羽田空港国内線カードラウンジの中でNO.1「Power Lounge(パワーラウンジ)」の料金・対象カード一覧
Power Lounge(パワーラウンジ)は2017年4月27日、羽田空港国内線ターミナルに新たにオープンとなった有料ラウンジです。
第一、第二ターミナルともに1箇所ずつ、これまでも稼働していた計2箇所のラウンジをパワーラウンジとしてリニューアルオープンしました。いわゆるカードラウンジに部類されるので、旅行好きに人気のSPGアメックスでも利用が可能なラウンジとなっています(参考:SPGアメックス全解説!メリット・デメリットまとめ)。
実際にオープンしたばかりのPower Lounge/パワーラウンジへ行ってみましたので、パワーラウンジの概要と実際のラウンジの様子を訪問記としてまとめていきたいと思います。
羽田空港のその他のラウンジの様子をまとめた「羽田空港NO.1ラウンジはここ!」の記事も合わせてどうぞ。
羽田空港パワーラウンジ(Power Lounge)とは
各地の空港には主に2種類のラウンジが存在します。
- 航空会社運営ラウンジ
- それ以外の民間企業運営ラウンジ
いわゆるANAラウンジ・サクララウンジのように航空会社が運営をするラウンジと、羽田空港の場合、「日本空港ビルデング株式会社」という民間企業が有料ラウンジの運営をしている2つのケースです。
後者は通常利用するためには料金が発生しますがゴールド/プラチナクレジットカードなど、対象クラスのクレジットカードを保有していると、無料で利用することができるため、通称”カードラウンジ”とも呼ばれています。
パワーラウンジ=民間企業運営ラウンジ
Power Lounge(パワーラウンジ)は、先ほどご紹介した区分分けによると「航空会社以外の民間企業運営ラウンジ」です。日本空港ビルデング株式会社が運営を担っています。
- 羽田空港第一ターミナル(JAL)
- 羽田空港第二ターミナル(ANA)
羽田空港には、それぞれのターミナルに1つずつPower Lounge/パワーラウンジがあり第一ターミナルは「SOUTH」、第二ターミナルは「NORTH」の名がつきます。
そしてなんと、第一ターミナルのPower Lounge/パワーラウンジは出発前だけでなく、到着時についても制限エリア内を移動することによってPower Lounge/パワーラウンジを利用することができます。
※第1旅客ターミナルのみ、ご到着のお客様は到着ロビーに出られる前にご利用頂けます。
ぜひ航空機利用前後にPower Lounge/パワーラウンジを活用していきましょう。(当記事では実際に訪問した第二ターミナルのPower Lounge/パワーラウンジを中心にご紹介しています)
羽田空港第二ターミナルにあるPOWER LOUNGE NORTHは、保安検査通過後に利用できるカードラウンジで2017年4月28日にリニューアルオープンをしたラウンジになります。
リニューアル時のプレスリリースはこちらです。
新たなラウンジの名称は、「POWER LOUNGE」。そのコンセプトは、“EMPOWERMENT ”です。
ご出張やご旅行の際に、活気あふれる“はかどり”と、ほっとできる“安らぎ”の空間をご提供します。
同ラウンジでは、コンセプトに合わせてスタッフが着用する制服をリニューアルしたほか、地方産品 を紹介する情報発信コーナーや、カウンターキッチン方式による対話型ドリンクカウンターの設置、国内空港では初めて、お客さまの贈答品をラウンジでご用意する「SMART PICKUP 」の提供など、お客さまのパワーを湧き出させる各種サービスを一新しました。 これを皮切りに、当社は他の「AIRPORT LOUNGE」についても、順次「POWER LOUNGE」へとリニューアルしていく予定です。
ぜひご期待ください。
今後羽田空港はパワーラウンジ増加
プレスリリースにもある通り、今後羽田空港のラウンジはPower Lounge/パワーラウンジへとリニューアルしていく計画があります。
JAL側である羽田空港第一ターミナル、ANA側である羽田空港第二ターミナルには、それぞれあと2つのエアポートラウンジがありますので、今後のリニューアルオープンに期待しましょう。
無料利用できるクレジットカード種類一覧
Power Lounge/パワーラウンジは、以下のクレジットカードを提示することで”無料”にてPower Lounge/パワーラウンジを利用することができます。
-
VISA/マスターカード:プラチナ/ゴールドカード
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JCB:ザ・クラス/ゴールド/ゴールドEXTAGE/ネクサス/ビジネスカード
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ダイナースクラブカード
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アメリカンエキスプレス(AMEX):ブルーカード/一部の法人カード/提携カード以外の全てのAMEXカード
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UC:ゴールドカード/ヤングゴールドカード
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MUFG:プラチナ/ゴールドプレステージ/プレミオ
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DC:ゴールドカードノブレス/ゴールドカード/ゴールドカードヴァン
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UFJ:ゴールド/ヤングゴールド/プレミオ
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ニコス(NICOS):ゴールド/プレミオ
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オリコ(ORICO):ゴールド/ゴールドアプティ
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ライフカード:ゴールド/ビジネス
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TS3:ゴールド/レクサス
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楽天:プレミアム/ブラック/ゴールド
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エポス(EPOS):プラチナ/ゴールド
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イオン(AEON):ゴールド
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MI:三越MCARDゴールド/MICARDゴールド/伊勢丹アイカードゴールド
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アプラス:World Elite Mastercard/ World Mastercard/ゴールド
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ジャックス(JACCS):ゴールド
上記カードを保有している方は、カードラウンジを無料にて利用することができます。
記載のないカードは、上級会員であっても利用することはできませんのでご注意ください。
アメックスカードは同伴者1名まで無料
尚、上記カードを保有していない同伴者については基本的に有料となりますが、「アメリカンエキスプレスカード」「ポルシェカード」を保有している方については同伴者も1名まで無料にて利用することができますので覚えておきましょう。
当ブログ一押しのSPGアメックスカードについても、同伴者1名まで無料で利用する事ができます。SPGに入会するとホテルのゴールド会員になることができて、空港ラウンジまで利用できるので非常に便利です。
SPGアメックスカードの詳細は下記記事をご参照ください。
有料利用の料金は1,080円
対象のクレジットカードを保有していない場合など料金を支払ってPOWER LOUNGEを通常利用する場合には、「大人:1,080円」「4歳〜12歳:540円」の利用料がかかります。
実際の羽田空港パワーラウンジを訪問レポート!
SFC修行をするべく羽田空港を訪れた際、リニューアルオープンしたての羽田空港第二ターミナルにあるPower Lounge NORTHに訪問してみましたので、ラウンジ内の様子をお伝えできたらと思います。
JAL側(第一ターミナル)のパワーラウンジの様子は「スターフライヤー羽田ー福岡搭乗記」からどうぞ。
Power Lounge Northについて
まず、初めに今回訪問するPower Lounge Northのラウンジ概要です。
営業時間 | 6:00-21:30 |
電話番号 | 03-6428-8255 |
座席数 | 140席 |
化粧室 | ◯ |
フリードリンク | ◯ |
新聞・雑誌 | ◯ |
喫煙室 | ◯ |
無線LAN・電源 | ◯ |
アルコール | ◯(有料) |
シャワー室 | × |
POWER LOUNGE NORTHは、保安検査通過後に利用できるカードラウンジで2017年4月28日にリニューアルオープンをしたラウンジになります。
これまでにご紹介した2つのラウンジも、今後このパワーラウンジにリニューアルしていく予定とのことで、一足先に公開したのがこの北ピア3Fにあるカードラウンジです。
リニューアルオープンしただけあって、内装はとてもきれいで広々としているほか、席数も今回ご紹介する3つのラウンジの中では最も多い(140席)ラウンジですし、営業時間も最も遅い21:30まで営業しているのが、このパワーラウンジですのでとてもオススメ。
ラウンジ内は、非常に綺麗でソファなどの家具もスタイリッシュなものが多いのでかなりおしゃれな空間になっています。
パワーラウンジのアクセス方法
パワーラウンジは、羽田空港第二ターミナルの場合だと上記画像の右上、北ピアと呼ばれるゾーンに位置しています。
北ピアは商業施設がいくつか入っており、その中の一角にパワーラウンジがあります。
パワーラウンジへは、保安検査場を通過したあとでないとアクセスすることができません。A・B・C・D、どの保安検査場を通過したとしても左方面に進んで行くとラウンジのある方向へ進んで行くことができます。
搭乗口の番号で言うところの、54・55・56番搭乗口を目指すと間違いありません。
いつも沖縄便に乗る方は、60番台の搭乗口を利用することが多いので保安検査を通過して右側に進むことが多いと思いますが、ちょうどその逆サイドというと分かりやすいかもしれません。
動く歩道をいくつか渡って行くと、パワーラウンジのある3Fに登ることができるエスカレーターが見えてきます。
もう少し手前から登り口があるのかなと思っていましたが、想像以上に奥の方にエスカレーターがあるので途中で止まらずに歩みを進めて行きましょう。
「Lounge&Shop」の文字が見えてきたら、3Fへと上がるエスカレーターが目視できると思います。
3Fに進んで右へ曲がると、そこはもうパワーラウンジの入り口です。
エントランスからすごくスタイリッシュな空間となっていますよね。
受付にいる女性に、当日の搭乗券と対象のクレジットカードを見せたら、いよいよパワーラウンジへ初入室です。
またPower Lounge/パワーラウンジの営業時間は、朝6時からとなっています。
保安検査のゲートオープンの時間が5:15ですので、朝早く入室しようと思っても6時までは利用することができず入り口前で待機することになりますので注意しましょう。
パワーラウンジの入室方法
エントランスを抜けると、間接照明でオシャレに照らされた通路を抜けてラウンジ内へ進んで行くことができます。
通路を抜けると、そこにはジュースやコーヒーなどのドリンクコーナーがあります。
- アイスコーヒー
- オレンジジュース
- トマトジュース
- りんごジュース
- 青汁
- 牛乳
など幅広いコールドソフトドリンクに加えて、「アールグレイ」「煎茶」「メープルナッツティー」などのティーパックと「ホットコーヒ」などをいただく機械も備えられていましたのでドリンクに困ることはないでしょう。
また有料にてアルコールも提供がされていますので、機内でぐっすり眠りたい方などはこちらで一杯引っ掛けて行くといいかもしれません。
また、午前中の早い時間に行くとクロワッサンが提供されます。無くなり次第終了となっていますので、早い便をご利用の方は、ぜひそちらもオススメです。
パワーラウンジ内の様子・座席
ラウンジ内は・・・・
- テーブル席
- 一人用ソファ席
- 複数人用ソファ席
など様々な種類の座席が用意されています。この日はGW最終日ということで多少混んでいましたが、それでもまだ空席はたくさんありました。
ソファ席から優先的に埋まっていっていた印象ですので、ソファ席の利用をお考えの方はご注意ください。
ラウンジ内の大きな窓からは駐機している航空機を目の前に見ることができ、大きな窓の左手奥には、滑走路から離着陸する様子を見ることができていました。
ラウンジ内から航空機が見えると、やはりテンションが上がりますし空港にきた!という実感がとても湧きました。
マガジンラックもスタイリッシュ
またパワーラウンジ内は雑誌や新聞類も充実しています。
空港系のマガジンに加えて、ノンノなどのファッション誌も用意してありました。こういった雑誌コーナーでもいちいちオシャレなところが素敵です。
パワーラウンジだけではありませんが、カードラウンジに置いてある雑誌や新聞類は持ち帰りはできませんので悪しからず。ラウンジ内でのみ、お楽しみいただけます。
各座席にコンセント完備
パワーラウンジ内には、様々なタイプの座席が用意されていましたが、そのほぼ全ての座席にはコンセントとUSBのポートが設置されていました。
これを使って、パソコンやスマートフォンの充電も同時に行えますので非常にありがたいサービスです。ここまでコンセントの数が多いカードラウンジは珍しいと思います。
たっぷり心も体も電子機器も、充電ができたらいざフライトへ出発です。
新サービス「S-MART PICK UP」スタート
パワーラウンジでは、新サービスとして「S-MART PICK UP(スマートピックアップ)」をスタートさせました。
お土産品を事前にネットで予約しておくと、ラウンジ内でお土産品の受け取り+支払いができるというサービスで、搭乗手続きや保安検査を終えたあとに受け取ることができるのでスムーズな旅行を実現します。
お土産買いたいけどしばらく手に持って動き回るのは嫌だなという方はぜひ利用してみましょう。
パワーラウンジまとめ
羽田空港国内線ターミナルに新たにオープンになった「Power Lounge/パワーラウンジ」を訪問してみました。
今回は第二ターミナルのパワーラウンジをご紹介しましたが、第一、第二ターミナルともに1箇所ずつありますので第一ターミナル利用時にもご利用いただけます。
この日僕は沖縄へのフライトだったので、搭乗口と逆側に位置しているのがこのパワーラウンジだったのですが、動く歩道を使っても搭乗口までは10分程度かかりました。
パワーラウンジを利用したいと考えた方は、60番台の搭乗口付近にあるカードラウンジ、「エアポートラウンジ南」がパワーラウンジへとリニューアルされるまでは、今回ご紹介した北ぴあのパワーラウンジを利用することになりますので時間には余裕を持って移動するよう心がけましょう。
初めての訪問でしたが、とてもオシャレな空間でコンセントも充実していますし、何より席数も多く広々していますので、今後は僕は積極的に利用したいと思います。
ぜひ羽田空港国内線ターミナル利用時には、利用してみてはいかがでしょうか。
羽田空港にPower Lounge以外にも空港ラウンジが存在しています。当記事ではご紹介しきれていないカードラウンジは「羽田空港NO.1ラウンジはここ!」をご覧ください。
以上、Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA 〜!
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