3月末、新型コロナウイルス特別対応としてANA・JAL両社から発表になったポイント2倍期間。
JALは、搭乗時にもらえるFLY ON ポイント（FOP）が二倍になるという特別対応を発表していましたが、この度「2020年2月1日（土）から2020年7月31日（金）」という期間を変更し、5月10日までの予約分を持って特別対応を終了すると追加発表しました。
近頃GWの沖縄旅行予約が多数！というニュースを筆頭に、こんな時なのに飛行機に乗る人がいるのかという批判の声が上がっていたのですが、どうやら背景にはANA・JALの2倍特別対応も背景には理由としてあるようだ、と悪い意味でクローズアップされる状況が続いていました。
そこでJALは計画を変更することになりました。詳細をまとめます。
JALがFLY ON ポイント2倍の特別対応を中止へ
今回、JALから発表された内容は下記の通り。
新型コロナウイルス拡大に伴い実施しておりますFLY ON ポイント2倍の特別対応につきましては、政府からの緊急事態宣言の延長を受けて、不要不急のご搭乗を控えていただく観点から、2020年5月10日（日）までにご予約された便をもちまして特別対応を中止させていただきます。
遡ること2020年3月、JALは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、予定した旅行などが渡航不可となってしまうことが想定されるので「JALマイル」と「e JALポイント」の有効期限が延長、そして搭乗時にマイルとは別にもらえる「FLY ON ポイント（FOP）」を期間限定で、特別倍率で積算することを発表していました。
しかしGWを中心に、FOPが2倍となる期間は「JGC修行」をする方などで国内線ファーストクラスなどの上位クラスは満席状態が続いており、世間からも批判の声が届いました。
JALは下記ステータス延長を発表することで緩和を狙いましたが、さほど大きな効果はなかったように感じます。
ANAが先に特別対応を発表していましたので、JALとしては追従するような形になった今回の2倍特別対応でしたが、これで先にJALは終了を宣言する形となりました。
僕も当初は煽る記事を書いてしまったので、反省しています。当時はフライト予約も持っていましたが現在は全てキャンセルしている状態です。
現在は国内・海外共に5月30日まではキャンセル無料対応されていますので、キャンセルを！詳しくは下記。
6月・7月の”修行フライト”はどうなるのか？
当初7月末までは2倍対応だったことも考えると6月・7月にも一定数の「修行フライト」を予約している方がいると想定されます。
ただ6月・7月は現在キャンセル無料になっていない点や、今回の特別対応終了で新規予約をすることができなくなった以上、少なくともキャンセル無料にならない限り、予約が減ることは考えにくいのかなと思います（もちろん修行する方の良心を信じたいところではありますが・・・）。
今回5月10日までは予約期限に猶予を持たせて即時終了をしなかったことも考慮すると、世間的には中止して批判の声を収束方向へ向かわせるしかないが、乗ってくれる人は貴重なのでバランスどうしようというJALの迷いを個人的には感じます。
すでに予約しているフライトで、修行フライトなどで不要不急なものがある場合キャンセル無料にする対応まで発表したらJALの姿勢は本物ではないでしょうか。
追記：JAL国際線は6月30日搭乗分までキャンセル無料対応が決定しました。詳細は下記へ。
ANAも追従するか！？
次に気になってくるのが、ANAも追従するのか（2倍特別対応を早期終了するか）という点です。
元を辿ると今回2倍対応を最初に発表したのはANAで、JALが追従する形となっていたわけですが・・・新型コロナウイルスの一連の両社の動きを見ていると、どちらかが先に発表した内容を追従する流れになっていますので、今回もANAも中止方向へ続くと見るのがベターかなと思います。
ANAの2倍特別対応は下記記事へどうぞ。
まとめ
今日はJALから発表された新型コロナウイルス感染拡大に伴うJALマイレージバンクの特別対応をまとめてきました。
- FOP2倍は5月10日予約分で終了
発表当時FOP二倍はかなり衝撃的でしたが、GWを中心に世間の批判のまととなっていたことは事実ですし、中止は仕方ないのかなと思います。
今はStay Home！早く旅行にいけるがやってきて欲しいですね！！
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