これまで貯めてきたブリティッシュエアウェイズのBAマイルを利用して、BA434便「ロンドンーアムステルダム」欧州内ビジネスクラスに搭乗してきました!
ブリティシュエアウェイズは、日本にも直行便を飛ばしている航空会社として有名ですが、欧州内にも小型の飛行機でビジネスクラスを設定した路線を運行しています。
長くても2〜3時間程度のフライトになりますので、イメージ的にはANAプレミアムクラスやJAL国内線ファーストクラス(いや、クラスJレベルかも)といった感じで、シートはなかなか斬新なスタイルでした笑。
とは言えビジネスクラスですので、優先チェックインカウンターが使えたり、ラウンジが使えたり、機内食が出たり、それなりのサービスが受けられて特典航空券なら1万マイル以下で片道発券も可能!
そんなブリティッシュエアウェイズの欧州内ビジネスクラスの様子を写真とともにレビューします!!
BA434便フライト概要
まずは今回のフライト概要をまとめていきましょう。
当記事でご紹介する今回僕が搭乗したフライト概要は、以下の通りです。
- 出発地:ロンドン(ヒースロー)/11:45
- 到着地:アムステルダム/14:05
- 所用時間:1時間20分
- 航空会社:ブリティッシュエアウェイズ
- 便名:BA434便
- クラス:C(ビジネスクラス)
ロンドンとアムステルダムの間には1時間の時差があるので、現地時間だけを見ればフライトは2.5時間ですが時差分の時間が加算され所要時間は約1時間20分となります。
今回はビジネスクラスでしたが、約1時間のフライトなのでもう少し長い路線を選択してもいいかもしれないですね!
それからBA434は出発時間や機材が変更になることも多いので、発券後も最新情報には注意しましょう!
欧州内ビジネスクラス特典航空券は片道7,750BAマイル!→改悪
ブリティッシュエアウェイズのマイル(通称:BAマイル)を使って発券する、欧州内ビジネスクラス特典航空券の片道必要マイル数は「7,750マイル」で発券することができたのですが・・・2019年5月より改悪になってしまいました。
- エコノミー(オフピーク):4,000マイル〜→8,500マイル〜
- ビジネス(オフピーク):7,750マイル〜→14,250マイル〜
僕が発券した時には片道7,750マイルだった欧州内短距離路線のビジネスクラスはかなりコスパ良かったのですが、現在は14,250マイルになってしまいました泣。
エコノミー、ビジネスともに必要マイルが約2倍になる大改悪です。悲しいですがこちらが王道の発券方法です。
ブリティッシュエアウェイズ特典航空券のいい点としては片道発券が可能ということ!往復同時発券する必要はありませんので、片道のみ利用するというような使い方をしてみましょう!
それからロンドン路線を利用する場合には、ロンドンは空港税が非常に高いということも知っておく必要があります。
イギリスはEUから離脱してしまいましたので、欧州内の路線にもこれまで以上の税金が課せられる可能性があります。
参考までに僕が発券をした時点でのロンドンーアムステルダム路線の諸税は3,200円でした。なので7,750マイル+3,200円で発券可能でした。
ブリティッシュエアウェイズのマイルは、飛行機に乗らなくても貯める方法があります。詳細は「ブリティッシュエアウェイズ BAマイル(Avios)の貯め方!」からどうぞ。
BAマイルはJAL国内線の特典航空券もお得に発券できるので、貯めておいて損はないマイルの一つです。僕も重宝しています。
BA434ロンドンーアムステルダムビジネスクラス搭乗記
それではBA434便「ロンドンーアムステルダム」ビジネスクラス搭乗記をお届けします!
ビジネスクラスカウンターでチェックイン!
BA434便「ロンドンーアムステルダム」の定刻は10:55となっているため、今回は早めに7時00分ちょっと前にロンドン・ヒースロー空港の第5ターミナルに到着をしました。
ここで注意!
僕が今回ご紹介するフライトに搭乗した時の出発時刻は10:55でしたが、現在は1時間遅くなって11:45となっています。
この1年間で何回も変更になっていますので、最新情報にはご注意を!
ヒースロー空港では、ブリティッシュエアウェイズは第三ターミナルと第五ターミナルを利用していますので、特典航空券や航空券購入時にターミナルの確認も忘れなくどうぞ!
ターミナル3はワンワールド系ラウンジ多め、ターミナル5は比較的新しくベスト空港ターミナルも受賞したターミナルという感じです!
航空会社各社国際線フライトは基本的にフライト3時間前からチェックインを開始というルールになっていることが一般的ですが、今回はBAの保ホーム空港となるロンドンなので常時チェックインカウンターでチェックインをすることが可能です。
羽田空港など日本の主要空港でも近年チェックインシステムの自動化が進められていますが、ロンドンの第五ターミナルは最先端。ほぼチェックインから荷物預け入れなど全てが自動化されています。
分からなければ近くにいるスタッフに聞いたら解決してくれます。自分でスイスイ進められるので便利ですね〜〜!
ちなみにブリテイッシュエアウェイズには便によって、前日から荷物を預けられるオーバーナイトBag Dropというサービスがあることをご存知でしょうか?
- オーバーナイトBag Dropは、ロンドン・ヒースロー空港ターミナル5またはロンドン・ガトウィック空港から13:00以前にフライトが出発する場合、前日の16:00~22:00にもご利用になれます。
13時より前の出発フライトの場合は、利用できますのでもしタイミングがある場合には利用してみましょう。なかなか前日に空港に到着するというようなことは少ないかもしれませんが、空港泊するような場合には有効です。
この時間ビジネスクラスカウンターはガラガラでしたが、エコノミークラスのチェックインカウンターには少し列ができていましたので、今回も優先カウンターを利用して時間短縮をすることができました。
それにしてもヒースロー空港の第五ターミナルは、ほぼBA専用ターミナルとなっているので見回してもBA一色です。すごい。
ちなみにJGC修行などをしてJAL上級会員(ダイヤモンド・サファイア・JGCプレミア会員など)になっている方や他社ワンワールド加盟航空会社の上級会員(ワンワールドエメラルド・サファイア会員)になっている方は、エコノミークラスを利用する際にもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用することができます。
上級会員の資格を持っている方は、迷わずビジネスクラスカウンターへ進みましょう。
制限エリアのBAビジネスクラスラウンジへ
サクッと保安検査を終えて、パスポートと搭乗券を見せるだけの簡単なパスポートコントロール(出国審査)を終えたら、制限エリアへと進みます(イギリスのEU離脱に伴って今後システムが変わる可能性あり)。
この日は朝早めの時間帯だったこともあり全く混雑していませんでした。
ビジネスクラスを利用する際に必ずセットで楽しみたいのが、航空会社のビジネスクラスラウンジ!!!
ロンドン・ヒースロー空港にはBAが誇るビジネスクラスラウンジ「Galleries club」が3つ用意されています。
どちらも作りは同じような感じですが、フード、アルコールを含むドリンク、シャワーなど充実したサービスを利用することができますので、ぜひ早めに空港を訪れて利用しましょう!
この日はやらなければいけない仕事があったのと、人が多くて写真がなかなか撮れなかったのですが3つのラウンジを巡ってみるのも面白いですね!
個人的には「成田空港のJALサクララウンジ」などの方が好きですが、BAのラウンジはお酒好きには最高だと思います!種類がかなり豊富で充実しています。
また第五ターミナルには、プライオリティパスで利用できるラウンジもあって「ロンドン ヒースロー空港 第5ターミナル ASPIREラウンジをレビュー」で詳しくお伝えしていますので、ぜひチェックを!!
定刻で機内へ
BAのビジネスクラスラウンジで過ごしていると時が過ぎるのは本当にあっという間で、搭乗時刻に。
今回は初めての欧州内ビジネスクラスということで、かなり気分が高まっていたので優先搭乗を利用して一番乗りでゲートを通過することにしました!
ビジネスクラス利用時には、優先搭乗「GROUP1」を使って機内へ入っていくことが可能です。
早めに乗りたい方は40分前の11:15から通常であればボーディングがスタートしますので、あらかじめラウンジから移動しておきましょう!
今回搭乗する飛行機が見えてきたら、いよいよ気分も最高潮に高まります!!
A321の欧州内ビジネスクラス座席
いざ、A321に導入されている、ブリティッシュエアウェイズのビジネスクラスの座席に初対面です。
A321のビジネスクラスは、3-3配列で10列分用意されています。前方がビジネスクラス、後方がエコノミークラスです。
ビジネスクラスもエコノミークラスも座席そのものは同じなのですが、面白いのは、ビジネスクラス座席はよく見ると真ん中座席はブロックされて座れないようになっています。
なかなか斬新なスタイルですよね笑。エコと言えばエコですが笑。最初はちょっと衝撃ありました笑。
座席そのものは同じでも、真ん中をブロックして確実に隣席が空席となるようになっているんですね!
日本ではシートそのものから異なる形で座席クラスを分けることが基本なのでなかなか見かけませんが、欧州内ビジネスクラスはこれがスタンダード。
3-3配列の座席を実質的には2-2で座って余裕を持った空間にしています。
今回はビジネスクラス10列目「10A」を座席指定してみました!
特典航空券などを発券する際には、事前座席指定ができるのですが、残念ながら有料です。僕も当日に空港でチェックインする際に座席を決めました。ここは残念。
実際に座席に座ってみると、やはり座席は自体はエコノミークラスと同じなのでビジネスクラスと言えど広いなーという感じはありません。
ANAやJALの国内線シートと印象的には変わらない印象です。
早めに飛行機に乗ったはずが、そうこうしているうちにあっという間にドアクローズとなって、飛行機が動きだしました。
今回はラッキーなことに1つ空けたC席に乗客はいなかったので、3列自由に使えました!ラッキー!
欧州内ビジネスクラスの食事
オンタイムで離陸後、飛行も安定していたのですぐにベルトサインが消えて、ドリンク・食事配布が開始しました。天気が良かったのでしばらくは地上が見えていたのもヨーロッパ観光気分が味わえていい思い出になりました。
ロンドンーアムステルダム路線は1時間20分のフライトなので、ドリンクサービスなども急ぎ足。
機内食は想像していたよりもしっかりしていて、ちゃんとお皿でサーモン・クリームチーズなどが提供されました。
基本的にはラウンジで食事を済ませることが多いと思うのですが、機内食も時間帯によってメニューは異なるようです。
ちなみに今回は軽食だったのと仕事が残っていましたのでコーヒーをいただきましたが、アルコールも無料でオーダー可能です!
この辺りはさすがビジネスクラスという感じ。乗っている皆さんは英国紳士(もちろんジャケット着用率高め)という雰囲気の方が多くて、スマートにアルコールを楽しんでいるのが印象的でした。
アムステルダム・スキポール空港到着!
機内食を食べた後は、音楽を聞いたり、機内誌を読んだりしていたら、あっという間に飛行機は着陸態勢へと入って行きました。
1時間20分のフライトですからね、本当にすぐ着きます笑。
アムステルダム空港に到着をして、KLMオランダ航空の飛行機を見かけるとオランダに来たんだなということが実感できました。
出発から到着まで非常にスムーズで、さすがこの辺りはイギリスのフラッグキャリアですね!!
アムステルダム空港は、出発・到着の導線が同じ一体型となっていますので、EXITを目指して進んでいきましょう。
あっさり、空港の外に出ることができてこれにてブリティッシュエアウェイズのA321、欧州内ビジネスクラス搭乗記完結です!
まとめ
BA434便「ロンドンーアムステルダム」欧州内ビジネスクラス搭乗記をお伝えしてきました。
- 優先チェックインあり
- ラウンジ充実
- ビジネスクラスシートは真ん中席ブロック
欧州内の短いフライトと言えど、ビジネスクラス利用時には、空港到着から機内、そして現地空港まで優先レーンが設置されているのでスイスイと進んでいくことができます。
初めての欧州内ビジネスクラスは、座席についてはいろんな意味で衝撃もありましたが、機内食も食べれていい思い出になりました!
特典航空券の必要マイル数が上がってしまったのが悔しいですが、下記BAマイルの貯め方を実践しながら発券してみましょう!
それでは!
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