これまで貯めてきたアラスカ航空マイルを使ってJAL特典航空券を利用してJL737便「名古屋(セントレア)ーバンコク」ビジネスクラスに搭乗してきました!
近頃のビジネスクラスはスタッガード&フルフラットになるタイプの座席が増えていますが、JAL国際線のアジア路線はフルフラットにならないタイプの座席もまだまだ多く、今回のJL737便もSHELL FLAT NEOというタイプの座席。
今回搭乗したバンコク路線のJL737便は、日中のフライトとなるので食事もフルサービスで充実!
せっかく特典航空券を発券するなら、贅沢なフライトにしたいですよね!?同じアジア路線のビジネスクラスに乗るなら昼間便のバンコク便オススメです!
そんな名古屋中部(セントレア)ーバンコク路線ビジネスクラスの様子をたっぷりの写真とともにお届けします!!
JL737便フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:名古屋中部(セントレア)/11:35
- 到着地:バンコク/16:05
- 飛行時間:6時間30分
- 航空会社:JAL(日本航空)
- 便名:JL737便
- クラス:C(ビジネス)
日本とバンコクの間には2時間の時差があるので、現地時間だけを見ればフライトは4.5時間ですが+2時間加算されフライト時間は約6.5時間となります。
ビジネス特典航空券は片道40,000JALマイル!
JALマイルを使って発券するJAL特典航空券の片道基本必要マイル数は「40,000マイル」となっていますので、片道発券であれば最安40,000マイルで発券することができます!こちらが王道の発券方法です。
ちなみにエコノミークラスの場合は12,500JALマイルで発券できますので、合わせてどうぞ。
大体ビジネスクラスはエコノミークラスの約3倍のマイル数といった具合ですね!
そしてさらにお得にJAL特典航空券を発券したい方は「アラスカ航空のマイル」を使って、JAL特典航空券を発券することにチャレンジしてみましょう!今回僕もアラスカ航空マイルを使って発券しました。
アラスカ航空マイルなら、25,000マイルで日本→アジア→日本またはアジア→日本→アジアのビジネスクラスを発券できます!!
往復のような日程ですが、トータルで25,000マイルで発券できてしまいます!マイラーなら知っておいて、損はない発券方法ですので「アラスカ航空マイルの貯め方」からチェックを!!
名古屋中部ーバンコクビジネスクラス搭乗記
それではJAL737便「名古屋中部(セントレア)ーバンコク」ビジネスクラス搭乗記をお届けします!
ビジネスクラスカウンターでチェックイン!
JL737便「名古屋中部ーバンコク」の定刻は11:35となっているため、今回は10時ちょっと前に中部国際空港に到着をしました。
JALは基本的にフライト3時間前からチェックインを開始しますが、国内の出発空港であれば常時カウンターが空いていると思いますので、基本的には早めに到着してもチェックインをしてもらえると思います!
なんかチェックインカウンターの屋根の上に人の影が見えますが、気になさらず笑。
セントレア空港にはたくさんの忍者がいますので、興味ある方はぜひ探してみてください笑。外国人ウケは良さそうですね!みなさん写真撮ってました。
この時間ビジネスクラスカウンターはガラガラでしたが、エコノミークラスのチェックインカウンターにはチェックイン開始を待つ列ができていましたので、今回も優先カウンターを利用して時間短縮をすることができました。
ちなみにJGC修行などをしてJAL上級会員(JMBダイヤモンドなど)になっている方や他社ワンワールド加盟航空会社の上級会員(エメラルド・サファイア)になっている方は、エコノミークラスを利用する際にもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用することができます。
上級会員の資格を持っている方は、迷わずビジネスクラスのカウンターへ進みましょう。
優先保安検査場なし
さて、無事に発券を終えたら保安検査場へと進みます。
JAL上級会員およびJGC会員の方をはじめ、各航空会社の上級会員の方、ビジネスクラス利用・ファーストクラス利用の方は、上記写真のような優先保安検査場を利用することができるのですが、残念ながらセントレアにはそのような設備はありません・・・泣。
皆同じレーンに並ぶことになります。時間帯によっては結構混みあうこともあるようなので、ぜひ時間には余裕を持って空港を訪れましょう!
せっかくのビジネスクラスなのに、ラウンジなどを満喫する時間がなくなってしまったら勿体無いですよ!
続いて出国審査をサクッと終えて、制限エリアへと進んでいきましょう。
セントレアは大きな窓から飛行機が大きく見えて、開放的な雰囲気が個人的にとても好きな空港です!!
飛行機好きな方は、ドリームリフターが駐機してあることも多いのでぜひチェックしてみましょう!
制限エリアのJALサクララウンジへ
自分で指紋認証をして自動出国手続きが完了したら、制限エリアへと進みます。
中部国際空港(セントレア)ではJALビジネスクラスを利用する際に利用できる「JALサクララウンジ」が用意されています。
決して広くはありませんが、雰囲気の良いバーエリア「The Bar」やリラクゼーションエリアなど設備は整っています。
成田空港のようにたくさんのラウンジがあるわけではないので、ラウンジホッピングなどはできませんが名物のカレーもいただけるで、時間までこちらで過ごすのがオススメ!
2016年にリニューアルされて料理も充実している、JALサクララウンジについては「中部国際空港JALサクララウンジをレビュー」で詳しくお伝えしていますので、ぜひチェックを!!
定刻で機内へ
JALサクララウンジで過ごしていると時が過ぎるのはあっという間で、搭乗時刻になりました。
この日は利用客もそこまで多くなかったようで、搭乗口に到着した頃にはすでにファイナルコール(最終搭乗)でした!
搭乗口に早く向かうとビジネスクラス利用時には優先搭乗を利用することができますので、早めに乗り込みたい方は優先搭乗もオススメです!
座席はシェルフラットNEO!
いざ、ボーイング787機材に導入されているJALビジネスクラスの「シェルフラットNEO(SHELL FLAT NEO)」にご対面です。
包まれるようなシェルデザインと大型のプライバシーパーティションが生みだす個の空間。
をイメージしてデザインされたシートとのこと・・・!
今回はバルクヘッド席(前が隔壁の座席)を予約してみたのですが、前に座席がない分かなり広く感じました。出入りもしやすくていいですね!
機内で映画などを見る場合にはモニターを引っ張り出さないといけないので面倒ですが、僕は機内で映画などはあまり見ずに、本を読んだりすることが多いのでこれで十分でした。
デザインは素敵だし、この日は隣もいなかったので広く使うことができで全く問題はありませんでしたが、ただやはり今はスタッガードやヘリボーンタイプの独立したビジネスクラスが各社主流となる中で、2-2-2配列のビジネスクラスは物足りなさを感じてしまいます。
15.4インチのタッチモニターも通常使う分には全く問題ないのですが、ANAのスタッガードビジネスクラスだと18インチありますので少々小ぶりな印象。もう少しモニターが大きくてもいいかなと感じました。
足元はとても広く、当然思いっきり足を伸ばしても前の座席にぶつかることはありません。
シェルフラットNEOは斜めにシートが伸びきった状態で170度の角度がつき、ほぼフラットになるまで倒れるのでフットレストも活用すれば足を伸ばして寝転ぶことも十分可能です(もちろん完全なフルフラットの快適性には及びませんが・・・)。
短いフライトなので食事をしているとそこまで長い時間寝る時間はありませんが、一眠りする際も不便さは感じませんでした。
シェルフラットNEOシートを満喫している間に、担当CAの方がご挨拶にいらっしゃって食事のメニュー(和食 or 洋食)を決めました。
特典航空券のルートを考える際や、旅行を計画する際に今回搭乗したJL737便、非常にオススメな理由として「食事サービスが充実」している点を覚えておくといいかもしれません。
というのもJL737便は、ちょうどお昼前に出発する昼間便ということで、深夜便などに見られる全体的にボリュームダウンした機内食ということはありません。
空の上のレストラン「BEDD」と呼ばれるフルサービス提供です!
「JAL 成田ーマニラビジネスクラス搭乗記」や「JAL マニラー羽田深夜便ビジネスクラス搭乗記」の機内食と比較していただくと分かりやすいと思いますが、正直全然内容が違います。
これは出発時刻と運行距離(路線)の条件が合わないと提供されないもので、対象の便はそう多くはありませんので覚えておくといいと思いますよ!
せっかく特典航空券などを発券するなら、いいサービスを受けたいものですよね!?
深夜便も昼間便も必要マイルは変わらないので、お時間の都合がつく方はぜひ昼間便の利用をオススメします。
ビジネスクラスマニラ路線の食事
オンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えて、ドリンクの配布が開始です。
せっかくならということで・・・シャンパンからスタート!
シャンパングラスではありませんでしたが、グラスの底にもJALのロゴが入っていてかっこいい!!気に入りました!
今回は和食を選んでみました!前菜から始まって・・・
メインは秋刀魚の蒲焼きと豚の角煮!
和食の肝心のお味は・・・・・最高!!!個人的にANAより美味しくて好きです!今回は長めのアジア旅だったので、最後に美味しい和食がたべれて大満足でした!
2019年は成田空港の朝発ビジネスクラスにも乗りましたが、マニラ路線という短めの路線だったこともあって食事はワンプレートでした。
乗り比べてみてせっかくビジネスクラスに乗るなら、やはりフルサービスの食事が食べられる時間帯のフライト・路線を選ぶべきだな〜と改めて思いました。
ついつい到着時刻が現地朝着とかの便を選びがちなんですが、今後は積極的に僕は昼間の便を活用していきたいと思えるほどいいフライトでした!
デザートにはコーヒーとホテルとコラボしたデザートをいただいて、最後まで機内食美味しくいただきました!!!
ちなみにビジネスクラスが満席に近い場合の機内食は、自分の希望する食事を食べられないということもあるようで、JALでは中長距離の欧米線/ハワイ線/アジア・オセアニア線ビジネスクラスの場合は、事前予約サービスも実施しています。
現地時間の出発25時間前までにJAL予約詳細画面から選択できますので、希望する食事を食べたいという方はぜひ利用してみましょう!
バンコク・スワンナプーム国際空港到着!
機内食を食べた後は、音楽を聞いたり、充電したり、airweave(エアウィーヴ)とコラボした布団に包まってうたた寝をしていたら、あっという間に飛行機は着陸態勢へと入って行きました。
フライトは非常に安定していて、オンタイムでバンコク・スワンナプーム国際空港へ着陸。出発から到着まで非常にスムーズで、さすがこの辺りは日系航空会社ですね!!
この日は天気が良かったので、途中途中で離島が見えたり街が見えたり、最後までフライトを楽しむことができました!
空港到着後にたくさんA380が見えたのも楽しかったです!
バンコク空港到着後の入国審査は時間帯が良かったのか、ほとんど待つことなく自分の番になり、特に質問されることはなく無事にタイに入国完了!
これにてシェルフラットNEOのビジネスクラス搭乗記完結です!
まとめ
JL737便「中部(セントレア)ーバンコク」ビジネスクラス搭乗記をお伝えしてきました。
- 優先チェックインあり
- 優先保安検査場なし
- シェルフラットNEOはやはりフルフラットよりは劣る
- 食事(和食)が美味しい
- フルサービスの食事が嬉しい
ビジネスクラス利用時には、空港到着から機内に到るまで優先レーンが設置されているので優先的に進んでいくことができます。
今回はラッキーなことに隣はいなかったので快適なフライトでしたが、シェルフラットシートは隣がいる場合には自由に出入りすることも難しいですし、やはりJALのフルフラットシートには劣るかな・・・という印象でした!
食事はさすが日系の航空会社の和食ということで美味しかったです!
昼間の便だったこともあり、フルサービスだった食事も嬉しいですね!!!
全体としてはオンタイムでしたし満足度の高いフライトとなりましたよー!JALビジネスクラスは中距離路線もおすすめです!
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