これまで貯めてきたANAマイルを利用してTG676便「東京(羽田)ーバンコク」ファーストクラスに搭乗してきました!
夢だった外資エアラインのファーストクラス!往路では「タイ国際航空TG661便 B747(ジャンボ)ファーストクラス」を体験して、復路は同じくタイ国際航空のA380ファーストクラスに搭乗します!!!
個人的にはホノルル路線に就航したANA A380往復と合わせて、生涯4回目のファーストクラス搭乗です!
近頃は米系航空会社を中心に、ビジネスクラスを最上位クラスにする流れがある中で、まだまだタイ国際航空はファーストクラスを提供しています。
往路は深夜便でしたが、今回搭乗したバンコク路線のTG676便は朝から昼にかけてのフライトとなるので、食事もフルサービス!
機材もB747とA380なので比較しながら見ていただくと特典航空券発券時の参考になるかと思います。それでは行ってみましょうー!
TG676便フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:バンコク/08:00
- 到着地:東京(成田)/15:50
- 飛行時間:5時間50分
- 航空会社:タイ国際航空
- 便名:TG676便
- クラス:F(ファーストクラス)
日本とバンコクの間には2時間の時差があるので、現地時間だけを見ればフライトは約8時間ですが-2時間されフライト時間は約6時間となります。
ファーストクラス特典航空券は片道52,500ANAマイル!
ファーストクラスは通常料金を払って乗ると、とんでもなく高いことは言うまでもありません。
ただANAマイルを使って発券する、バンコク路線ファーストクラス特典航空券の片道基本必要マイル数は「52,500マイル」で発券することができます!こちらが王道の発券方法です。
ただしANAは、JALと違い片道発券をすることができませんので必ず往復発券する必要があります。
往復ファーストクラスである必要はなく、ファースト+ビジネス・ファースト+エコノミーの組み合わせも可能ですので、検討してみましょう!
ちなみにエコノミークラスは片道15,000ANAマイル〜、ビジネスクラスは27,500ANAマイル〜発券できますので、合わせてどうぞ。
そしてさらにお得にANA特典航空券を発券したい方は「組み合わせルート」を使って、特典航空券を発券することにチャレンジがオススメ!
今回僕も貯めてきたマイルを奮発して、往復で様々な航空会社のファーストクラスに4回も乗れる特典航空券を18万ANAマイルで発券しました。
マイラーデビューすると、このようにファーストクラスや家族ビジネスクラス旅行なども可能になりますのでぜひ「ANAマイルの貯め方」からチェックを!!
バンコクー成田ファーストクラス搭乗記
それではここからは、実際にTG676便「バンコクー東京(成田)」ロイヤルファーストクラス搭乗記をお届けします!
ファーストクラスカウンターでチェックイン!
TG676便「バンコクー東京(成田)」の定刻は08:00となっているため、今回は早めにカウンターがオープンとなる5時00分ちょっと前にバンコク・スワンナプーム国際空港に到着をしました。
出発時刻等については適時変更になる場合がありますので、事前にご確認を!
またタクシーを降りる際には、出発フロアの一番前方に上記写真のようなタイ国際航空のロゴが掲載された入り口がありますので、こちらで車を降りましょう!一番カウンターに近い場所で降りられます。
タイ国際航空の国際線フライトは基本的にフライト3時間前からチェックインを開始することとなっていますが、バンコク・スワンナプーム国際空港はタイ国際航空のメイン空港。
朝5時から常時カウンターがオープンしていますので、ラウンジでゆっくりしたいので早めに空港に行こう・・・みたいなこともバンコクでは可能です!
東京でもANAやJALカウンターは、常時オープンしていますよね!それと同じイメージです。
今回のTG676便もいつでもチェックインOK!と言いたいところなのですが、朝のカウンターオープンが05:00となっている関係でどれだけ早くても05:00からしかチェックインはできません。
ちなみに出発時刻は08:00となっていますので、ちょうど3時間前ということになりますね!
もしもっと空港でゆっくりしたいという場合には、お昼以降のフライトを選択すると良さそうです。
今回は05:00少し前に到着したので、チェックイン開始を待つことにしました。
近くにはビジネスクラスのチェックインカウンターなどもあるので、数名の方がチェックイン開始を待っているような状況だっとかと思います。
ファーストクラス、ビジネスクラスそれぞれの優先チェックインカウンターはタイらしさを感じる作りとなっていていいですね〜〜!!雰囲気素敵でした。
この時間はさすがにカウンターはガラガラでしたが、お昼になるとエコノミークラスのチェックインカウンターにはチェックイン開始を待つ列ができますので、出来れば優先チェックインカウンターを利用してチェックインをしたいところです!
ちなみにSFC修行などをしてANA上級会員(プラチナ・ダイヤモンド・スーパーフライヤーズ会員)になっている方や他社スターアライアンス加盟航空会社の上級会員(スターアライアンスゴールド会員)になっている方は、エコノミークラスを利用する際にもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用することができます。
その中でもファーストクラスカウンターを利用できるのは、ファーストクラス搭乗客とANAダイヤモンド会員のみとなりますので比較的いつも空いています。
上級会員の資格を持っている方は、迷わずビジネスクラス・ファーストクラスカウンターへ進みましょうね!
ロイヤルファーストクラスチェックインエリアは、だだ広い空間にソファがぽつんとあるような贅沢な空間の使い方で、座席に座っていれば飲み物が提供され、荷物預け入れ、搭乗券の発券など全てが完結します。
パスポートさえ預ければ、自らやることは何もありません。
この辺りのサービス、そしてスタッフ教育はタイ国際航空本当に素晴らしいです。
優先保安検査場あり
無事に発券を終えたら、保安検査場へ!
もうホスピタリティに溢れすぎていて感覚が麻痺してきますが、チェックインカウンターから保安検査場に行く際もスタッフのサポート付きでずっと案内してもらえます。
タイ国際航空ファーストクラス搭乗客は、チェックインカウンターエリア直結の専用保安検査場にてそのまま保安検査、そして専用の出国審査場まで用意がされています。
これは本当に驚いたのですが、ファーストクラスのチェックインエリアに入ってから、一度も一般エリアに出ることなく制限エリアに入れてしまいました。
もちろん全てファーストクラス、ビジネスクラス専用なので混んでいることもなくスイスイ進めます。素晴らしい。
制限エリアのタイ国際航空ファーストクラスラウンジへ
専用の保安検査場、出国審査場を抜けてエスカレーターを下ったら、そこはもう航空会社のラウンジエリア!!!本当に素晴らしい導線ですよね。
ロイヤルファーストクラスラウンジは、ファーストクラスを利用する際に必ずセットで楽しみたい至極の空間です。
羽田空港や成田空港にはタイ国際航空のファーストクラスラウンジは用意がありませんのでANA SUITE LOUNGEを利用できるのですが、バンコク発のファーストクラスを利用する際にはタイ国際航空のファーストクラスラウンジが用意されています!
バンコク・スワンナプーム空港のロイヤルファーストラウンジは、人気のダイニングスペース「THE DINING ROOM」、5室のみ用意のある半個室、さらには個室でのボディマッサージが1時間無料!
スカイトラック社の「Best First Class Airline Lounge」で何度も一位に輝いたことがあるファーストクラスラウンジで、タイ国際航空が提供する最高のサービスを利用することができますので、ぜひ早めに空港を訪れて利用しましょう!
利用しないと本当もったいないですよ!!!
バンコク・スワンナプーム国際空港の「ROYAL FIRST LOUNGE(ロイヤルファーストラウンジ)」「タイ国際航空ファーストクラスラウンジ@バンコクが超贅沢!」で詳しくお伝えしています、ぜひチェックを!!
定刻で機内へ
ROYAL FIRST LOUNGE(ロイヤルファーストラウンジ)で過ごしていると時が過ぎるのは本当にあっという間で、搭乗時刻に。
せっかくファーストクラスを利用するなら、ラウンジでゆっくりしたのでやはり午後発の便などが良いですね・・・!
5時にチェックインして、マッサージを1時間受けて、ラウンジ内を散策していたらあっという間に7:15の搭乗時刻になってしまいました。
時間になるとラウンジスタッフが呼びに来てくれて、案内のもと搭乗口まで向かいます。
上記写真はスワンナプーム空港の搭乗口付近の写真ですが、デザインかっこいいですよね!
通常であればファーストクラス利用時には、優先搭乗を使って一番最初に機内へ入っていくことが可能ですが、僕が係の方を搭乗口に到着した時には既にファイナルコール。
もし早めに機内へ向かいたい場合には、あらかじめスタッフの方にお伝えしておくと良さそうでした!
搭乗券のチェックを終えて、飛行機に向かって歩いていると分かれ道がありました。
今回搭乗するA380は二階建ての作りとなっているので、二手に分かれる形で搭乗できるようです。
今回はファーストクラスですので「ROYAL FIRST」の案内板の通り曲がって、ボーディングブリッジから今回搭乗する飛行機(ジャンボ)が見えてきたら、いよいよ気分も最高潮に高まります!!
ANAもホノルル路線に導入したA380のファーストクラスにいよいよ搭乗です!
A380-800のファーストクラス座席はこちら!
いざ、エアバス380-800機材(380)に導入されているタイ国際航空ロイヤルファーストクラスの座席に初対面!
往路はB747-400のファーストクラスだったので、今回の旅行では乗り比べをすることができたんですが・・・結論、A380の方がオススメ。
A380-800は、機体が総二階建ての構造となっている機材で、ファーストクラスは2F部分最前ブロックに1-2-1配列で3列用意されています。
B747に見られたような前に行くにつれて機体左右の幅が狭くなっていくこともありません。今回はファーストクラスとしては最後方の3列目「3A」を座席指定してみました!
特典航空券などを発券する際には、事前座席指定ができますのでぜひ事前にご希望の座席を指定しておきましょう!
B747-400の旧型・新型含めると日本には3つのファーストクラス搭乗機材が導入されていますが・・・
- A380-800
- B747-400 新型
- B747-400 旧型
綺麗さ、快適さなどからこの順番でオススメですので、予約する際の機材情報には注意して予約しましょう!
ファーストクラスのモニターは23インチの大型タッチモニターで、映画などを見る際にも不自由なく使うことができました。日本語にも対応しています。
当然ながら足元はとても広く、当然思いっきり足を伸ばしても前の座席にぶつかることはありません。
座席に着くとすぐに担当のCAさんがご挨拶にいらして、ウェルカムドリンクとしてスパークリングワインをいただきました!
窓側にはこれでもかという数のストレージボックス(収納場所が多すぎて忘れ物も多いようですのでご注意を)、USBポート、充電可能なACコンセントなどがあり、様々な機能が用意されています。
ジャケット・コート類も座席入り口に収納することができます!出し入れも簡単!
そして食事のメニュー表が配られて、担当CAさんと食事のメニュー(和食 or 洋食 or タイ料理)を決めました。
今回搭乗したTG676便は朝から昼にかけてのデイタイムフライトということで、出発後に朝食、そして昼食の提供があります。ファーストクラスの食事を存分に楽しめるフライトです!
ラウンジで食べ過ぎないようご注意くださいね!
食事サービスも二回とも満足できる内容ですので、より上質な体験をできるフライトなのでオススメですよ!!
機内Wi-Fiが20MBまで無料
タイ国際航空のA380機材は、機内Wi-Fiを搭載しています!
通常であれば有料なのですが、ファーストクラス搭乗者には20MBまで無料のバウチャーが配布されました!
20MBなので動画などは厳しいですが、LINEやメールを閲覧・送信するくらいであれば問題なく利用できました。
B747には搭載されていなかったので、Wi-Fiを利用したい方もA380の方がオススメ。
ファーストクラスバンコク路線の食事
オンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えて、ドリンクの配布が開始しました。
せっかくファーストクラスということで・・・シャンパンからスタート!
タイ国際航空のファーストクラスでは、ドンペリが採用されています!!!
机もかなり大きいので、パソコン作業をするにも食事をするにも本当に最高すぎる環境でした!
いただいたグラスにはタイ国際航空のロゴが掲載されていたり、お花が添えられていたり・・・いちいちお洒落!笑
朝食はまずはパンの盛り合わせ、フルーツの盛り合わせからスタート。
パンはおかわりも自分でストップを言わないとどんどん出てくるので、おかわりも自由でした。
朝食のメインはタイ料理メニューとしてラインアップされていた「アワビ雑炊」をいただきました!
機内でアワビ・・・これぞまさに往路で体験できなかったイメージ通りのファーストクラスの食事!!笑。美味しかったです。
ちなみに・・・タイ国際航空では「プレミアムクラス機内食事前予約サービス」を行っていて、ファーストクラスは全便、事前に機内食を指定して予約をすることができます!!
ただしこちらのサービスが利用できるのはバンコク発の場合には24時間前まで!日本発の便の場合には、48時間前までにWEBで行う必要があります。
一度希望のものがないか、目を通しておいてもいいかもしれないですね!
アメニティも充実!フルフラットシート最高!
軽く食事を終えたら、一眠りして休憩することにしました。
往路はタイ国際航空深夜便だったので、シートにイタリア・ミラノのファッションブランドBOGGIのパジャマが用意されていましたが、今回の便は昼便だったのでデフォルトでパジャマの用意はありませんでした。
ただこちらについてはリクエストすれば提供されるようです。持ち帰りも可能とのことでした!
それから往路はポルシェとコラボしたファーストクラスアメニティケースでしたが、復路バンコク発はRIMOWAのケース!!
中には、歯ブラシやフランスのブドウ畑から誕生した世界的コスメブランド「CAUDALIE」のアメニティセットが同封されていました!
必要なアメニティを取って、お手洗いへ向かいます。
そしてここでびっくり!!
着替えスペースを兼ねているのでお手洗い広い!!!ソファも用意がありました。
ファーストクラス乗客以外は基本的に利用できないエリアなので、常に綺麗に保たれているのもグッドポイント!
さらには、お手洗いと逆サイドにはソファスペースも用意されています!
ファーストクラスにいたご夫婦で搭乗されている方々は、こちらのリラックススペースでまったり過ごされていました。いいですね〜〜!
B747型機にはない場所なので、A380やはりオススメです!
再び座席に戻ってみると・・・着替えをしている間に、CAさんがシートをフラットにしてベッドメイキングをしてくださいました。
そしてシートサイドには、お洒落なココナッツ風味のチョコレートをデザートに用意してくださっていました。
寝てみた感想・・・広い!!!往路のB747も広くて良かったですが、A380もさすがファーストクラスです。これが飛行機の上とは信じられません。
「ANA A380ファーストクラス」もピカピカの機材で横幅も広くて最高でしたが、タイ国際航空のA380もフルフラットにすると横幅が広くて最高ですね!すぐにぐっすり眠ることができました。
ちなみに1-2-1配列の真ん中2席はパーテーションを上げ下げすることができて、ベットメイキングの際には上げられた形でセッティングされるようです。
食事の際などにな下げた状態で、会話しながら食事ができて使い分けできるのが良いですね!
2名利用の場合には、真ん中2席を利用するのが良いかなーと思います。
昼食の様子
一眠りしたあとは昼食の時間です。
だいたい到着の2時間前くらいからスタートとなるので、フライトが始まってから4時間後、日本時間の14時くらいなので時間的にもちょうど良いですね!
メニューを決めるときに、起こして大丈夫か聞かれたので「もし起きてなかったら起こして欲しい」と伝えておきました!
昼食はメニュー表に記載のオールディダイニングメニューから好きなものを選んで食べることができます。
メニューにあったポークバーガーも気になりましたが、今回は鶏むね肉の炒め物と目玉焼き&ジャスミンライスをチョイス!
この辺りはシーズンによって異なる提供されているメニューの中からカスタマイズ可能で、パンなどもオーダーすればいただけるようでした。
デザートにはコーヒーとデザートをいただいて、最後まで機内食美味しくいただきました!!!
今回は事前オーダーしませんでしたが、機内でオーダーできるメニューでも十分満足できました。
あらかじめ決めておきたい場合は、プレオーダーを出しておきましょうね!
食事を終えると、到着まであと1時間くらいの時間帯になっていました。
この日は多少雲が出ていましたが天気も良く、ブルーが綺麗な空でした。飛行機の上から見る空最高ですよね。
成田空港到着!
機内食を食べた後は、音楽を聞いたり、充電したり、機内誌を読んだりしていたら、あっという間に飛行機は着陸態勢へと入って行きました。
最後はチーフパーサーと担当CAさんが各座席へ挨拶回り。
出発から到着まで非常にスムーズで、さすがこの辺りは航空会社の格付けランキングでも上位にランクインする航空会社ですね!!
本当にバンコクの空港から到着までスタッフの皆さんのホスピタリティやサービスが素晴らしく、接客・雰囲気などとてもいいフライトになりました!!
成田空港では、ホノルルへのフライト準備中のANA A380がお隣になって、日本に帰って来たことを実感できました笑。
入国審査は自動改札でほとんど待つことなく自分の番になり、無事に日本に帰国完了!
これにてタイ国際航空A380-800のファーストクラス搭乗記完結です!最高すぎました!!
まとめ
TG676便「バンコクー東京(成田)」ロイヤルファーストクラス搭乗記をお伝えしてきました。
- 優先チェックインあり
- 優先保安検査場あり
- B747よりもオススメ
- タイ国際航空のホスピタリティ素晴らしい
ファーストクラス利用時には、空港到着から機内まで優先レーンが設置されているのでスイスイと進んでいくことができます。
今回往復ともにずっと楽しみにしていたタイ国際航空のファーストクラスでしたが、サービス・ホスピタリティが素晴らしく、ジャンボジェットとA380両方に乗れたこともいい思い出になりました!
食事も昼便なので満足できるものでしたし、比較的長い時間起きてられるのも良い思い出になりました!
全体としてはオンタイムでしたしかなり満足度の高いフライトとなりましたよー!タイ国際航空のファーストクラスは中距離路線もおすすめです!
下記B747のファーストクラスと比較しながらぜひ、特典航空券などで乗ってみましょう!!