皆さんホテルライフ満喫してますか?
毎年50泊を目安にシェラトン・ウェスティン・リッツカールトンなどのマリオット系列ホテルに宿泊する中で、マリオットが公式サービスとして提供する「ベストレート保証制度(Look No Further)」の活用は非常に重要です!
マリオット公式サイトからの予約が他のホテル予約サイトよりも安いことを保証し、他サイトの方が安い場合には25%オフまたは5,000マリオットポイントの付与を受けられます!これは大きいです。
マリオットのベストレートが通った!^^
6連勝😁— Halohalo@Next✈︎琵琶湖🇯🇵モルディブ🇲🇻 (@halohalo_ana) July 29, 2019
僕も実際に2019年からたくさんこのベストレート保証制度を活用し、初めての申請をしてみました。
そして8回目まで8連勝を記録、9回目で初めての失敗となってしまう中で様々な経験ができたので、今日は僕がどのような申請方法をしているかという成功体験はもちろん、失敗含めた色々な経験値をシェアさせていただきます!
ぜひマリオットグループのベストレート申請をする際の参考にどうぞ!!!
マリオットベストレート保証制度とは
シェラトン、ウェスティン、ラグジュアリーコレクションなどを抱える世界最大のホテルグループ「マリオットグループ」では、ベストレート保証制度を導入しています。
これはマリオット公式サイトからの予約が最安価格であることを保証する制度で、Expedia・agoda・booking.comなど他ホテル予約サイトにてマリオット公式サイトよりも安い価格で予約できるサイトを見つけた場合には、下記いずれかの特典を利用することが可能です!
- 安い金額からさらに25%オフ料金で宿泊
- 安い金額に料金調整後5,000マリオットポイント付与
僕は基本的に申請フォームで25%オフを選択することが多いですが、あまりにも安い金額で25%オフされても大差ないなという場合には5,000ポイントもいいですね!
どちらを選択しても申請結果に影響が出ることはないので、どちらか好みの方を選択しましょう!(申請フォームで選択できます)
ベストレート申請が成功した事例
もう少しベストレート申請のイメージを膨らませるために、実際に僕がマリオットベストレート申請をして成功した事例をご紹介します!
ケース①:ハワイ・ホノルルワイキキエリアのホテル
2019年はANAがA380を東京ーホノルル間に就航したことで、ホノルルに行く機会に恵まれました。
2019年9月からは「【マリオット】ピーク・オフピーク制度がスタート」でもお伝えした通り、1日ごとにポイント宿泊に必要なポイント数が変動する形になったため、なかなかいい条件のホテルが見つからず、四苦八苦していました。
そこで活用しようと思い出したのがベストレート保証制度です。
- マリオット公式サイト:290USD+リゾートフィー+Tax=373.62USD
- 楽天トラベル:225USD+リゾートフィー免除+Tax=254.07USD
一度マリオット公式サイトで290ドルで予約したものの、楽天トラベルで65ドル安い225ドルで予約可能な状況であることを発見。すぐにベストレート申請をすると・・・
- ベストレート保証適用後:168.75USD+リゾートフィー+Tax=228.99USD
最終的には、最初に予約した373ドルよりも約150ドルほど安い228ドルで宿泊することができました!
マリオット公式サイトよりも安い金額を見つけるだけで150ドルも安くなるなんて最高です!!!!
ケース②:アメリカ西海岸ホテル
同様にアメリカ西海岸のホテルでも、Amomaというホテル予約サイトでより安い金額を見つけたのでベストレート申請をして無事に通りました。
- マリオット公式サイト:275.45ドル
- Amoma価格:265.23ドル
- ベストレート適用後:199.11ドル(諸税込)
最初諸税込み275ドルでしたが、最終価格は199ドルに。75ドルほどお得に泊まることができました!!
マリオットベストレート申請の基本的ルール
さて、続いては実際にマリオットベストレート申請をする際に抑えておきたい基本ルールをご紹介します!
皆さん家電製品を買ったら、取扱説明書は読む派ですか?それともいきなり家電を組み立てて使用してみる派ですか?
マリオットベストレート申請においてはみなさん前者になりましょう笑。
ルールを理解しておかないと無駄な申請をしてしまったり、思わぬ落とし穴に気がつかないことも多いので、ぜひ基本ルールは抑えておきましょう!
「マリオットベストレート申請フォーム」には、以下のように記載があります。
ご予約後24時間以内に、同一のホテル、客室タイプ、日程でより安い料金が見つかった場合は、ベストレート保証リクエストフォーム を提出してください。申請内容を確認し、承認された場合は、お部屋の料金を同額にまで下げたうえで、ご希望に応じてその客室料金からさらに25%の割引または5,000ポイントのMarriott Bonvoy ポイントのいずれかをご提供します
基本的なルールはほぼ上記文言に集約されているので、頭に叩き込んでおきましょうね!
とは言え、何回も申請しているとすぐ’慣れてくるので、今はまだ覚えきれていなくても全然大丈夫ですよ〜!
申請期限は予約から24時間以内が条件
まず大きなルールとして、ベストレート申請ができる期限は予約から24時間以内に申請をするという条件があります。
例えば1月1日0時に予約をして、1月30日により安い料金が他サイトから出てきたとしても既に24時間以上が経過しているので、ベストレート申請を行うことはできません(申請しても却下されます)。
ここにはちょっとした裏技もあり「予約から24時間が経過していなければOK」なので、仮に予約から24時間以上経過してからさらに安い価格に出会った場合には、一度これまで持っていた予約をキャンセルして再予約、そしてベストレート申請を行えば「予約から24時間以内というルールをクリア」できるので、ベストレート申請が可能です。
もちろん最初の予約はキャンセル可能プランであること、再予約をする地点で他サイトの方が安いことが条件となりますが、有効な方法ですよ!
同一ホテル・同部屋・同日程でなければならない
続いては、当たり前のルールですがベストレート申請は同じホテル、同じ部屋、同じ日程でなければ申請をすることはできません。
自分はAというホテルを予約して、Bというホテルの方が価格が安いから申請しても通らないのは当たり前ですよね!
あくまでも同じ条件での価格比較というのがポイントです。
意外と同じ部屋かどうかというのは見落としがちで、マリオットでは1キングサイズベッドのお部屋で予約していて、他サイトでは2ベッドのお部屋が最安料金などの場合には否決されてしまう可能性があります。
できるだけベッド仕様についても同じもので申請をするのがオススメです!
ここは非常に難しいのですが、全く同じ出なくても通るケースも実際に存在します。例えばキャンセル規定について。
公式サイトで前日23:59までキャンセルOK、他サイトでは前日18:00までOKみたいな少しの時間のずれであれば結構承認されます!ぜひチャレンジしてみてください!
部屋代と諸税・リゾートフィーは分けて考えられる
先ほどご紹介した2つの実例もよく見ると、安い予約サイトの諸税込み価格から最終価格がぴったり25%オフになっていないことにお気付きでしょうか。
これはベストレートが通った後の25%オフは部屋代と諸税・リゾートフィーなどが分けて考えられており、25%オフになるのはあくまでも「部屋代」価格のみだからです。
諸税込みの総合計金額から25%オフになるわけではないので、若干の誤差がある点には注意が必要です!
マリオットの予約画面で言えば、上記赤枠の部屋代のみが25%オフになるイメージですね!
Expediaやagodaなども基本的に部屋代と諸税は分けて表示されていると思いますので、計算する際にはお間違いなくどうぞ。
キャンセル期限も重要
また上記文言には記載がありませんが、キャンセル期限(キャンセルポリシー)についても注意が必要です。
- マリオット:前日までキャンセル無料
- 他サイト:キャンセル返金不可
このようにマリオットで予約したものと、他サイトでキャンセルポリシーが異なる場合には当然キャンセル可能プランの方が料金が高くなることが一般的なので「基本的」にベストレート申請をしても通りません。
ただここにはちょっとした技があり、実はキャンセル期限によってはベストレート申請できることをご存知でしょうか?
- マリオット:キャンセル返金不可
- 他サイト:前日までキャンセル無料
上記のように、他サイトの方がキャンセル規定条件がいい+価格が安い場合にはぜひ申請してみましょう!
実際に僕も上記のようなプランを発見してベストレート申請したところ見事通り25%オフに、さらに元々の予約は前日までキャンセル可能なプランに変更されるという最高なベストレートになった経験があります!
料金がほぼ同額でキャンセル規定だけ、他サイトの方がキャンセル条件がいいケースは稀に通ることがあるようですよ〜!
僕が8連勝したベストレート申請方法を大公開
さて、ここまでで基本ルールは理解できたところでここからは僕は初回申請〜8回目まで8連勝できたベストレート申請方法、実際にどのような流れで料金を探しているかということを大公開したいと思います!
正直ベストレート申請って定まった正解があるわけではなく、人それぞれやり方があると思っていますが僕はこうやってます!という具体例をお伝えしていきます!
全部真似するのもOK、部分的にここは使えそうな技だなというところはぜひピックアップして、ご活用くださいませ!!
①まずはマリオット公式HPからホテルを検索
まず僕は「マリオット公式サイト」から、希望する日程・希望するホテルの料金がいくらになっているかを確認していきます。
旅行先にどんなホテルがあるか分かっていない場合には、把握する意味でも先にマリオット公式サイトからホテル名も合わせてチェックしています。
今回はコートヤード・プノンペンを例に挙げてご説明していきます!2019年にオープンしたばかりでプノンペン唯一のマリオット系列ホテルですね!
②マリオット公式サイトの価格をチェック
宿泊したいホテルが決まったら、具体的に「マリオット公式HP」の宿泊価格がいくらになっているかを確認します。
上記画面はPC版マリオット公式HPのキャプチャですが、基本的に僕はベストレートを探すときにはPCブラウザで検索するようにしています。
ベストレートを探しているときには他サイトと行ったり来たりになるので、その方が僕はスピード早く検索を進めることができています。
さて、マリオットではいくつかの料金プランが提示されています。
- 通常料金
- 事前支払い
- スペシャルオファー&パッケージ
PC版の場合、まず最初に表示されるのは料金が一番安いジャンルなので基本的に「事前支払い」料金が表示されることが多いです。
ではベストレート申請の場合には上記3つのプランの中でどの料金をチェックしておけばいいのでしょうか。
正解は「通常料金」と「事前支払い」の2つです。
ごくごく稀にスペシャルオファーでもベストレート申請できる内容のものが出ている時がありますが、ホテルによって内容が異なる上、申請しても否決されてしまうケースが多くなっています。
通常料金、事前支払い料金の2つをチェックしてベストレート申請できる条件がなかったチェックしてもいいかと思いますが、ほぼほぼの確率でいい条件のものは出ていないと思いますよ〜!
ホテルにもよるのですがマリオットでは表示価格に加えて、決済時には諸税などが追加されるので事前支払いプランと通常料金プランについては、最終価格についても確認をします。
稀に表示価格が諸税込み価格になっていることがありますが、マリオットの仕様によるものなので気にする必要はありません!
今回は・・・・・
- 事前支払いキャンセル不可料金:88→111.65ドル
- 前日までキャンセル可能な通常料金:109→130.85ドル
諸税込み価格にすると、上記のように合計金額が変動しました。
僕はこの価格をメモに書いておくようにしてます。パソコンやスマホ上でマリオット→他サイト→マリオット→他サイトというようにページ移動することもできますが、時間が効率的ではありません。
しかもマリオットは一定時間が過ぎると、タイムアウト画面になってしまうので探している間にまた検索しなきゃ・・・という状況になって不便です。別の場所にメモを残すことをオススメします。
③他ホテル予約サイトの価格をチェック
マリオットの価格がチェックできたら、次は他サイトのホテル価格をチェックして行きます。
ホテル予約サイトと言えば、Expedia・agoda・hotels.com・じゃらんなど様々ありますが1つ1つのサイトをチェックしていたら時間がかかり過ぎるので、ここでは料金を横断的に一括検索できるサイトを活用しています。
ホテルの宿泊料金を一括検索できるサイトとしてはTripadvsor、トリバゴ、トラベルコ、HotelsCombinedなど様々ありますが・・・
- 国内:トラベルコ、Travel.jp、ヤフートラベル、Tripadvisor
- 海外:トラベルコ、Tripadvisor、スカイスキャナー
このあたりを使っておけば間違いないかなーと思います!「トラベルコ」は国内、海外ともに総合的にカバーしているのでオススメです。
Tripadvisorは料金検索ではそこまで強くなかったりするのですが、口コミなども読めるので個人的には重宝しています。
基本的には「トラベルコ」と「TripAdvisor」の2つを使っていればOKです。
ただ、どのホテル料金比較サイト経由でアクセスするかによって最終価格に誤差が生じるケースがあるので、その点だけはご注意を!(詳しくは後述)
タイミングによって金額差が発生することさえあります。
今回は「Tripadvisor」で検索をして、Expediaが安そうだったのでExpediaへアクセス!
マリオットにあったキャンセル返金不可のプランは出ていませんでしたが、マリオットと同じ前日までキャンセル可能料金が最終価格12,737円で出ています!
先ほど僕がご紹介したキャンセル可能なマリオット価格覚えていますか?うる覚えでは確認にいく作業が面倒なので、やはりメモが重要ですよ!!
- マリオット:130.85ドル
- Expedia:12,737円(117.34ドル)
約13ドルほど最終価格でExpediaの方が安くなっていますね!!!
Expediaは日本円とドル価格の両方が表示されるので比較しやすいですが、もし日本円しか表示されないサイトの場合にはGoogle先生に助けてもらうか、何度も検索するならサイト側の設定をドル表示に直しておくと比較しやすくていいですよ!
今回はキャンセル可能料金での比較でしたが、キャンセル不可商品も同様の方法で探していきましょう!
④マリオットベストレート申請フォームを入力
マリオット公式サイトよりも安い金額が見つかったら「マリオットベストレート申請フォーム」から必要事項を入力していきましょう。
- 会員情報
- 予約情報
- 比較料金情報
- 25%オフ or 5,000ポイントを選択
このような情報を入力していくのですが、会員情報についてはログインをした状態でアクセスすれば自動で反映されるので時間短縮できます。
比較料金情報については、通貨の選択を間違えないようにすることとURLについては基本的にコピペでそのまま貼ることにしています。それから入力言語についてはマリオットの担当者が確認しますので基本的に「英語」となります。
ホテル名などは英語で入力しましょう。
最近は日本語で返答がある場合もあるようですが、申請の段階で日本語の担当者に回してもらえるかは分からないので現状では英語が無難かなと思います。
またURLの構造に詳しい方は不要な部分を削除するなどいじってもいいかと思いますが、初めての方にはオススメできません。
そして最後のコメント欄はオプションで必須項目となっていませんが、「申請内容の確認に役立つような詳細情報を記入してください」と記載がある通り、自分の申請内容を伝えるには非常に重要です。
僕は最低でも宿泊の日付、宿泊数、ルームタイプ、予約レート、他サイトの価格は記入するようにしていて、必要に応じて追記しています。
- 2020.2.8-2.9(1 night)
- Deluxe 1 King bed room
- My booking room rate:109USD
- My booking room rate(tax include):130.85USD
- Expedia’s room rate:97.81USD
- Expedia’s room rate(tax include):117.34USD
今回のケースだとこんな感じですかね!マリオット担当の方も人間ですので見間違えたり、誤った判断をすることがあるので、少しでもそのミスに繋がらないような情報は記載しています。
25%オフか5,000ポイントかはお好みで!僕は25%オフを選択することが多いです。
⑤結果発表は24時間以内にメール返信
ここまでが完了したら、あとは登録メールアドレスに24時間以内にメールが届きますので結果を待つのみです!
マリオットの中の人ではないので真偽は分かりませんが、アメリカで申請内容の確認が行われていることも多いと聞きますので、アメリカ時間の朝くらいに申請しておくと返答が早いなんてことも言われています。あくまで参考程度ですが・・・!
上記コートヤードプノンペンの別日程で同じ価格があったので申請したところ、見事承認され最終価格は以下の通りとなりました!
Thank you for choosing Marriott and submitting a Best Rate Guarantee claim. I am happy to share that I was able to approve your claim.
I was able to verify the following rate on the comparison site listed on your claim:
Rate: 10,631 JPY (Yen) without taxes and fees and this rate when converted to USD (Dollar) is $97.81 USD
The confirmation number for your reservation will remain the same, as well as the cancellation policy under which you originally booked.
I have modified your reservation to reflect the following rate:
Rate: $73.35 USD for the night plus taxes and fees
Reservation Confirmation Number: ●●●Your room rate now reflects an additional 25% discount for submitting a successful claim according to the terms of Marriott’s Best Rate Guarantee. Please be aware, any modifications made to your reservation are not allowed and will invalidate this approval.
If you are viewing your reservation through a mobile device please allow time for the update to show based on your service provider. I have sent you an updated email confirmation to the email address on your reservation.
元々お部屋代が109ドルだった予約が73ドルまで落ちました。諸税込みで88ドルです。
今回は金額が小さめだったのでこのくらいの金額なら5,000ポイントを選ぶのもいいのかもしれませんね!
という訳でベストレート申請の方法解説はこれで終了!ここからは上記で伝えきれなかった申請のコツをさらにご紹介します!!
ベストレート申請のコツ
先に他サイトの料金をチェックしてから予約する
1つ目のコツは、ベストレート申請は「予約から24時間以内に申請」という縛りがあるので他サイトの料金を先にチェックするのが重要です!
むしろ最初からベストレート狙いなら他サイトの料金が低いホテルをピックアップして、マリオット側で予約していく方法でもいいと思います。
先にマリオットで予約してから他サイトで見つけようと思っても見つからないことも多いので、先に全部が整っている状態で予約することをオススメします!
ホテル料金比較サイトは微妙に料金が違う!?
続いて、ホテル料金一括検索サイトはどのサイトを経由するかによって微妙に価格が変わるという事実は知っておきましょう。
例えばトラベルコを経由してExpediaにアクセスする時とTripadvisorとエクスペディアにアクセスする場合では、同じ日程同じ部屋の価格でも数百円程度の金額差が発生することがあります。
今回例に挙げているコートヤードプノンペンのトラベルコとTripadvisorのExpedia最安価格を見てみると・・・
- トラベルコ:12,740円
- Tripadvisor:12,552円
と表示されており、実際にExpediaのページでの最終価格にも誤差が生じました。
これは各一括検索サイトによって手数料等が異なるために生じる金額差なので、基本的にはトラベルコかTripadvisorのいずれかを使っていれば大差はありませんが、数百円の差でベストレートの結果に影響がでる可能性も否定できないので、頭にいれておきましょう!
一応お伝えしておくと、もちろんどちらからアクセスしても同価格になる場合もありますし、タイミングによって誤差が生じるケースもありますよ〜!
※僕は毎回トラベルコとTripadvisorの2つの比較サイトで料金検索をしています。
必ず各サイトの最終価格まで確認してから申請する
ベストレート申請をする際には、ホテル料金比較サイトを利用することが多いと思いますが検索結果だけをみて、安いから大丈夫だなと思うのは安易です。
Expediaなどの各検索サイトに飛んでみると、キャンセル規定が違ったり、ルームタイプが違ったり、比較サイトに上がっていた金額と最終価格が違ったりということが往々にして起こります。
この金額が変わるというのは厄介で、ベストレート審査に大きく関わってくるところですので注意しましょう。
最後まで確認するのは他にもいい点もあって、比較サイトに表示された価格は最安価格が表示されているので、基本的にキャンセル不可プランの料金が表示されているケースが多いです。
- キャンセル不可プラン:申請不可
- キャンセル可能プラン:申請可能
そのため、パッと表示価格だけを見てダメだなと判断してしまった裏に、実はキャンセル可能プランで申請可能な料金が隠れていることが結構あります。8連勝の中で4回はこのパターンでした。お見逃しなく。
- 最安ルーム:申請不可
- 1ランクアップルーム:申請可能
同じ要領でさらに上級編としては、最安ルームではなく1つランク価格の高いお部屋ではベストレート申請が可能で、25%オフすると最安ルームよりも安くなるケースがあります。
よりいい部屋に泊まれて、さらに安いとなれば申請しない手はありません。
スイートルームなど金額高めのお部屋で同様のことを達成できれば10万以上の値引きも夢ではありませんよ!!
英語ページにするとプランが出現
たまに使えるプチ技として、先ほど例としてご紹介したTripadvisor→エクスペディアの予約ページでは、キャンセル不可プランの表示がありませんでした。
これを表示させるためには、グローバル設定をJP(日本)→US(アメリカ)などに変更すると表示されることが多いです。
もしキャンセル不可のプランで比較したいという場合や、キャンセル可能プランでより安い価格が出てきていない場合には、合わせてチェックしてみましょう。
ただUS版のページにアクセスすると料金も、JP版のものとは変更になりますので、再度確認することをお忘れなく!
日本版よりも安くなっていることもあれば、高くなっていることもありますよ!!8連勝した中で1度だけこの方法で最安プランを見つけて申請したところ通りました!
キャンセル可能料金で行う
マリオットのベストレート申請は、基本的にキャンセル可能料金で行うのがオススメです。
もし仮にそれよりも安い料金が出てきたら予約を入れ替えることもできますし、都合がつかなくなったら最悪キャンセルをすることも可能です。
キャンセル不可事前支払いプランは1日だけ猶予あり!?
じゃあキャンセル不可事前支払いプランもベストレートには使いようがないかというと、そんなことはなくて、ちゃんとキャンセル不可プランでもベストレート申請が通ると料金が割引されます。
マリオット公式サイトのキャンセル不可事前支払いプランは、キャンセル可能プランよりも料金が安いのでベストレートが通れば効果は抜群です!ただし、絶対変更がない日程の場合のみ使いましょうね!
後からキャンセルしようと思っても、返金されない状況になってしまいます。
それからマリオット公式サイトのキャンセル不可プランの使い勝手がいい点としては、予約した日時を起点にして現地時間の翌日23:59までは無料でキャンセルすることができます!
場合によっては丸2日くらい無料キャンセル期間が付与されるわけですね!
上級テクニックになりますがベストレートの返答が24時間以内ということになっているので、日時を見ながら申請をして通れば予約を保持、拒否されたら無料キャンセル期間のうちにキャンセルという方法も可能です。僕も実際に使ったことがあります。
ただしこの場合は、メールチェックと否決された場合に他のチャンスを狙う場合はキャンセルすることを絶対に忘れないことが必要なので、かなり注意が必要です。
うっかり忘れてキャンセル可能期間を過ぎたら、返金されません。対応できそうな方は合わせてチェックを!
余談ですが・・・場合によってはなぜか、キャンセル不可とキャンセル不可でベストレートしたのに、25%割引+前日までキャンセル可能プランに振り変わってるケースもあります笑。僕も1度経験しました。
日本語でベストレート申請可能?
マリオットベストレート申請では、基本的には英語での入力を推奨しています。
近年は日本語対応の部署もできたと聞きますが、日本語で申請をしてすぐに日本語担当の部署に回してもらえるのかなど不透明な点も多いので、僕は英語での申請をオススメします。
そこまで難しい英語もなく、テンプレ化してしまえば全く難しいことはありません。
どうしても日本語で・・・ということでしたら、日本のホテルでベストレート申請する場合のみとかですかね・・・・・。
複数回の再申請も場合によっては有効
マリオットのベストレートは、申請内容を担当者が1つ1つ確認しているので時に「間違い」が起こることがあります。
8連勝のうち1回だけ明らかにベストレートが認められる状況なはずなのに否決されたことがあって、おかしいなと思い再度同じ条件で申請したところ通ったということがありました。
外資系らしいというか、担当者ベースで判断が異なることも報告されているので、合ってると思う場合には再申請も有効な手段です。
その際には予約から24時間が経過していないかはよくご確認を!キャンセル不可プランの場合で1日しか猶予がない場合には、予約をし直した方が無難ですね!
さらなる証拠を示すために結果メールにスクリーンショットなど添付して、返信する方法も有効かもしれません。
もちろん、返信メールには否決内容が書いてあると思いますので最安料金狙いでむやみやたらな申請はダメですよ!!!!!
電話でも申請可能?
マリオットのベストレート保証は、実は電話でも申請可能ということをご存知でしょうか。
ただし現状日本語に対応して問い合わせフォームはなく、全て海外での英語対応になります。近頃はフォームで入力してくださいと促されて終わる場合もあるようですが、一応電話番号載せておきます。
- +1-800-771-5665
Skypeなどの国際コールでどうぞ。
ベストレート保証の失敗例
さて、ここまで僕が実際に経験したベストレート申請8連勝の経験をもとに様々なケースを考えてきましたが、実は申請は9回目の申請で初めて否決となってしまいました。
悔しかったですが、同じ失敗をする方が少しでも減るように僕の事例をご紹介します!
trip.comの申請は対象外!
ベストレート申請9回目、僕はマカオのホテルに宿泊したいと思って検索をしていました。
そうするとTrip.comというサイトが公式サイトよりもかなり安く料金が表示されていたんです。
多少のルームタイプの違いはありましたが、これはラッキーと思い申請したところ・・・・初めての否決。
Thank you for giving me the opportunity to review your Marriott Best Rate Guarantee claim for your upcoming stay at ●●
Arrival Date: ●●
Reservation Confirmation Number: ●●When evaluating your claim, we must compare the same booking conditions confirmed as your official Marriott reservation including room type, dates of stay, and cancellation policies. However, I am unable to approve your claim because of the terms and conditions provided below:
Rate Type Exclusions
- Pre-paid, advance purchase, or non-refundable rates on Ctrip/Trip.com or Ctrip/Trip.com affiliate sites are not eligible for the Best Rate Guarantee
You can review our terms and conditions here:
http://www.marriott.com/hotel-rates/travel.mi
返信が来たメールの内容を見てみると、Ctrip/Trip.comについてはベストレート保証の対象外とのこと・・・・!知らなかった。
添付されたURLの規約詳細を確認するとしっかり記載がありましたので、文句は言えません。
対象外ホテル・ブランド
他にも間違えやすそうな点がいくつかあって・・・下記ホテルやブランドはベストレート保証の対象外ということです。
- Ritz-Carlton Montreal
- The Ritz London
- Ritz-Carlton Residences
- The Ritz-Carlton Club
- Marriott Vacation Club
- Marriott’s Grand Residence Club
- Homes & Villas by Marriott International,
- Sheraton Vacation Club
- Westin Vacation Club
基本はバケーションクラブ系なので、なかなか申請することもないかと思いますが僕も最高の宿泊となったリッツカールトンモントリオールも対象外ホテルに指定されています。
頭に入れておきましょう。
ベストレート申請で使えるツール
atta(アッタ)
スマートフォンアプリ「atta(アッタ)」は、AIを使ってホテル料金が下がる可能性がどのぐらいあるかをお知らせしてくれるサービスです。
カレンダーですでに安くなっている日程が分かり、今後価格が安くなる可能性を%で表示してくれます。
まだ対応ホテルが少なかったりするのですが、日本のホテルは結構対応しているのですでに旅行予定が決まっている方はぜひチェックしてみましょう!
Pruvo
Pruvoは予約したホテル価格が後日値下がりした時にお知らせしてくれるイスラエル発のです。
予約の確認メールをメールで送って反映させなければいけなかったり、まだまだ使い勝手が悪い点はあるのですが、もし予約した価格が値下がりしたりプッシュ通知などで知らせてくれます。
Google chromeにも対応しているので、拡張機能で利用するのもいいかもしれません。
まだまだ対応地域は少ないのですが日本も山形や白馬、熱海、新潟などが対応していますので、ぜひチェックしてみましょう!
マリオットベストレート保証まとめ
今日は、ざっとマリオットベストレート申請の申請方法やプチ情報などを交えながら解説してみました。
重要な点をまとめると・・・
- 予約から24時間以内に申請
- キャンセル規定に注意
- 最終価格で判断する
- 申請価格が隠れていることもあり
- 承認されると25%オフ or 5,000ポイント
マリオットのベストレート保証制度(Look No Further)は、予約から24時間以内の申請が有効です。
上記記事でご紹介した通り以前はマリオットの予約を持っていなくても申請ができたのでノーリスクだったのですが、今はマリオットの予約を持っていないと申請できないので、キャンセル規定などにはくれぐれも注意しましょう。
ホテル比較サイトは最安価格を表示していることにすぎないので、必ず各サイトに入ってそれぞれの価格を比較することをお忘れなく!意外と各サイトには申請可能な料金が隠れていますよ!
承認されると25%オフ or 5,000ポイントと大きいので、価格が高くなる時ほど狙ってみましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました!頑張って書いたので良かったらシェアしてくださいませ!笑