旅の楽しみの一つ「空港ラウンジ」、今日は香港国際空港の「キャセイパシフィック航空ラウンジ「THE DECK(ザ・デッキ)」をレビュー!
キャセイパシフィック航空のホームとなる香港国際空港にあって、キャセイパシフィック航空のビジネスクラス利用時やJAL上級会員や、「JALグローバルクラブカード」をお持ちの方も利用することができます!
THE DECK(ザ・デッキ)があるサイドには、香港空港の中でも人気のラウンジ「キャセイパシフィック航空ラウンジ THE WING(ザ・ウィング)」がありますので基本的にはザ・ウィングの利用がオススメ!
正直なところ・・・2018年3月にオープンしたということ以外は特徴の少ないラウンジです。
2つのラウンジを利用することも可能なのでTHE WINGと合わせて、ぜひ利用してみましょう!
※現在コロナウイルスの影響でサービスが一部変更になっています。ご注意ください。
香港国際空港のキャセイパシフィック航空ラウンジTHE DECK概要
まずはじめに、香港国際空港のキャセイパシフィック航空ラウンジ「THE DECK(ザ・デッキ)」概要を見てみましょう。
名称 | THE DECK(ザ・デッキ) |
営業時間 | 05:30-最終便まで |
フードコーナー | ○ |
バーカウンター | ○ |
シャワー | ○ |
新聞・雑誌 | ○ |
香港国際空港の制限エリア内には「THE PIER(ザ・ピア)」「THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)」「THE WING(ザ・ウイング)」「THE DECK(ザ・デッキ)」4つのキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジがあります。
中でも人気があるのは「THE PIER(ザ・ピア)」と「THE WING(ザ・ウイング)」。
かなり広い香港空港ですので「4つのラウンジは機能的に変わらないので基本的には搭乗口に近いラウンジを利用すればOK」、とお伝えしたいところですが頑張って歩いて「THE PIER」または「THE WING」の利用を基本的にはオススメします。
今回ご紹介する「THE DECK(ザ・デッキ)」は、香港空港の中でメインと言われるようなラウンジではありませんが、朝05:30〜最終便まで営業しており、ホットミールを含めたフードコーナーに加えて、ヌードルバーやシャワーがあり、最低限の機能は整っています。
ただ制限エリアの中にある4つのキャセイパシフィック航空ラウンジの中で、一番特徴がなくオススメしづらいラウンジがこのTHE DECK(ザ・デッキ)かもしれません。
すぐ近くにはJAL指定ラウンジとなっているカンタス航空ラウンジもありますので、個人的にはカンタス航空ラウンジの方がおすすめです。詳細は下記へ。ぜひ比較してみください!
利用可能ステータス一覧
香港空港のキャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジは、以下のステータスを保有している方、搭乗客が利用することができます。
- キャセイパシフィック航空ファーストクラス搭乗客
- キャセイパシフィック航空ビジネスクラス搭乗客
- キャセイパシフィック航空の上級会員
- ワンワールド加盟航空会社ファーストクラス搭乗客
- ワンワールド加盟航空会社ビジネスクラス搭乗客
- ワンワールド上級会員(エメラルド・サファイア)
キャセイパシフィック航空のファーストクラス・ビジネスクラス、それからJALを含むワンワールド加盟航空会社のファーストクラスやビジネスクラス、上級会員となっている方は利用することができます!
くくりとしてはJAL上級会員に位置付けられていますが、JALクリスタル会員の方はラウンジを無料利用することができませんのでご注意ください。
またJGC修行をするなどしてサファイア以上のステータスを保有している方は、文句なしに利用可能ですので、乗り継ぎに時間がある場合などにラウンジホッピングする場合に利用するのはいいですね!
※ちなみに・・・キャセイパシフィック航空の航空券はアラスカ航空のマイルを使って発券する方法が圧倒的にお得です!詳細は「アラスカ航空のマイルの貯め方・使い方」からどうぞ。
実際に訪れてみた様子をレポート!
2020年1月、「キャセイパシフィック航空 成田ー香港ビジネスクラス」搭乗時にTHE DECK(ザ・デッキ)を訪れましたので様子をレポートしたいと思います!
キャセイパシフィック航空ラウンジTHE DECK(ザ・デッキ)は、制限エリアにあるため手荷物検査&出国審査を終えた後に利用が可能です!!
今回は東京ー香港経由ーモルディブへの乗り継ぎでしたので、香港に到着したら乗り継ぎゲートから制限エリアへと入りました。
香港空港は乗り継ぎ時の導線が非常にスムーズで、飛行機を降りてからあっという間に制限エリアへ進むことができました。
アクセス方法
キャセイパシフィック航空ラウンジ THE DECK(ザ・デッキ)は、搭乗口16番付近にあります。
搭乗口16番の近くにラウンジへと続くエスカレーターがありますので、エスカレーターを上ってラウンジへとアクセスしましょう。
香港滞在を終えて保安検査・出国審査を終えたあとすぐの場所にあるラウンジですのでアクセスは非常に便利!
一方で乗り継ぎの場合には、中央通路を渡って遠いサイドにあるキャセイパシフィック航空ラウンジとなっていますので、乗り継ぎカウンターに近いサイドでは香港NO.1の呼び声高いラウンジ「THE PIER(ザ・ピア)」の利用をオススメします!
今回訪れたTHE DECK(ザ・デッキ)の近くでは、オシャレで高機能なのにいつも空いているカンタス航空ラウンジも穴場となっていますのでオススメ。バーカウンターもあってかなりいいラウンジでした。詳しくは下記へ。
今回はビジネスクラス利用でしたのでビジネスクラスラウンジを利用できましたが、ファーストクラスを利用する場合には1〜4番搭乗口付近にある「THE WING ファーストクラスラウンジ」を利用することができます!
ファーストクラスラウンジは、シャワールームにバスタブが用意された極上空間です。おすすめ。
保安検査場を通過して、搭乗口16番付近のエスカレーターを上がるとキャセイパシフィック航空ラウンジ THE DECK(ザ・デッキ)のエントランスが見えてきます。
ラウンジ入り口にフロントデスクがありますので、搭乗券とパスポートを提示して入室しましょう。
ラウンジで受付を終えると、搭乗券に「THE DECK」と書かれた再入場用の受付印が押されます。
一旦ラウンジ外に出る場合には、こちらのスタンプを提示すれば詳しい確認不要で入退場が可能です。
香港空港の制限エリア内にはキャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジが4つ用意されていますが、それぞれラウンジ名の入ったスタンプが押されますよ〜!
ラウンジ内の座席・雰囲気
THE DECKは2018年3月にオープンしたばかりの、キャセイパシフィック航空ラウンジの中では歴史の浅いラウンジ。
総面積は約823平方メートルで、制限エリア内にあるキャセイパシフィック航空のラウンジの中では一番小さいサイズ感。約180席が用意されています。
受付でチェックをしてラウンジ内に入ってみると、びっくりするくらいの混雑度!!とても写真を撮れる雰囲気ではなかったので公式サイトの写真を拝借すると・・・
このような雰囲気になっていて、特徴としては吹き抜け構造の空港パノラマビュー!
天井が高い分かなり開放的な作りとなっています。ただ混みすぎ・・・・。
保安検査場から近い場所にあるラウンジで、座席数も少ない上に、独立タイプのソファ席が多いということもあって比較的いつも混んでいます。
搭乗口が15、16、17辺りなのであれば利用するのも良いと思いますが、基本的にはTHE WINGかTHE PIERの利用がおすすめです。
食事(フードコーナー)の様子
THE DECK(ザ・デッキ)内には、ブッフェ料理がディスプレイされているので、好きな料理を取って食事を楽しめます。
ラウンジ内にはパンなどの簡単な軽食や中華料理などのホットミールがあり、食事は充実しています。ただ全体量でいくとTHE PIERやTHE WINGの方が充実していますね。
キャセイパシフィック航空ラウンジ名物のハーゲンダッツもデザートでもらえますよ!
アルコールを含むドリンクも大きな冷蔵庫が設置されていて、飲み放題となっています。香港ビールなどの瓶ビールも用意がありましたよ!
香港空港内でお酒を楽しみたいという方は、同じくキャセイパシフィック航空ラウンジの「THE BRIDGE」か「THE WING」がおすすめ!
名物ロングバーに座って、スタッフにオーダーする形でアルコールをいただけます。かなり良い雰囲気でした。
ヌードルバーあり!
香港のキャセイパシフィック航空ラウンジといえば名物「ヌードルバー」ですよね!
THE DECK(ザ・デッキ)には、ライブキッチン形式のヌードルバーが用意されています。
ヌードルバー前の座席はダイニングのような作りとなっていて、食事するには最適ですので合わせて利用してみましょう!
メニューについては、担々麺・ワンタン麺・とんこつラーメンなどTHE PIERのヌードルバーで提供されているメニューと同じです。
ラウンジはコンパクトな作りのTHE DECK(ザ・デッキ)ですが、食事のメニューは充実しているのでおすすめ!(THE PIERにあるようなティーハウスなどの機能はありません。あくまでもあるのはヌードルバーのみという感じ)
ラウンジ内の新聞コーナーには、各国の新聞が用意されていて日本語の日経新聞も用意されていましたし、コンセントは、日本のプラグでも入るものでしたので変換プラグなどは必要ありません。
ただし全ての座席に設置されているわけではないので、パソコンやスマートフォンの充電に利用する際にはコンセント付近の座席確保はマストです!
シャワールームの様子
南ウイングには、ラウンジ内に8室のシャワールームも用意されています。
今回はTHE PIERで利用していましたので、THE DECKでは利用しませんでしたが、上記写真のTHE PIERのシャワールームと作りはほぼ同じとなっていますので、無料で利用できます。
シャワールームエリアに専用の受付がありますので、先着順にてシャワーを利用することができますので、お時間のある方は利用してみましょう。
空港ラウンジでまだシャワーを利用されたことがない方は、一度騙されたと思って利用されることをオススメします。
爽快感とリラックス効果、それから機内での爆睡するためには最高ですよ!
シャワールームは、歯ブラシ・ドライヤーなどのアメニティも充実しています。シャンプーなどはオーストラリアの人気ブランド「aesop」や「ジュリーク」を用意!豪華なシャワールームです!
また、この日は満席状態でしたがリラクゼーションルームとして、リクライニングができるタイプの座席が用意されている場所も用意がありますので、合わせてチェックしてみましょう。
まとめ
香港空港のキャセイパシフィック航空ラウンジ「THE DECK(ザ・デッキ)」の様子をレポートしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
- 保安検査から近い
- スペースや座席は少なめ
- 飲食物は充実
- ヌードルバーあり
- シャワーあり
2018年3月にオープンしたTHE DECK(ザ・デッキ)ですが、特徴としてはヌードルバーやシャワー、そして吹き抜け構造で開放感があるというところくらいで、基本機能はTHE WINGやTHE PIERの方が優秀です。
THE DECK(ザ・デッキ)でしか体験できないことや、食べれないものはないので搭乗口に近いので利用する以外は基本的に利用する必要はないと思います。
それでは!!