これまで貯めてきたアラスカ航空マイルを使ってJAL特典航空券を利用してJL78便「マニラー東京(羽田)」ビジネスクラスに搭乗してきました!
近頃のビジネスクラスはスタッガード&フルフラットになるタイプの座席が増えていますが、JAL国際線のアジア路線はフルフラットにならないタイプのものもまだまだ多く、今回のJL78便もSHELL FLAT NEOというタイプの座席。
行き帰りで違う機材に乗る予定が、往路は当日機材変更になってしまって結果的に往復ともにSHELL FLAT NEOになりました。
当記事では、そんなJALマニラー東京路線ビジネスクラスの様子、そして絶対に気をつけたいマニラ利用時の注意点をお伝えします!!
JL78便フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:マニラ / 23:25
- 到着地:東京(羽田)/ 04:45+1
- 飛行時間:4時間20分
- 航空会社:JAL(日本航空)
- 便名:JL78便
- クラス:C(ビジネス)
※出発時刻等は記事執筆時のものなので、必ず各自ご確認ください。
日本とフィリピンの間には1時間の時差があるので、現地時間だけを見ればフライトは5時間ですが-1時間されフライト時間は約4時間となります。
ビジネス特典航空券は片道24,000JALマイル!
JALマイルを使って発券するJAL特典航空券の片道基本必要マイル数は「24,000マイル」となっていますので、片道発券であれば最安24,000マイルで発券することができます!
こちらが王道の発券方法です。
ちなみにエコノミークラスの場合はそれぞれ10,000JALマイルで発券できますので、合わせてどうぞ。
大体ビジネスクラスはエコノミークラスの約2.5倍のマイル数といった具合ですね!
そしてさらにお得にJAL特典航空券を発券したい方は「アラスカ航空のマイル」を使って、JAL特典航空券を発券することにチャレンジしてみましょう!
]今回僕もアラスカ航空マイルを使って発券しました。
アラスカ航空マイルなら、片道12,500マイルで日本→アジアのビジネスクラスを発券できます!!マイラーなら知っておいて、損はない発券方法ですので「アラスカ航空マイルの貯め方」からチェックを!!
マニラー羽田ビジネスクラス搭乗記
それではJAL78便「マニラー東京(羽田)」ビジネスクラス搭乗記をお届けします!
ビジネスクラスカウンターでチェックイン!
JL78便「マニラー東京(羽田)」の定刻は23:25となっているため、今回は20時ちょっと前にマニラ・ニノイアキノ国際空港に到着をしました。
JAL運行便は第一ターミナルから発着しますので、お間違いなく!
ここで今回のフライトの一番の注意点!!!!!!!!
マニラ空港では、空港の建物に入るために一度保安検査を受ける必要があります。
大丈夫だとは思いますが、持ち込み禁止品は空港内に持ち込むことができません・・・!
近年は警察や警備員がグルになって、並んでいる間にカバンに覚せい剤などを入れられてしまって、見逃してやるからお金払えという悲しい事件が複数発生しているマニラですので、空港についたら必ずカバンは見える所に置いておきましょう。
マニラでJALが利用する第1ターミナルでは、Baggage Claim脇にあるサービスセンターが便利!
機内持ち込みサイズなら1日150ペソ(300円)で預かってもらえます!
近年マニラでは警備員がグルになって、旅行者のカバンに麻薬を入れて捕まえて、見逃すからお金払え事件が複数発生しています、ご注意を! pic.twitter.com/qqg8T96v6K
— Halohalo/お得トラベラー🇯🇵 (@halohalo_travel) September 22, 2019
リュックなど後ろに背負いがちなカバンは、特に注意を!!!
カバンに入れられてしまったら最後です。本当に注意しましょう。最悪逮捕です。
他にもひと昔前は入国審査でいちゃもんつけてきて、お金渡したらすぐに通過させてくれたり、パスポートと一緒にお金挟んでおけばすぐに通過させてくれたのは有名な話(今はこのようなことはないと信じてます)。
一方で今でも警備員が調査すると言って持ち主から見えないところに荷物を持って行ってお金を抜き取ったり、バレバレな感じで財布からお金取ろうとしたり、親切な空港職員かと思ったらお金請求してきたり・・・トラブルケースがたくさん報告されていますので注意しましょうね!!
荷物は絶対に自分から肌身離さず持ちましょう!検査すると言われたら私の目の前でやって!と主張しましょう!
実は僕は学生時代からフィリピンに良く出入りしているのですが、正直今の状況はかなり良くなった方です笑。
10年ほど前は空港に乗り入れているタクシーもぼったくり当たり前、メーター改造してて高額請求、空港内で警備員が賄賂要求など本当に当たり前のように起きていました。
観光客が増加したことで、このようなことが再発していることも考えられるので、自分の身は自分で守りましょう!
ちなみに・・・フィリピン国内の移動は配車アプリの「Grab」が便利!日本にいるうちにダウンロードしておくのがオススメ。
マニラ空港でのJALチェックイン業務はフライト3時間前〜となっていますので、ちょうど20時過ぎからチェックインを開始します。
フロアには座れるスペースが少なく、JAL便はじめチェックインを待つ方々でロビーは溢れかえっていました・・・!
※記載の時刻は搭乗時のものです。フライト3時間前となっていますのでご注意を。
すでにカウンター前にも待機列ができていて、ビジネスクラスカウンターはガラガラでしたが、エコノミークラスは混んでいましたよー!
ちなみにJGC修行などをしてJAL上級会員(JMBダイヤモンドなど)になっている方や他社ワンワールド加盟航空会社の上級会員(エメラルド・サファイア)になっている方は、エコノミークラスを利用する際にもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用することができます。
上級会員の資格を持っている方は、迷わずビジネスクラスのカウンターへ進みましょう。
今回は幸いにも日本出国時に、帰りのフライトの航空券も発券してもらえていたのでチェックインカウンターには寄らずに、そのまま保安検査へ!
優先保安検査場なし
東京などではJAL上級会員およびJGC会員の方をはじめ、各航空会社の上級会員の方、ビジネスクラス利用・ファーストクラス利用の方は優先保安検査場が用意されていますが、残念ながらマニラにはそのような設備はありません。
時間には余裕を持って訪れましょう!サクッと保安検査を終えたら、続いては制限エリアへ!
制限エリアのJALサクララウンジへ
出国手続きが完了したら、制限エリアへと進みます。
マニラ空港ではJALビジネスクラスを利用する際に利用できる「JALサクララウンジ」が用意されています。
海外ラウンジありがたい・・・・!!!
加えてマニラ空港の第1ターミナルには、「Priority Pass(プライオリティパス)」で利用できる「PAGSSラウンジ」も用意がありますので、利用を検討してみましょう!
今回はせっかくなので、ラウンジをはしごして両方訪れましたが食事ならJALラウンジ、シャワー使いたいならPAGSSラウンジかなーという感じでした!それぞれのラウンジレビューは下記からどうぞ!
定刻で機内へ
JALサクララウンジとPAGSSラウンジで過ごしていると、3時間前に空港に到着したはずが時が過ぎるのはあっという間で、搭乗時刻になりました。
マニラ空港の搭乗口付近は、座席クラスまたはステータスによって待機スペースが異なっているという珍しいタイプで、そのエリアに入るためにチケットチェックが行われます。
利用資格がない方は、物理的にそのスペースには入ることができませんので優先搭乗などもきっちり分かれて行われます。
ある意味間違いやクレームの少ないシステムなのでいいのかもしれませんね!
オンタイムで搭乗が開始され、ビジネスクラス利用時には優先搭乗を利用することができますので、今回は優先搭乗を利用して自動改札を通過することにしました!
シェルフラットNEOシートの様子!
ボーイング787機材に導入されているJALビジネスクラス「シェルフラットNEO(SHELL FLAT NEO)」シートはこんな感じ!!
往路「JAL成田ーマニラビジネスクラス」に引き続いて、復路もこちらのシートとなりました。
包まれるようなシェルデザインと大型のプライバシーパーティションが生みだす個の空間。
をイメージしてデザインされたシートとのこと・・・!
デザインは素敵だし、この日は広く使うことができたので全く問題はありませんでしたが、やはり今はスタッガードやヘリボーンタイプの独立したビジネスクラスが各社主流となる中で、2-2-2配列のビジネスクラスは物足りなさを感じてしまいます。
国際線の座席選択状況が分かる「SeatGuru(シートグルー)」を見ながら、座席をチェックしていたので往復ともにお隣がいないシートになったのはラッキー!
15.4インチのタッチモニターも通常使う分には全く問題ないのですが、ANAのスタッガードビジネスクラスだと18インチありますので少々小ぶりな印象。もう少しモニターが大きくてもいいかなと感じました。
足元はとても広く、当然思いっきり足を伸ばしても前の座席にぶつかることはありません。
シェルフラットNEOシートを堪能している間に、担当CAの方がご挨拶にいらっしゃって入国カード配布、そして食事のメニュー(和食 or 洋食)を決めました。
シェルフラットNEOは斜めにシートが伸びきった状態で170度の角度がつき、ほぼフラットになるまで倒れるのでフットレストも活用すれば足を伸ばして寝転ぶことも十分可能です(もちろん完全なフルフラットの快適性には及びませんが・・・)。
短いフライトなので食事をしているとそこまで長い時間寝ることはありませんが、深夜便ということで一眠りする際も不便さは感じませんでした。
ビジネスクラスマニラ路線の食事
オンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えて、ドリンクの配布が開始です。
ラウンジでかなり飲みすぎてしまったのと、出発が既に23時を回っているということでお茶をいただきました。
往路で発見したのですが、グラスの底にもJALのロゴが入っていてかっこいいので、ぜひチェックしてみてください!!
往路は和食だったので、復路は洋食を選んでみました!
海外発の日系航空会社の食事は、いまいちなことも多い印象ですが・・・とても美味しかったです!
デザートとコーヒーまでいただいて、機内食美味しくいただきました!!!
ちなみにビジネスクラスが満席に近い場合の機内食は、自分の希望する食事を食べられないということもあるようで、JALでは中長距離の欧米線/ハワイ線/アジア・オセアニア線ビジネスクラスの場合は、事前予約サービスも実施しています。
現地時間の出発25時間前までJAL予約詳細画面から選択できますので、希望する食事を食べたいという方はぜひ利用してみましょう!
機内食提供後は、前方スペースでお水やアメニティの提供コーナーが設けられていました。
お好みでどうぞということだったので、いくつかアメニティをいただいて、深夜便なのでシートを最大まで倒して到着まで爆睡!ぐっすり眠ることができました!
羽田空港到着!
フライトは非常に安定していて、オンタイムで東京(羽田)空港へ着陸していきました。出発から到着まで非常にスムーズで、さすがこの辺りは日系航空会社ですね!!
この日は天気が良かったので、間も無く日の出で赤く染まっていく綺麗な空が良く見えました!やはり飛行機から見る朝日は最高です!!!
見たいという方は進行方向向かって、右側シート(K列側)を選ぶと良く見えると思いますよー!
羽田空港到着後はサクッと自動入国審査を終えて、無事に帰国完了!これにてマニラー東京(羽田)シェルフラットNEOのビジネスクラス搭乗記完結です!
まとめ
JL78便「マニラー東京(羽田)」ビジネスクラス搭乗記をお伝えしてきました。
- 空港での保安検査はカバンに注意
- 優先チェックインあり
- 優先保安検査場なし
- シェルフラットNEOはやはりフルフラットよりは劣る
- 深夜便だけどあまり寝る時間はない
まず本文中で触れましたが、空港に入る際の保安検査にはカバンの中身に注意しましょう!近頃かなり悲しい事件が多く発生しています。
今回はラッキーなことに隣はいなかったので、快適なフライトでしたが隣がいる場合には自由に出入りすることも難しいですし、やはりJALのフルフラットシートには劣るかな・・・という印象でした!
食事はさすが日系の航空会社の洋食も美味しかったです!
深夜便ですが、食事を食べたりしているとそこまで寝られる時間はありませんが、効率的に移動するにはいい時間のフライトだと思いますので、JALビジネスクラスは中距離路線もおすすめです!
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