旅の楽しみの一つ「空港ラウンジ」、今日は香港国際空港の「カンタス航空ラウンジ（The Qantas Hong Kong Lounge）」をレビュー！
JAL指定ラウンジとなっていますので、JALビジネスクラスを利用する際などに利用可能です！もちろんJAL上級会員や「JALグローバルクラブカード」をお持ちの方も利用することができますよ！
香港はキャセイパシフィック航空のラウンジが制限エリア内に4つもあって目立ちますが、このカンタス航空ラウンジも実はかなり豪華な仕様で機能充実。
広いスペースとなっていることはもちろん、空間がオシャレでバーエリア、シャワーなど設備も充実。空いていることも多いので、ゆっくり過ごせます。
充実のカンタス航空ラウンジ、香港で乗り継ぎや出発前のひとときに利用してみてくださいませ！
※現在コロナウイルスの影響でサービスが一部変更になっています。ご注意ください。
香港国際空港のカンタス航空ラウンジ概要
まずはじめに、香港国際空港のカンタス航空ラウンジ概要を見てみましょう。
| 名称 | The Qantas Hong Kong Lounge |
| 営業時間 | 07:30-24:00まで |
| フードコーナー | ○ |
| バーカウンター | ○ |
| シャワー | ○ |
| 新聞・雑誌 | ○ |
香港国際空港には「THE PIER」「THE WING（ザ・ウイング）」「THE DECK（ザ・デッキ）」「THE BRIDGE（ザ・ブリッジ）」など4つのキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジが制限エリア内にあり目立ちますが、カンタス航空ラウンジも負けてません。
JALの指定ラウンジにもなっているカンタス航空ラウンジは、朝07:30〜24:00まで営業しており、ホットミールを含めたフードコーナーに加えて、バーカウンターやシャワーも完備していて設備は充実しています。
キャセイパシフィック航空ラウンジとカンタス航空ラウンジ、どちらがオススメかということで言えば、もちろんホームグラウンドのキャセイパシフィック航空ラウンジになるわけですが、搭乗口が近かったり、気分を変えたい時には有効利用できると感じました！
利用可能ステータス一覧
香港空港のカンタス航空のビジネスクラスラウンジは、以下のステータスを保有している方、搭乗客が利用することができます。
- カンタス航空ファーストクラス搭乗客
- カンタス航空ビジネスクラス搭乗客
- カンタス航空の上級会員
- ワンワールド加盟航空会社ファーストクラス搭乗客
- ワンワールド加盟航空会社ビジネスクラス搭乗客
- ワンワールド上級会員（エメラルド・サファイア）
カンタス航空のファーストクラス・ビジネスクラス、それからJALを含むワンワールド加盟航空会社のファーストクラスやビジネスクラス、上級会員となっている方は利用することができます！
くくりとしてはJAL上級会員に位置付けられていますが、JALクリスタル会員の方はラウンジを無料利用することができませんのでご注意ください。
またJGC修行をするなどしてサファイア以上のステータスを保有している方は、文句なしに利用可能ですので、乗り継ぎに時間がある場合などにラウンジホッピングする場合に利用するのはいいですね！
香港はワンワールド系のラウンジが本当に多いので、巡るのもとっても楽しい乗継時間の過ごし方になると思います。
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実際に訪れてみた様子をレポート！
2020年1月、「キャセイパシフィック航空 成田ー香港ビジネスクラス」搭乗時に乗継のフライトを待っている間に、カンタス航空ラウンジを訪れましたので様子をレポートしたいと思います！
カンタス航空ラウンジは、制限エリアにあるため手荷物検査&出国審査を終えた後に利用が可能です！！
今回は東京ー香港経由ーモルディブへの乗り継ぎでしたので、香港に到着したら乗り継ぎゲートから制限エリアへと入りました。
香港空港は乗り継ぎ時の導線が非常にスムーズで、飛行機を降りてからあっという間に制限エリアへ進むことができました。せっかくの乗り継ぎ時間でたっぷりラウンジを満喫したいと思っていたので、助かる！
アクセス方法
香港空港のカンタス航空ラウンジは、北側の保安検査場を通過して右側に進むと、すぐあります。搭乗口で言うと15・16・17番搭乗口付近の一つ上のフロアがラウンジに当たります。
同じくワンワールドに加盟するので利用できるキャセイパシフィック航空のラウンジで個人的に一番オススメの「THE PIER」は、一番遠いサイドとことになってしまいますので、保安検査場付近の搭乗口の場合には同じくオススメのTHE WINGか、今回ご紹介するカンタス航空ラウンジの利用がオススメ。
ただお時間ある方はぜひTHE PIERまで足を伸ばしてみてください。世界でもトップランクと称される最高のビジネスクラスラウンジです。
カンタス航空ラウンジは、保安検査・出国審査場と同じフロアにあります。搭乗口エリアから見ると1つ上の階に当たります。
香港空港のカンタス航空ラウンジはJALの指定ラウンジになっているということでラウンジエントランスには、JALのロゴも掲示されていました。
他にもブリティッシュエアウェイズ、フィンエアーなどの航空会社指定ラウンジとなっています。
通路をまっすぐ進むとカンタス航空ラウンジのエントランスが見えてきます。
ターミナル天井まで吹き抜けの構造となっているので、かなり開放的なエントランスでした！カンタス航空のロゴもかっこいい。
ラウンジ入り口にフロントデスクがありますので、搭乗券とパスポートを提示して入室しましょう。
ラウンジ内の雰囲気
香港空港のカンタス航空ラウンジは、横長の構造で1つ下のフロアの搭乗口3つ分が全てラウンジとなっているので、かなり広くて総面積は約2,000平方メートル。（でもJALの成田空港国際線ラウンジは4,000平方メートルなのでそれよりも巨大だったりします）。
広々としたラウンジ内には「バー」「ダイニング」「シャワールーム」など様々なラウンジ機能が備わっています！
座席数は約300席でオープンから5年以上経っているのですが、ソファ席なども現代的なデザインとなっていてオシャレ。
JAL含めていくつかの航空会社の指定ラウンジになっているということもあって、素晴らしい空港ラウンジです。
ラウンジは横長の構造になっていて、まず一番入り口近いエリアにあるのが「バーカウンター」。
こちらではお酒はもちろん、食事も楽しめるようにテーブルセッティングがされていました。
バーカウンター周辺の座席は食事をするためのダイニングエリア。
このエリアだけはソファ席などにもテーブルセッティングがされていました。ビジネスクラスラウンジで、ここまでセッティングしてあるのは珍しいですね！いいサービスです。
さらに奥へ進むと、食事を終えた方々などがゆっくり過ごしていたリラックスソファエリア。横長のソファなので広く使えるのがいいですね！
そして全体的に雰囲気がオシャレですよね！
ラウンジ一番奥のエリアには、テレビがあってスポーツ観戦が楽しめるようなエリアも用意されていました。
カンタス航空側としてはゆっくり歓談するようなスペースとして想定しているのかもしれませんが、いつもスポーツ中継をここでは流しているので日によっては結構な盛り上がりでスポーツ観戦を楽しんでます。
一度サッカーのチャンピオンズリーグ開催日に利用したことがあったのですが、テレビの前にはすごい人で得点が入ると1つ下のフロアの方々が振り返るくらい盛り上がってました笑。
もはやアルコール飲み放題のスポーツバー状態ですね笑。
食事（フードコーナー）の様子
座席を確保できたら、ラウンジ真ん中あたりに設置されたフードエリアへ。
ここのエリアではブッフェ料理がディスプレイされているので、好きな料理を取って食事を食べれます！
カンタス航空はラウンジの料理にもこだわっていて、「Accor Hotels」の監修のもと提供されているんです。ホテルの朝食ブッフェのような料理が楽しめますよ！
ラウンジ内にはパンなどの簡単な軽食から、ポークソーセージなどの洋食メニュー、スクランブルエッグなどの卵料理、チャーハンなどの中華料理までホットミールが数種類用意されており、充実しています。
他にもJALの指定ラウンジになっていることで和食の用意もありましたし、バーカウンターではオーダー式のヌードルメニューも提供されていました。
ソフトドリンク・コーヒーなどについては、こちらのブッフェスペースに用意がありますが、アルコールについてはブッフェスペースに用意があるのはワインのみ。
それ以外のアルコールについては前述のバーカウンター行くともらえます。もちろん飲み放題となっています。香港ビールなどの瓶ビールも用意がありましたよ！
バーカウンターコーナーには、毎日日替わりで提供されるモクテル（ノンアルコールカクテル）なども提供されていました。
この日はレモネード！美味しかったです。
ラウンジ内の新聞・雑誌コーナーには、日本語の日経新聞も用意されていましたし、コンセントは、日本のプラグでも入るタイプのものもごく一部だけありましたが、基本的には変換プラグが必要です。
USBポートは各座席に用意されています。
ただし全ての座席に設置されているわけではないので、パソコンやスマートフォンの充電に利用する際にはコンセント付近の座席確保はマストです！
オーダー式ヌードルメニューは必見！
香港空港のカンタス航空ラウンジには、バーカウンター付近のダイニングエリアでオーダー可能なヌードルメニューが用意されています。
シーズンやタイミングによって内容は異なるようですが、この日はワンタン麺が提供されていました。
キャセイパシフィック航空のラウンジのヌードルバーも素晴らしく食べ過ぎてしまっていたので、今回はオーダー断念・・・。
香港空港のカンタス航空ラウンジに行ったら、様々な設備が用意されていますがヌードルメニューも美味しいと評判ですので、外せないポイントの一つ！お見逃しなく！
シャワールームの様子
香港空港のカンタス航空ラウンジにはお手洗いと合わせて、「シャワールーム」が設置されています。
シャワールームエリアに専用の受付があり、先着順にてシャワーを利用することができますので、お時間のある方は利用してみましょう。
空港ラウンジでまだシャワーを利用されたことがない方は、一度騙されたと思って利用されることをオススメします。
爽快感とリラックス効果、それから機内での爆睡するためには最高ですよ！
今回はすぐに利用することができましたが、順番待ちが発生する場合には受付に搭乗券が必要になります。
搭乗券と交換する形で呼び出しベル（自分の番が回ってくると音とバイブレーションでお知らせするタイプ）をもらえますので、気長に待ちましょう。
シャワールームは、ラウンジ内の雰囲気と同じくオシャレで清潔！
歯ブラシ・ドライヤーなどのアメニティも充実しています。シャンプーなどはオーストラリアの人気オーガニックブランド「ASPAR」を用意！豪華なシャワールームです！
清掃なども水滴一つ落ちていない状態でバッチリでした！
まとめ：JAL指定ラウンジは高機能なのに穴場！
香港空港のカンタス航空ラウンジの様子をレポートしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
- JAL指定ラウンジ
- スペース広々 2,000平米
- 飲食物充実
- バーカウンターの雰囲気最高
ラウンジ内は非常に広々としていて座席数も多く、開放的な作りです。
バーカウンター、オーダー式のヌードルメニュー、シャワールームなど様々なラウンジ機能が充実しています！
香港空港はキャセイパシフィック航空のラウンジが目立ちますが、カンタス航空のラウンジも素晴らしいのでぜひ一度利用してみることをオススメします！
皆さんキャセイの方に流れるので、カンタス航空ラウンジは比較的空いていることも多いです。
いいラウンジがいくつもあるなんて、嬉しい悩みですね！質も非常に高いので、ぜひ香港から東京などへ出発する際にはこちらのラウンジ利用してみましょう！
