これまで貯めてきたANAマイルを利用して、LH987便「アムステルダムーフランクフルト」欧州内ビジネスクラスに搭乗してきました!
ルフトハンザ航空は、日本にも直行便を飛ばしている航空会社として有名ですが、欧州内にも小型の飛行機でビジネスクラスを設定した路線を運行しています。
長くても2〜3時間程度のフライトになりますので、イメージ的にはANAプレミアムクラスやJAL国内線ファーストクラス(いや、クラスJレベルかも)といった感じで、機内食なども提供されます!
ビジネスクラスですので、優先チェックインカウンターが使えたり、ラウンジが使えたり、機内食が出たり、それなりのサービスが受けられて特典航空券も利用可能!
そして今回、大寝坊をしてしまって起きたらフライト30分前・・・。大慌てのフライトに。写真とともにレビューします!!
LH987便フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:アムステルダム/10:05
- 到着地:フランクフルト/11:10
- 所用時間:1時間5分
- 航空会社:ルフトハンザ
- 便名:LH987便
- クラス:C(ビジネスクラス)
今回はビジネスクラスでしたが、約1時間のフライトなのでせっかく特典航空券で発券する場合には、もう少し長い路線を選択してもいいかもしれないですね!
それからLH987便は出発時間や機材が変更になることも多いです。実は僕が搭乗した時には出発時刻が08:55でした。発券後も最新情報には注意しましょう!
欧州内ビジネスクラスは特典航空券も可能!
ルフトハンザ航空の欧州内、ビジネスクラスはANAマイルを使った特典航空券または有償にて購入することで発券が可能です。こちらが王道の発券方法です。
今回僕もマイルを使った特典航空券を発券しました。
ただしANAは、JALと違い片道発券をすることができませんので必ず往復発券する必要があります。
往復同クラスである必要はなく、ファースト+ビジネス・ファースト+エコノミーの組み合わせも可能ですので、検討してみましょう!
欧州路線だったら、ロンドン路線に最新機材が導入されていますので行きは新ファーストクラスのTHE SUITE、帰りは新ビジネスクラスのTHE ROOMを乗り比べしてみるのもいいですね!
そしてさらにお得にANA特典航空券を発券したい方は「組み合わせルート」を使って、特典航空券を発券することにチャレンジしてみましょう!
今回僕も貯めてきたマイルを奮発して、往復で様々な航空会社のファーストクラスに4回も乗れる特典航空券を18万ANAマイルで発券しました。
ルートなどの詳細は「ANA特典航空券のロンドンおすすめルート発券してみた!4度もファーストクラスに乗れて18万マイル!」からどうぞ。
マイラーデビューすると、このようにファーストクラスや家族ビジネスクラス旅行なども可能になりますのでぜひ「ANAマイルの貯め方!年間20万マイルを稼ぐ王道ルート」からチェックを!!
LH987アムステルダムーフランクフルトビジネスクラス搭乗記
それではLH987便「アムステルダムーアムステルダム」ビジネスクラス搭乗記をお届けします!
起きたらフライト30分前の大寝坊からスタート
今回、たくさん飛行機に乗って各地を巡る旅程となっていたので想像以上に疲労が溜まっていたようで・・・パッと起きて時計を見たらなんとフライトの30分前!!
どうやら前日の夜に寝落ちしてしまったようです。学生の頃からたくさん旅行をしてきましたが、こんな経験は初めてでした。
今回のフライトの後ろにはフランクフルトから「アシアナ航空A380のビジネススイートクラス」搭乗が控えていたので、遅れるわけにはいきませんし、ノーショー扱いになって一連の特典航空券が無効になることも避けなければいけません。
取り急ぎ、心臓ばくばくになりながらルフトハンザ航空の欧州内フライトチェックイン締め切り時刻を調べます・・・。
- エコノミークラス:45分前
- ビジネスクラス:40分前
終わった・・・・。起きた時点で既にビジネスクラスのチェックイン締め切り時刻を過ぎていました。オンラインチェックインももちろん締め切り済み。
ホテルのスタッフに電話してもらうことも考えましたが、寝坊したあなたが悪いと言われるか、ミスコミュニケーションになる気しかしなかったのでとりあえず全部荷物をカバンに詰め込んで、ホテルをチェックアウト。
空港にダッシュしました。振り返ってみると、ぶつからない程度に相当頑張ってダッシュしていたと思います笑。
今回幸いにも空港直結の「シェラトンアムステルダムエアポートホテル」に宿泊していたので、空港までは歩いても数分の距離ということと、前日に空港内を探検していたのでチェックインの場所などは全て把握できていました。
そして荷物は全て機内持ち込み、預け入れの荷物はありませんでした。
これが本当に不幸中の幸い。迷うことなく、一直線でチェックインカウンターへ。
ビジネスクラス優先カウンターでチェックイン!
LH987便「アムステルダムーフランクフルト」の定刻は10:05(搭乗時は08:55)となっており、8時・10時・11時・14時・18時・19時とフライトが続きますのでいつでもチェックイン可能です。
ここで注意!
繰り返しお伝えしていますが僕が今回ご紹介するフライトに搭乗した時の出発時刻は8:55でしたが、現在は1時間遅くなって10:05となっています。
この1年間で何回も変更になっていますので、最新情報にはご注意を!
通常時は自動チェックイン機がたくさん並んでいますので、そちらでチェックインをして保安検査場へと向かいましょう!欧州内は日本の国内線のようにスムーズに搭乗まで進むことができます。
ただ今回僕は通常時ではありません。
チェックインカウンター到着後は、素直に寝坊してしまったことを伝え、カウンターの方が何やら電話でマネージャーらしき方と話し合いをしています。
詳しい会話の内容は分かりませんが「Business Class Passenger(ビジネスクラスの乗客)」とカウンターの方が伝えた後、いくつかの言葉が交わされ電話が終了しました。
僕はこの数分間、ひたすら発券してくれることを願って祈るように待つしかありません。この時間が一番心臓に悪かった・・・・。
そして「今回は特別に発券します。ただ保安検査で時間が掛かるなどの都合などでゲートクローズ(搭乗口締め切り)になってしまった場合には私たちは責任を取れません。それでも発券しますか?」
と伝えられたので、即答でイエス!
もしかすると次のフライトに振り替えてくれる特別対応になったかもしれませんが、このタイミングでそのような保証はないので、イエスしかありません。
乗れなかった時のことは、乗れなかった後に考えることにしました。
連なるフライトの搭乗券も発券してもらって、急いで保安検査場へ向かいます。この時、既にフライト時刻15分前。本当に時間ギリギリです。
優先保安検査場あり
アムステルダム・スキポール空港には、ファーストクラス・ビジネスクラス搭乗客、そして航空会社の上級会員用の優先レーンが用意されています。
先ほどカウンターで「間に合わなくても責任は取れないわよ」と言われた時に、保安検査場を見たら列が長くなっていたので正直難しいかなと思ったのですが・・・優先保安検査レーンはほぼ並んでいなかったので、すぐに通過することができました。
これは本当に良かった。
ちなみにSFC修行などをしてANA上級会員(プラチナ・ダイヤモンド・スーパーフライヤーズ会員)になっている方や他社スターアライアンス加盟航空会社の上級会員(スターアライアンスゴールド会員)になっている方は、エコノミークラスを利用する際にも優先レーンを利用することができます。
上級会員の資格を持っている方は、迷わず検査場向かって一番右側の優先レーンへ進みましょう。
制限エリアにスターアライアンスラウンジあり
サクッと保安検査を終えて、パスポートと搭乗券を見せるだけの簡単なパスポートコントロール(出国審査)を終えたら、制限エリアへと進みます。
既にドアクローズギリギリの時間です。
そして見えてきました・・・・今回搭乗するB17ゲートです。
既にゲートクローズしている可能性もゼロではないので心臓ばくばくでしたが、若干準備が遅れていたようでまだお手伝いが必要な方の優先搭乗中でした。良かった。間に合いました。
完全に自分のせいですが、心臓に悪すぎます・・・。皆さまもお気をつけを・・・。
特に特典航空券で連なる旅程を発券している場合には、最初がノーショーになってしまうと後ろの航空券がキャンセルとなってしまうこともあります。本当に注意が必要です。
今回はこのようなバタバタさになってしまったので利用できなかったのですが・・・ビジネスクラスを利用する際に必ずセットで楽しみたいのが、航空会社のビジネスクラスラウンジ!
ただアムステルダム・スキポール空港は、スカイチームに加盟するKLMオランダ航空がメインに使っている空港になりますのでスカイチーム関連の設備は整っているのですが、残念ながらルフトハンザ航空などのスターアライアンス加盟航空会社の航空会社ラウンジはありません。
その代わりに航空会社共同で利用できる「スターアライアンスラウンジ」が用意されています。2019年にリニューアルオープンしました。
スターアライアンスラウンジは、ロサンゼルスで一度利用したことがあるのですすごく雰囲気が良かったんですよね。詳しくは下記。
なので、ぜひ利用したかったですが今回は状況が状況だったので叶わず。
アムステルダム、本当に素敵な街ですごく良かったのでまた次回リベンジしたいと思います!
この記事を読んでくださっている皆さんは、シェンゲン協定内エリア2階のゲートエリアDにラウンジがありますのでしっかり朝起きてラウンジ利用してみてくださいね!
やや定刻より遅れて機内へ
起きたらフライト30分前という絶望から、なんとか搭乗口まで到着することができて、搭乗です。
ビジネスクラス利用時には、優先搭乗「GROUP2」を使って機内へ入っていくことが可能です。
早めに乗りたい方は30分前を目安にボーディングがスタートしますので、あらかじめラウンジから移動しておきましょう!
A320neoの欧州内ビジネスクラス座席
いざ、A320neoに導入されている、ルフトハンザ航空のビジネスクラスの座席に初対面です。
A320のビジネスクラスは、3-3配列で7列分用意されています。8列目より後方がエコノミークラスです。
ビジネスクラスもエコノミークラスも座席そのものは同じなのですが、面白いのは、ビジネスクラス座席はよく見ると真ん中座席はブロックされて座れないようになっています。
なかなか斬新なスタイルですよね笑。
アムステルダムに来る際に乗ったブリティッシュエアウェイズのA321も同じ作りでした。詳しくは下記。
座席そのものは同じでも、真ん中をブロックして確実に隣席が空席となるようになっているんですね!
日本ではシートそのものから異なる形で座席クラスを分けることが基本なのでなかなか見かけませんが、欧州内ビジネスクラスはこれがスタンダード。
3-3配列の座席を実質的には2-2で座って余裕を持った空間にしています。
ブリティッシュエアウェイズの欧州内ビジネスクラスは、上記写真のように真ん中は塞がれていましたがルフトハンザは、本当にそのまま。
特典航空券などを発券する際には、事前座席指定ができるのですが、残念ながら有料です。僕も当日に空港でチェックインする際に座席を決めました。ここは残念。
実際に座席に座ってみると、やはり座席は自体はエコノミークラスと同じなのでビジネスクラスと言えど広いなーという感じはありません。
ANAやJALの国内線シートと印象的には変わらない印象です。
正直特典航空券で発券するビジネスクラスとしては、コスパ悪いかもしれないですね・・・!
そうこうしているうちにあっという間にドアクローズとなって、飛行機が動きだしました。
今回はラッキーなことに1つ空けたC席に乗客はいなかったので、3列自由に使えました!ラッキー!
欧州内は天気がいいと各地の様子が見えて最高なのですが、今回はどんより曇り空だったのお預け。
欧州内ビジネスクラスの食事
搭乗は遅れましたが、その後はスムーズでオンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えて、ドリンク・食事配布が開始しました。
欧州内ビジネスクラスでは、短いフライトでも機内食が提供されます!
アムステルダムーフランクフルト路線は1時間5分(東京ー大阪と同じくらい)のフライトなので、ドリンクサービスなども急ぎ足。
機内食は想像していたよりもしっかりしていて、ちゃんとお皿でサーモン・クリームチーズなどが提供されました。
基本的にはラウンジで食事を済ませることが多いと思うのですが、機内食も時間帯によってメニューは異なるようです。
ちなみに今回は軽食だったのと仕事が残っていましたのでアイスコーヒーをいただきましたが、アルコールも無料でオーダー可能です!
この辺りはさすがビジネスクラスという感じ。午前中のフライトでしたが、アルコールを飲んでいる方も多かったですよ!
ヨーロッパの方々にとって、ワインなど少量であればアルコールという感覚ではないのかもしれませんが笑
アムステルダム・スキポール空港到着!
機内食を食べた後は、音楽を聞いたり、機内誌を読んだりしていたら、あっという間に飛行機は着陸態勢へと入って行きました。
1時間5分のフライトですからね、本当にすぐ着きます笑。
フランクフルト空港に到着をすると毎度思うことですが、ターミナルはルフトハンザのメインカラーであるオレンジ一色。ドイツに来たんだなということが実感できました。
出発から到着まで非常にスムーズで、さすがこの辺りはドイツのフラッグキャリアですね!!
フランクフルト空港は、出発・到着の導線が同じ一体型となっていますので、EXITを目指して進んでいきましょう。
ルフトハンザ航空のラウンジなども基本的には出発前となっているようですが、到着時も入れてくれることがほとんどなので利用可能です。
あっさり、空港の外に出ることができてこれにてルフトハンザ航空のA320、欧州内ビジネスクラス搭乗記完結です!
まとめ
LH987便「アムステルダムーフランクフルト」欧州内ビジネスクラス搭乗記をお伝えしてきました。
- 優先チェックインあり
- 優先保安検査あり
- ラウンジ充実
- ビジネスクラスシートは真ん中席ブロック
欧州内の短いフライトと言えど、ビジネスクラス利用時には、空港到着から機内、そして現地空港まで優先レーンが設置されているのでスイスイと進んでいくことができます。
今回は起きたら30分前という衝撃からスタートして、起きてから30分後には機内で座っているというバタバタのフライトになってしまいました、あまり参考にしたくない事項ではあると思いますが・・・・
- 空港直結のエアポートホテルに宿泊していた
- 前日にターミナルを散策していたのが良かった
- ビジネスクラス利用だった
- 優先保安検査場が空いていた
- 預け入れ荷物がなかった
これらの良いことが重なって、たまたま乗れたと思います・・・・。こんな体験はもう二度としたくありません笑。
特典航空券のルートとしてはコスパが悪いかもしれませんが、乗り継ぎなどで仕方のない場合もありますのでANAマイルの貯め方を実践しながら発券してみましょう!
それでは!
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