台北でUberをタクシーと比較して使ってみた!利用方法、注意点
アメリカ発の配車依頼サービス「Uber(ウーバー)」は、台湾(台北)で利用することが可能です。
実は2017年2月に一度台湾から事実上撤退していたUberですが、数ヶ月後に復活。
現在は日本でUberを利用する時と同じように、台北市内でもアプリ上で配車を依頼して、目的地までUberを利用することができます!
当記事では実際に台北旅行時にUberを利用してみた様子や利用方法をレポートします!
2017年2月に一度撤退。その後復活!
2017年1月、台湾政府はUberに対して最高で2,500万台湾元(約9,000万円)、ドライバーに対して最高20万台湾元(約72万円)の罰金を課すことが可能な道路改正法を公布しました。
実際に取り締まりが強化された結果、Uberは業務停止命令を受けてしまい2017年2月に一時休止(事実上の撤退)を余儀なくされました。
しかし2019年現在は復活し、台北市内でもUberが利用可能となっています。
タクシーとUber料金の比較
台北市内には、とにかくたくさんの黄色いタクシーが街にいます。
郊外ならば話は別ですが、車の通りがある都市部の道路に出ればほぼ間違いなく捕まえることができるでしょう。
タクシーの初乗りは70台湾元(約250円、1.25Kmまで)、その後200メートルごとに5台湾元(約18円)が追加されてきます。
タクシーは安いのがメリットですが、行き先や支払いなどのやり取りはタクシードライバーと直接行わなければいけません。ここがタクシーのデメリットです。
一方でUberの場合は、事前に地図で行き先を指定しているので場所を伝える必要がなく、乗り込んだらあとはドライバーが指定した場所まで向かってくれます。
しかも日本だとUberは通常のタクシーに比べると少々割高ですが、台北の場合はほぼ同料金でほとんど合計金額に差がありません。
行き先を事前に伝えることができて、クレジットカード決済でお金のやり取り不要となれば、個人的にはUber一択でも良いと思います。
Uber未対応地域や周囲にUberの車がいないなどで、やむ終えずタクシーを利用する場合には「台北のタクシー料金と乗り方。ぼったくられないようにする注意点」を一読しておきましょう。
実際に台北でUber使ってみた
そんなUberに台北で実際に乗ってみたので、様子をレポートします!
今回は台北でオススメのホテルで1日目の宿泊先「W台北」から2日目の宿泊先「シェラトングランド台北ホテル」までの移動に、Uberを利用してみました。
①Uberアプリを開く
まずは、Wホテルにてチェックアウトをする前にUberのアプリを開いて車の配車を手配します。
アプリを開くと現在地から「W台北へようこそ」というメッセージが表示されました。
さすがは台北中心地、地図を見るとホテルの周りにはたくさんのUber対応車がいることが分かりますね!
②目的地を入力
続いて目的地を入力します。今回は「シェラトン台北」と入力すると目的地のシェラトングランド台北ホテルへのルートが表示されました。
③車の種類を選択
ルートの確認ができたら、配車をお願いする車の種類を選択します。
今回は一番おすすめの「Uber X」→「UberXL」→「ハイヤー」の順に値段が高く、利用可能となっていました。
通常の黄色タクシーも配車できるようですが、Uberアプリ上でクレジットカード決済ができないのでカード派の方は「Uber X」を選ぶのが無難です。
④乗車場所を決定する
今回僕も「Uber X」を利用して、シェラトン台北へ向かうことにします。
最初に自分がWホテルにいることをアプリが認識してくれていたおかげで、配車(乗車)場所は自動的にWホテルの車寄せが表示されました。この辺りの便利さは秀逸です。
もし自分が今いる位置と誤差がある場合には、地図を動かして的確な場所にピンを移動しましょう。
場所が決まったら「乗車場所を確認する」をタップすれば配車依頼完了です!
⑤ドライバーと合流する
最初に地図を見たときに想像以上にホテルの周りにUberの車が多かったので、少し時間を調整してから配車をお願いしました。
それでも実際に配車を依頼してからホテルへは3分ほどで車が到着し、ドライバーからの日本語メッセージも到着しました。
この乗車以外にも3度Uberを利用しましたが、どのドライバーさんもすごく丁寧で印象良かったです!
⑥出発
ホテルエントランスに着くと、今回のドライバーさんが待っていてくれました。今回はフォルクスワーゲンのようです!
日本ではクラウンやアルファードなど「ハイヤー」ランクの車しか対応しておらず利用することができないので、今回Uberでフォルクスワーゲンに乗れるのは初体験でした!
ドライバーさんは、基本的にUberのアプリ上に表示されているルート通りに現地に行ってくれるので、海外タクシーあるあるな「ぼったくり」などの心配もほとんどありません。
⑦目的地到着
W台北とシェラトンは近いので、あっという間に目的地に到着しました。
キャリーケース下ろすのも手伝ってくれるし、本当にいいドライバーさんでした(後々見たら高評価なドライバーだったようです)。
これにて無事に、日本人に大人気のホテル「シェラトングランド台北ホテル」に到着しました〜!
繰り返しになりますが、Uberはアプリ上に登録されたクレジットカードで代金が決済されるのでドライバーとお金のやり取りはありません。
コインが分からなかったり、足りなかったり、空港到着時は現地のお金を持っていなかったりすることもあるので、カード決済は便利で助かります。
今回は、161台湾元(約580円)が料金として決済されていました。
乗車した距離は5.3kmなので通常タクシー料金に当てはめてみると・・・約170台湾元なので誤差は約30円。
ほとんど通常のタクシーと料金が変わりませんでした!(むしろ安い)
Uber利用時の注意点
台北でUberを利用する際には、いくつか注意点がありますが中でもよく間違えやすいのが「クーポン」についてです。
日本でUberに登録をしてクーポンコード(7y549zeuse)を入力すると、初めてご利用の場合は初回乗車が2,000円割引になるクーポンを無料でゲットすることができます!(地域によりクーポンが異なる可能性があります)
台北で2,000円割引なんて言ったら「台北から九份への行き方」でお伝えした通り、人気観光地九份までのタクシー代金が半額になるくらいのクーポン額なので超お得なのですが・・・
残念ながらUberのクーポンは登録した国内でなければ利用することはできません。
僕も今回クーポンを保有している状態で台北にてUberを利用しましたが、一度も適用されることはありませんでした。ご注意を!
日本でも利用可能
Uberは台北に限らず、日本やアメリカなど世界中で1日に1,500万回も利用されているサービスです。
僕も何度も利用していますが、アルファード・ベンツ・クラウン・ヴェルファイアなど黒塗りハイヤーがあなたがいる場所までお迎えに上がって、目的地まで送り届けてくれます。
非常に便利で、今なら初回が大幅割引になるクーポンコードも配布中なので(Uberクーポン情報まとめ)まだ日本で利用したことがない方は利用してみましょう!
まとめ
今日は日本や世界で人気のUberを台北で利用してみました。
まとめると・・・・
- 台北でも利用可能
- 「Uber X」が安くてお得
- タクシーと同料金
- クレジットカード決済可能
台北のUber事情としては、一次既得権益を守る影響で撤退に追いやられていましたが復活し、現在は街中でも普通に利用できるようになっています。
Uberの種類の中でもUber Xが安く台数も多いので利用しやすく、通常の黄色タクシーと料金は変わりません。
料金が変わらないとなると目的地を事前に指定でき、クレジットカード決済も可能なUberの利用価値が高まってきます。
かなり便利だったので、僕は今後台北を訪れた際にタクシーをする場合にはUber一択で利用していきたいと思います!