アメックスポイントをデルタ航空マイルに交換する方法まとめ。スカイマイルのメリットとは?
皆さんデルタ航空のマイル貯めてますか?
マイレージクラブ名称「スカイマイル」は、その他のマイレージクラブに比べて正直貯めづらいですが、頑張って貯めると話題の最先端ビジネスクラス「デルタ・ワンスイート」特典航空券を取得できるようになります!
僕も実際に発券してみました。
https://twitter.com/halohalo_ana/status/1087681153476087808
当記事ではデルタ航空マイルを保有するメリットの詳細と、マイルを貯めやすい方法の一つである「アメックスポイント」をデルタ航空マイルに移行する方法・手順を解説しています!
今はまだスカイマイルが「ゼロ」表示の方も、ぜひ貯め始めてみましょう!
アメックスポイントの使い方
まずはアメックスで貯めたポイントはデルタ航空のマイルに移行するのが、正解なのかを確認していきましょう。せっかく貯めたポイントを効率が悪いプログラムに移行してしまったらもったいないです。
アメックスカードの決済やアメックス紹介プログラムによって得たアメックスポイントには、いくつかの利用用途があります。
- 商品に交換する
- 商品券に交換する
- 代金の支払いに充てる(ポイントフリーダム)
- ホテルのポイントに移行する
- 航空会社のマイルに移行する
アメックスのポイントは、食品・飲料・アウトドア用品・テレビ・オーディオなどの商品に交換したり、ギフト券・レストランクーポンなどの商品券への交換、毎月のお支払い代金に充当できる「ポイントフリーダム」、ホテルや航空券のマイルなどに利用することが可能です。
おすすめは航空会社のマイルに移行!
中でもおすすめは、アメックスポイントから航空会社のマイルに移行することです。
航空会社や有料会員に登録するかによっても移行レートに差がありますが、50%〜80%の移行レートでアメックスポイントを航空マイルに交換することができ、獲得した航空マイルを使って特典航空券を取得することが可能となります。
例えば世界NO.1エアラインの称号を手にしているシンガポール航空の「クリスフライヤー」もアメックスのポイントから移行することが可能です。
シンガポール航空と言えば、ファーストクラスよりも高い位置付けに当たるスイートクラスもシンガポール航空マイルを活用すれば発券可能ですので、非常におすすめです。
アメックスポイントからマイル移行可能な航空会社
ただしアメックスポイントからマイルへ移行できる航空会社(マイレージサービス)は、全ての航空会社に移行可能という訳ではありません。
対応している航空会社は以下の15通りです。
スターアライアンス加盟航空会社
- ANA:ANAマイレージクラブ
- シンガポール航空:クリスフライヤー
- タイ国際航空:ロイヤルオーキッドプラス
- スカンジナビア航空:SASユーロボーナス
ANAが加盟している世界最大の航空連合「スターアライアンス」では、シンガポール航空・タイ国際航空・スカンジナビア航空のマイルに交換することが可能です。
ANAは新たにホノルルA380・パース・モスクワ・ウラジオストク・チェンナイなどの新規機材導入と新規就航を控えていますので、ANAマイルを貯めておくと特典航空券を取得することも可能となります。
一点だけ注意点としてアメックス→ANAマイルの移行は、年間4万マイルまでの移行制限がありますので、獲得できるANAマイル数は限定的となっています。
しかもANAマイルに限ってはいいレートで移行しようとすると別途手数料が発生します。
最新のANAマイル貯め方は下記記事でご紹介しています。ANAマイルは非常に貯めやすいのでオススメ。
スカイチーム加盟航空会社
- デルタ航空:スカイマイル
- チャイナエアライン:ダイナスティ・フライヤー・プログラム
- アリタリアイタリア航空:クラブミッレミリア
- エールフランス/KLM航空:フライングブルー
今回ご紹介するデルタ航空は、スカイチームアライアンスに加盟しています。
アメックスから移行可能な航空会社は上記4つとなっていますが、他にもベトナム航空・ガルーダインドネシア航空・アエロフロート航空などが加盟しています。
ガルーダインドネシア航空は、アライアンスこそ違いますがANAとも提携関係にあるので家族10名分の特典航空券(35万ANAマイル)を発券してバリ島に行ったりしました。
ワンワールド加盟航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ :エグゼクティブクラブ
- キャセイパシフィック航空::アジアマイル
- カタール航空:プリビレッジクラブ
- フィンランド航空:フィンエアープラス
ワンワールドアライアンスといえば、日本ではJALがお馴染みですが、残念ながらアメックスポイントからJALマイルへの交換は未対応なため、移行することは出来ません。
最新のJALマイル貯め方は下記記事でご紹介しています。
またブリティッシュエアウェイズのBAマイルは、JALマイルを使って特典航空券を取得するよりもJAL国内線にお得に乗れますので一読の価値ありです。
僕もBAマイルは、JAL航空券はもちろん「イギリス発の長距離路線の税金がかなり高い」ので、ヨーロッパ内の移動にも1万マイル程度で使える利便性から、適度に貯めて利用しています。
皆さんもイギリス発の路線を利用する際には、諸税金額に注意しましょう。
アライアンス未加盟
- ヴァージンアトランティック航空:フライングクラブ
- エティハド航空:エティハドゲスト
- エミレーツ航空:エミレーツスカイワーズ
アメックスポイントから交換できる航空会社の中には、特定のアライアンスに所属せずに様々な航空会社と提携する形で運営をしている航空会社も存在します。
対応しているのはヴァージンアトランティック航空、エティハド航空、エミレーツ航空の3社となっています。
人生で一度は乗ってみたいエミレーツ航空のファーストクラス特典航空券は、JALマイルで取得する方がお得です。
詳細は下記記事をどうぞ。
おすすめはANA・ブリティッシュエアウェイズ(BA)!
結論、総合的に判断するとアメックスポイントからマイルに移行できる15の航空会社の中でおすすめは「ANA」と「ブリティッシュエアウェイズ(BA)」です。
残念ながらデルタ航空マイルを貯め始めるのは、ANAマイルやBAマイルが充実してからでも個人的には遅くないと思います。
というのも・・・デルタ航空マイルは貯めづらく、特典航空券に交換する時も必要マイルが高めなんです。
その反面、ANAは年間4万マイルまでという制限と最良レートでポイントを移行するためには、別途手数料が必要になってしまいますが1,000ポイント=1,000ANAマイルという1ポイント=1マイルのいいレートで移行することができます。
またブリティッシュエアウェイズも、マイルに交換するとJAL特典航空券などの利便性が高く、利用価値が高いです。
では、デルタ航空マイルを貯めた方がいい場面はないのでしょうか。続いては、デルタ航空を貯めるメリットを解説します。
アメックスからデルタスカイマイルに交換するメリット
デルタスカイマイルは貯めづらく、正直他にもっと使い勝手のいいプログラムがあるという意味でおすすめできるマイレージプログラムではありませんが、一つだけ貯めた方がいい場合があります。
最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」に乗れる!
デルタ航空マイルに交換するメリット、それは世界最先端のビジネスクラスという呼び声高い「デルタ・ワンスイート(Delta Onesuite)」の特典航空券を取得できることです!!
導入当時としては世界初のスライド扉付き個室型ビジネスクラスは、大きな話題となっています。
今となってはカタール航空も扉付きビジネスクラス「Qスイート」を導入しましたが、事実上ビジネスクラスを最上位クラスとしてラグジュアリーな空間としているデルタ・ワンスイートは一度は乗ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
参考までにアメックスポイントを移行できるスカイチームアライアンスに加盟している航空会社の「東京ーシアトル路線(北米)」の必要マイルを調べてみました。
片道 | 往復 | |
デルタ航空 | 90,000 | 180,000 |
チャイナエアライン | 160,000 | 160,000 |
アリタリア | 100,000 | 200,000 |
エールフランス/KLM | 利用不可 |
チャイナエアラインは往復にすると、デルタ航空よりも必要マイルが少なくなりますが予約は電話のみで話を聞いた限り、かなり稀な例のようで対応にかなり時間がかかっていたのでオススメはできません。
オペレーターの方の対応的にそもそも予約できるかも怪しいレベルです。そして予約できたとしても片道発券は不可なので片道でも往復分のマイルが必要になります。
アリタリアイタリア航空は必要マイル多め、エールフランスは利用不可ということを考えるとやはり本家デルタ航空の特典航空券で取得されることをオススメします。
デルタ・ワンスイートの就航路線は下記記事でご紹介しています。
さらにビジネスクラスになりますので、デルタ航空のラウンジを利用することも可能です。
アメックスポイントをデルタ航空マイルに移行すると何マイル?
それでは実際にアメックスポイントをデルタ航空のスカイマイルに変えると、どのぐらいの還元率で移行することが可能なのでしょうか?
アメリカンエキスプレスでは「メンバーシップリワードプラス」という有料会員制度を設けており、アメックスのポイントをデルタ航空マイルに移行する場合には、そのメンバーシップリワードプラスに加盟しているか、していないかによって移行レートが異なります。
登録料は、年間3,000円+税となっており、結論から申し上げて大抵の場合は「登録した方がお得」です。
実際にメンバーシップリワードプラスに登録する場合と、しない場合ではどのぐらい移行レートに差があるのかチェックしてみましょう。
メンバーシップリワードプラスに登録しない場合
まずメンバーシップリワードプラスに「登録しない」場合です。
アメックスメンバーシップリワードプラスに登録しない場合、アメックスポイントをデルタ航空のマイルに交換しようとすると「2,000ポイント→1,000マイル」の交換レートで移行可能です。
アメックスの2,000ポイントに対して、スカイマイルにすると半分の1,000マイルになっていますので移行レートは50%となります。
メンバーシップリワードプラスに登録する場合
続いて、メンバーシップリワードプラスに登録する場合です。
アメックスメンバーシップリワードプラスに登録する場合、アメックスポイントをデルタ航空のマイルに交換しようとすると「1,250ポイント→1,000マイル」の交換レートで移行可能です。
アメックスの1,250ポイントに対して、1,000マイルになっていますので移行レートは80%。
3,000円の諸経費を支払うことで50%→80%に移行レートを良くすることができるという結果になりました。
メンバーシップリワードプラスへ登録した方がいい?
ではアメックスのポイントをデルタ航空マイルへ交換する場合には、メンバーシップリワードプラスに登録した方がいいのでしょうか?
先ほど申し上げた通り、大抵の場合は「登録した方がお得」です。
要は諸経費として発生する年間3,000円を価値として上回ることができれば登録するべきですし、下回るようであれば登録する必要はありません。
マイラーの世界では、マイルの利用用途によって価値は大きく異なりますが一般的には1マイル=2円の価値として計算されることが多くなっていますので、年間3,000円ということは登録したことによって、登録しない場合よりも年間1,500マイル以上獲得することができるならばメンバーシップリワードプラスに登録した方がいいということになります。
目安は「年間6,000ポイント」です。
6,000ポイントをスカイマイルに移行した場合のマイル数はそれぞれ・・・・
- メンバーシップリワードプラス登録なし:3,000マイル
- メンバーシップリワードプラス登録あり:4,800マイル
以上の通りとなりますので差額は1,800マイル=3,600円となり、メンバーシップリワードプラスに登録した方がお得ということになります。
基本的にスカイマイルを利用する場合には、多くの路線が数万マイル必要になりますので、大抵の方が6,000ポイント以上のアメックスポイントをデルタ航空マイルに移行することになるかと思います。
よって、アメックスポイントからデルタマイルへ移行する場合には、メンバーシップリワードプラスに登録した方がお得ということが言えます。
何日でスカイマイルに移行完了する?
「スカイマイル」
* 1,250ポイント以上、 1,250ポイント単位でマイルに移行できます。●ポイント移行には、事前に「スカイマイル」の番号取得と提携先プログラムの参加登録が必要です。
事前に番号を取得後、提携先プログラムの登録をおこなってください。
提携先プログラム参加登録後にポイント移行が可能となります●初回の提携先プログラム参加登録とポイント移行は同時に承ることができますが、
移行完了までに通常2週間のお時間をいただきます。余裕を持ってお手続きください。●詳しい注意事項は下記(さらに詳細を表示)よりご確認ください。
アメックスポイントからデルタ航空のスカイマイルに移行する際の注意書きを確認してみると、移行完了までは通常2週間と書いてありますが、実際にはそこまでかかりません。
早ければ4日、遅くとも1週間程度で移行は完了となりますがさすがに翌日などの要望は不可となっていますので、利用することがある場合には早めに移行を完了させておきましょう。
アメックスポイントをデルタ航空スカイマイルに移行する手順
それでは、実際にアメックスポイントをスカイマイルに移行する手順を順番に確認してみましょう。
①デルタ航空のスカイマイルへ入会
まずは、デルタ航空マイルの受け皿がなければアメックスポイントを移行することができませんので、デルタ航空のマイレージプログラム「スカイマイル」に入会しましょう。
もちろんスカイマイルは、入会金・年会費無料です。
僕は以前から入会するだけでデルタ航空の上級会員になれる「デルタアメックスカード」を保有していたので、2017年に初めてデルタ航空スカイマイルに入会しました。
②アメックスオンラインサービスにログイン
デルタ航空のスカイマイルに入会が完了したら、アメックスオンラインサービスにログインします。
③アメックスメンバーシップリワードへ
ログインが完了したら、メニュー「ポイント」→「ポイントの移行」→「エアライン」と進みましょう。
④デルタ航空スカイマイルを選択
画面には、移行可能な航空会社の一覧が表示されますので「デルタ航空スカイマイル」を見つけて、ポイントを移行するをクリックします。
⑤提携先会員番号を登録するをクリック
こちらの画面が表示されたら「提携先会員番号を登録する」をクリックして、アメックスとデルタ航空の会員プログラムが結びつくよう手続きをします。
ちなみに「ポイント移行シミュレーション」をクリックすると、何ポイントを移行すれば希望するデルタ航空マイルになるのかも計算することが可能で便利なので、ぜひご活用を。
⑥提携先プログラムの新規登録
「提携先会員番号を登録する」をクリックすると、説明書きが展開されますので目を通して「ご登録はこちら」をクリックします。
⑦必要事項を入力+メンバーシップリワードプラスに登録
登録はこちらをクリックすると、必要事項を入力する画面に飛びます。
すでにアメックスの会員情報などは入力がされていると思いますので、未入力となっている項目を入力して次に進めて行きましょう。
航空会社は今回は「デルタ航空」を選択して、先ほど会員登録をした航空スカイマイルの会員番号を入力します。
この際、メンバーシップリワードプラスにまだ登録されていない方は「メンバーシップリワードプラスへの登録を希望します」というチェック項目がありますので、チェックを入れて次へ進めましょう。
⑧スカイマイル移行申請完了
全ての入力が終わると、提携先プログラムの登録+メンバーシップリワードプラスの登録+移行申請が一気に完了します。
あとはアメックス→スカイマイルの場合は4-5日でデルタ航空スカイマイルに反映がされ、移行完了となります!
簡単なので直感的に操作していっても分かると思いますが、くれぐれもメンバーシップリワードプラスに登録するのをお忘れなくどうぞ!チェックを入れ忘れてしまうと2,000ポイント→1,000マイルの悪いレートで移行されてしまいますのでご注意を。
アメックスポイントからデルタスカイマイルまとめ
今日は、アメックスポイントをデルタ航空のスカイマイルに交換する方法やスカイマイルに移行するメリットをまとめてきました。
- ワンスイート特典航空券に交換可能
- メンバーシップリワードプラスに登録した方がお得
- 還元率80%
- 申請後4-5日で移行完了
アメックスカードの決済やアメックス紹介プログラムによって得たアメックスポイントは、様々な用途がありますが中でも航空会社のマイルに交換することがオススメです。
一番はANA・ブリティッシュエアウェイズのマイルに交換するのが得策ですが、最新ビジネスクラス「デルタ・ワンスイート」に搭乗する場合にはデルタ航空スカイマイルに交換しましょう!
ぜひアメックスポイントを貯めて、世界最先端のデルタ・ワンスイートを体験してみましょう。
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