旅の楽しみの一つ「空港ラウンジ」、今日は羽田空港国内線ターミナル(第1ターミナル)の「JALサクララウンジ」をレポート!
日本航空国内線の出発ターミナルになっている羽田空港の第1ターミナルにあって、JAL上級会員や「JALグローバルクラブカード」をお持ちの方も利用することができます!
狙い目としてはJALビジネスクラスを利用して海外から帰国した際に、国内路線は普通席でも搭乗前にラウンジが使えますよー!
第1ターミナルには、北ウイング・南ウィングにそれぞれJALサクララウンジが用意されており、追加料金なしでアルコール類も利用できますので必見!
羽田空港は「Power Lounge(パワーラウンジ)」というカードラウンジもありますが、やっぱり充実しているのは航空会社ラウンジ!
JALサクララウンジ、東京・羽田空港で乗り継ぎや出発前のひとときに利用してみてくださいませ!
※現在コロナウイルスの影響でサービスが一部変更になっています。ご注意ください。
羽田空港のJALサクララウンジ概要(国内線)
まずはじめに、羽田空港 第一ターミナル(国内線)のJALサクララウンジ概要を見てみましょう。
名称 | JAL Sakura Lounge(北/南) |
営業時間 | 北 05:30-最終便、南 05:15-最終便 |
フード | △ |
アルコール | ○ |
シャワー | ○ |
新聞・雑誌 | ○ |
羽田空港の第1ターミナルにあるJALサクララウンジは、さすが日系航空会社の主要空港ラウンジということで軽食やアルコールコーナー加えて、シャワーも完備していて設備は、国内線ラウンジとしてはかなり充実しています。
JAL国内線ラウンジは「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」と「サクララウンジ」があり、当記事でご紹介するラウンジは後者です
ダイヤモンド・プレミアラウンジ(頭文字を取ってDPラウンジと呼んだりします)は、JAL国内線ファーストクラス利用時やJMBダイヤモンド、JGCプレミア会員などが利用可能となっていますので、対象の方は迷わずダイヤモンド・プレミアラウンジへ向かいましょう。
北ウィングと南ウィングどちらがオススメ?
また羽田空港にはサクララウンジが「北ウィング」と「南ウィング」の二ヶ所あります。どちらも割りとターミナル中央部にあるので、どちらを利用しようかなと悩む場合もありますよね・・・!
- 結論:「機能的にはほぼ変わらないので搭乗口に近いラウンジを利用」しましょう!
国際線ラウンジだと、食事やラウンジの雰囲気が大きく異なることもあったりするのですが、羽田空港のJAL国内線サクララウンジはラウンジ機能的はほぼ変わりません。
あえて挙げるとすれば、南ウィングは北ウィングよりも営業開始時間が15分早いということと座席数が北ウイングの方が40席ほど多いということでしょうか。
それ以外は混雑度含めてほぼ一緒なので、搭乗口に近いラウンジを利用するのがベターです。それぞれの様子は後ほど写真で詳しく!
※もちろんお時間のある方は2つのハシゴすることも可能です。またANAを利用する際には第2ターミナルになり、アライアンスグループも異なりますので当然ながらJALサクララウンジを利用することはできません。
利用可能ステータス・利用方法一覧
JALサクララウンジ(国内線)は、以下のステータスを保有している方、搭乗客が利用することができます。
- JAL国内線ファーストクラス搭乗客
- JAL国際線ファーストクラス乗り継ぎ客
- JAL国際線ビジネスクラス乗り継ぎ客
- JMBダイヤモンド会員
- JGCプレミア会員
- JMBサファイア会員
- JALグローバルクラブ会員
- JMBクリスタル会員(ラウンジクーポン利用)
- ワンワールドエメラルド会員
- ワンワールドサファイア会員
- 有料3,000円/人
JAL国内線ファーストクラスを利用する際や、国際線でビジネスクラスを利用して国内線に乗り継ぐ場合などに利用することが可能です。
くくりとしてはJAL上級会員に位置付けられていますが、JALクリスタル会員の方はラウンジクーポンを利用しないとラウンジ入室することができませんのでご注意ください。
JGC修行をするなどしてサファイア以上のステータスを保有している方は、文句なしに利用可能です!
事前にJAL Webサイトでのお申し込みが必要です。(ご搭乗日の330日前の午前9時30分からご搭乗日前日18時まで)
ご予約がない場合、当日直接ラウンジにお越しいただきましても、ご利用いただけません。
- 代表者が同行者分も合わせてお申し込みください。なお、同行者とご予約記録が分かれている場合は、それぞれお申し込みが必要です。
- 混雑状況によりご利用いただけない場合がございます。
また有料で利用することも可能で、前日18時までに申し込みをすれば利用可能です。
個人的には有料利用するくらいなら、対象カード保有で無料利用できるカードラウンジ「Power Lounge(パワーラウンジ)」で過ごせばいいかなと思います!
国内線のラウンジは、国際線ラウンジのように食事がたくさん出るわけではないので3,000円と聞くとコスパは悪いです。
実際に訪れてみた様子をレポート!
それではここからは2019年9月、実際にJALサクララウンジを訪れましたので様子をレポート!!
※新型コロナ前の訪問ですので、現在は仕様が異なります。参考程度にどうぞ。
南ウィング:ラウンジの場所
まずは15分早く営業が開始となる南ウィングのサクララウンジから!
サクララウンジは、南北ともに制限エリアにあるため手荷物検査を終えた後に利用が可能です!
ちなみに・・・制限エリア前に日本航空の上級会員ステータスを保有していて利用できるラウンジはありません。
JGC会員、サファイア会員は一般レーンではなく、専用保安検査も利用できますので、サクッと保安検査を完了させましょう。専用保安検査場を使うとそのままラウンジにアクセスできて便利です。
搭乗口エリアからアクセスする場合には、意外とこじんまりとしているラウンジ入り口のドアを通過して、エスカレーターで一つ上のフロアへと上がりましょう。
エスカレーターが終わると、広々としたフロントスペースとなっていて、ホテルのフロントのような作りでオシャレでした!
南ウィング:ラウンジ内の雰囲気
実は羽田空港第1ターミナルにある、JALサクララウンジは2019年にキッズエリアなど一部エリアがリニューアルしたラウンジなので、全体的にかなり綺麗です!
大きく分けてダイニングエリアとラウンジエリアの2つに分かれていて、ラウンジエリアについてはさらにバー、ライブラリー、プライベートと異なる3つのコンセプトに応じた座席の作りとなっています。
まずこちらが座席数多めのダイニングエリア!ダイニングエリアについては、お弁当などを買ってラウンジ内に持ち込んだ場合にも飲食可能となっています。
ダイニングエリア以外では持ち込みは禁止というルールになっているようです。
そしてこちらがバーエリア。まだ夜明け前だったこともあって、なかなかムーディーな雰囲気のエリアです。
ラウンジではアルコールも提供されていますので、お酒を楽しみたい方はこちらのエリアもいいかもしれないですね!
続いてライブラリーエリア。雑誌・新聞・書籍などが用意されており、搭乗前落ち着いて過ごしたい方にオススメのエリアです!比較的空いていることが多いのもこのエリア。
そして、最後にプライベート・リラックスエリア。
蜂の巣状に設置されたボックスシートは、その名の通りプライベート感があり集中して仕事などに取り組みたい場合にはオススメのエリアです。
マッサージチェアなんかも用意されているので、お好みでどうぞ!!
メインフロアの窓からは大迫力のJAL機材が見えますので、飛行機を見ながらラウンジ内で過ごすことが可能です!飛行機を見たいと言う方は窓側に設置されたカウンター席がよく見えるのでオススメ!
その他にもパソコンを広げて仕事がしやすいビジネススペース、喫煙ルーム、キッズルームなどの設備がJALラウンジ内には整っています。
2019年にリニューアルされたキッズルームも可愛くていいですね!
僕は「ANAスーパーフライヤーズカード」を保有しているということもあり、羽田空港ではANAラウンジを利用することが多いのですが、ざっと見てみてラウンジはJALの方が素晴らしいと思います・・・!
南ウィング:食事(フードドリンクコーナー)の様子
座席が確保できたところで続いて、ダイニングエリアへ!
こちらではフードやドリンクがいただけます!成田空港国際線JALラウンジのような食事をイメージして行くと拍子抜けしてしまいますが、食事と呼べるようなメニューの提供はなく、食べ物についてはスナックのみです。
こんな感じで自分で取っていただくスタイルでした。これのみです。名物のカレーなども国内線ラウンジでは提供がありません。
ダイヤモンド・プレミアラウンジになるとおにぎりなどの提供もありますが、サクララウンジには残念ながら用意がありません。コンビニなどで買って持ち込むのがいいですね!
嬉しいことにビールは非常に充実していて、サントリー・キリン・アサヒ・サッポロ、そして訪問した時はラグビーW杯のシーズンだったのでハイネケンも限定で提供されていました!
搭乗前にぐびっと一杯飲むには十分なラインナップです!もちろん無料ですので、アルコールが欲しい方はぜひ!
その他、ラウンジ内には新聞コーナーやコンセントが設置されていて、充電も可能です。ドコモと提携した充電用のコードまで用意がありました!
シャワールームも用意がありますので、乗り継ぎの際などに出発前に必要な場合には利用してみましょう!(北ウイングで利用してみましたので、様子は後ほど!)
北ウィング:ラウンジ内の雰囲気
南ウィングはこんなところにして、続いては反対側北ウイングへ!
ほぼ同じような作りになっていますのでざっと写真でご紹介します。
雰囲気は南ウィングと全く同じです。
ダイニングエリアとラウンジエリアの2つに分かれていて、ラウンジエリアについてはさらにバー、ライブラリー、プライベートと異なる3つのコンセプトに応じた座席の作りとなっています。
朝はひっきりなしに飛行機が離陸していくので、カウンター席で見ているととっても楽しめました!!飛行機好きな方はオススメ!
シャワールームの様子
羽田空港のJALサクララウンジには南北ウィングともに「シャワールーム」が設置されています。
もちろんシャワーの利用については無料なので、ラウンジ内シャワー専用受付にて、先着順にてシャワーを利用することができますので、お時間のある方は利用してみましょう!
空港ラウンジでまだシャワーを利用されたことがない方は、一度騙されたと思って利用されることをオススメします。爽快感とリラックス効果、それから機内での爆睡するためには最高ですよ!!
シャワーの受付には、搭乗券が必要になります。
搭乗券と交換する形で呼び出しベル(自分の番が回ってくると音とバイブレーションでお知らせするタイプ)をもらえますので、気長に待ちましょう。
参考までにこの日は朝だったので待ち時間なく利用することができましたが、利用が多い時間帯だと待ち時間が発生することもあるようです。
どうやらシャワーについてはダイヤモンド・プレミアラウンジと共同となっているようですので、待ちが発生している場合にはラウンジに到着したら、まずはシャワールームのベルをもらっておくのが賢い使い方!
シャワールームも、さすが日系航空会社のラウンジです。綺麗に清掃がされていて、全く問題なく使うことができます。歯ブラシなどのアメニティも充実しています。
お酒を飲んで、シャワーを浴びていたらあっという間に搭乗の時間になったので、これにてラウンジ訪問完了です!!!
まとめ
羽田空港のJALサクララウンジの様子をレポートしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
- スペース開放感あり、かなり広々
- 南ウィングと北ウィングはほぼ同じ
- アルコール無料
- シャワーあり
ラウンジ内は窓ガラスが大きいこともあってかなり開放的です。
残念ながら食事はできませんが、アルコールは飲めますし、デスクスペースで仕事をするのも良し、シャワー浴びるのも良し、子どもと遊ぶのも良し、いいラウンジでした・・!!!
ANAラウンジよりも充実していると思います。
「JALグローバルクラブカード」でも利用することができますので、ぜひ羽田空港にて乗り継ぎの際などにぜひ訪れてみましょう!
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