飛行機に傘は持ち込み可能?できない?傘持込に関する各航空会社対応、注意点
旅行に行く際に皆さんは傘を機内に持ち込みますか?それとも預けますか?
航空会社のルールでは、国内線・国際線利用に応じて各社微妙にルールがありますが基本的には「傘は機内持ち込み可能」です。
ただし持ち込みをする際には注意点をしっかり把握しないと、うっかり追加料金が取られたり、最悪捨てることになってしまうので注意が必要です。
今日は、そんな飛行機に乗る際の傘持ち込みについて各社対応と注意点をまとめました。ぜひ参考にどうぞ。
飛行機に傘は持ち込み可能?できない?
飛行機を利用する際には基本的に、大きめの傘・折りたたみ傘などの種類に関わらず「傘の持ち込みが可能」です。
ただし、後ほど注意点の項目内でもお伝えしますが先端が尖っていて鋭利であると判断された場合やLCC利用時に傘が一つの手荷物と判断される場合には、他の手荷物を持ち込むと有料になることがあります。
注意点をしっかりと把握した上で傘を機内に持ち込みましょう。
傘持ち込みに対する各社対応
ANA
手荷物としてお預けいただく事も、機内にお持ちいただくことも、どちらも可能です。
先端が鋭利など危険だと判断される場合は、お持ち込みできないこともあります。機内へ持ち込める手荷物は総重量10kg以内で、身の回り品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)のほか、手荷物1個となります。
JAL
お預けになるお手荷物、機内持ち込み、ともに可能です。長さの規定はありませんが、先端が鋭利などの場合、お持ち込み出来ない場合がございます。
機内へ持ち込める手荷物は総重量10kg以内で、身の回り品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)のほか、手荷物1個となります。
AIR DO
機内持ち込み手荷物は身の回り品(ハンドバッグ、カメラ、かさなど)のほか、手荷物の3辺の和が115cm以内(55cm×40cm×25cm以内)で重量が10kg以内のもの1個です。
多めに見てもらえる場合もあるようですが、傘も1つの手荷物としてカウントされ、AIR DOの場合は1つまでしか手荷物を持ち込めないので傘とカバンを持っていた場合にはルール上はアウトとなり、持ち込むことができません。
搭乗する際などにもし言われたら従うしかありませんので、個数には注意しましょう。
尚、手荷物にはサイズ制限がありますが傘の場合はサイズを超えていても持ち込みをすることが可能です。
ソラシドエア
身回品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)は、重量(10kgまで)・サイズ(3辺の和が115cm以内 55cm×40cm×25cm以内)・個数 お一人様1個までの範囲で手荷物として持ち込むことが可能です。
ソラシドエアの場合も1つまでしか手荷物を持ち込めないので傘とカバンを持っていた場合にはルール上はアウトとなり、持ち込むことができません。個数には注意しましょう。
スターフライヤー
身回品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)は、重量(10kgまで)・サイズ(3辺の和が115cm以内 55cm×40cm×25cm以内)・個数 お一人様1個までの範囲で手荷物として持ち込むことが可能です。
スターフライヤーの場合も1つまでしか手荷物を持ち込めないので傘とカバンを持っていた場合にはルール上はアウトとなり、持ち込むことができません。個数には注意しましょう。
Peach(ピーチ)
機内へお持ち込みになるお手荷物は、身の回り品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)1個のほか、お一人様1個(免税品などの保安検査場を通過後に購入されたお土産品含む) とさせていただきます。
Jetstar(ジェットスター)
機内にお持ち込みいただけるお手回り品の例は、以下のとおりです。
- ハンドバッグ
- 文庫本
- 財布
- ノート型パソコン
- コート
- 傘
- 免税品
香港エクスプレス
次の物品については、無料お預かり手荷物とは別に無料で機内に持ち込みいただけます。
小型のハンドバッグまたは財布もしくはノートパソコン1台、傘または歩行ステッキ、小型カメラおよび/または双眼鏡、機内で読むための合理的な量の書物、フ ライト中に消費する乳児の食事、乳児のキャリーバスケット(乳児が旅行する場合)、乗客が使用する杖、松葉 杖、またはその他の歩行器具(それが乗客にとって必要不可欠な場合)、免税品。
エアアジア
具体的な傘に関する明記はありませんが、口コミを調べる限り他社LCC同様に持ち込むことが可能となっているようです。
傘を機内に持ち込む場合の注意点
航空会社各社の対応から感じ取れる、傘を機内に持ち込む場合の注意点は以下の通りです。
①先端が鋭利な傘は持ち込む不可
基本的に機内には大きな傘・折りたたみ傘どちらも持ち込むことができますが先端が尖っており鋭利品と判断される傘は持ち込むことができません。
テロ・ハイジャック対策によるものなので機内持ち込みをする傘は、できるだけ先端が尖っていない丸みを帯びたものを利用しましょう。
もし先端が尖っていると判断された場合には、受託荷物に預け入れをするかその場で手放す(捨てる)かの選択をすることになります。
LCCの場合は受託荷物の個数もかなり厳密に条件があるので、傘を1つの預け入れ荷物と判断する場合には追加で料金が発生する場合がありますのでご注意を。
②手荷物可能な個数に注意
航空会社によって「傘を含めて手荷物1個」という条件なのか、ANAやJALのように傘やカメラなどとは別に手荷物を1個持ち込めるのか、条件が異なります。
傘を含めて手荷物1個となっている航空会社も多めに見てもらえるケースが多いようですが、注意されても文句は言えませんので頭に入れておきましょう。
特に格安航空会社(LCC)などでは、荷物個数が厳しいので注意が必要です。「LCC利用時の注意点まとめ」も合わせてどうぞ。
個人的には傘だけのためにバゲージクレームで待つのは微妙と思うので、どうしても持ち込みたい方はカバンの中に入る、折りたたみ傘を持参するのがオススメです。
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まとめ
今日は飛行機に傘を機内持ち込めるのか、できないのかについてまとめてみました。
- 基本的には持込可能
- 先端が鋭利なものは不可
- 手荷物可能個数に注意
- 折りたたみ傘がベター
ANAやJALなど基本的に飛行機内に傘を持ち込むことは可能です。
ただしテロ対策の一環で、先端が鋭利なものや大きすぎるものなどは持込ができなくなっていますので注意しましょう。
また傘を1つの手荷物と判断するLCCなどでは他にカバンを持ち込むことが難しくなりますので、手荷物可能個数には注意しましょう。可能であればカバン1つにまとめられる折りたたみ傘がベターです。
預け入れ荷物が増えてしまうと余計な出費になりかねないので、注意しましょう!
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