2019年2月から始まった新しい会員マリオットプログラム「Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)」。
以前はマリオットゴールド会員になればラウンジ利用やレストラン朝食が無料となっていましたが、2019年2月以降は残念ながら「プラチナ会員以上」でラウンジ+朝食が使えるようにルール変更(改悪)となってしまいました。
そこで注目を集めているのが「マリオットプラチナチャレンジ(通称:プラチャレ)」!!
通常ゴールド会員→プラチナ会員はマリオット系列ホテルに年間50泊が必要となりますが、今回ご紹介するプラチナチャレンジを利用すると「申込月+3ヶ月の間に16泊」することでプラチナ会員がもらえるお得なチャレンジシステムとなっています。
当記事では、そんなマリオットプラチナチャレンジのあれこれをまとめています。ぜひ参考にどうぞ!
※2021年5月、休止中だったプラチナチャレンジが再開しました。最新情報は「Twitter」でお知らせします。
【2021年版】マリオットプラチナチャレンジとは?
それでは早速ですが、プラチナチャレンジの内容を解説していきたいと思います!
ある程度プラチャレの内容が頭に入っている方もいると思うので、まずは概要をまとめると…
参加条件 | ①ゴールド会員以下のマリオット会員であること |
②宿泊実績が1泊以上あること | |
達成条件 | 期間内に有償宿泊で16泊(ポイント泊対象外) |
チャレンジ期間 | 申込月+3ヶ月後月末まで |
主なプラチナ会員特典 | ルームUG、朝食&ラウンジ無料、レイトC/O 16時など |
プラチナ会員の期間 | 達成年+1年間 |
エントリー先電話番号 | 0120-92-5659 |
エントリー期限 | 宿泊開始当日まで |
流れとしては一般的にはこのような形になります。
- マリオット会員登録
- 宿泊実績を1泊作る
- プラチナチャレンジにエントリー
- 16泊分予約&宿泊
- 条件達成でプラチナ会員資格獲得
マリオットプラチナチャレンジとは、マリオットグループの会員プログラムにおいてプラチナエリート会員へ、ステータスアップする条件が特別仕様になるキャンペーンです。
通常マリオットプラチナ会員になるためには年間50泊が必要になるのですが、プラチナチャレンジを利用すると申込月+3ヶ月後月末までの間になんと「16泊」するとプラチナエリート会員資格が付与されます。
通常プラチナ会員になるためには50泊が必要なのですが、プラチャレというものにエントリーして条件クリアすると16泊でプラチナ会員になれてしまう…ここだけ見るとかなりお得ですよね!
50泊と16泊では宿泊費用も大きく異なるので、より安くお得にプラチナ会員をゲットすることが可能になります。
短期間でマリオットプラチナ会員になりたい方、短期間で宿泊数が増える予定の方は最高のキャンペーンですね!(プラチャレにオススメのホテル情報などは後ほどご紹介します)
ただしデメリットもあります。それは「お金がかかる」こと。
後ほどおすすめホテルなどはご紹介していますが、最低でも11万円前後は必要経費としてかかってきます。
なのでこの11万円で約2年間のプラチナ会員資格を買うかどうか、この判断が必要です。
正直、年に1回数日しか旅行しないなという場合であれば、その旅行を予約する際にグレードアップしたお部屋やラウンジ付のお部屋を予約すればいいので、そこまで必要ではないかなと思います。
ぜひ2年間で11万円以上のメリットを享受できそうか、次のプラチナ会員特典なども参考にしながら検討されるのがおすすめです!(プラチャレは必ず必要ではありません。一方で頻度よく旅行される方にとっては最高なキャンペーンだと思います)
プラチナエリート会員のメリット
- 無料インターネット
- 会員割引価格
- モバイルチェックイン
- 予約保証
- ポイントボーナス(50%)
- レイトチェックアウト(16時まで)
- 専用予約デスク
- ウェルカムギフト(朝食無料)
- ルームのアップグレード(スイート含む)
- ラウンジアクセス権
- ルームタイプ保証
マリオットプラチナチャレンジもメリットが無ければやる必要はありません。
達成してプラチナエリート会員になると、これらの特典を利用することができるようになります!
中でもスイートルームを含むルームアップグレード、ラウンジアクセス、ウェルカムギフトの朝食無料はゴールド会員では体験できない特典で、ホテルステイの充実度にも大きく関わってきますのでかなり重要です。
良かったらこれまでのルームアップグレードは下記でまとめているので、チェックしてみてください!
一泊数十万円するようなスイートルームなどにアップグレードしてもらえると、間違いなくハマります笑。
参加可能条件について
さて、ここからは本題のお話。マリオットプラチナチャレンジには参加条件が設けられています。難しい条件ではありませんが、誰でも参加OKではない点には注意しましょう!
- ゴールド会員以下のマリオット会員であること
- 宿泊実績が1泊以上あること
まずマリオットの会員で無ければプラチナチャレンジをすることはできません。これは当たり前ですよね!
まだ未登録の方はまずは無料会員登録をするところからスタートしましょう!すぐに登録できます。
今、入会キャンペーンがポイントアップして話題の「SPGアメックス」お持ちの方は、すでにマリオットゴールド会員になっていますので、もちろん対象です。
それからもう一つ、プラチナチャレンジをする前にマリオット系列ホテルに一泊以上の宿泊実績があることが参加条件として設定されています。
なので会員登録をしてすぐのアカウントではプラチナチャレンジはできないということになります。まずは国内・海外どこでも構わないので、マリオット系列ホテルに宿泊をして実績を作りましょう。
国内で安いホテルだと…
この2つのホテルが安いホテルとしてとても有名です。もし価格重視で修行したいという方は、ぜひチェックしてみてください。
この際の注意点として、予約は必ず「公式サイト」から行なってください。マリオット系列ホテルは楽天トラベル、じゃらんなどでも予約が可能になっているかと思いますが、旅行代理店を経由した予約には宿泊実績が付きません。
せっかくプラチナチャレンジをするために一泊実績を付けたくて泊まったのに、実績が付かないのは非常に悲しいです。必ず公式サイトからの予約をお願いします。
また2021年嬉しいポイントして、過去にプラチナチャレンジ実施歴がある場合も再チャレンジOKになりました!
プラチナチャレンジをした後は一定期間が経った際に元のステータスに戻ってしまいますが、再チャレンジOKというのは対象の方は勝手も分かっていますし、かなり嬉しいニュースではないでしょうか!
エントリーは何日がおすすめ?
マリオットの会員登録をして、公式サイトから予約&宿泊が完了して、1泊の宿泊実績が作れたらいよいよマリオットプラチナチャレンジにエントリーしましょう!
ただここでストップ。大きな注意点があります。
マリオットプラチナチャレンジは「エントリー月+3ヶ月後月末」という期間が設定されている関係でいつ(何日に)エントリーするかという点は非常に重要です。
一番長い期間チャレンジできる期間を取りたいという方は、オススメは毎月2日。
- 6/2にエントリー:チャレンジ期間9/30まで
- 6/30にエントリー:チャレンジ期間9/30まで
チャレンジ終了日は9/30で同じなのに、エントリー月も含めるルールなので月初にエントリーした方がより長い期間をチャレンジ期間として設定できます。
具体的にいつ宿泊するかということにも関わってくる問題だと思いますが、ぜひ月初にエントリーされることをおすすめします!
エントリー月 | 対象期間 |
1月 | 4月まで |
2月 | 5月まで |
3月 | 6月まで |
4月 | 7月まで |
5月 | 8月まで |
6月 | 9月まで |
7月 | 10月まで |
8月 | 11月まで |
9月 | 12月まで |
10月 | 翌年1月まで |
11月 | 翌年2月まで |
12月 | 翌年3月まで |
ちなみにですが…毎月1日は前月分にカウントされるルールなのでおすすめできません。
- 6/1にエントリー:チャレンジ期間8/31まで
1日ずらして2日にエントリーすれば1ヶ月対象期間が伸びますので、覚えておきましょう!
理由はよく分かりませんがマリオットの本部がアメリカなので時差の関係とか、システムの関係とか色々なことがあるようです笑。
エントリーは何月がおすすめ?
それからもう一つ、何月にエントリーして、何月にチャレンジ達成するかという点もマリオットプラチナチャレンジでは非常に重要です。
なぜかと言うとその後のマリオットプラチナ会員資格がもらえる日程が大きく異なってくるんです。
- 達成〜新年度までの期間+1年
プラチナチャレンジを達成すると上記期間、プラチナ会員資格がもらえるのですがマリオットは独自のカレンダー設定として毎年1月末締め。2月〜翌年1月が1年度。
- 2021年2月〜22年1月に達成:2023年1月までプラチナ会員
- 2022年2月〜23年1月に達成:2024年1月までプラチナ会員
今年2021年にチャレンジ達成した場合は、2023年1月までがプラチナ会員ですがもう少し達成する日を待って2022年2月に達成すると、さらに1年プラチナ会員の期間が延びて2024年1月までプラチナ会員資格が使えることになります。これは大きい。
「達成日基準」なので例えば1月に15泊して、残りの1泊を3月に泊まったら3月に達成してプラチナ期間計算。
スタート日ではなく達成日が基準になるので先ほどのエントリーをいつするかという点とかけ合わせると…
- 2021年11月2日にエントリー
- 2022年2月2日以降に16泊目達成→2024年1月までプラチナ会員
これが理論上は一番長くプラチナ会員を利用できます。その際、2月に達成することが大切なので1月までに15泊とかギリギリまで達成しておいて、2月2日以降にもう一泊して16泊目を達成するのがおすすめです。
ただし!!!これには大きなリスクもあることは理解しておいて欲しいです。
「プラチナチャレンジはいつ終了するか分からない」
この問題が非常にネックです。これまでの傾向だと前触れもなく、突如終了します。そしてまたいつか今回のように突如開始します笑。
理論上は11月までエントリー引っ張りたいところですが、その前に終了してしまうのは非常に悲しいので、個人的には質問受けた際には早めにチャレンジすることをオススメしています。
エントリー方法(電話番号)
もうここまでで結構頭いっぱいかもしれませんが、もう少しです笑。慣れればすぐ理解できるので最初だけ頑張ってください!
具体的なチャレンジ日程を自分の中で決められたら次はいよいよエントリーです。
エントリーはカスタマーセンターに電話して「プラチナチャレンジにエントリーしたい」と伝えればOK。残念ながらWEBでエントリーすることはできません。
連絡先の電話番号はこちら。
0120-92-5659
平日(月〜金):9:00-20:00、土曜・日曜・祝日:9:00-17:00
※年末年始休業
プラチナチャレンジの達成条件
エントリーが完了したらいよいよマリオットプラチナチャレンジスタートです。
前述の通り「エントリー月+3ヶ月後月末」までに「マリオット加盟ホテルに16泊」という条件が課せられていますので、宿泊実績を重ねていく必要があります。16”泊”なので2連泊したら2泊カウント、3連泊したら3泊分カウントで計算します。
具体的にどのホテルに宿泊するかということについては、マリオット系列ホテルであればどこでもOKです。ただし前提としてマリオットプラチナチャレンジの場合は「有償での宿泊」が条件となります。
マリオット系列ホテルではポイントを貯めていると、ポイントを使って無料宿泊することが可能です。
ポイントを使った宿泊もプラチナチャレンジの対象になってくれると最高なのですが、残念ながら今のところポイント宿泊は対象外となっています。あくまでもお金を支払って宿泊した日数がチャレンジ達成条件として数えられていきますのでご注意ください。
よって、いかにして安いマリオット系列ホテル・安い日程に泊まるかが合計金額に直結するのでかなり重要になってくることは言うまでもありません。
おすすめ国内対象ホテルと費用
それらの条件にあった、おすすめの国内ホテルをいくつかピックアップしてみました。
ホテル名 | 都道府県 | 1泊価格 | 16泊価格 |
モクシー錦糸町 | 東京都 | 9,982円 | 159,720円 |
フォーポイント バイシェラトン函館 | 北海道 | 6,515円 | 104,243円 |
フォーポイントバイシェラトン名古屋 | 愛知県 | 9,075円 | 145,200円 |
フェアフィールド大阪難波 | 大阪府 | 6,948円 | 111,174円 |
コートヤード大阪本町 | 大阪府 | 7,065円 | 113,051円 |
モクシー大阪本町 | 大阪府 | 9,529円 | 152,461円 |
※一泊価格は最安目安料金です。実際は表示価格よりも高くなる可能性があります。
マリオットプラチナチャレンジを実施するホテルとして人気があるのは「フォーポイント函館」「フェアフィールド難波」この辺りです。
いずれも1泊7,000円を切っていて、16泊すると安いホテルでは10万円前後に収まっています。
最安は函館駅前にあるフォーポイントバイシェラトンで、1泊6,515円・16泊104,243円でマリオットプラチナ会員を獲得することができます。
もちろん5泊は東京、5泊は大阪みたいな複数ホテルで組み合わせて16泊を達成することも期間内であれば可能ですので、ぜひ旅行の計画をしてみましょう!「公式サイト」から検索してみてください!
ベストレート申請を活用するとさらに最安に
上記、国内のホテルそしてプラチナ達成までの合計金額を見て「少し高いな」と感じた方もいるかもしれません。でも大丈夫です。
まだ合計金額を下げる方法があります。それが「ベストレート制度(ベストレートギャランティー)」です。
ベストレート制度とは、様々な商品・サービス購入時に最も安い(お得な)価格で提供することを保証していること指し、ホテル業界を中心に世界的に浸透しているサービスです。
要はベストレートを約束しているホテルグループよりも安い価格で販売されている商品があった場合には、差額を調整して絶対損はさせませんよ!ということを約束しています。
マリオットグループもこのベストレート制度を導入しており、マリオット公式サイトよりも「エクスペディア」「エアトリ(旧DeNAトラベル)」などで安い商品が販売されていた場合に、ベストレート申請をすると・・・
安い方の金額からさらに25%オフの価格で宿泊することが可能です。
分かりやすく全く同条件・同じランクの部屋がマリオット公式HPで15,000円、エクスペディアで10,000円で出ていたとします。その場合にマリオットにベストレート申請して承認されると・・・
安いエクスペディアの10,000円からさらに25%オフの一泊7,500円で宿泊することが可能です。
これをうまく活用することができれば、合計金額を大幅に抑えることができますね!実際にプラチナチャレンジをする方の多くは、こちらの制度をうまく活用しているケースが多いです。
ベストレート申請のコツは「【成功例付き】マリオットベストレート申請に8連勝した方法を大公開!」で詳しく解説していますので、合わせてどうぞ。
プラチャレの価格面をまとめると・・・
- 合計10万円以下:超優秀
- 合計10万円台前半:優秀
- 合計10万円台後半:普通
こんな感じとなります。
ベストレートや最安日程などを駆使して10万円以下に抑えられたら超優秀、10万円台前半までになんとか抑えられるとかなりコストを抑えたホテル修行ができたと言えそうです。ぜひ目指してみましょう。
ポイントサイト(キャッシュバックサイト)の活用も有効的
またマリオット公式サイトからホテルを予約する際には、ポイントサイト(キャッシュバックサイト)の活用も有効的です。
国内だと「moppy」「楽天Rebates」が最高還元となっているケースが多いです。
- moppy会員登録
- moppyでマリオットを検索
- 「POINT GET」からマリオット公式サイトへ
- 普通にホテルを検索して予約
- 予約時の%分だけポイントバック
他には海外版ポイントサイトの「Rakuten(Ebates)」や「TopCashback」では、キャンペーン時に総額の10%還元となっていることも多いです。
10%還元で予約することができれば実質1割引でホテルを確保できることになりますので、それを16泊全てで行ったら結構な金額となります(総額10万円なら1万円割引と同額)。
ポイントサイトを経由するだけなので、公式サイトからの予約という事実は変わりませんので上級会員特典も使えてお得なので、ぜひこまめにチェックしてみましょう。
マリオットプラチナチャレンジまとめ
今日は、マリオットゴールド会員だけが挑戦できる「マリオットプラチナチャレンジ」のあれこれをまとめてきました。
重要な点をまとめると・・・
- プラチャレは突如終了する可能性あり
- エントリー日・月に注意
- 有償宿泊が対象(ポイント泊対象外)
- ベストレート保証活用がお得
- プラチナになるとラウンジ・朝食無料に
挑戦期間は、エントリー月+3ヶ月後末となっているので最大約4ヶ月まで引き延ばすことができます。
少しでも長い期間で挑戦したいという方は月が変わってから挑戦されると良いでしょう。
16泊は有償宿泊のみ対象でポイント宿泊は対象外なので、25%オフになるベストレートを活用しながらできるだけ総額を抑えてホテル修行されることをオススメします!
晴れてプラチナ会員になると、ラウンジ利用・朝食・スイートルームアップグレードなど一気にホテルステイの充実度が上がりますので、ぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか!
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