プライオリティパス徹底解説!年会費を無料にする方法からメリットまで。

プライオリティパス徹底解説!年会費を無料にする方法からメリットまで。

プライオリティパス完全ガイド。年会費無料でパスをゲットする方法から使い方・利用可能ラウンジ名まで総まとめ!

プライオリティパスは、世界中の空港ラウンジが無料または割引になるお得な会員制度です。

空港に早く到着してしまった時、乗り継ぎで時間が中途半端な時、空港で小腹が空いてしまった時などに、プライオリティパスを保有していると対象の世界約1,000ヶ所の空港ラウンジに入室することができます

プランにもよりますが、空港に対象ラウンジが複数ある時には、1日のうちに空港ラウンジをはしごすることも可能です!

そんなお得なプライオリティパスは通常年会費がかかりますが、当記事でご紹介する方法を活用すれば年会費を無料にすることもできますので、通常入会してしまっては損をしてしまいます。

ぜひ、出来るだけお得にプライオリティパスをゲットして世界中の空港ラウンジを使い倒しましょう!

 

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プライオリティパス(Priority Pass)とは?

Priority pass

プライオリティパス(Priority Pass)は、世界1,000か所以上の空港VIPラウンジを利用できるパスで、世界約120カ国、500以上の都市で利用することができます。

ANAラウンジやJALラウンジのように、利用する航空会社や座席クラスに縛りがあるわけではないので、格安航空会社(LCC)のエコノミークラス航空券であったとしても、対象のラウンジがあれば利用することができる点が長所です。

 

食事サービスの場合もあり

 

また、これはあまり知られていない事実ですがプライオリティパス(Priority Pass)を保有していると、受けられる特典は空港ラウンジだけではありません。

空港の飲食店によっては、「プライオリティパス保有者は○ドルまで飲食無料」というように、食事が無料や割引になる特典もついてきます。

実際に2017年8月にオーストラリア・シドニーのキングスフォードスミス国際空港を訪れた際には、対象レストランで提示すると36AUS$まで飲食代が割引になりました。

 

 

もちろん、食事をして会計が36$以下であった場合には無料となります。逆に36$を超えてしまった場合には超えた分だけ支払いをします。

その際は、ペンネと飲み物を飲んで、30$少し超えるくらいでしたが無事に無料にて食事をすることができました

さらなるシドニー空港での様子は「ANA880便「シドニー羽田」搭乗記」をご覧ください。

 

 

 

 

使い方・利用の流れ

プライオリティカードデザイン

 

プライオリティパス(Priority Pass)を使って、空港ラウンジや食事割引特典を受ける場合には、以下の流れで利用しましょう。

 

  1. 対象のラウンジを確認する
  2. ラウンジ(飲食店)へ行く
  3. 受付でプライオリティパスと搭乗券を提示する
  4. 空港ラウンジ(飲食店)を利用する

 

①対象のラウンジを確認する

プライオリティパス(Priority Pass)を手に入れたら、まずは対象のラウンジを確認しましょう(羽田・成田の対象ラウンジ詳細は後述)。

ラウンジの検索は、スマートフォンから「Priority Pass公式アプリ」をインストールして利用すると便利です。

 

②ラウンジへ行く

サンノゼ国際空港ラウンジ

 

対象のラウンジを確認できたら、空港案内図を見ながらラウンジへ向かいましょう。

事前に利用登録などをする必要はありません。直接ラウンジを訪れればOKです。

 

③受付でプライオリティパスと搭乗券を提示する

対象の空港ラウンジに到着したら、受付にプライオリティパスと当日の搭乗券を提示して、ラウンジに入室しましょう。

入室料金はプライオリティパスのプランによって、無料になる場合と有料になる場合があります。詳細は後述。

尚、プライオリティパスを提示する際にはカード盤面を確認して、有効期限内であることを確認しましょう。有効期限が切れている場合は、当然利用することができません。

 

④空港ラウンジ(飲食店)を利用する

仁川国際空港アシアナ航空ラウンジ

 

無事にラウンジへ入室することができたら、思う存分ラウンジでの時間を満喫しましょう。

プライオリティパス対象のラウンジは、通常ビジネスクラス以上の座席クラス搭乗客や、航空会社の上級会員のみが利用できるVIPラウンジが多くなっていますので、旅をさらに楽しませてくれること間違いなしです!

 

 

 

 

プライオリティパスの年会費

プライオリティパス年会費

 

そんなプライオリティパス(Priority Pass)は、残念ながら誰でも無料で利用できるサービスではありません。

いくつかのプランが用意されており、それぞれ年会費がかかります。

ただし無料にする方法あり。詳細は後述。

 

プライオリティパス(Priority Pass)には、下記3つの会員プランが用意されています。

※例外として特別プランが設定されている場合あり

 

会員ランク 年会費 利用料 同行者利用料
スタンダード会員 99ドル 27ドル 27ドル
スタンダードプラス会員 249ドル 27ドル
(10回まで無料)
27ドル
プレステージ会員 399ドル 無料 27ドル

 

スタンダード会員の詳細

プライオリティパスで、一番年会費の安いプランがスタンダード会員です。

年会費は99ドル(約10,500円)で、毎回ラウンジを利用する際には27ドルの利用料がかかります。

 

スタンダードプラス会員の詳細

スタンダード会員の内容+10回まで利用料無料をセットにした会員プランが「スタンダードプラス会員」です。

年会費は249ドル(約27,000円)です。

スタンダード会員との年会費差150ドルで、27ドルの利用料が10回まで無料になるので、270ドル分の価値があると考えると十分に年会費分はペイできますので、確実に複数回利用する方にオススメのプランです。

 

プレステージ会員の詳細

プライオリティパスの3つの会員ランクで、最も年会費が高いプランが「プレステージ会員」です。

年会費は399ドル(約43,000円)と跳ね上がりますが、毎回の利用料が無料になります。

頻繁に利用する方はこちらのプランがおすすめですが、恐らくプレステージ会員を必要とするくらい飛行機にたくさん乗る方は、既にANAやJALなど航空会社の上級会員になっていることと思いますので、航空会社ラウンジを無料で利用する方が賢明でしょう。

 

同伴者料金は有料

スタンダード〜プレステージ会員まで3つのプランに共通して、同伴者は27ドルの利用料がかかります。

 

プライオリティパスの通常入会方法

プライオリティパス

 

プライオリティパス(Priority Pass)の大枠を理解できたところで、実際に入会する方法を見ていきましょう。

プライオリティパスに入会する方法は、大きく分けて2パターンあります。

 

  • 通常入会
  • クレジットカード特典として入会

 

年会費を払って正規にPriority Passに入会する方法と、クレジットカード会員保有者特典としてプライオリティパスが付帯しているので入会するパターンです。

日本では一般的に、後者の方法(クレジットカード特典として入会)する方が多くなっています。

 

 

 

プライオリティパスを無料で手に入れる方法

楽天プレミアムカードキャンペーン

 

通常入会すると、最低でも年会費が約1万円かかるプライオリティパスですが、無料でパスを手に入れる方法もあります

それは、先ほどの入会方法で登場した「クレジットカード特典」を利用して入会することで実現することができます。

例えば、アメリカンエキスプレス・ゴールドカードに入会すると「Priority Pass」を付帯していて、利用回数制限こそありますが通常年会費がかかるところ「無料」にて、プライオリティパスを作成することができるようになります。

関連記事:アメックスゴールドでPriorityPassに申込む方法

 

プライオリティパス付帯クレジットカード一覧

入会することで、毎回の利用料が無料になる「プレステージ会員」プライオリティパスがついてくる(付帯する)クレジットカードは以下の通りです。

※年会費順

 

カード名 年会費
楽天プレミアムカード 10,800
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 10,800〜
JCBゴールド ザ・プレミア 16,200
エポスプラチナカード 20,000
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 21,600
SKYPASS MUFG CARD Platinum American Express Card 21,600
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 21,600
ザ・プラチナ 出光 セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード 21,600
ダイワセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 21,600
静銀セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 21,600
みずほセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 21,600
Recognized VIP 21,600〜
GDO MUFG CARD Platinum American ExpressCard 25,920
Cathay Pacific MUFG CARD Platinum American Express Card 27,000
Miles & More MUFG CARD Platinum American Express Card 30,240
楽天ブラックカード 32,400
セディナプラチナカード 32,400
JAL・JCBカード プラチナ 33,480
JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ 33,480
SuMi TRUST CLUB プラチナカード 37,800
三井住友トラストVISAプラチナカード 37,800
ラグジュアリーカード(チタンカード) 54,000
道銀VISAプラチナカード 54,000
七十七プラチナVISAカード 54,000
むさしのVISAプラチナカード 54,000
北陸Visaプラチナカード 54,000
九州カードVisaプラチナカード 54,000
しんきんVisaプラチナカード 54,000
福岡銀行プラチナカード 54,000
三井住友プラチナカード 54000
JCB THE CLASS 54000
スルガVISAプラチナカード 64,800
ANA JCBカード プレミアム 75,600
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 86,400
ラグジュアリーカード(ブラックカード) 108,000
スルガVISAインフィニットカード 129,600
アメックス・プラチナ 140,400
ダイナースプレミアム 140,400
三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカード 140,400
BMW ダイナースプレミアムカード 140,400
SMBC信託銀行 ダイナースプレミアム(募集終了) 140,400
ジャガー ダイナースプレミアム(募集終了) 140,400
オーデマ ピゲ ダイナースプレミアム(募集終了) 140,400
ANAアメックス・プレミアム・カード 162,000
ANAダイナースプレミアム 167,400
ラグジュアリーカード(ゴールドカード) 216,000
アメックス・センチュリオン 378,000

 

一番おすすめは楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードキャンペーン

 

プライオリティパスが無料で付帯するクレジットカードで、最もおすすめなのは「楽天プレミアムカード」です。

 

  • 年会費10,800円
  • 常時1万円以上の入会キャンペーン
  • 年会費399ドルのプライオリティパス付帯

 

 

 

 

年会費以上のメリットが簡単に手に入る!

楽天プレミアムカード

 

楽天カードの上位カード(ゴールドカード)に位置づけされているカードで年会費は10,800円と、上記表の通りプライオリティパスのプレステージ会員権が付帯するクレジットカードの中では、最安となっています。

常時入会キャンペーンを行っていて10,000〜13,000ポイント還元を実施している他、通常年会費399ドルのプライオリティパス「プレステージ会員権」が付帯してくると考えると、簡単に年会費以上のメリットが手に入る大変お得なカードです。

通常プライオリティパスのプレステージ会員権だけで、年間399ドルの年会費がかかるわけですので、いかに楽天プレミアムカードがお得かが分かるかと思います。間違いなくプライオリティパスに通常入会してしまっては損です。

そのほかには、日々のお買い物で特典ポイントが通常の2倍になったり、楽天プレミアム年会費3,900円が無料になったりとたくさんのメリットが付帯しますので、ぜひ入会を検討してみましょう。

プライオリティパスを手に入れたい方は、この楽天プレミアムカードを持っておけば問題ありません。

 

 

 

カード入手後、別途申し込み必要

プライオリティパスは、楽天プレミアムカードに入会をしたら自動で送られてくるわけではありません。

 

【プライオリティ・パスのお申し込みについて】楽天e-NAVIからの手続きが別途必要です。
お申し込み後、2週間程度で簡易書留にてお届けいたします。

 

楽天公式サイトに以上のように記載がある通り、楽天e-NAVIから別途手続きをしてプライオリティパスをゲットしましょう。もちろん無料です!

 

 

 

成田国際空港のプライオリティパス対応ラウンジ

成田空港TEIラウンジ

 

プライオリティパス入会の方法が分かったところで、成田国際空港にあるプライオリティパス対応ラウンジを確認していきましょう。

 

第一ターミナル
IASS Executive Lounge
KAL Business Class Lounge
T.E.I Lounge
第二ターミナル
IASS Executive Lounge
T.E.I Lounge

 

一番おすすめは「KAL Business Class Lounge

KAL Business Class Lounge

 

成田空港には、プライオリティパスに対応したラウンジが5つあります。

一番おすすめは「KAL Business Class Lounge」です。

こちらは大韓航空のビジネスクラス搭乗客やスカイチームアライアンスの上級会員の方々が利用できるラウンジとなっているためANAラウンジなどと同等です。

そのようなラウンジが、プライオリティパスを保有していると無料で利用できます。ぜひ利用しましょう。

 

羽田空港のプライオリティパス対応ラウンジ

続いて、羽田空港です。

2018年現在、残念ながら羽田空港でプライオリティパスと提携しているラウンジはありません。

 

羽田ではカードラウンジを利用しよう!

 

しかし、いわゆるカードラウンジと呼ばれる「クレジットカードの上級会員」の方が無料で利用できるラウンジが複数存在していますので、そちらを利用しましょう。

羽田国際線ターミナルにある、カードラウンジは以下の通りです。

 

出国後4F
SKY Lounge
TIAT Lounge
出国後5F
SKY Lounge ANNEX
TIAT Lounge ANNEX

 

いずれも出国後エリアにありますので、出国審査後利用しましょう。

それぞれのラウンジで対象のクレジットカードが異なりますので、事前に確認するのをお忘れなく!

 

 

まとめ

プライオリティパス

 

入会すると、世界1,000か所の空港ラウンジを無料にて利用することができる「Priority Pass」をまとめてきました。

 

  • クレジットカード経由での入会がお得
  • 食事優待サービスもあり

 

Priority Passは通常入会すると年会費が高めなので、プライオリティパスが付帯したクレジットカードに入会して入手する方法がオススメです。

年会費の安さと使い勝手の良さから、一番おすすめのクレジットカードは「楽天プレミアムカード」です。

ぜひ有効活用していきましょう!以上、Halohaloでした。ALOHA〜!

 

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