2019年3月追加オープン!Power Lounge Central(パワーラウンジセントラル)をレポート。新カードラウンジは到着時も使える!
2017年4月、羽田空港国内線ターミナルにオープンとなった有料ラウンジ(カードラウンジ)のパワーラウンジは、おしゃれな空間・快適性から非常に人気のラウンジとなっています。
これまでは羽田空港の第一ターミナル(JAL側)2ヶ所、第二ターミナル(ANA側)に1ヶ所となっていましたが、この度両ターミナルにそれぞれ1ヶ所ずつ追加でオープンとなりました!
ついにJAL側はこれで全てのカードラウンジがパワーラウンジに生まれ変わりです。
今回オープンしたラウンジは、JAL側・ANA側ともに保安検査通過前にありますので出発前はもちろん、到着時にも利用できますので、ぜひ有効活用していきましょう!
※羽田空港のその他のラウンジの様子をまとめた「羽田空港NO.1ラウンジはここ!」の記事もおすすめ
パワーラウンジ(Power Lounge)とは
日本各地の空港には主に2種類のラウンジが存在します。
- 航空会社運営ラウンジ
- それ以外の民間企業運営ラウンジ
いわゆるANAラウンジ・JALサクララウンジのように航空会社が運営をするラウンジと民間企業が有料ラウンジの運営をしている2つのケースです。
羽田空港の場合は、「日本空港ビルデング株式会社」という民間企業が有料ラウンジの運営をしています。
後者は通常利用するためには料金が発生しますがゴールドカード・プラチナカードなど、対象のクレジットカードを保有していると、無料で利用することができるため、通称「カードラウンジ」とも呼ばれているのが特徴です。
パワーラウンジ=カードラウンジ
Power Lounge(パワーラウンジ)は、先ほどの区分分けによると「航空会社以外の民間企業運営ラウンジ」です。日本空港ビルデング株式会社が運営を担っています。
- 羽田空港第一ターミナル(JAL側)
- 羽田空港第二ターミナル(ANA側)
これまであったエアポートラウンジをリニューアルオープンする形で、パワーラウンジに作り変えているので、今後も羽田空港ではパワーラウンジが増えていく予定となっています。
リニューアル時のプレスリリースはこちらです。
新たなラウンジの名称は、「POWER LOUNGE」。そのコンセプトは、“EMPOWERMENT ”です。
ご出張やご旅行の際に、活気あふれる“はかどり”と、ほっとできる“安らぎ”の空間をご提供します。
同ラウンジでは、コンセプトに合わせてスタッフが着用する制服をリニューアルしたほか、地方産品 を紹介する情報発信コーナーや、カウンターキッチン方式による対話型ドリンクカウンターの設置、国内空港では初めて、お客さまの贈答品をラウンジでご用意する「SMART PICKUP 」の提供など、お客さまのパワーを湧き出させる各種サービスを一新しました。 これを皮切りに、当社は他の「AIRPORT LOUNGE」についても、順次「POWER LOUNGE」へとリニューアルしていく予定です。
ぜひご期待ください。
無料利用できるクレジットカード種類一覧
そんなPower Lounge(パワーラウンジ)は、以下のクレジットカードを提示することで”無料”にて利用することができます。
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VISA/マスターカード:プラチナ/ゴールドカード
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JCB:ザ・クラス/ゴールド/ゴールドEXTAGE/ネクサス/ビジネスカード
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ダイナースクラブカード
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アメリカンエキスプレス(AMEX):ブルーカード/一部の法人カード/提携カード以外の全てのAMEXカード
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UC:ゴールドカード/ヤングゴールドカード
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MUFG:プラチナ/ゴールドプレステージ/プレミオ
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DC:ゴールドカードノブレス/ゴールドカード/ゴールドカードヴァン
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UFJ:ゴールド/ヤングゴールド/プレミオ
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ニコス(NICOS):ゴールド/プレミオ
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オリコ(ORICO):ゴールド/ゴールドアプティ
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ライフカード:ゴールド/ビジネス
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TS3:ゴールド/レクサス
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楽天:プレミアム/ブラック/ゴールド
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エポス(EPOS):プラチナ/ゴールド
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イオン(AEON):ゴールド
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MI:三越MCARDゴールド/MICARDゴールド/伊勢丹アイカードゴールド
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アプラス:World Elite Mastercard/ World Mastercard/ゴールド
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ジャックス(JACCS):ゴールド
上記カードを保有している方は、カードラウンジを無料にて利用することができますので当日の搭乗券と対象カードを持って、ラウンジを訪問しましょう。
アメックスカードは同伴者1名まで無料
尚、上記カードを保有していない同伴者については基本的に有料となりますが、「アメリカンエキスプレスカード」「ポルシェカード」を保有している方については同伴者も1名まで無料にて利用することができますので覚えておきましょう。
当ブログ一押しのSPGアメックスカードについても、同伴者1名まで無料で利用する事ができます。
SPGに入会するとリッツカールトン・マリオットホテルなど、高級ホテルのゴールド会員になることができて、空港ラウンジまで利用できるので非常に便利です。
SPGアメックスカードの詳細は下記記事をご参照ください。
有料利用の料金は1,080円
ちなみに・・・対象のクレジットカードを保有していない場合など料金を支払ってPOWER LOUNGEを通常利用する場合には、「大人:1,080円」「4歳〜12歳:540円」の利用料がかかります。
パワーラウンジセントラル訪問レポート!
2019年3月、そんな羽田空港のパワーラウンジが、第一・第二ターミナルにそれぞれ1ヶ所ずつ追加でオープンとなりました。
その名も「パワーラウンジセントラル(Power Lounge Central)」。
関連記事:パワーラウンジセントラルがオープン決定。3月末から到着時も利用可能
今回は、早速オープンしたての羽田空港第一ターミナルにあるパワーラウンジセントラルに訪問してみましたので、ラウンジ内の様子レポートします!
追記:ANA側のラウンジの様子もアップしました!
第一ターミナル保安検査通過後のパワーラウンジの様子は「スターフライヤー羽田ー福岡搭乗記」からどうぞ。
パワーラウンジセントラル概要
まず、初めに今回訪問する第一ターミナルにあるPower Lounge Centralのラウンジ概要です。
営業時間 | 6:00-20:00 |
電話番号 | 03-5757-8289 |
座席数 | 40席 |
化粧室 | ◯ |
フリードリンク | ◯ |
新聞・雑誌 | ◯ |
喫煙室 | × |
無線LAN・電源 | ◯ |
アルコール | ◯(有料) |
シャワー室 | ◯(有料) |
パワーラウンジセントラルは、保安検査通過前に利用できるカードラウンジで2019年3月にオープンをしました。
ラウンジ内は、非常に綺麗でソファなどの家具もスタイリッシュなのでかなりおしゃれな空間になっています。
パワーラウンジのアクセス方法
パワーラウンジセントラルは、それぞれ以下の場所にあります。
- 第一ターミナル:到着ロビー1Fの一般エリア
- 第二ターミナル:出発ロビー3Fの一般エリア
今回は実際に第一ターミナルのパワーラウンジセントラルを訪問してみました。
ちょうど第一ターミナルのHANEDA HOUSEや航空神社の隣にラウンジがあります。
ラウンジはガラス張りで、エントランスからすごくスタイリッシュな空間となっていますよね。
パワーラウンジの入室方法
受付にいる女性に、当日の搭乗券と対象のクレジットカードを見せたら、パワーラウンジへ入室することができます。
またPower Lounge(パワーラウンジ)の営業時間は、朝6時からとなっています。
朝早く入室しようと思っても6時までは利用することができず入り口前で待機することになりますので注意しましょう。
パワーラウンジ内の様子・座席
ラウンジ内は・・・・
- テーブル席
- 一人用ソファ席
- カウンター席
など様々な種類の座席が用意されています。
※こちらの写真はPOWER LOUNGE NORTH
上記、ゆったりめソファ席が5席だけあり、この席から優先的に埋まっていっていた印象です。
セントラルはソファ席が少ないので、ゆっくりくつろぎたい方は保安検査後のパワーラウンジを利用した方が良さそうです。
※こちらの写真はPOWER LOUNGE NORTH
またパワーラウンジといえば、大きな窓から駐機している飛行機を眺められることも良い点でしたが、セントラルからは飛行機を眺めることはできません。
ドリンクコーナー
- アイスコーヒー
- オレンジジュース
- トマトジュース
- りんごジュース
- 青汁
- 牛乳
ラウンジ内のドリンクコーナーには上記コールドドリンク、「アールグレイ」「煎茶」「メープルナッツティー」などのティーパックと「ホットコーヒ」も用意されていましたのでドリンクには困りません。
これまでのパワーラウンジと異なり、コールドドリンクはパックでの提供となっていました。
また有料にてアルコールも提供がされていますので、機内でぐっすり眠りたい方などはこちらで一杯引っ掛けて行くといいかもしれません。
そしてパワーラウンジ名物にもなっていた午前中の早い時間に行くともらえるクロワッサンは、今回は提供されていませんでした。9時くらいに行きましたがなかったので、セントラルでは提供されないの可能性もあり・・?
もし見つけた方いたら、ぜひ教えてください。
追記:実際に訪問した際に係の方に聞いたところ、セントラルでは提供の予定はないとのことでした。
マガジンラックもスタイリッシュ
またパワーラウンジ内は雑誌や新聞類も充実しています。
空港系のマガジンに加えて、ファッション誌・スポーツ誌も用意してありました。こういった雑誌コーナーでもいちいちオシャレなところが素敵です。
パワーラウンジだけではありませんが、カードラウンジに置いてある雑誌や新聞類は持ち帰りはできませんので悪しからず。ラウンジ内でのみ、お楽しみいただけます。
各座席にコンセント完備
パワーラウンジセントラル内の全ての座席にはコンセントとUSBのポートが設置されていました。
これを使って、パソコンやスマートフォンの充電も同時に行えますので非常にありがたいサービスです。
コンセント完備はNOUTH・SOUTHの良いところだったので、セントラルでも継続されていて嬉しい限り!
たっぷり心も体も電子機器も、充電ができたらいざフライトへ出発です。
追記:ANA側のパワーラウンジセントラルに行きました!
後日、第二ターミナル(ANA側)のパワーラウンジにも行ってみました!
JAL側と同じく保安検査を通過する前の、保安検査場A側にあります。
大きいテーブルがどーんと1つある形はJAL側と変わりませんが、JAL側よりも座席が多く、広々としているので使いやすいです。
ソファ席もJAL側より多いのでたくさん空いていました。
もちろん、パワーラウンジの良さである各座席のコンセントはしっかり完備されています。
JAL側のパワーラウンジはパックでのドリンク提供もありましたが、ANA側では従来通り自分で注ぐタイプのジュースがセットされています。
ドリンクコーナーもANA側の方が広くていいですね!
ラウンジ内にはトイレやテレホンコーナーも設置されています。
総じてJAL側よりも広いので、どちらのセントラルラウンジにするか迷ったらANA側を選択するといいと思います。
もちろんJALの航空券でANA側のパワーラウンジも利用することが可能ですよ!
パワーラウンジまとめ
2019年3月、羽田空港国内線ターミナルに新しくオープンになった「Power Lounge Central(パワーラウンジセントラル)」を訪問してみました。
今回は第一、第二ターミナルともに1ヶ所ずつオープンとなりましたので両方のターミナル利用時にもご利用いただけます。
いずれも保安検査通過前にあるので、出発前・到着後にぜひ利用してみましょう。
ANAの航空券で第一ターミナルのセントラルを、JALの航空券で第二ターミナルのセントラルを利用することもできますので、逆のターミナルに探検に行ってみるのも良いですね!
初めての訪問でしたが、パワーラウンジのいいところだったオシャレな空間でコンセント充実というメリットは継続されており、何よりANA便利用の方も到着後利用できるようになったというメリットは大きいので、今後は僕は積極的に利用したいと思います。
デメリットをあげるとすれば、第一ターミナルのセントラルはトイレが狭く男女ともに個室が1つしかないこと、飛行機が見えないこと、そして座席数が少ないことなので、混雑状況を見ながら上手く活用してみましょう!
羽田空港にPower Lounge以外にも空港ラウンジが存在しています。当記事ではご紹介しきれていないカードラウンジは「羽田空港NO.1ラウンジはここ!」が詳しいです。
以上、Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA 〜!