【パリ】シャルルドゴール空港から市内中心部へのおすすめアクセス方法はこれ!
パリ・シャルルドゴール空港に到着をしたら次にやらなければいけないことは「パリ市内中心部への移動」です。
主なアクセス方法はバス・電車・タクシーの3つです。それぞれの交通機関の料金や利便性、今日は僕が実際に体験をした様子をお伝えしながら、空港到着から市内への所要時間を短縮するコツをお伝えします!
この方法で6時40分にパリのシャルル・ド・ゴール空港(CDG)到着後、オペラ座近くのホテルには7時50分には到着することができましたよ!ぜひお試しあれ!
【パリ】シャルルドゴール空港から市内へのアクセス方法
フランス・パリのシャルルドゴール空港からパリ市内中心部への主なアクセス方法は以下の通りです。
- バス
- 電車
- タクシー
それぞれ料金や時間などから比較してみましょう。
バスでのアクセス方法
パリ・シャルルドゴール国際航空からは3つのルートの空港バスが出ています。
- 空港ーオペラ座直行
- 空港ーポルトマイヨ・凱旋門前・トルカデロ・エッフェル塔
- 空港ーリヨン駅・モンパルナス
ご自身の宿泊地の近くを通るバスを選択すると良いでしょう。
オペラ座直行バス(ロワシーバス)
まず1つ目は、シャルルドゴール空港からオペラ座前までノンストップで行く「Roissy Bus(ロワシーバス)」です。
結論から申し上げて、市内へのアクセス方法はこのロワシーバスが一番オススメなので、SPGアメックスなどをうまく活用してオペラ座付近にホテルを手配しておくと非常に利便性が高いです。
- 料金:12ユーロ
- 所要時間:約60分
- 06:00〜24:30まで15〜20分間隔で定期運行
空港を出発するとどこにも止まる事なくオペラ座前まで行ってくれるので利便性が高いです(実際に乗ってみたレポートは後述)。
エッフェル塔往復バス(Le Bus Direct)
2つ目は、いくつかの地点に止まりながらエッフェル塔と空港を往復するLe Bus Direct(旧エールフランスバス)です。
- 料金:17ユーロ(片道)、30ユーロ(往復割引)
- 所要時間:凱旋門まで約60分、エッフェル塔まで約70分
- 05:45〜23:00まで30分間隔で定期運行
空港を出発すると以下の地点に停車します。
- ポルトマイヨ(Porte Maillot)
- 凱旋門
- トロカデロ
- エッフェル塔
乗車券は乗車時またはインターネットから事前予約も可能となっており、往復で買うと割引が適用になりますのでオススメです。
モンパルナス往復バス(Le Bus Direct)
最後にご紹介するのはは、リヨン駅に途中停車してモンパルナス駅と空港を往復するLe Bus Direct(旧エールフランスバス)です。
- 料金:17ユーロ(片道)、30ユーロ(往復割引)
- 所要時間:約75分
- 06:00〜22:00まで30分間隔で定期運行
RER電車
シャルルドゴール空港とパリ市内は「RER」と呼ばれる電車によって結ばれているので、空港から市内まで電車でアクセスすることも可能です。
RERはゾーン別料金が導入されていてシャルルドゴール空港は「ZONE5」、パリ市内は「ZONE1」なので、市内に行きたい方はZONE1のチケットを購入すればOKです。
ちなみに・・・同じZONE内であれば乗り換えをしても金額が変わらないので乗り継ぐことも可能です!
- 料金:10ユーロ(片道)
- 所要時間:約30〜50分
- 06:00〜22:00まで30分間隔で定期運行
注意:電車に関しては治安の悪さが外務省や大使館などから指摘されているようです。もちろん全然平気だよという方もいるのでその場面場面によって状況は異なるかと思いますが、頭に入れておきましょう。(kinakoさんありがとうございます。)
治安がやばいですね(外務省、大使館共に警告出してます)。途中止まらない列車はまだマシですが、各停タイプは…。また今週はじめはパリに居ましたが、帰りに乞食に金をせびられました(というか奪われかけた)。今年5月よりさらに治安が悪化している印象です。
— kinako (@flying_gadget) November 10, 2017
海外安全ホームページ: 安全対策基礎データ https://t.co/skH0G3z1F1 「(17)空港からパリ市内へは,RERのB線は利用せず,バスまたはタクシーを利用する。」
— kinako (@flying_gadget) November 10, 2017
タクシー(Taxi)
2016年からシャルルドゴール空港からパリ市内へのタクシー料金は「固定料金」が導入されています。
- 55ユーロエリア:1区、2区、3区、4区、8区、9区、10区、11区、12区、16区、17区、18区、19区、20区
- 50ユーロエリア:5区、6区、7区、13区、14区、15区
何区に行くかによって料金が変わりますのでホテルなどが何区なるかをチェックして、料金を確認しましょう。
1人の場合はお値段は張りますが、3〜4人の場合は一人15ユーロ程度でホテルまで直行でいけるのでオススメです。
早朝・深夜などの追加料金一覧
距離運賃については固定料金が導入されていますが、一部追加料金のかかるサービスがありますのでご注意ください。
- 深夜早朝の追加料金:なし
- ホテルフロントなどからタクシーを呼んだ場合の呼び出し追加料金:4ユーロ
- 事前予約料金:7ユーロ
嬉しいことにパリのタクシー固定料金には、深夜早朝などの時間でも追加料金がありません。
唯一ホテルのフロントなどからタクシーを呼んだ場合と事前予約をした場合には追加料金がかかりますので、ご注意ください。
実際に空港からパリ市内への移動をレポート!
6:40にパリへ到着
時刻は朝の6時40分。無事にロングフライトを終えて、パリの「シャルル・ド・ゴール空港の第一ターミナル」到着しました。
僕が訪れた際は、まだ日の出していないのでもうすぐ7時になると言えど辺りは真っ暗です。
ビジネスクラスだったので、ほぼ一番乗りでターミナルに連結された搭乗口から飛行機を降機して、歩みを進めて行きます。
分岐などがあるわけではないので、道なりに進めば大丈夫です。
しばらく歩くと、エスカレーターが見えてきます。
この歩くエスカレーターは非常に面白く、下ったり上がったりとアップダウンがあります。日本ではほとんど見かけないタイプです。上りは結構きついので、荷物を持った状態だと登るのは難しいかもしれません。
そのくらいちゃんと角度がある坂が待っています。
歩くエスカレーターが終わったら、「EXIT」の文字を目指して進んで行きましょう。
上記写真のエリアはこれから出発する搭乗客も使うフロアとなっているため、免税店があります。
朝の時間帯でしたが、空いているお店も多かったので事前に値段をチェックしたい方は立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
今回、僕は特に購入するものもなかったのでそのまま進んで行きました。
入国審査について
しばらく道なりに進むと入国審査場が見えてきます。
向かって左側はユーロ圏に在住の方、右側はその他の外国人レーンとなっていますので、右側の方に並びましょう。パッと見た感じわからなくても係の方が案内してくれるので問題ありません。
僕が到着した時は幸いにも、全く列はできておらず待ち時間ゼロで通過することができました。
特に何か入国審査官から聞かれることはありませんでしたが、聞かれる場合もあると思いますので自分が滞在する場所、滞在目的程度の英語は覚えておきましょう。
出口までは頭上看板に注目すると便利
入国審査を終え、無事にフランスへ入国すると少し開けた場所へと出ました。
こちらでも「Bagages」または「EXIT」の文字看板に注意しながら出口を目指しましょう。シャルルドゴール空港は広いので、とにかく看板の文字に注目しながら進むと分かりやすいです。
このエスカレーターも作りが非常にスタイリッシュです。
ガラス製の筒状になっていて、周りには何本もエスカレーターが交差するように設置されています。
パリってどこかおしゃれなイメージがありますが、空港到着からおしゃれさを感じられる、そんな空港になっています。ぜひ実際に現地へ行って見てみてくださいね!
荷物引き取り(バゲージクレーム)
スタイリッシュなエスカレーターを登り終えると、預け入れをした荷物を引き取る場所(バゲージクレーム)へとやってきます。
今回は全て荷物を機内に持ち込んだので、ここはスルーしましたがシャルル・ド・ゴール空港では、このバゲージ受け取りが非常に時間がかかる傾向にあるようです。
1時間かかったというようなレポートもあるので、時間には余裕を持った方が良さそうです。
数泊なのであれば、できるだけ機内持ち込みできる最大サイズのキャリーケースを活用して機内持ち込みできないか検討するのが、到着以降の時間を短縮するコツです。
僕はSFC修行時はもちろん、通常の旅行時でもできるだけ機内持ち込みをするようにしています。特に海外乗り継ぎの時はロストバゲージなども怖いですからね・・・。パリは預けたカバンが壊れるトラブルが多い事でも有名です。
機内持ち込みにすると液体物を持ち込めないというデメリットこそありますが、100ml以内であれば問題ありませんし、可能な方は機内持ち込みすることを強くオススメします!
僕のように受け取る荷物がない方や、ターンテーブルの荷物を受け取ったあとは、出口へと進んで行きましょう。ここで空港内のいわゆる制限エリアは終了となり、たくさんの方がネームプレートを持って待ち構えています。
事前に予約をするなどして、待ってくれている人がいる場合はその中から自分の名前を探しましょう。朝でしたがすごい人数が待機していましたので探すのは結構大変かもしれません。
ここまでで降機から10分ほどしか経過していませんでしたので、まだ朝の7時になっていませんでした。
空港からパリ市内への移動レポート
市内中心部へのNO.1アクセス方法はこれ!
制限エリアから出て、到着ロビーへと出たらパリ市内へとアクセスする方法を探します。
主な市内中心部へのアクセス方法は、以下の通りです。
- バス
- タクシー
- 電車
パリ市内のどこにアクセスするかにもよりますが、「最もオススメなアクセス方法はバス」です。
今回も朝早かったということもあり道も空いているだろうということで、バスをチョイスしてみました。
バス乗り場へ
制限エリア外になったら頭上の表示に「Bas」「Taxi」などの表示がありますので、表示に従って進みましょう。
矢印の通り進んでいくと、バス乗り場は出口から比較的すぐ近くにありました。
「オペラ座行きのRoissy Bus/ロワシーバス」「エッフェル塔行きのLe Bus Direct(旧エールフランスバス)」などいくつかのバスが出ていますので、自分の方面にあったバスを利用しましょう。
パリで有名なディズニーランド行きのバスもここから乗車することができます。
今回、僕はオペラ座近くのホテルに泊まるので「Roissy Bus/ロワシーバス」を利用することにしました。Roissy Bus/ロワシーバスの概要は以下の通りです。
- オペラ座(Opéra)直行便
- 運行時間:6:00~0:30
- 運行間隔:15~20分毎
- 所要時間:約60分
- 料金:12ユーロ
朝の6時から15分間隔で、深夜まで運行していますので非常に使い勝手がいい点が特徴です。
料金はだんだん値上げ傾向にあり、2018年12月現在のところ12ユーロで利用することができます。
車内で運転手に料金を直接支払うこともできますし、バス停には券売機もありますのでクレジットカードを利用したい方は券売機を利用しましょう。
カードは相性があるようで2枚はエラーで購入ができませんでしたが、3枚目でようやく決済まで進むことができました。
ロワシーバス乗り場の詳細
空港からのバス乗り場に向けた出口を出ると、道路を挟んだ反対側がバス乗り場です。
ターミナル側でバスを待っていると「通過されてしまった・・・」という報告もあるので、横断歩道を渡って反対側で待つようにしましょう。
基本的にパリでは、Roissy Bus(ロワシーバス)をはじめとするバスに乗車したいときは、お目当てのバスが来たら手を挙げるなどして「乗るよ!」という合図をしないとバスは停まってくれません。
後日、街中で見かけたのですが最悪の場合、バス停に立っていても合図をしないと素通りされてしまうので意思表示をお忘れなく!
参考までに次のバスが何分後に来るかも知らせるボードがあり、結構正確なので目安に使えますのでバス到着の時間が近くなって来たら、冬だと寒いですが外でバスが来るのを待ちましょう!
ロワシーバス車内の様子
Roissy Bus(ロワシーバス)は、案内板の表示通りの時間に到着します。
チケットをお持ちの方は、入り口にある券売機に通して乗車し、お持ちでない方は運転手にお金を渡してチケットを受け取ったら、券売機に通します。
無事に乗車したら席に着席しましょう。席は自由席です。
僕は7時10分のバスに乗ることができましたので、パリ到着から30分でRoissy Bus(ロワシーバス)に乗車できたということになります。非常に効率的です。
Roissy Bus(ロワシーバス)は、第一ターミナルを出発をすると終点のオペラ座まで停まりません。初めてのパリで乗っていれば着くというのは、非常に分かりやすくて便利でした。
車内アナウンスも日本語の自動音声で行われているので、安心です。
この日のバスは、早朝バスということで乗車していたのは5名ほどと幸いでしたが、車内は薄暗くて時間帯によっては混み合うこともあるようですのでスリ等にはご注意くださいね!
終点のオペラ座前に到着
Roissy Bus(ロワシーバス)に揺られること40分(7時50分)、終点のオペラ座前に到着をしました。
仕事がお休みの土曜日の朝ということで、道もかなり空いていて通常よりもかなり早い時間で到着することができました。ラッキー!
降りるときは特に何か券売機の操作をすることはないので、忘れ物がないかを確認をしてそのまま降りれば大丈夫です。
この時間になると辺りも明るくなって来ていました。
降りると目の前には、オペラ・ガルニエがありパリに来たことを実感することができると思います。
ついにパリに到着をしました!!
まずはホテルに荷物を置きに行くことにしたのですが、歩き始めた時刻は7時54分ということでパリ空港に到着をしてから1時間少々で、オペラ座まで来ることができました。
オペラ座方面にお越しの方へ、ぜひ参考になったら幸いです。
パリ空港から市内へのアクセスまとめ
今日はCA833便「上海ーパリ」にてパリ到着からロワシーバスを使ってオペラ座到着までをレポートして来ました。
市内へのアクセス方法は電車・バス・タクシーなどがありますが、個人的に一番オススメなのはバスです。
特にオペラ座前まで直行で行くロワシーバスは便利なので入会するだけで有名ホテルの上級会員になれる「SPGアメックス」を活用して、ホテルを確保しましょう!
今回はオペラ座前着でしたが、エッフェル塔行きのLe Bus Direct(旧エールフランスバス)も空港からは出ていますので便利です。
また空港到着から市内への移動を早くしたい方は「荷物を全て機内持ち込み」ということを頭にいれておくと、時間短縮するコツになると思います。
もちろん往復とも機内持ち込みしなくても、行きのみ機内持ち込みするだけでも現地での観光の時間を確保できるかと思いますので、ぜひ検討してみてくださいね!