今まで貯めてきたANAマイルを使って発券したシンガポール経由のメルボルン特典航空券、SQ637便「成田ーシンガポール」路線のエコノミークラスに搭乗してきました!
シンガポール航空の成田ーシンガポール路線は、羽田も含めるとシンガポール航空だけで1日6往復している路線で便によってA350、B777、B787、A380など様々な機材が導入されている路線!
今回搭乗したSQ637便は、11:05発の昼便フライトとなるので朝は早めですが、機内はフルサービスを楽しみたい方にオススメの路線!
しかも今回は機材が2017年に導入された総二階建てのA380の新型機で、さすがシンガポール航空は世界NO.1の航空会社と言われるだけあって機材やシートも綺麗で機能も充実!
写真とともに詳細をレビューします!!
SQ637便フライト概要
それでは、まずは搭乗した今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:東京・成田/11:05
- 到着地:シンガポール・チャンギ/17:20
- 所要時間:7時間10分
- 航空会社:シンガポール航空
- 便名:SQ637便
- クラス:Y(エコノミークラス)
日本とシンガポールの間には1時間の時差がありますので、2都市間を約7時間10分でフライトすることができます!
ちなみにシンガポール航空以外だと日系航空会社のANA、JALも運航していますが、一番本数が多いのはシンガポール航空ですので、使い勝手は一番いいと思います。
今回はシンガポール航空の「エコノミークラス」に搭乗しましたが、出発時刻が昼間ということもあって、夜にシンガポールで予定のある方や機内食などをフルサービスで楽しみたい方にオススメの便!
特にビジネスクラス利用時には深夜便と昼間便でサービスが大きく異なりますので、できれば昼便に乗りたいところ!
シンガポール航空の成田ーシンガポール路線は、いくつかの機材で運行していて・・・
- 11時05分発 SQ637:B787、A380
- 20時25分発 SQ11:B777
このような感じで成田だけでも3つの機材が導入されていて、シーズンや予約状況などによって機材変更が行われます。
今回搭乗したSQ637便もシーズンによってB787とA380がコロコロ変わるので、予約時にはご注意を!SQ247便については基本的にB777にて運行されています。
https://twitter.com/halohalo_travel/status/1020570000283668480
さすが世界一の航空会社に輝くシンガポール航空ですので、機材にこだわらずB777、B787、A380ともに新型機が導入されていますのでシートも綺麗でオススメですよ!!
エコノミークラス特典航空券は片道17,500ANAマイル〜!
シンガポール航空はANAと同じスターアライアンスに加盟していますので、ANAマイルを使って特典航空券を発券することが可能です!
今回はテニスの全豪オープンを観戦する為に、メルボルンを訪れる日程だったので日本ーメルボルン路線で発券しました。
日本ーメルボルン路線のエコノミークラス特典航空券は、片道25,000マイル〜発券することができます。ちなみにビジネスクラスの場合には片道40,000マイル〜。
こちらが王道の発券方法です。テニスの全豪オープンいい大会でした〜〜!
もしシンガポール単純往復で発券する場合には、ANA利用で往復35,000マイル、シンガポール航空利用で往復38,000マイルとなっています!
注意点としてANAは、JALと違い片道発券をすることができませんので必ず往復発券する必要がある点。
往復同じ座席クラスである必要はなく、ビジネス+エコノミーの組み合わせも可能ですので、検討してみましょう!
マイラーデビューすると、このようにファーストクラスや家族ビジネスクラス旅行なども可能になりますのでぜひ「ANAマイルの貯め方!年間20万マイルを稼ぐ王道ルート」からチェックを!!
成田ーシンガポール エコノミークラス搭乗記
それでは、ここからは実際にSQ637便「東京(成田)ーシンガポール」シンガポール航空エコノミークラス搭乗記をお届けします!
ANA上級会員はビジネスクラスカウンターでチェックイン!
SQ637便「シンガポールーメルボルン」の定刻は11:05です。今回は寝坊と空港バス遅延が怖かったので、7時30分すぎに空港へ到着しました。
成田空港の第一ターミナルGカウンターでチェックインが行われるシンガポール航空ですが、成田空港からは1日2往復運航となっていますので常時チェックインカウンターが空いている訳ではありません。
今回搭乗したSQ637便のチェックイン開始時刻は08:05。ちょうどフライト3時間前から開始になるようです!
少し時間があったのでWi-fiを受け取ったり、空港内をフラフラとしていたのですが・・・
成田空港は非制限エリアも様々なスポンサーとコラボしながら、すごく綺麗になりましたね!
ラウンジにあるようなボックスシートがあって、電源まで完備しているのでびっくりしました。エコノミークラス利用などでラウンジが利用できない場合には、こちらのスペースで十分ですね!
また今回はエコノミークラス利用ということで通常であればエコノミークラスカウンターでのチェックインになるのですが、僕は「SFC修行」をしてANA上級会員「ANAスーパーフライヤーズ会員」になっていますので、今回はビジネスクラスカウンターを利用することが可能です!
これはANAとシンガポール航空が同じスターアライアンスに加盟しているため!
ANA上級会員には「スターアライアンスゴールドメンバー資格」が付与されているので、同じスターアライアンス加盟航空会社を利用するときにはいつでも上級会員として各種サービスを利用することができます。
スターアライアンスゴールドメンバーの詳細は、下記記事へどうぞ。
上級会員の資格を持っている方は、旅行代理店のツアー利用時にも上級会員資格が利用可能ですので、迷わずプレミアムチェックインカウンターへ進みましょうね!
チェックイン業務についてはANAがシンガポール航空から受託しているようで、ANAの制服を着たスタッフの皆さんがチェックイン業務を行っていました!日本クオリティのホスピタリティ素晴らしいです。
無事にチェックインすることができました!今回は機材がA380と言うことで、第4サテライト46番搭乗口になったようです。
優先保安検査場(ゴールドトラック)あり!
無事にチェックイン・発券を終えたら、保安検査場へ!
世界中の国際線を運行している空港では、航空会社の上級会員・ビジネスクラス・ファーストクラス搭乗客向けに優先保安検査場を用意していることが多いです。
成田空港の第一ターミナルにもGOLD TRACK(ゴールドトラック)と呼ばれる優先保安検査場が用意されています。
こちらはファーストクラス、ビジネスクラス、先ほどご紹介したスターアライアンスゴールドメンバーの方が利用可能な保安検査場で、成田は修学旅行生などの関係で通常レーン列が長く伸びていることも多いので、優先レーンがあると助かります。
サクッと保安検査を終えて、制限エリアへ!
制限エリアのANAラウンジへ
飛行機を利用する際に必ずセットで楽しみたいのが、航空会社のビジネスクラスラウンジ!
今回はエコノミークラス利用なので通常はラウンジはを利用できませんが、ANA上級会員ということでステータス特典としてエコノミークラス利用時もラウンジを利用することができます。
成田空港は残念ながらシンガポール航空のラウンジはありませんが、ANAの本拠地ということで、第四サテライト・第五サテライトにてラウンジ営業中、そして第二サテライトにもANAラウンジの開業を控えておりますのでラウンジは充実しています!
ANAラウンジは、さすが旗艦ラウンジとなっているだけあって座席数500席超え、ヌードルバーやアルコール、シャワーまで完備していますのでぜひフライト前に訪れてみましょう!
訪問レビューは下記へ。
またもしANAラウンジの利用資格がある場合にはユナイテッド航空ラウンジも利用可能ですし、利用不可の場合には「Priority Pass(プライオリティパス)」提携ラウンジの大韓航空KALラウンジなどもありますので、成田はラウンジ充実していますね〜!
ぜひいずれかのラウンジで、出発前の時間を有意義に過ごしましょう!
定刻で機内へ!A380にいざ搭乗!
さて、ラウンジでお酒を飲んだり、食事をしたりして過ごしていると時が過ぎるのは本当にあっという間で、搭乗時刻に。今回は第1ターミナルの第四サテライト46番ゲートが搭乗口として指定されていました。
こちらはANAのA380なども搭乗口として利用している、A380優先搭乗口として活用されているスポットです。
エコノミークラス搭乗時には基本的に優先搭乗が終わったあとに搭乗可能となりますが、今回はANA上級会員ですのでシンガポール航空が搭乗時に実施している優先搭乗を使って機内へ入っていくことが可能です。
シンガポール航空はビジネスクラスとスターアライアンスゴールドメンバーをきっちり分ける方針の航空会社ですので、ビジネスクラス搭乗客がゲートを通過した次、プレミアムエコノミークラス搭乗者と同じタイミングで搭乗可能です!
荷物が多い時なんかは、まだ全然人のいない機内で準備ができますので非常に嬉しいサービス!
早めに乗りたい方は、フライト30分前から搭乗がスタートしますのであらかじめラウンジから移動しておくことをオススメします!
A380-800(A380R)エコノミークラス座席
ゲートを潜ったら、分かれ道。
シンガポール航空の総二階建てA380は二階席にビジネスクラスやスイートクラスが用意されていますので、上位クラスに搭乗する場合には右側へと進んでスロープを上がっていきます。
今回は残念ながらエコノミークラスですので、まっすぐ進みます。
いざA380-800型機(シンガポール航空保有のA380機材の中でも新型モデル)に導入されている、シンガポール航空のエコノミークラスの座席に初対面です。
シンガポール航空の新型A380は2017年12月に初就航を迎えたばかりの新しい機材で、ロンドン・シドニー・チューリッヒ路線やシーズンによって成田路線にも導入されています。
ちなみに・・・今回搭乗したA380-800型機にはシンガポール航空ファーストクラス(スイートクラス)、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの4クラス制となっています。
今回搭乗したエコノミークラスは、3-4-3配列の横10席仕様で個人用モニターは11.1インチ、シートピッチは32インチ、座席幅は18.5インチの仕様となっています。
事前座席指定をしている中でどの座席にしようかなーと悩んでいたのですが、ちょうど前日に非常口席が開放されたのでゲット!!!
CAさんと対面する形になりますが、エコノミークラスの弱点を感じさせない足元広々シートなので最高です。
こちらが通常座席ですが、やはり前の座席があるので圧迫感がありますよね・・・。横3列なので窓側になってしまうと外に出るのも一苦労です。
そう言う意味では非常口座席は自由に出入りできるので、毎回重宝して利用しています。
非常口座席じゃなくてオススメの座席は同じく各ブロック最前列は隔壁が前にあるバルクヘッド席と呼ばれていて、足元が広くなっています。こちらも直前開放されていましたので、ぜひチェックを!
航空会社の座席指定でいい座席をゲットするためのノウハウは、下記記事で解説しています。同じ要領でシンガポール航空でも利用できますので、ぜひ一読しておきましょう!
日本から近いアジアと言えど、数時間かかりますのでいい座席だと快適度が全然違いますよ!!
タッチパネルやコントローラーは反応もよく、使いやすかったですし、USB充電なども可能となっていますのでスマホも充電可能です!
座席はエコノミークラスとしては最高ですね!綺麗だし、タッチパネル快適、A380ならではのゆったりした作りも最高!
エコノミークラス シンガポール路線の食事
オンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えて、ドリンク配布・機内食メニューの提供が開始しました。
機内食は離陸してすぐに昼食が提供されます。今回はインターナショナル or 和食のチョイスで、和食を選んでみました!
シンガポール航空の中距離エコノミークラスでは、ビール・赤白ワインなどのアルコールももちろん追加料金なし無料で楽しめます。
テニス全豪オープンを見ながら、シンガポールの有名なビール「tiger」をいただきます!
僕の区分を担当してくれたCAさんがシンガポールの方だったのですが素晴らしいサービスとホスピタリティで、アルコールのお代わりやナッツも無くなるとすぐに渡してくれました。
前菜にお蕎麦、豚ロースのバター醤油風味、デザートは嬉しいハーゲンダッツ!最後まで美味しくいただきました。
シンガポール空港が近くなってくると、画面ではスポットの確認や天候の確認なども簡単に確認することができて、使い勝手は抜群に良かったと思います!
シンガポール・チャンギ国際空港着!
そして無事に定刻でシンガポール・チャンギ国際空港に到着!東京は非常にいい天気でしたが、シンガポールは曇り空。
乗り継ぎで「シンガポール航空227便 メルボルン行き」に乗ることになっていたので、空港内を散策したり、ラウンジを満喫したりして楽しい時間を過ごすことができました。
ちなみにシンガポール空港は、到着ターミナルと出発ターミナルが一体型となっていますので、到着時に使えるラウンジなんかも用意されています。
成田発SQ11便や羽田発SQ633便・SQ635便は、深夜・早朝着となりますので、空港を楽しんでから、移動を開始するのもいいと思いますよ〜!(預入荷物がある場合には先に荷物を受け取る必要があります)
今回は乗り継ぎだったのでスルーバゲージできましたが、シンガポールが目的地の場合にはANA上級会員としての利用すると、荷物に優先タグがつけられていてすぐに出てきます!
出発空港のチェックインから到着時まで、やはり上級会員特典はかなり時間短縮に繋がるのでありがたいサービス内容となっていますね!
まとめ
SQ637便「東京(成田)ーシンガポール」エコノミークラス搭乗記をお伝えしてきました。
- A380Rはおすすめシート
- ANA上級会員は各種特典利用可能
- シーズンによって機材変更あり
今回はANAのマイルを使った特典航空券を利用したフライトでしたが、ANA上級会員ということでビジネスクラス利用時と同じサービスを受けることができました。
空港到着から機内、そして現地空港まで優先的にスイスイと進んでいくことができます。
今回搭乗したA380新型機(A380R)は、シートも新しくなっておりベッドになるスイートクラスも設定されている人気の機材です。
ツアーの場合には変更が難しいので仕方がありませんが、自分で個人手配する場合には非常にオススメの機材なので、ぜひ利用してみましょう!
その際、シーズンによってB787とA380が入れ替わることがありますので、例えば1月はA380になりやすいなど過去の傾向などを見ながら予約することをお忘れなく!それでは!