フランス・パリでは毎月第一日曜日、美術館・博物館などの施設入館料が無料になることをご存知でしょうか?
ルーブル美術館・オルセー美術館・ピカソ美術館・凱旋門・コンシェルジェリー・サンシャペル・ノートルダム寺院・ヴェルサイユ宮殿など日本人観光客にも人気の施設入館料も例外なく第一日曜日に無料となります!
ただし、施設によって年間を通して毎月日曜日が無料となっている施設もあれば、11月〜3月までの第一日曜日限定で入館料が無料になる施設もありますので、行きたい施設はいつ無料なのかをチェックして訪れてみましょう!
※詳しくは後述しますが第一日曜日は施設がいつも以上に混雑します。早め早めの行動を心がけましょう。場合によってはその日の入場不可となる場合があります。
通年で毎月第一日曜日が無料の施設一覧
まずは、1年間通してずっと毎月第一日曜日が無料の主な施設をご紹介します。
地域 | 施設名 |
1区 | Musée national de l’Orangerie (オランジュリー美術館) |
3区 | Musée national Picasso (ピカソ美術館) |
4区 | Centre Pompidou (ポンピドゥー・センター) |
5区 | Thermes de Cluny (クリュニー中世博物館) |
6区 | Musée national Eugène Delacroix (ドラクロワ美術館) |
7区 | Musée d’Orsay (オルセー美術館) |
Jacques Chirac (ケ・ブランリー美術館) | |
9区 | Musée national Gustave Moreau (ギュスターヴ・モロー美術館) |
16区 | Cité de l’Architecture et du Patrimoine (シャイヨ宮) |
Musée national des Arts asiatiques Guimet (ギメ東洋美術館) |
世界遺産「パリのセーヌ河岸」の一部にもなっているパリのオルセー美術館は、日本でも非常に人気がありますが毎月第一日曜日になると無料で入館が可能となります。
以前オルセー美術館の無料指定日に訪れた時は、昼頃には大行列となっていましたので午前中の早い時間に訪れることをオススメします。
大行列を見たらヴェリブなどを活用してパリのブランド本店巡りをするのもいいかもしれません。
10月〜3月は毎月第一日曜日が無料の施設一覧
地域 | 施設名 |
1区 | Musée du Louvre (ルーヴル美術館) |
7区 | Musée Rodin (ロダン美術館) |
パリには10月〜3月限定で毎月第一日曜日が無料になる施設があります。
サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス・モナ・リザなど世界的に有名な美術品の展示が多いルーブル美術館は、10月〜3月の冬季限定で施設が無料になります。
ルーブル美術館は通常15ユーロの観覧料がかかりますので、非常にお得です。
11月〜3月は毎月第一日曜日が無料の施設一覧
地域 | 施設名 |
1区 | Conciergerie (コンシェルジュリー) |
Sainte-Chapelle (サント・シャペル) | |
4区 | Tours de Notre-Dame (ノートルダム寺院) |
5区 | Panthéon (パンテオン) |
8区 | Arc de Triomphe (凱旋門) |
郊外 | Château de Versailles (ヴェルサイユ宮殿) |
さらに期間を絞った11月〜3月限定で無料になる施設はコンシェルジェリー、ステンドグラスが美しいサントシャペル、ヴェルサイユ宮殿など世界遺産が揃います。
僕も第一日曜日の無料開放日にこれらの施設を訪れたことがあります。
特にヴェルサイユ宮殿の鏡の画廊とサントシャペルは圧巻でした!!!!!これが無料で見られるなんて幸せすぎます(入場までの時間目安が書かれた詳細のレポートは下記)。
11月の第一日曜日にノートルダム寺院を訪れた際には、塔に登るための入場整理券(ディズニーランドのファストパスのように入場可能時間が書かれたチケット)が配布されており、僕が訪れた14時では時すでに遅し・・・・。
午前中で配布終了となったようでした。僕が訪れた際のレポートは下記記事からどうぞ。
全ての施設が無料になるのは11月〜3月
当記事でご紹介した施設をまとめてみると、全ての施設が無料になるのは「11月〜3月」限定です。
よし、じゃあ冬にパリへ行こう!とそう簡単には行きません。
冬のパリは日本以上に寒いことも多く、無料開放日を利用するために外で長時間並ぶことは避けたいところです。
まだ寒さが本格化する前の11月か、少しずつ暖かくなってくる3月を狙ってみましょう。
11月1週目であればATPテニスツアーのパリマスターズも開催されていて錦織選手の応援に行くことができたりと、イベントごとが多いです。
第一日曜日はシャンゼリゼ大通りの歩行者天国もあり!
さらにパリの第一日曜日は「シャンゼリゼ大通り」が歩行者天国になることでも有名です。
施設の無料開放+シャンゼリゼ大通りの歩行者天国をセットで楽しめたら、さらに充実したパリ旅になるかと思います!
シャンゼリゼ通りの歩行者天国を体験した様子は、下記記事からどうぞ。
逆に第一日曜日を避けるのもあり!
第一日曜日を好んで美術館や博物館を訪れるのは日本人などの観光客だけではありません。
パリ在住の方々も無料ということでたくさん訪れますので、多少お金を払ってでも混雑を避けたいという方はあえて第一日曜日を避けて観光をするという選択肢もありです。
ただしこれはあくまでも僕個人が実際に無料開放日に観光をして感じたことなので参考程度ですが、混雑する施設というのは決まっていると感じます。
- ルーブル美術館
- オルセー美術館
- ヴェルサイユ宮殿
- ノートルダム寺院
- 凱旋門
この5つが混雑の代表格でしょう。
これらの施設に全部行きたい!という形で欲張らなければ、その他のサント・シャペルなどは無料開放日であってもほとんど並ぶことなく入れると思います。
なので上記混雑する施設は1つまたは2つ程度に絞って、その他の施設を回るようにすると効率よく回ってみましょう!
超短期滞在の観光客には
むしろ、無料日の前日をお勧めします…
確実にいつもより空いてますよ🌞— @スパ@永遠の平JGC&SFC (@mogro2001) 2018年12月23日
もちろん、無料日の翌日もお勧めです🌞
— @スパ@永遠の平JGC&SFC (@mogro2001) 2018年12月23日
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