国内線は何分前に空港到着するべき?ANA/JAL/LCCの締切時間まとめ(チェックイン・保安検査)

国内線は何分前に空港到着するべき?ANA/JAL/LCCの締切時間まとめ(チェックイン・保安検査)

国内線利用時には何分前に空港到着するのがベストなのか?ANA・JAL・LCC各社ごとに締め切り時間を総まとめ!

結論から申し上げると、「出発時刻の1時間前、繁忙期は1.5時間前」がオススメの到着時刻です。

ただし利用する航空会社やシーズンによって何分前に到着すべきかという目安の時間は異なります

同じ空港でも閑散期と繁忙期では時間が異なりますので注意しましょう。

当記事ではできる限り様々なパターンを検証して、目安時間や空港到着から搭乗までの時間短縮のコツをお伝えしていきます。ぜひ参考にどうぞ!

 

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国内線飛行機搭乗までの流れ

ANA995便搭乗券

 

まずはじめに空港到着から、機内へ乗り込み、離陸までの流れを確認してみましょう。

 

  1. 空港へ
  2. チェックインカウンター(手荷物預入)
  3. 保安検査場で手荷物検査(X線)
  4. 搭乗口へ向かう
  5. 搭乗
  6. 離陸

 

空港到着から出発まで時間がかかるところとしては、大きく分けて「チェックインカウンターでの荷物預入」「保安検査」「搭乗口まで行き搭乗する」という3つの関門が設定されています。

これらについては、各社締切目安の時刻を設定していますので確認する必要があります。

 

航空会社のチェックイン・保安検査締切時刻について

羽田空港国内線締め切り

 

ANAやJALなど航空会社各社の「チェックイン」「保安検査場」「搭乗口」それぞれの締切時刻をチェックしてみましょう。

 

航空会社名 チェックイン 保安検査場 搭乗口
ANA(全日空)
20分前
15-20分前※
10分前
JAL(日本航空)
エアドゥ
スターフライヤー
ソラシドエア
スカイマーク 設定なし 15分前
Peach(ピーチ)
30分前
25分前 20分前
バニラエア 設定なし 20分前
ジェットスター 設定なし 25分前
春秋航空 35分前 設定なし 25分前

※2018年12月より羽田空港の保安検査締め切り時刻が20分前に変更になりました。

 

締切は20分前ー15分前ー10分前が王道パターン

上記の通り、各社表にしてみると最も多いパターンとなったのは以下の通りです。

 

  • チェックイン締切:20分前
  • 保安検査締切:15分前
  • 搭乗口:10分前

 

LCC利用時は何分前到着がベスト?

 

ただし、あくまでもANAやJALをはじめとするフルサービスキャリアが採用している時間であり、格安航空会社(LCC)を利用する際には30分前にはチェックインを完了させる必要があります。

これは搭乗口までが遠かったり、人員の関係でオペレーションが遅くなりがちなので早めに設定していると言った要因が挙げられます。

LCC利用時には、いつも以上に早く行くということを忘れないようにしましょう。チェックインの時間に遅れてしまうと最悪の場合、搭乗できない可能性があります。

LCC利用時の注意事項については下記「LCC利用時に気をつけたい13個の注意点」も参考になると思います。ぜひチェックを。

 

 

 

 

 

国内線は何分前(何時間前)に到着するのがベストか?

 

それでは、航空会社各社それぞれ何分前に到着するのがベストなのかという目安をお伝えします。あくまでも筆者のこれまでの経験による目安ですので、できる限り早め早めの行動を心がけましょう。

 

ANA・JAL国内線の何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1時間前
  • 繁忙期:フライトタイム1.5時間前

 

通常期は、フライトタイム(出発時刻)の1時間前を目安に空港へ到着しましょう。

1時間前であれば仮に荷物の預入があってもアタフタすることなく、離陸を迎えられると思います。

 

早朝の羽田空港の保安検査場

 

またスーパーフライヤーズカード保有者(SFC)やJALグローバル会員の方など上級会員の方は、出発までANAラウンジ・JALサクララウンジを利用する事もあるかと思いますが、1時間前であれば十分に利用できるでしょう(参考:ANAスーパーフライヤーズカード全8種類を解説)。

 

 

 

 

エアドゥ国内線は何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1時間前
  • 繁忙期:フライトタイム1.5時間前

 

スターフライヤー国内線は何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1時間前
  • 繁忙期:フライトタイム1.5時間前

 

ソラシドエア国内線は何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1時間前
  • 繁忙期:フライトタイム1.5時間前

 

スカイマーク国内線は何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1時間前
  • 繁忙期:フライトタイム1.5時間前

 

AIR DO(エアドゥ)、スターフライヤー、ソラシドエア、スカイマークについてもANA・JALに同じく1時間前の到着がオススメです。

繁忙期の同様の理由でプラス30分前に空港到着するようにしましょう。

 

ピーチ(Peach)国内線は何分前がベスト?

成田空港南ウィング

 

  • 通常期:フライトタイム1.5時間前
  • 繁忙期:フライトタイム2時間前

 

バニラエア国内線は何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1.5時間前
  • 繁忙期:フライトタイム2時間前

 

ジェットスター国内線は何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1.5時間前
  • 繁忙期:フライトタイム2時間前

 

春秋航空国内線は何分前がベスト?

  • 通常期:フライトタイム1.5時間前
  • 繁忙期:フライトタイム2時間前

 

格安航空会社(LCC)のチェックイン締切時刻は、30分前前後に設定されている場合がほとんどです。

LCCはコスト削減のためにチェックインカウンターの人数が少ない場合が多く、列も長くなっている事が多いので、1.5時間前に到着するようにすると良いでしょう。

 

国内線は何分前に到着するのがギリギリか?

 

次に、ゆっくりする時間とか良いからギリギリに到着したい!という方もいると思いますのでANA・JAL利用時のギリギリの時刻をお伝えします。

ただしもし仮に電車が遅延したりするなどして到着が遅れた場合、最悪の場合乗れなくなってしまいますので最終判断は自己責任でお願いします。

 

ANA・JAL国内線のギリギリ到着時間

  • 通常期:フライトタイム30分前
  • 繁忙期:フライトタイム45分前

 

これが限界だと思います。

最悪、保安検査まで到着できれば「搭乗時刻が迫っている方はお知らせください〜」と係りの方が案内してくれる事もあるでしょう(保証はできません)。

30分切ってくるとかなりピンチです。乗れないことも想定されますので、もう少し早く到着するよう心がけましょう。

 

GW・年末年始などの繁忙期到着時刻に注意

繁忙期の空港到着時間

繁忙期の空港到着時間

 

ゴールデンウィークや年末年始・お盆などの繁忙期の空港はとにかく混雑します。僕は通常時よりも30分ほど早く到着することをおすすめします。

  • チェックインカウンター(荷物預け入れ)
  • 保安検査

繁忙期はとにかく、この2つにやられます。お盆真っ只中に乗った「ANA995便「羽田ー沖縄」搭乗記」などは参考になると思いますのでお時間ある方は合わせてどうぞ。

 

https://twitter.com/halohalo_ana/status/1079497206359412736

 

保安検査場も12月31日には、めちゃめちゃ混雑します。

 

羽田空港は何分前に到着すればいいか?

 

航空会社やシーズンによる差に加えて、空港ごとに個別にチェックイン・保安検査場の締め切り時刻が設定されている場合にも注意が必要です。

東京・羽田空港の保安検査場締め切り時刻は15分前です。

チェックイン・荷物預け入れを終えて保安検査を搭乗時刻の15分前には通過できるよう注意しましょう。

なおANAでは羽田空港の保安検査締め切り時刻が、2018年12月1日より15分→20分へと変更になります。

 

ANAでは、2018年12月1日ご搭乗分より、羽田空港(国内線)において、定時出発率向上のため、保安検査場の通過締切時刻をご出発時刻の15分前から20分前へ変更させていただきます。

 

 

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時間を短縮する4つのコツ

 

最後に僕が飛行機に乗る中で実際にやっている、空港到着から搭乗までの時間をできるだけ短縮する方法(コツ)をお教えします。

 

①オンラインチェックインを利用する

ANAやJALでは、わざわざチェックインカウンターに行かなくてもオンラインチェックインサービスを利用することで、直接保安検査場に進む事ができるサービスを展開しています(参考:ANAスキップサービス)。

 

②機内へ全て荷物を持ち込む

ANA自動荷物預け入れ機

 

繁忙期は特に、チェックインカウンターと保安検査場が混雑する事を考えるとオンラインチェックインを利用すれば、直接保安検査場に進む事ができるので大変便利です。

その際、機内へ荷物を全て持ち込むとかなりスムーズです。ただし液体物を持っている場合などは預け入れをしなければいけません。

どうしても、荷物を預けたい場合は自動で荷物を預け入れをする機械も実用化されて来ていますので、混雑に応じて使い分けると効果的です。

 

③空いているカウンターを聞いてみる

たくさんの人でごった返している時には、思い切って係りの方に「どこのカウンターが空いてますか?」「どこの保安検査場が空いていますか?」と聞いて見ることをおすすめします。

担当になっている方々は、できるだけ早くお客様をさばくことを必死に考えているので、常にどのカウンターが空いているかを無線などで情報共有しています。

繁忙期ほどそういった情報は貴重ですので、分からない時には思い切って聞いてみましょう。

 

④航空会社の上級会員になる

ANAステータスカード

ANA PREMIUM CHECK IN

 

こちらは、すぐには難しい方法ですが航空会社の上級会員になると「専用のチェックインカウンター」や「専用の保安検査場」が提供されるため、繁忙期になればなるほど時短効果を発揮します。

筆者もANA上級会員になっているため利用時には、いつもありがたみを感じています。

近年は、上級会員を目指すSFC修行やJGC修行も人気になって来ていますので、飛行機に乗る頻度が多い方は検討されてみてはいかがでしょうか(参考:SFC修行とは?)。

 

 

 

まとめ

 

移動手段として国内線利用時に何分前に空港に到着するべきかをまとめてきました。

 

  • 通常期:フライトタイム1時間前
  • 繁忙期:フライトタイム1.5時間前

 

ANAやJAL利用時にはフライトタイムの1時間前、ギリギリのリミットは30分前です。

電車の遅延なども頭に入れながら効率的に移動手段としての飛行機を活用していきましょう。

以上、Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA〜!

 

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