鼎泰豊(ディンタイフォン)台北本店の行き方、おすすめメニュー、値段、待ち時間、予約方法まとめ!店舗営業時間のチェック必須!
台湾のみならず、世界的に有名な小籠包・点心の名店で台北のガイドブックにも必ず登場する「鼎泰豊(ディンタイフォン)」。
日本にも東京(恵比寿・銀座・東京駅など)、千葉、横浜、大阪、熊本、福岡など各地に店舗を構えていますが、やはり一度は本場・台北で味わってみたいもの。
台北には本店(信義店)含め6つの店舗があり、どの店舗もいつも大混雑で数時間待つことも・・・!
一番人気の本店はオープン前から列ができ、閉店まで列が途絶えることはありません。
今回は台北旅行の際に「信義店」と「南西店」の2店舗に行ってみましたので、営業時間やおすすめメニュー、待ち時間、予約する方法などをまとめてご紹介!台北旅行の際にぜひ訪れてみましょう!
鼎泰豊(ディンタイフォン)とは
鼎泰豊(ディンタイフォン)の創業は1958年、食用油を取り扱う油問屋としてスタートしました。
本業の売り上げが落ち込んできた時の副業として、現在も名物になっている小籠包などの点心料理の販売に着手し、創業から14年が経った1972年からは油問屋と辞め、点心販売専業となりました。
1993年、アメリカ・ニューヨークタイムズ紙「世界の10大レストラン」にランクインしたことをきっかけに一気にその人気が爆発。
1996年には初めての国外店舗が東京・新宿のタカシマヤにオープンしました。その後も勢いはとどまるどころか拡大し、現在は台湾を含む13カ国に店舗を構えています。
台北市内の店舗一覧(営業時間)
そんな鼎泰豊(ディンタイフォン)発祥の地、台北には6つの店舗があります。
- 信義店(本店):台北市大安區信義路二段194号
- 復興店:台北市忠孝東路三段300号 B2F
- 101店:台北市市府路45号 B1F
- A4店:台北市松高路19号 B2F
- 南西店:台北市南京路12号 B2F
- 天母店:台北市中山北路六段77号 B1F
それぞれの店舗の営業時間は以下の通りです。
店舗 | 営業時間 |
信義店(本店) | 10:00-21:00(土日:9:00〜) |
復興店 | 10:00-21:30 |
101店 | 11:00-21:30 |
A4店 | 11:00-21:30 |
南西店 | 11:00-21:30 |
天母店 | 10:30-21:30 |
基本的に夜は21:30までの営業ですが、いわゆる「鼎泰豊本店」と呼ばれる信義店は21時で終了となりますのでご注意ください。
詳しくは後述していますが、信義店(本店)が群を抜いて人気です!
台北本店の待ち時間は?
MRT東門駅5番出口からすぐのところにある、鼎泰豊本店(信義店)に来てみました。
鼎泰豊本店は10時オープンですが、時刻は既に12時。午前中の観光で中正紀念堂の衛兵交代式を見ていたら予定が押してしまって、ちょうどお昼時になってしまいました。
お店の前にはたくさんの人だかりができています。
鼎泰豊(ディンタイフォン)ではどの店舗でも待ち時間の目安が表示されているのですが、恐る恐る近寄ってみるとこのタイミングでは「60分待ち」の文字・・・。
この日はスケジュールぎっしりだったので本店は諦めることにしました・・・泣。
様々な方の口コミを見る限り午前中早い時間か、14時を過ぎると混雑が和らぐそうなのでお昼時は外して訪問してみましょう。後述の予約する方法もチェックを!
追記:鼎泰豊本店が混みすぎていて、もし待てそうもない方は本店から徒歩圏内でこちらもガイドブック常連の「杭州小籠湯包本店」へ行くのも得策です。実際に行ってみた様子は「杭州小籠湯包 台北本店の行き方、おすすめメニューは?待ち時間もレポート!」からどうぞ。
南西店の待ち時間は?
本店に振られた夜、やっぱり台北に来たならこれを食べないと始まらない!ということで帰り道にあった「南西店」に寄って帰ることにしました。
鼎泰豊南西店は、MRT中山駅直結の新光三越南西店1号館の地下2Fに店舗があります。
南西店の営業時間は21時30分までで、今回訪れたのは20時でした。
鼎泰豊(ディンタイフォン)では、整理券を発券してディスプレイに番号が表示されていくので、自分の番になったら再度受付に伺うシステムが採用されています。これは本店(信義店)でも同じです。
受付をすると、番号札・メニュー・オーダー表が渡されますので待っている間にメニューを見てオーダーするものを選んでおきましょう。
自分でオーダー表の数量を書き込んでおくと、案内後提供まですんなりだったのでオススメです(もちろん食事中の追加オーダーも可能)。
もう閉店が近くなってきている20時台でしたが、座席に案内されるまでの目安時間は「40分」の表示。組数で言うと30組待ちくらいでした。
さすが、この時間でも40分待ちとは・・・人気店ですね!
皆さん目安の時間まで買い物をしたり、少しですが椅子があるので座って待っていました。
時間がある場合は南西店は三越の中にあるので、買い物をしながら待っていてもいいかもしれませんね!
やることが無くなってしまった方はキッチンがガラス張りになっているので、このように小籠包が作られている様子が見学する事もできます。
その様子はまさに職人技で、びっくりするくらい早いスピードで包んでいきます・・・!一見の価値ありです!
ちょうど目安の時間くらいが経った頃、自分の番号が呼び出されました(この日は結構待ち時間が正確でした)。
既にメニューは決めて、入り口で渡してあるのであとは料理が来るのを待つだけです。
回転いい感じで次々と料理も運ばれてきましたので、入店後は非常にスムーズです!
美味しい小籠包の食べ方:醤油とお酢の黄金比率は1:3
入店すると、美味しい小籠包の食べ方に関するレクチャーがありました。
鼎泰豊(ディンタイフォン)ではお酢と醤油の比率「3:1」を推奨していて、お酢多め+備え付けの生姜を乗せて食べるのがオススメとのこと・・・!
実際美味しかったです!お酢が苦手でない方は、ぜひお試しを!
おすすめメニュー・値段は?
鼎泰豊(ディンタイフォン)の入り口でもらえるメニューには、たくさんのメニューが掲載されていて、初めて訪れた時にはさっぱりどれを頼めばいいのか分かりませんでした。
とりあえずおすすめメニューを食べたい!という方は、下記メニューを注文してみましょう!
小籠包:5個110元、10個220元
鼎泰豊(ディンタイフォン)の代名詞、ど定番の「オリジナル小籠包」は絶品です。
肉汁が溢れ出て来るので、写真のようにレンゲに乗せて食べるのがオススメ!
このレンゲに備え付けの生姜を乗せて食べるのも絶品です!あー、写真を見返すだけでもう一回食べたい笑。
これだけの人気店なのに、5個で110台湾元(約400円)という安さも日本人にとっては最高ですね!!
えびと豚肉入り焼売:5個180元、10個360元
定番の小籠包に加えて、えび入りもオススメで人気です!
えびがいい感じにアクセントになって、また違ったテイストで楽しめました。
こちらは通常の小籠包よりは少し高めな5個で180元(約650円)。
えびチャーハン:240元
鼎泰豊は、チャーハンが美味しいことでも有名です。今回は初めてエビチャーハンを選んでみましたが、当たりでした!
後々知ったのですが、このシンプルなエビチャーハンがチャーハンの中では一番人気のようで、塩加減とパラパラチャーハン具合は最高でした!
240元(約865円)でたっぷり入っているので、ぜひお試しあれ!
汁なし担々麺:110元
僕は、鼎泰豊の締めはいつも「汁なし担々麺」と決めています。本当美味しい!
決して辛いのが好きな方ではないのですが、辛すぎない甘辛たれとツルツル麺の相性は抜群でとても美味しいです。
110元(約400円)と価格もリーズナブルで非常に人気の一品なので、ぜひ注文してみてはいかがでしょうか。
今回は、その他にも餃子・蟹味噌入り小籠包なども食べて合計金額は2名で1,127台湾元(約4,060円)でした。
台湾価格としては高めですが、一人2,000円で人気の小籠包まで食べられて大満足な夕食となりました!
予約する方法
そんな台北一の人気を誇る小籠包・点心を提供する「鼎泰豊(ディンタイフォン)」ですが、いつ行っても混んでいて1時間の待ち時間はザラ・・・というのがデメリットです。
番号札方式なので、先に番号札を取って時間までセルフ予約をしてショッピングするという方法もありますが、1度お店に行かなければいけないのも面倒と言えば面倒です。
「台北101の絶景スターバックス」のようにホテルのフロントにお願いして、予約をしてもらうという方法もあればいいのですが、残念ながら鼎泰豊(ディンタイフォン)では、基本的に予約を受け付けていないんです。
でも予約したい・・・。行列を回避したい・・・。
そんな方はオプションツアーを提供する「VELTRA(ベルトラ)」の「鼎泰豊(ディンタイフォン)本店 食事券+事前予約サービス 優先入場つき<台湾料理/小籠包>」を利用しましょう!
上記画面表示でも「直近で138人の方が予約しました」となっている通りこのツアーかなり売れていて、待ち時間を大幅に短縮して入店することが可能です!
夕方の17時からの予約でした。
とても混雑していて、通常だと45分待ちのようでした。バウチャーを渡すと10分ぐらいでご案内しますとの事。でも実際は5分ぐらいで案内してもらえました!
熱々の小籠包とても美味しかったです!-利用者口コミより
イメージとしてはディズニーランドのファストパス。1時間以上並んでいる列をぐんぐん追い抜いていって、先頭で待機→空き次第座席へ案内という流れで鼎泰豊を利用できます。
これは時間のない観光客にとって効果は抜群です!まさに時間をお金で買えるおすすめツアーです。
しかも利用できるのは一番混む「本店(信義店)」!
価格だけを見れば一人650台湾ドル(約2,340円)とランチする場合には決して安い金額ではないんですが、このオプションツアーのいいところは食事代金もセットになっている点。
650元の中に優先入場権+食事代金がコミコミになっています!
- 小籠包
- えびシュウマイ
- 肉野菜蒸餃子
- えび餃子
- 炒飯
- 野菜炒め
- 酸辣湯(サンラータン)
- こし餡薄皮包み
当記事で先ほどご紹介したおすすめメニューの「小籠包」や「えびシュウマイ」も含まれているコースなので、非常にお得です!
2名でも1,300台湾元(約4,680円)と、僕がアラカルトでオーダーした合計金額1,127台湾元(約4,060円)と600円くらいしか変わらずに、より多くの品数が食べられる+優先入場なので、見方によってはむしろVELTRAの方がお得ですね・・・!
何よりも観光客に取って重要な「待ち時間が少ない」ということが最大の強みなので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
僕も次の台北では利用する予定です。
VELTAツアーの詳細は、下記リンクからどうぞ。
追記:アメックスプラチナで予約ゲット!?
当記事公開後、情報をいただきました。
なんとアメックスプラチナカードのコンシェルジュデスクにお願いすると、予約してくれるのだとか・・・!現在も行われているサービスかは未確認ですが、試す価値はありそうです!
まとめ
今日は、台北発のミシュラン1つ星レストラン「鼎泰豊(ディンタイフォン)」をまとめてきました!
- 本店が一番混む
- 待ち時間は1時間前後
- VELTRAツアーがかなりおすすめ
実際にいくつかの店舗を訪れてみましたが、本店の混雑具合は群を抜いています。
「現地店員の方も本店が一番混む」と口を揃えて話をしてくれました。
平均1時間前後、タイミングが悪いと2時間ぐらい待つこともあるようなので旅行スケジュールを組む際には、ぜひ注意しましょう。
待ち時間を短縮でき、かつ料理コースまでセットになったVELTAオプションツアーは、かなりお買い得です。
パッと見た感じだと「高いな」と感じるかもしれませんが、いくつか頼む予定の方は簡単にオプションツアー代くらいの合計金額になりますので、色々な品を食べられるツアーの方がオススメです。
詳細は、下記リンクからどうぞ。