2019年初旬、ANAから電撃的に発表となった「東京(成田)ーインド・チェンナイ」への直行便就航がいよいよ具体的になってきました。
当初は2019年秋頃からということでしたが、正式な日程は2019年10月27日就航。
水・金・日の週3回運航で、毎日運航される訳ではないので旅行やビジネスユースする際のスケジュール作成には注意が必要です。
当ページでは使用機材・設定座席クラスなど「成田ーチェンナイ」路線の、最新情報をお伝えします!
成田ーチェンナイ直行便の運行開始日が決定!
ANAから発表になった情報によると就航日は2019年10月27日で、以後の水曜日・金曜日・日曜日の週3回運航となることが決定しました。
ANAは2019年10月27日(日)より、南インドで日本から唯一の直行便となる、成田=チェンナイ線の運航を開始することを決定しました。
当初の報道では毎日運航というような情報でしたが、週3回の運航で落ち着いたようですね!
既に運行している成田ーデリー線の搭乗率75%、成田ームンバイ線の搭乗率65%のように6〜7割の搭乗率が確保されるようであれば(経過を見て好調であれば)増便するようなこともあるのかなと思います。
これまでANAはインド路線として、デリーとムンバイに直行便を飛ばしていましたが今回チェンナイへの直行便が実現すると、ANAにとってインド3都市目の就航都市ということになります。
これまで日本とインドを結ぶ路線は以下の航空会社・路線で運航がされていました。
- ANA:東京ーデリー・ムンバイ
- JAL:東京ーデリー
- エア・インディア:東京ーデリー
いずれもデリー路線が中心で、チェンナイのあるインド南部へはデリーや東南アジアで乗り継ぐ必要がありました。
しかし今回ANAがインド南部へ直行便を飛ばすことで、JALを含めてもインド南部への日本からの直行便は初めてのことで、注目が集まります。
※JALもANAの発表後にインドのシリコンバレーと呼ばれる「バンガロール」への直行便就航を発表していますので、2019年後半〜2020年以降はインドユーザーの顧客獲得も加熱していきそうな予感ですね!
運行ダイヤ
2019年10月27日から運航開始となる「成田ーチェンナイ路線」の運航ダイヤは以下の通りとなりました。
東京(成田発):NH825便
- 10月27日〜11月30日の水・金・日曜日:東京・成田(11:40)〜チェンナイ(17:45)
- 12月1日〜2020年2月1日の水・金・日曜日:東京・成田(11:10)〜チェンナイ(17:45)
- 2020年3月1日〜28日の水・金・日曜日:東京・成田(11:20)〜チェンナイ(17:45)
チェンナイ発:NH826便
- 10月27日〜11月30日の水・金・日:チェンナイ(20:30)〜東京・成田(07:55+1)
- 12月1日〜2020年2月1日の水・金・日:チェンナイ(20:30)〜東京・成田(07:25+1)
- 2020年3月1日〜28日の水・金・日:チェンナイ(20:30)〜東京・成田(07:35+1)
成田発のNH825便、インド・チェンナイ発のNH826便ともに「水・金・日」の週3日運航で、シーズンによって微妙に出発時刻または到着時刻が異なります。
所要時間は約9時間40分のロングフライトで、ちょうど既に運航を開始している成田ームンバイのNH829 11:35-17:45、NH830 20:00-07:55+1と同じようなスケジュールで飛ぶことになります!
機材はB787-8(788)
成田ーチェンナイ路線で使用される機材はビジネスクラス46席・プレミアムエコノミークラス21席・エコノミークラス102席の計169席を搭載したB787-8(788)となることが決定しました。
ファーストクラスは設定がない機材となりますので、ビジネスクラスが最高位クラスということになりますね!
ビジネスクラス(46席)
チェンナイ路線に導入されるB787-8のビジネスクラスは、1-2-1の全席通路側スタイルとして定着したスタッガードタイプの全46席です。
B787-9は全部で169席となっていますので、約4分の1がビジネスクラスとして設けられている計算になります。
17インチのタッチパネル大型液晶ディスプレイに加え、フルフラットになるシートが用意されていて、所要時間は9時間前後のロングフライトとなりますので、出来ればビジネスクラスのフルフラットシートでゆったりと過ごしたいところですね!
プレミアムエコノミークラス(21席)
ビジネスクラスの次の座席クラスは、2-3-2配列のプレミアムエコノミークラスです。
シートピッチ38インチ(約97センチ)、座席幅19.3インチ(約49センチ)、レッグレスト・フットレストにPC電源も各座席に用意があります。
10.6インチのタッチパネル式液晶モニター横には、USBポートも付いているので携帯の充電も可能です!
一部ビジネスクラスと同じサービスが受けられたり、エコノミークラスより一歩上質なサービスを受けたい方にオススメです。
プレミアムエコノミークラス搭乗の様子は下記記事からどうぞ。
エコノミークラス(102席)
B787-9で最も座席が多い座席クラスは、3-3-3配列の「エコノミークラス」です。
シートピッチは31インチ(約79センチ)、9インチのタッチパネル液晶モニターも設置されています。
B787-9に搭載されている座席クラスの中では一番狭いタイプとなりますので「ANA座席指定で誰でも良席を確保する方法」をうまく活用しながら、好みの座席をゲットして行きましょう!
3-3-3配列なので、窓側になるとフライト中の約9時間はトイレなどは非常に出づらくなる点も考慮が必要です。
個人的には、足元が大きく開けた「非常口席」おすすめです!トイレも行きやすいですよ!
実はANAが初進出した2007年の東京ームンバイ路線では、全席ビジネスクラスのB737型機を飛ばしていたことを考えると、航空機の進化とともにインド路線の需要の高まりもここ10年ほどで一気に上昇しているということになりますね!
チェンナイ特典航空券の必要マイル数(予想)
成田空港とチェンナイ空港は6,499km(4,038マイル)の距離がありますので、特典航空券は以下の必要マイル数となることが想定されます。(あくまでも個人予想です。参考程度にどうぞ。)
(往復) | アジア2(ZONE4) | ||
L | R | H | |
Y | 30,000 | 35,000 | 38,000 |
PY | 46,000 | 51,000 | 54,000 |
C | 55,000 | 60,000 | 63,000 |
F | – | – | – |
エコノミークラスのローシーズンを狙えば、往復3万マイルでチェンナイへ行くこともできますので就航したらぜひ南インドへ直行便で一度行ってみたいですね!
約9時間前後のフライトであることを考えると、出来ればビジネスクラスを狙いたいところ。
往復55,000マイル〜63,000マイルの間で設定されると予想しているので、マイルが足りない方は「ANAマイルを貯めよう!年間20万マイルの貯め方!」の方法を実践して、ぜひANAマイルを獲得しましょう!
5万マイル程度であればすぐに貯まると思います!
予約・発売開始日は7月24日
そんな成田ーチェンナイ路線は、7月24日から一斉に予約開始となります。
就航初日の10月27日はもちろん、2020年のフライトも予約開始となりますので発売開始までにぜひ予定を立てておきましょう。
特典航空券についてはANAのプレスリリースに具体的な記載がありませんが、恐らく同日に予約開始になると思いますので要チェックです!
まとめ
いよいよ詳細が明らかになった、初の南インド直行便となるチェンナイ路線。
南インドの玄関口であるチェンナイは自動車産業を中心に製造業が集積し、「インドのデトロイト」とも称されている経済成長が著しい都市ですので、ビジネスユーザーの利用も多く見込まれます。
ライバルJALは、インドのシリコンバレーと呼ばれる「バンガロール」への直行便就航を既に発表しており、順に詳細が明らかになると思いますので、2019年後半〜2020年のインド路線は色々と大きな動きとなっていきそうです。
航空券の予約・販売は7月24日からとなっていますので、希望する日程がある方は早めにチェックしておきましょう!
ちなみに・・・成田ーチェンナイと同時期に発表された「東京ーモスクワ」「東京ーウラジオストク」路線も早ければ2019年度中には就航となる見込みですので「ANA 2019年度中に3路線を新規就航へ」から最新情報をチェック!
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