かの有名な関ヶ原の戦いの功績を得た「加藤嘉明」が松山城の築城に着手したのは、1602年のこと。
翌年の1603年に城一帯の地域を松山と呼んだことから、松山という地名が今日まで定着しています。
道後温泉もいいけれど、せっかく松山に来たのだから「松山城」も見てみたい、ということで行ってきました!松山城!
松山城は標高132mの山頂にありますので、地上からはリフトかロープウェイ(ケーブルカー)でアクセスするのが一般的です。
徒歩も道が整備されているので可能ですが、急斜面を25-30分かけて登ることになりますので結構ハードです(復路の下り利用ならあり)。
今回はリフトとロープウェイの両方乗ってみましたので、様子をレポートしたいと思います!
松山城リフト・ロープウェイ概要
利用料金
大人 | 子ども | |
片道券 | 270円 | 130円 |
往復券 | 510円 | 260円 |
松山城天守観覧券 | 510円 | 150円 |
総合券(往復券+天守観覧券) | 1,020円 | 410円 |
まずはリフト・ロープウェイの利用料金についてです。
松山城ロープウェイ・リフトの料金は往復510円、片道購入の場合は270円となっており往復で購入した場合は少々安くなるように設定されています。
ロープウェイ乗り場で松山城天守観覧券がセットになった総合券も購入可能ですので、天守まで登る予定の方はこちらで購入してしまいましょう。
運行間隔・所要時間について
続いて、ロープウェイ・リフトの運行間隔・所要時間はそれぞれ以下の通りです。
ロープウェイ | リフト | |
運行間隔 | 10分に1本 | 常時利用可能 |
所要時間 | 3分 | 6分 |
ロープウェイは10分に一本運行、リフトはスキー場のリフトを同じで常時動いていますので次々とくるリフトに飛び乗る形で利用可能となっています。
営業時間について
松山城のロープウェイ・リフトは、以下の時間で営業しています。
- 1月・12月:8:30-17:00
- 2月〜7月・9月〜11月:8:30-17:30
- 8月:8:30-18:00
月によって営業時間が異なりますので、ご注意を。
松山空港⇄松山城へのアクセス方法については、下記記事をどうぞ。
実際にリフトに乗ってみた!
松山城に登っていくルートはいくつかありますがロープウェイ・リフト共通して「東雲口登城道」から出ていますので、Google Mapなどを活用して東雲口を目指しましょう。
乗り場の中に入ると松山城の模型なども展示されていました。
チケット購入
まずはチケットを購入します。
片道・往復・天守のチケットもセットになった総合券のいずれかを選択します。今回は乗り比べをしようと決めていたので、総合券を買ってリフト乗り場へと向かいました。
リフト乗り場へ
基本的にロープウェイとリフト乗り場は、ほぼ同じところにありますが、最後に分かれ道があります。
今回は往路リフトにすることにしたので、リフト乗り場へ方面へ。
角を曲がるとすぐ乗り場があります。
リフトは一人一台タイプ
リフトはスキー場のリフトと同じで常時稼働し続けていますので、次から次へと来るリフトに乗り込んで終点を目指します。
残念ながら一人乗りタイプのみなので複数人で一つのリフトに乗ることはできませんので、お子様連れの利用は難しいと思います。
リフトの開放感は最高!
無事に乗り込むと片道6分のリフトがスタート!!
リフトには、何かシートベルトなどがあるわけではないので、ヘタなことをすると普通に落ちます笑。ちゃんと捕まっておきましょう。
リフトの場所によっては結構高いのでご注意を。ある意味僕はスリルがあって面白かったです。
ことばの落としものあり
リフトに乗っている途中、足元に視線を移すと「ことばの落としもの」として、様々な言葉が掲示されていました。
リフトは6分で終点へ
乗ってから5分を過ぎてくるとリフトの終点が見えてきます。
左側に見えているのはロープウェイの復路スタート地点です。
タイミングよくロープウェイが動き出しました。
難なく着地を終えたら、リフトの旅は終了です。
ちなみに・・・・リフト・ロープウェイ乗り場から松山城天守まではさらに10分ほど歩くことになります。ここからはロープウェイなどはないので自力で頑張りましょう。
段々とお城が近くなってくるワクワク感があったので、実際に登ってみると10分と言えどそこまで長く感じませんでしたよ!
実際にロープウェイに乗ってみた!
ロープウェイ乗り場入り口
続いては、松山城の天守観覧を終えて再び東雲口へと戻るので、今度はロープウェイに挑戦します。
ロープウェイは10分間隔で運行
松山城のロープウェイは10分間隔で運行しています。
この辺りは常時利用可能なリフトと違って、待ち時間が発生しますのでお急ぎの方はご注意ください。
リフトは椅子少なめなので注意
リフト内は、上記写真のように椅子が設置されていますが5〜6人くらいしか座れるスペースがありません。
夏休みなど繁忙期には、混雑すると座れない状況になると思いますので覚悟しましょう。まぁ言っても数分で到着するのでそこまで苦ではありません。
リフトが一人乗りなのでお子さんやご高齢の方は必然的にロープウェイを利用することになると思いますが、あまりに混んでたらベンチで休みながら一本見送って次に乗るくらいの余裕があってもいいと思いました。
10分に一本ということで大幅に待つこともないので・・・。
基礎知識が分かる車内ガイドあり
ロープウェイでは、松山城のことや松山の街のことなどを女性がガイドしてくださいました。
今回は復路にロープウェイに乗ったので松山城に関しては学んできたことの復習という感じでしたが、基礎知識として往路にロープウェイに乗った方が、その後の天守観覧が楽しめると思いました。
ガイドさんは最後、中国・四国地方でありがとうの意味の方言として使われている「〇〇(行った時のお楽しみ)」という言葉で締めくくりました。最後まで旅行に来たことを感じられて良かったです。
ただ、ロープウェイはあまりにも短い・・・・。所要時間はたったの3分なので本当にあっという間です。
往路では景色を見ながら段々とリフトが上がって行く感覚があったので、復路はかなり短く感じました。
【結果】往路:ロープウェイ、復路:リフトがおすすめ
今日は松山城天守を観覧するために東雲口から出ている、ロープウェイとリフトの様子をレポートしてみました!
往路・復路で乗り比べてみた結果、僕なりの答えとしては・・・
- 往路:ロープウェイ
- 復路:リフト
以上の使い方がオススメです。
行きのロープウェイでガイドさんの基礎知識を聞いて勉強して、帰りは景色を見ながらリフトのスリルを楽しむプランです。
ただし想像以上のロープウェイはあっという間に着いてしまうので・・・お時間ある方は基礎知識は事前にネットで学んでおいて往路:リフト、復路:徒歩みたいな選択肢もありだと思います。僕は次行くとしたら復路は歩く予定です。
リフトやロープウェイに乗っていると歩いて登っている方、降りている方をちょくちょく見ましたので〜!
これから松山城に訪れる方の参考になったら幸いです〜!
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