALE」表記になっていますね!
ビジネスクラス搭乗時には、キャセイパシフィック航空が搭乗時に実施している優先搭乗を使って機内へ入っていくことが可能です。
今回搭乗したA330-300型機にはファーストクラスの設定はありませんので、ビジネスクラスが最上位クラスです。
早めに乗りたい方は、あらかじめラウンジから移動しておくことをオススメします!
定刻の30分前から優先搭乗が開始になりました。
ゲートを通過して機体へ向かう途中で機体前方に位置するビジネスクラス向けのブリッジと、エコノミークラス向けのブリッジに分かれ道がありました。
今回はビジネスクラス利用ですので、手前側の通路を左側へと進みます。
A330-300のビジネスクラス座席
いざA330-300に導入されている、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスの座席に初対面です。
東京ー香港路線のビジネスクラスはフライト変更でがっかりシートになってしまいましたからね・・・念願のフルフラットタイプのビジネスクラス!!
ただ一点だけ注意点として、キャセイパシフィック航空のA330-300は機材によっては2-2-2配列のビジネスクラスも用意がされています。
こちらはリクライニングは可能ですが、ヘリボーンタイプのフルフラットシートではありません。
もちろんどちらのシートであっても必要マイルや料金は変わらないという・・・・。
予約時の座席シートを見れば1-2-1なのか、2-2-2なのかが分かりますので必ず1-2-1配列になっているかを確認して予約するようにしましょう!
基本的にモルディブ路線は1-2-1配列の機材がアサインされていますが、イレギュラーで2-2-2配列などにぶつかってしまうと、せっかくのフライトなのにもったいないですのでご注意を!!!
さて、今回搭乗したキャセイパシフィック航空のA330-300ビジネスクラスはリバースヘリボーンと呼ばれるタイプの座席配列で、1-2-1配列で10列のみ計40席がビジネスクラスに設定されています。
A350などが主流になってきている現代航空機においては、A330は古い部類に入ることもあって多少の古さは感じましたが、それでもフルフラットになるシートというのは高ポイント!
もしフルフラットシートでより新しいシートを希望する方はA350が運行されている路線を選択してみましょう!
今回は妻と二人だったので真ん中2席を座席指定してみました!!
ちなみに特典航空券などを発券する際には、事前座席指定ができますのでぜひ事前にご希望の座席を指定しておきましょう!
座席周りに充電可能なUSBポート、ACコンセント完備、コントローラーは残念ながら旧式のもので新しく快適とは言えません。
ヘッドフォンとともにミネラルウォーターの用意があるのは嬉しかったです!
モニターの映りもひと昔前な感じがしますよね笑。ちなみにこちらのモニターは引っ張り出して自分好みの角度に変えることが可能です(バルクヘッド席を除く)。
僕は機内で映画を見ることがあまりないので気になりませんでしたが、機内で映画を見たいという方は画質が少し気になるかもしれません。
座席に着くとウェルカムドリンクの提供があったので、まずはスパークリングワインで乾杯!!
そこまでゆっくりする間もなく、あっという間にドアクローズとなって、飛行機が動きだしました。
オンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えたころ、出発時間的に夕方ですので夕日が綺麗に見えました!やはり機内からみる夕日や朝日は格別!!
ビジネスクラスはガラガラでしたが、エコノミークラスは8割くらい埋まっていてハネムーンと思われる日本人ペアも多かったので、機内からは「綺麗だね〜」という声がたくさん聞こえてきていました。
シーズンにもよりますが、基本的には進行方向右側(K列側)を指定しておくと綺麗な夕焼けが見やすいと思います。
ビジネスクラス モルディブ路線の食事
夕焼けもあっという間に沈んでしまってだんだん暗くなっていく最中、ドリンク配布・機内食の提供が開始しました。
まずはシャンパンからスタート。他にも赤白ワイン、カクテル、ウイスキー、ビールなど一通りのアルコールドリンクは揃っています。
もちろん追加料金なし、無料で好きなだけ飲み放題!
メニューも新聞のような大判のものでオシャレでした!!
一緒に提供されたナッツが温められていて、美味しかったです!ホットナッツってあまり食べたことがなかったのですが、美味しい!!
CX601便の出発時間は17時を回っていますので、機内ではキャセイパシフィック航空のディナーメニューを食べることができます!
完全な深夜便になってしまうと食事はグレードダウンしてしまいますので、がっつり楽しめる路線としてはモルディブ路線時間的にいいですね!(到着時間は不便ですが・・・)
この日はビーフやパスタなどからメインが選べるタイプのメニューとなっていましたので、妻とそれぞれ別のものを頼んでみました。
まずはスープ、そして鴨ローストからスタート。
メインは僕がビーフを、妻はパスタを選びました!ビーフは少しお肉が固めでしたが、どちらも美味しかったです!
すでにラウンジでヌードルバーなどを楽しんでいたこともあって、お酒も飲んでお腹いっぱいになりました!!!
アイスクリーム食べますか?とCAさんから提案いただいたので、デザートは高級アイス「モーベンピック」!!
キャセイパシフィック航空ってハーゲンダッツというイメージがあったのですが、モーベンピックも提供しているんですね!
テレビなどでは見たことがあったのですが、食べたことがなかったのでこの機会に食べれてよかったです!なかなか自分で買おうとすると高級アイスですからね・・・笑。
残念ながらシンプルなバニラはなかったのですが、美味しかったです!ここまでで今回は食事フィニッシュ。
美味しくいただきました。
ビジネスクラスのアメニティ
ここで香港ーモルディブ路線ビジネスクラスで配布されているアメニティについてもご紹介したいと思います。
キャセイパシフィック航空はオーストラリアの有名コスメブランド「ジュリーク」とコラボしていて、ポーチの中には歯ブラシやアイマスクなど必要なものに加えて、ジュリークのコスメが同封されていました!
これは女性は嬉しいアイテムですね!
お手洗いには、バンフォードが置いてありましたがキャセイパシフィック航空のもう少し距離が長くなる長距離路線では、バンフォードのコスメ製品が提供されているようです。
個人的にはジュリークの方が親しみあっていいなと思ってしまいました笑。
それからモルディブの入国カード、入国審査のファストトラック券などももらえます。
今回は特に空港到着時に混雑していなかったので、ほぼ利用する価値はありませんでしたが入国審査の列が長くなっている場合には、ファストトラックレーンぜひ利用してみましょう!
フルフラットシートで熟睡!
食事を終えたところで、シートをフルフラットにして布団を敷いて少し休むことにしました。
寝た感じも窮屈感などはなく、飛行機なのにフルフラットにして寝られる幸福感とお酒も入っていたので、すぐに眠ることができました!!
やはりビジネスクラスはフルフラットに限りますね!!最高です。
香港国際空港到着!
パッと目が覚めるとフライトはあっという間に残り30分少々、香港ーモルディブ路線は約6時間のフライトタイムとなっていますので、機内食を食べて一休みをしたらあっという間に到着ですね!
まだ機内は照明が落ちて真っ暗のままでしたが、音楽を聞いたり、充電したり、機内誌を読んだりしていたら、あっという間に飛行機は着陸態勢へと入って行きました。
そしてオンタイムでモルディブ(マレ)空港へ到着!!
タラップはターミナルと直結ではなく、降りたら自分で歩いてターミナルへ向かうスタイルでした!
荷物を預けた場合には、プライオリティタグがつけられますのでバゲージクレームでも最初の方に荷物が出てきますよ〜!
さすがこの辺りはビジネスクラス!!というわけでこれにてキャセイパシフィック航空のビジネスクラス搭乗記完結です!
まとめ
CX601便「東京(成田)ー香港」ビジネスクラス搭乗記をお伝えしてきました。
- 優先チェックインあり
- ラウンジかなりオススメ
- A330-300は全体的に古いがフルフラット
ビジネスクラス利用時には、空港到着から機内、そして現地空港まで優先的にスイスイと進んでいくことができます。
CX601便は夕方発フライトになりますので、チェックイン時に混んでいる場合には、優先的に案内してもらえるというのは嬉しいですし、かなり時間短縮に繋がります。
今回搭乗したA330-300は残念ながら多少の古さは感じますが、リバースヘリボーンタイプのフルフラットシートですのでキャセイパシフィック航空のビジネスクラスの座席の中では中レベルのシート。
香港ーモルディブ路線はこのA330のみの運用となっていますので、選択肢は他にありません。
基本的には特典航空券の利用がオススメで、その場合はアラスカ航空のマイルをうまく活用するとお得に乗ることができますよ!それでは!
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