台北から九份への行き方まとめ!電車・バス・タクシーのおすすめと所要時間・料金一覧
日本から台湾ツアーで行くと宿泊地に指定されやすい台北中心地から、定番の人気観光地「九份(きゅうふん)」へは主に「バス」か「電車+バスまたはタクシー」の2つの方法でアクセスするのがベターです。
タクシーの場合は1台1,000〜1,100台湾元(約3,600円〜3,950円)も便利ですが、バスや電車に比べると割高なのと少人数の場合は乗り合いになったりするので強くオススメはできません。
オプションツアーを利用するという方法もありますが、観光客価格になるので割高になることが多いので、こちらも1〜2名の場合にはオススメできなかったりします。
当記事ではベターなアクセス方法である電車・バス・タクシーを中心に、それぞれの行き方詳細や料金・注意点などを実体験を交えながらご紹介します。
一度は見てみたい、千と千尋の神隠しモデル街へアクセスする際の参考にどうぞ。
九份の位置を地図で確認
まずは、台北と九份の位置関係を地図で確認してみましょう。
台北中心街と九份は、決して近い距離ではありません。距離にして約40Kmほど離れています。
当記事でご紹介する方法を利用してアクセスしたとしても、最短で1時間はかかりますので時間には余裕を持って訪れましょう!(ガイドブックによっては2時間と記載がある場合もあり)
ちょっと遠いな・・・と感じるかもしれませんが、レトロな街並みと赤提灯のコントラストは特に日本人観光客に人気ですので、一度は訪れてみることをオススメします。
①【バス】忠孝復興駅から1062金瓜石行き
- 所要時間:1時間
- 料金:115台湾元
- 台北初心者にオススメ
それでは早速ですが、台北中心地から九份を訪れる方法を1つずつ具体的にお伝えします。まずはバスを活用する方法です。
台北捷運文湖線または板南線の忠孝復興駅(Zhongxiaofuxing Station)から、基隆客運バス1062系統に乗って九份老街を訪れる方法は、どのガイドブックにも乗っている一番有名なアクセス方法で人気があります。
裏を返すとかなり混む可能性が高いです。
忠孝復興駅からバスに乗ってしまえば、乗り換えることなく九份までダイレクトアクセスできるので、台北初心者の方にも分かりやすいルートなのが特徴です。
道中で高速道路を活用する高速バスなのですが、料金は115台湾元(約415円)と日本の物価からすると非常に安価ですね!
注意点としては、バス車内で代金を支払う時にお釣りが出ないので現金でぴったりの額を用意するか、交通系ICカード「悠遊カード」を利用するのがオススメです。
悠遊カードを持っていると電車の乗り降りやコンビニの支払いなど、日本のSuicaやPASMOのようにこれ一枚で完結できるので台北旅行の際には非常に便利です。
詳細については「悠遊カード(EASY CARD)の買い方」をどうぞ。
忠孝復興駅の九份行きバス乗り場
忠孝復興駅から九份に行くためのバス乗り場は、駅の2番出口近くにあります。
2番出口を出たら横断歩道を渡ることなく右へ進みましょう。右に進んだ先にあるのが、九份行きの1062系統のバスが止まるバス停です。
Google Mapのストリートビューでバス停を見ると、ちょうど九份に行くバスが停車している様子が見えますので事前情報にオススメ!
ストリートビューの通りたくさんの方がバスに乗るために待っているのですが、人気な行き方となっているために一度のバスで乗り切れないことも少なくありません。
その場合は次のバスを待つことになります。午前中は10〜20分、午後は15〜30分に一本くらいの間隔でバスはやってきますので、次のバスに乗り込みましょう。
定番ルートの忠孝復興駅から九份を訪れる方法はたくさんの日本人もいるので、初心者にも安心です。
混むので一度に乗れない可能性があるというデメリットもありますが、それ以上に分かりやすい方法で行きたいという方はぜひこちらのルートを利用しましょう。
道中は天気がいいとこんな綺麗な景色も見れますよ!
※尚、高速道路を通る関係で座席分しか乗せてくれません。立ち乗りは不可となっていますのでご注意を。
②【バス】西門駅から965金瓜石行き
- 所要時間:70分
- 料金:90台湾元
- 2018年9月新設
続いて、2018年9月に新設されたバスルート「台北捷運松山新店線または板南線の西門駅から九份まで965系統ルート」をご紹介します。
ガイドブックは基本的に①の忠孝復興駅バスルートを掲載していて、こちらはまだあまり載っていないので比較的空いていることが多いのです。
実際に乗ってみましたがバスも新しいので個人的にすごくオススメしたいルートです。
しかもバス綺麗な上に、2座席1つの割合で電源付きってやばくないですか・・・!迫り来る九份の写真祭りに備えて充電できたのはありがたかったです。
忠孝復興駅ルートと同じくバスに乗ってしまえば、乗り換えることなく九份までダイレクトアクセスできるので、台北初心者の方にも分かりやすいルートなのでもいいですね!
料金は90台湾元(約325円)と、こちらも日本の物価からすると非常に激安ですが、同じくお釣りが出ないので現金でぴったりの額を用意するか、交通系ICカード「悠遊カード」を利用しましょう。
さらに・・・965系統は少しルートを工夫すると高確率で混雑を避けて利用することが可能です。
追記:実際に965系統を利用してみた様子は「台北から九份への新ルート!965系統のバスに乗ってみた。」で詳しく解説しています。ぜひ一読を。
西門駅の九份行きバス乗り場
西門駅から九份に行くためのバス乗り場は、駅の2番出口近くにあります。
2番出口を出たら左へ進みましょう。左に進んだ先にあるのが、九份行きの965系統のバスが止まるバス停です。
珍しくGoogleマップの情報が間違っており、Googleマップで965のバス停を探すと違うバス停が表示されますが、上記地図の場所が正しい九份行きバス停の場所です(実体験で確認済み)。お間違えなくどうぞ!
③【電車+バス or タクシー】台北駅から瑞芳駅経由
- 所要時間:75分
- 料金:69〜280台湾元
最後にご紹介するのは「電車とバス」または「電車とタクシー」を利用して、九份を訪れる方法です。
乗り継ぎが必要な点を考えると台北初心者の方にはあまりおすすめできませんが、無事に辿りつくことができれば最安(69TWD=約250円)で九份に行くことができる方法でもあります。
まずは、TRA台北駅から電車で瑞芳駅まで向かいます。
地下鉄で台北駅まで来た場合は、地下鉄の改札を出てすぐ目の前にTRA台北駅があるのですぐ分かると思います。
台北駅から瑞芳駅までの電車はいくつか種類があり・・・・
- 自強号(特急):39分・76台湾元
- 区間車(各駅停車):50分・49台湾元
日本でいう特急にあたる自強号が76台湾元(約275円)、各駅停車にあたる区間車が49台湾元(約175円)と日本円にすると約100円しか変わらないので、時間が合えば特急に乗り込みましょう。
分からなくなったら窓口の駅員さんに聞けばすぐ解決できますよ!
瑞芳駅の九份行きバス乗り場
瑞芳駅からはバスまたはタクシーで九份を目指します。
瑞芳駅から九份行きのバスに乗れる場所は残念ながら駅前ではなく・・・4〜5分歩いたところにバス停があります(この辺りが初台北初心者におすすめできないポイント)。
ちょうど上記地図の辺りが九份行きのバス停です。
バス停には観光客がごった返しているので、近くまで行くことができればすぐに分かると思います。
九份へは下記バスが来たら乗り込みましょう。多くの観光客が乗り込もうとするので、流れに身を任せていても大抵の場合は大丈夫です。
- 788系統
- 827系統
- 856系統
- 1062系統
- 965系統
- 825系統
- F802系統
当記事を最初からお読みいただいた方であれば1062系統や965系統って、どこかで見覚えありませんか?
そうです、ガイドブックなどでおすすめのアクセス方法として紹介されている忠孝復興駅を通る1062系統と2018年9月に新設された西門駅を通る965系統です。
ここで台北市内から走ってきたバスと合流して、乗れる人数だけ乗せて乗れない人は次の便という感じなので、やはり初心者の方は台北市内からバスでアクセスするのが無難ですね!
料金はバスの系統によっても変わるのですが、15〜24台湾元の間で設定されています。
交通系ICカード「悠遊カード」が使えますのでチャージして利用すれば、無駄なく乗車することができておすすめ!山道に揺られること15〜20分で九份老街に到着します!
瑞芳駅の九份行きタクシー乗り場
若干面倒なバス乗り場までのルートですが、瑞芳駅からタクシーを利用する場合には非常に簡単です。
駅を出ると目の前にたくさんのタクシーが並んでいますので、最前列からタクシーのに乗り込みます。
料金は九份までの一律料金が採用されていて、205台湾元(約735円)です。ぼったくられてしまう心配がない明瞭会計は嬉しいですね!
バスが20元前後なので、4人でタクシーに乗ってもバスの方が割安ですがバス停まで歩く面倒やどのバスに乗れるか分からない不安さを考えたら、タクシーの方がベターかなと個人的には思います。
駅前から乗れるので便利ですしね!バスより高いと言っても4人で乗ったら一人200円も出せばお釣りが来るレベルの安さです。
ぜひそれぞれの方法で検討してみましょう!
一番オススメの行き方は台北からバスで九份へ!
今日は、台北市内から超人気観光地の九份へアクセスする方法をまとめてみました。
- 忠孝復興駅1062系統
- 西門駅965系統
- 電車+バス
- 電車+タクシー
電車+バスはある程度わかっている人中級者向け、電車+タクシーなら初心者でもありだと思いますが、その場合電車代とタクシー代をトータルするとバス代の方が安くなるので、やはり台北市内からはバスで訪れるのが一番オススメです。
ガイドブック常連の1062系統は便利なのですが、とにかく混雑だけが心配要素です。
忠孝復興駅から利用する場合には時間には余裕を持って訪れましょう。
混雑を避けたい方は2018年に新設された西門経由の965系統はうまく活用していきたいところです。
少しずつ認知されて来ているようですが、まだまだ忠孝復興駅ルートに比べると知られていないので比較すると空いている可能性が高いです。
最後に・・・九份は夕方17時以降混み始めるので、遅くとも16時くらいまでにバスに乗って九份に向かい始めるのが個人的にはオススメですよ!
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