これまで貯めてきたANAマイルを利用してTG661便「東京(羽田)ーバンコク」ファーストクラスに搭乗してきました!
夢だった外資エアラインのファーストクラス!個人的にはホノルル路線に就航したANA A380に次いで、生涯3回目のファーストクラス搭乗です!しかもジャンボジェットのB747!
近頃は米系航空会社を中心に、ビジネスクラスを最上位クラスにする流れがある中で、まだまだタイ国際航空はファーストクラスを提供しています。
今回搭乗したバンコク路線のTG661便は、夜〜深夜にかけてフライトとなるので、寝る時間も多くなってしまいますが、シートも広くフルフラットになるので、飛行機に乗っているということを忘れるくらいリラックスできましたよ!
そんな東京(羽田)ーバンコク路線ファーストクラスの様子をたっぷりの写真とともにお届けします!!
TG661便フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:東京(羽田)/00:20
- 到着地:バンコク/05:25
- 飛行時間:7時間5分
- 航空会社:タイ国際航空
- 便名:TG661便
- クラス:F(ファーストクラス)
日本とバンコクの間には2時間の時差があるので、現地時間だけを見ればフライトは6時間ですが+2時間加算されフライト時間は約7時間となります。
ファーストクラス特典航空券は片道52,500ANAマイル!
ANAマイルを使って発券する、バンコク路線ファーストクラス特典航空券の片道基本必要マイル数は「52,500マイル」で発券することができます!こちらが王道の発券方法です。
ただしANAは、JALと違い片道発券をすることができませんので必ず往復発券する必要があります。
往復ファーストクラスである必要はなく、ファースト+ビジネス・ファースト+エコノミーの組み合わせも可能ですので、検討してみましょう!
ちなみにエコノミークラスは片道15,000ANAマイル〜、ビジネスクラスは27,500ANAマイル〜発券できますので、合わせてどうぞ。
そしてさらにお得にANA特典航空券を発券したい方は「組み合わせルート」を使って、特典航空券を発券することにチャレンジしてみましょう!
今回僕も貯めてきたマイルを奮発して、往復で様々な航空会社のファーストクラスに4回も乗れる特典航空券を18万ANAマイルで発券しました。
マイラーデビューすると、このようにファーストクラスや家族ビジネスクラス旅行なども可能になりますのでぜひ「ANAマイルの貯め方」からチェックを!!
羽田ーバンコクファーストクラス搭乗記
それではTG661便「東京(羽田)ーバンコク」ロイヤルファーストクラス搭乗記をお届けします!
ファーストクラスカウンターでチェックイン!
TG661便「東京(羽田)ーバンコク」の定刻は00:20となっているため、今回は早めに20時30分ちょっと前に東京国際空港(羽田空港)に到着をしました。
タイ国際航空は羽田空港の第三ターミナル(旧 国際線ターミナル)でチェックインをすることが可能です!
タイ国際航空の国際線フライトは基本的にフライト3時間前からチェックインを開始しますので、今回のTG661便も21:20からチェックインが開始になります!
自動チェックイン機でチェックインが可能であれば、サクッと早めに中に入ることもできるのですが、今回僕が利用したタイミングではタイ国際航空は自動チェックインの対象外とのこと。
機械でチェックインをすると、レシートのようなペラペラの搭乗券になってしまうこともありますし、今回はせっかくのファーストクラスなのでチェックイン開始を待ちました!
チェックインカウンターにあったロイヤルファースト表記のカーペットも味があっていいですね〜〜!!
この時間ファーストクラスカウンターはガラガラでしたが、エコノミークラスのチェックインカウンターにはチェックイン開始を待つ列ができていましたので、今回も優先カウンターを利用して時間短縮をすることができました。
ちなみにSFC修行などをしてANA上級会員(プラチナ・ダイヤモンド・スーパーフライヤーズ会員)になっている方や他社スターアライアンス加盟航空会社の上級会員(スターアライアンスゴールド会員)になっている方は、エコノミークラスを利用する際にもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用することができます。
その中でもファーストクラスカウンターを利用できるのは、ファーストクラス搭乗客とANAダイヤモンド会員のみとなりますので比較的いつも空いています。
上級会員の資格を持っている方は、迷わずビジネスクラス・ファーストクラスカウンターへ進みましょう。
優先保安検査場あり
無事に発券を終えたら、保安検査場へ!
ANA上級会員およびSFC会員の方をはじめ各航空会社の上級会員の方、ビジネスクラス・ファーストクラス搭乗客は羽田空港の優先保安検査場を利用することができます。
この日はタイミングが良かったのかそこまで通常のレーンも混雑していませんでしたが、せっかくなので優先保安検査場を利用してみました。ガラガラです。
続いて出国審査をサクッと終えて、制限エリアへと進んでいきましょう。
制限エリアのANAスイートラウンジへ
自分で顔認証をして自動出国手続きが完了したら、制限エリアへと進みます。
ファーストクラスを利用する際に必ずセットで楽しみたいのが、航空会社のファーストクラスラウンジ!!!
羽田空港にはタイ国際航空のファーストクラスラウンジは用意がありませんので、同じアライアンスで提携するANAが誇る最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE(ANAスイートラウンジ)」を利用することが可能です!
羽田空港第三ターミナルのANA SUITE LOUNGEは、人気のダイニングスペース「DINING h」、ヌードルバー、ボックスシートなどANAが提供する最高のサービスを利用することができますので、ぜひ早めに空港を訪れて利用しましょう!
というかタイ国際航空を利用する場合には、チェックイン開始時刻から搭乗までの時間しか利用できませんので、利用しないと本当もったいないです!!!
羽田空港のANA SUITE LOUNGEは「ANAスイートラウンジ@羽田第三ターミナル訪問レビュー」で詳しくお伝えしていますので、ぜひチェックを!!
定刻で機内へ
ANA SUITE LOUNGE(ANAスイートラウンジ)で過ごしていると時が過ぎるのは本当にあっという間で、搭乗時刻に。
今回は初めてのタイ国際航空ファーストクラスということで、かなり気分が高まっていたので、優先搭乗を利用して一番乗りでゲートを通過することにしました!
ファーストクラス利用時には、優先搭乗を使って一番最初に機内へ入っていくことが可能です。
搭乗口に早く向かうと、ファーストクラス・ビジネスクラス利用時には優先搭乗を利用することができますので、早めに乗り込みたい方は優先搭乗もオススメです!
ボーディングブリッジから今回搭乗する飛行機(ジャンボ)が見えてきたら、いよいよ気分も最高潮に高まります!!
B747-400(74N)のファーストクラス座席はこちら!
いざ、ボーイング747-400機材(74N)に導入されているタイ国際航空ロイヤルファーストクラスの座席に初対面です。
B747-400は、機体前方部分が二階建ての構造となっている機材で、ファーストクラスは1F部分最前ブロックに配置されています。
前に行くにつれて左右の幅が狭くなっていくので変則的な1-2-1配列で、今回はファーストクラスとしては最後方の3列目「3A」を座席指定してみました!
特典航空券などを発券する際には、事前座席指定ができますのでぜひ事前にご希望の座席を指定しておきましょう!
ちなみに・・・タイ国際航空のB747-400には「74R」という旧型機材もあり、時折日本路線でも使用されています。
必要マイル数などは新型(と言ってもジャンボなのでそこそこ古め)、旧型でも変わりませんのでシートマップなどを見ながら、新型か旧型か見極めて新型のB747-400の日程をゲットしましょう!
どちらかと言われたら新型の方がボックス型シートになっていて、絶対オススメです。
ファーストクラスのモニターは23インチの大型タッチモニターで、映画などを見る際にも不自由なく使うことができました。日本語にも対応しています。
当然ながら足元はとても広く、当然思いっきり足を伸ばしても前の座席にぶつかることはありません。
座席に着くとすぐに担当のCAさんがご挨拶にいらして、ウェルカムドリンクとしてスパークリングワインをいただきました!
窓側にはストレージボックス、USBポート、充電可能なACコンセント、サブパネルなどがあり、様々な機能が用意されています。
フライト情報などの簡単な情報検索は、こちらのサブパネルで簡単にできたのも便利でした!
ジャケット・コート類はこのように収納することができます!出し入れも簡単!
そして食事のメニュー表が配られて、担当CAさんと食事のメニュー(和食 or 洋食)を決めました。
今回搭乗したTG661便は出発後に軽めの食事(ライトミール)、そして到着前に朝食の提供があります。ラウンジで食べ過ぎないようご注意くださいね!
TG661便は出発時刻が24:20といわゆる深夜便になるので、途中寝たりしないといけないことを考えるとあっという間にフライトは終了します。
せっかくファーストクラスに乗るのに寝る時間もったいない!という方は、深夜便も昼間便も必要マイルは変わらないので、お時間の都合がつく方はぜひ昼間便の利用をオススメします。
食事サービスも二回ともフルサービスで、より上質な体験をできると思いますよ!!
ファーストクラスバンコク路線の食事
オンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えて、ドリンクの配布が開始しました。
せっかくファーストクラスということで・・・シャンパンからスタート!
タイ国際航空のファーストクラスでは、ドンペリが採用されています!!!
机もかなり大きいので、パソコン作業をするにも食事をするにも最高の環境でした!
僕以外のファーストクラス利用者は3名いらっしゃいましたが、食事をせずにお休みになっていたのですぐに暗くなりましたが、僕はまだまだ気分が高揚していたので、ライトミールの中からうどんをチョイス!
利用客が少なかったこともあり、好きなだけ食べてねとのことでした笑。
ラウンジからいい感じにお酒も進んでいたので、締めのうどん美味しかったです。
せっかくならハンバーグとか、テンダーロイン、ロブスターとかファーストクラスで出てきそうな豪華なメニューを楽しみたいところですが、TG661便は深夜便なので当日はライトミール以外は頼めませんでした。
「ANA SUITE LOUNGE(スイートラウンジ)」にDINING hがありますので、当日の気分で決めたい方はそちらでいただくのがオススメです!
またタイ国際航空では「プレミアムクラス機内食事前予約サービス」を行っていて、ファーストクラスは全便、事前に機内食を指定して予約をすることができます!!
ただしこちらのサービスが利用できるのは日本出発の48時間前まで!バンコク発の場合には24時間前までなら指定可能です。
一度希望のものがないか、目を通しておいてもいいかもしれないですね!
アメニティも充実!フルフラットシート最高!
軽く食事を終えたら、パジャマに着替えて一眠りすることにしました。
タイ国際航空深夜便のファーストクラスでは、イタリア・ミラノのファッションブランドBOGGIのパジャマが提供されています。こちらは持ち帰りも可能とのことでした!
それからポルシェとコラボした、ファーストクラスアメニティケースの中には、歯ブラシやパリの老舗コスメブランド「PAYOT」のアメニティセットが同封されていました!
パジャマと必要なアメニティを取って、お手洗いへ向かいます。
着替えに向かったお手洗いは広さは特別広いわけではなく、歯ブラシとPAYOTのコスメがあること以外は普通のお手洗いと変わりません。
ただファーストクラス乗客以外は基本的に利用できないエリアなので、常に綺麗に保たれていました!
再び座席に戻ってみると・・・着替えをしている間に、CAさんがシートをフラットにしてベッドメイキングをしてくださいました!!
寝てみた感想・・・広い!!!さすがファーストクラスです。これが飛行機の上とは信じられません。
お金持ちは移動にお金をかける、なんてよく言いますがエコノミークラスで座席もほとんど倒せない中の深夜便と、フルフラットでこのように寝れるのでは翌朝の疲れ具合が全然違うというのには納得です。
「ANA A380ファーストクラス」もピカピカの機材で横幅も広くて最高でしたが、タイ国際航空のジャンボもフルフラットにすると横幅が広くて最高ですね!
ぐっすり眠ることができました。
朝食の様子
一眠りしたあとは朝食の時間です。
だいたい到着の2時間前くらいからスタートとなるので、フライトが始まってから5時間後、日本時間の朝5時くらいなのでなかなか眠かったです笑。
メニューを決めるときに、起こして大丈夫か聞かれたので「もし起きてなかったら起こして欲しい」と伝えておきました!
フルーツプレートからスタートして・・・・
パンやグラノーラ、ヨーグルトを今回は一緒にいただきました!
この辺りはシーズンによって異なる提供されているメニューの中からカスタマイズ可能で、パンなどはおかわりも可能です!
そしてメインは日本発のフライトだったので美味しいと信じて、和食を選んでみました!
海外に出るとしばらく和食が食べれなくなってしまうので、貴重です・・・!眠かったですが鮭の西京焼き美味しかったです!笑
デザートにはコーヒーとホテルとコラボしたデザートをいただいて、最後まで機内食美味しくいただきました!!!
今回は事前オーダーしませんでしたが、時間が時間だけに十分だったと思います。
食事を終えると、到着まであと1時間くらいの時間帯になっていました。
繰り返しになりますが食事はやはり深夜便ということでトータルしてライトミールな印象なので、せっかくのファーストクラス食事もちゃんと楽しみたいという方は昼のフライトの中から選ぶようにしてみましょう!
それかプレオーダーサービスを使って、事前にしっかり機内食をオーダーしておくのもいいですね!
バンコク・スワンナプーム国際空港到着!
機内食を食べた後は、音楽を聞いたり、充電したり、機内誌を読んだりしていたら、あっという間に飛行機は着陸態勢へと入って行きました。
フライトは非常に安定していて、まだまだ外は暗かったですがオンタイムでバンコク・スワンナプーム国際空港へ着陸。
出発から到着まで非常にスムーズで、さすがこの辺りは航空会社の格付けランキングでも上位にランクインする航空会社ですね!!
スカイトラック社の格付けは4つ星とのことですが、5つ星でもいいと思うけどなーというのが正直な印象。
サービスや接客、雰囲気などとてもいいフライトになりました!!
バンコク空港到着後は、自分の名前を持った係の方がボーディングブリッジで待っていて専用カートに乗って到着口まで送迎してくれます!
さすがこの辺りはファーストクラス!!乗り継ぎの場合には、乗り継ぎゲートまで向かってくれるようでした。
以前はそのまま制限エリアの出発フロアに移動してラウンジを利用してから入国するというようなことができたようですが、僕が訪れた2019年11月では利用不可となっていました。
あくまでも乗り継ぎ客のみが出発フロアに入れるルールに変更になったようです。まぁ普通に考えたらNGなことなので正常化されただけだと思いますが・・・。
ただTG661は早朝到着ということもあって、朝ごはんがてらラウンジでゆっくりしてから入国できると最高なのですがそれは夢叶わず。
入国審査は時間帯が早朝だったので、ほとんど待つことなく自分の番になり、特に質問されることはなく無事にタイに入国完了!
これにてタイ国際航空B747-400(74N)ジャンボジェットのファーストクラス搭乗記完結です!
まとめ
TG661便「東京(羽田)ーバンコク」ロイヤルファーストクラス搭乗記をお伝えしてきました。
- 優先チェックインあり
- 優先保安検査場あり
- 新型、旧型機材に注意
- 食事(和食)が美味しい
- タイ国際航空のホスピタリティ素晴らしい
ファーストクラス利用時には、空港到着から機内、そして現地空港まで優先レーンが設置されているのでスイスイと進んでいくことができます。
ずっと楽しみにしていた初めてのタイ国際航空のファーストクラスでしたが、サービス・ホスピタリティが素晴らしく、ジャンボジェットに乗れたこともいい思い出になりました!
食事は深夜便なので最低限という感じですが、事前オーダーをすることもできますので希望に応じて利用してみましょう!
全体としてはオンタイムでしたしかなり満足度の高いフライトとなりましたよー!タイ国際航空のファーストクラスは中距離路線もおすすめです!