乗り継ぎの際、ソウル観光に出かけようかなと思った時に邪魔になるのがスーツケースなどの大きい荷物。
仁川空港からソウル市内までは電車で1時間くらいかかる距離なので、その間スーツケースを持って移動して、観光中も重いスーツケースを引きながら観て回るのはかなりの重労働でオススメできません!
そこで利用したいのがコインロッカーや手荷物一時預かり所サービス!
有料にはなりますが、一定時間スーツケースをはじめとする荷物を預けることができるので身軽な状態で観光へ出かけることが可能です。
今回、仁川空港での乗り継ぎ時に実際に利用してみましたので料金や場所、営業時間などをレビューします!ぜひ参考にどうぞ!
仁川国際空港で荷物ロッカーまとめ
コインロッカー | 手荷物預かり所 | 航空会社カウンター | |
料金 | 無し | 400円〜 | 無料 |
営業時間 | ー | ※24時間営業 | 航空会社による |
コインロッカー情報
まずは手荷物預けたいと思った時に、はじめに思いつくのがコインロッカー!比較的安価な価格で荷物を預けられるのでオススメです。
がしかし残念ながらソウル・仁川国際空港内にはロッカールームの用意がありません。
直結する空港鉄道含めた空港内にはロッカーが用意されていないので、仁川空港では利用することができません。残念・・・。
手荷物一時預かり所の料金・場所
コインロッカーが使えないとなれば、次に候補として上がるのが「有料の手荷物一時預かり所」の利用です。
世界中の空港では乗り継ぎ客向けなどに、手荷物一時預かりサービスが実施されていて、スーツケースや大きな荷物などを一時的に預かってもらうことが可能です。
ソウル・仁川空港には下記3つの手荷物預かり所が用意されています。
- CJ大韓通運:第一ターミナル3F Aカウンター付近
- 韓進宅配:第一ターミナル3F Mカウンター付近
- CJ大韓通運:第二ターミナル3F Hカウンター付近
第一ターミナルの2つの預かり所については24時間営業、第二ターミナルの預かり所については06:00-22:00まで営業されています。
どちらのストレージサービスも料金は大差ありませんので、今回は実際に利用した第一ターミナルのAカウンター付近にある「CJ大韓通運」の料金をご紹介すると・・・
- Sサイズ(10×30×40):6時間4,000ウォン(約400円)、24時間6,000ウォン(約600円)
- Mサイズ(20×30×50):6時間6,000ウォン(約600円)、24時間8,000ウォン(約800円)
- Lサイズ(30×50×70):6時間8,000ウォン(約800円)、24時間10,000ウォン(約1,000円)
S・M・L表記だと自分のカバンと比較するのが分かりづらいかもしれませんが、スタッフの方の説明だと機内持ち込み可能サイズであればMサイズで取り扱ってもらえるようです。それより大きい預入するようなスーツケースはLサイズ。
今回も機内持ち込み用のリモワ(スーツケース)だったので、6,000ウォン(約600円)で6時間預けることができました!
乗り継ぎの観光だったので今回は6時間で十分でしたが、必要な場合は24時間プランを利用するのが良さそうです。
航空会社カウンターで預けられる可能性あり
意外と忘れがちですが、乗り継ぎ時など次のフライトで利用する航空会社によっては何時間も前からカウンターでスーツケースを預かってくれる(チェックインをして搭乗券を発券してくれる)可能性があることをご存知ですか?
- アシアナ航空:当日06:15〜フライト50分前
- 大韓航空:当日06:10〜フライト40分前
- チェジュ航空:フライト2時間前〜1時間前
- ジンエアー:フライト3時間前〜40分前
- イースター:フライト2時間前〜1時間前
- ティーウェイ航空:フライト2時間前〜1時間前
仁川空港はフルサービスキャリアのアシアナ航空、大韓航空利用であれば当日いつでもチェックインが可能です。
例えば乗り継ぎで午前中に仁川空港へ到着して、すぐに荷物をカウンターで預けて次の便のチェックインが可能というわけですね!
逆にLCCの場合にはフライト2時間前からチェックイン可能となっていますので、空港で預けてから観光に出かけるのは現実的ではありません。時間的に難しいです。
今回僕もアシアナ航空利用だったので、スーツケースを航空会社にカウンターで預ければ良かったのですが、ハッと気が付いた時にはもう有料カウンターで荷物を預けてしまってしました・・・泣。
皆さんはくれぐれも航空会社カウンターで預けるという選択肢をお忘れなく!
ソウル駅事前チェックインサービスもかなり便利!
またこれは乗り継ぎ時ではなく、ソウル滞在を終えて空港へ向かう際に利用できる方法になりますが、ソウル駅から空港へ向かう場合には「ソウル駅 事前チェックインサービス」を利用することができます。
ソウル駅には、空港のチェックインカウンターのように航空会社ごとのカウンターが用意されており、フライトの約3時間前までこちらでも荷物を預けることができる便利なサービスが提供されています!
- 仁川空港第一ターミナル出発便:フライト3時間前まで
- 仁川空港第二ターミナル出発便:フライト3時間20分前まで
アシアナ航空のメインターミナルとなっている第一ターミナル出発便は3時間前まで、大韓航空のメインターミナルとなっている第二ターミナルは3時間20分前までソウル駅でチェックインが可能です。
ここで荷物を預けてしまえばあとは航空会社が仁川空港まで運んでくれて、飛行機に積載してくれるので、次に受け取りが必要な到着地までストレスフリーな移動が可能です!
ただこれにはいくつかの利用条件があって、利用できるのは今回ご紹介している仁川空港のみなので金浦空港は対象外であること、そしてソウル駅から空港へは空港鉄道のA’REX直通列車に乗っていく必要があります。
ソウル駅でのチェックイン時などにA’REX直通列車の当日乗車券を提示する必要がありますので、ご注意を!当日乗車券を見せないといけないので、前日から荷物を預けておくというのはできません。
ソウル観光最終日などはソウル駅で荷物を預けて、最後の観光を楽しんでから手ぶらで空港まで向かえて、ソウル駅のチェックイン時には出国審査も終えてしまうので仁川空港では専用ゲートから時間を短縮して進むことができます。
ビジネスクラス利用時などに世界中の空港で利用可能となっている優先保安検査場が仁川空港にはありませんので、保安検査・出国審査は結構並ぶことが多いです。 詳しくは下記アシアナ航空ビジネスクラスの搭乗記へ。
出国審査を時間短縮できるだけでも有効な方法なので、タイミングの合う方はチェックしてみましょう!
まとめ
今日は、ソウル・仁川国際空港で荷物を預けたい場合に使える預かり所の情報を整理してきました!
- コインロッカーなし
- 第一ターミナルなら24時間有料で預入可能
- 数百円〜預入可能
- 利用する航空会社によってはチェックイン可能
残念ながら仁川空港内には荷物を預入できるコインロッカーがないので、航空会社カウンターで先に預けるか、有料の手荷物預かり所を利用することとなります。
第一ターミナルなら24時間営業していて、数百円で預けることができますので、ぜひ利用を検討してみましょう!
実際に利用してみましたが便利でしたよ!それでは!