運営費が高すぎると指摘を受け、一旦公募が中止になっていた「Go To トラベルキャンペーン」の再公募がスタートしました。
国内旅行が最大半額になるキャンペーンなので、早くクーポン使って予約したいなーと思う方も多いのではないでしょうか??
公募再開に伴って観光庁からより詳細の資料が発表になったので見てみると、宿泊が1人1泊あたり2万円・日帰り旅行は1万円が上限、そして現状「調整中」となっているものの旅行代理店を利用しないホテルへの直予約も対象と新事実も明らかになってきています。
もしホテルへの直予約が正式に対象となって、マリオット・ヒルトンなどの国内ホテルも対象になったら、連泊制限や利用回数の制限はありませんので上級会員チャレンジにも・・・!これは大チャンスが来るかも。
詳細をまとめます。
※追記:正式に事業概要が観光庁から発表になり、直予約もOKとなりました。
Go To トラベルキャンペーン事業概要
https://twitter.com/halohalo_travel/status/1261551441811927040
注目の「Go To Travelキャンペーン」の内容ですが、観光庁の情報を整理するとざっくりこのような形となっています。
- ふっこう割のようなシステムをイメージ
- 予算規模1兆円
- 2021年3月までの期間になる予定
- 最大50%割引
- 割引上限は宿泊・ツアー20,000円/1泊、日帰り10,000円
- 最大日数、連泊は制限なし
- 割引クーポンと現地利用クーポンを7:3の割合で配布
- 対象は募集型企画旅行、受注型企画旅行、宿泊手配旅行、団体旅行の予定
- ホテルの直予約も対象(New)
今回のGo To Travelキャンペーンは最大割引率50%、金額に直すと宿泊を伴うツアーの場合には一泊あたり20,000円、日帰りツアーの場合には10,000円が割引となります。
それぞれの割引上限は50%となっていますので、
- 宿泊を伴うツアー:40,000円
- 日帰りツアー:20,000円
上記金額以上を利用すると、最大割引クーポンを受け取ることができる計算です。
そして50%の割引分は全て代金の直接割引クーポンとして利用できるのではなく、70%は代金割引、残りの30%は現地のショップでお土産購入などに使える商品券のようなクーポンとなる予定となっています。
さらなる詳細は「国内旅行が最大半額!GO TO Travel キャンペーン詳細」でまとめてますので、チェックしてみてくださいね!
ホテルの直予約も割引対象へ
そんな事業概要の中で、今回の再公募で明らかになった内容の中で注目すべきは「ホテル公式サイトでの直予約」も割引対象にするというトピック(上記画像がすごく分かりやすいです)。
これまで事前に報道されていた内容では、基本的に旅行代理店経由のホテルやツアー予約が対象ということになっていましたが、ホテル・旅館予約については個人予約でも割引対象とする方向で調整していることが明らかになりました。これは大きい!
ただし上記画像にもある通り、電車や飛行機・バスなどといった交通費については割引の対象外となることから、家族旅行などで個人予約する場合には注意が必要です。
あくまでも個人予約で割引対象となるのはホテル予約のみ。航空券なども割引対象にしたい場合には旅行代理店を経由して購入する必要があります。
当ブログに来ていただいている方はマイラーが多いと思いますので、正直これは全く問題ないですね!
- 航空券:マイルを使った特典航空券
- ホテル:GO TO 割引で最大半額(最大実質50%オフ)
この最強コンボが使えます。自粛期間中、変わらずコツコツとマイルを貯めていた方は家族旅行などの際に、ここで大きく効果を発揮しそうです。まだいまいちマイルをたくさん貯める方法を理解できていない方は下記へ。
国内の特典航空券については、以前はブリティッシュエアウェイズの通称BAマイルを使うとJAL特典航空券をかなりお得に発券できましたが、今は若干の改悪もあり、BAに加えてユナイテッド航空のマイルなんかもお得です。
各方面ごとにどのマイルを使って予約すればいいのかについては下記記事をどうぞ。
まだ確定ではなく調整中な点に注意
今回のホテル直予約も割引対象にするという内容についてですが、本決まりではありません。ここはご注意を。
現在運営企業の公募が行われており、決定後に「直予約も対象にする」という方向性で各種調整をして、折り合いがつけば実施という流れですので、もし何らかの原因で調整がつかない場合は従来通り旅行代理店経由の予約のみ対象ということも十分可能性として考えられます。
特に今回は当初6月から始めたいという意向がずれ込み、ずれ込みで・・・現実的な開始は8月になりそうですので調整はスピード勝負です。
公募要項を見てみると7月1〜3日に運営に手を挙げた企業のヒアリングが予定されているので、運営企業の決定はそれ以後。
国交大臣は「できれば夏休みの早い段階スタート・・・」とコメントしていますので、8月上旬からスタートするにしても1ヶ月切っている中で、過去に前例のない1兆円という莫大な予算規模の事業開始に向けて準備しなければなりません。
春休み、GWと繁忙期を失っている旅行業界は、なんとかお盆には間に合って欲しいと思っていると思います。それは僕ら宿泊者も同じですよね・・!
なんとか調整がついて間に合ってくれることを願います。
予約を獲得できると想定していた旅行代理店が「直予約対象」によって反発して、政治的な思惑も働いて、調整が難航するような事態にはならなければいいですが・・・。
直予約が対象になったら予約は取り直しがお得
もし観光庁の計画通り、ホテルの直販予約システムを利用した「直予約」もGo To トラベルキャンペーンの割引対象となった場合・・・
- 最大実質50%割引
- 一泊一人最大2万円まで割引
という今回の割引ルールになっていますので、一人で宿泊する場合には一泊4万円まで、2名で宿泊する場合には一泊8万円までのお部屋であれば通常時の実質半額にて宿泊できるという計算になります。
2名で一泊8万円というと、リッツカールトン東京などの高級ホテルや沖縄のリゾートホテルなども日程によっては十分範囲内となりますので半額にて宿泊が可能に。
むしろマリオットなどの外資系ホテルは1名宿泊時と2名宿泊時で料金が変わらないケースもあったりするので、その場合は2名で宿泊した方がお得ということになりますね!
僕も今年度中にたくさんの予約を保有しているので、もしそうなった場合は全力で予約の取り直しをする予定です。
もちろん本当に直予約も対象になるのか、外資系国内ホテルも対象になるのか、という二つの壁があると思いますが制限なく対象になった場合、これは凄いことになるかもしれません。
利用者としては直予約は国内旅館、日系ホテルのみにならないことを願うばかり・・・。
https://twitter.com/halohalo_travel/status/1261826031494676480
当然多少の値上げ等リスクもあると思いますので、前後の価格推移は見守る必要はありそうですが、2名で宿泊したら1日最大4万円と配布額も大きいので、さすがにこの金額を超える高騰はないと思います。
まだGo To キャンペーン開始までに時間がありますので、今のうちに今後の計画を見直すことも必要かもしれないですね!
プラチナチャレンジの大チャンス到来!?
そしてもう一つ。あくまでも直予約+外資系国内ホテルも対象という二つの壁を超えた場合ですが、上級会員になるための費用面ハードルがグッと下がる可能性があります。
多少の高騰はあったとしても、通常に比べれば3〜4割安い金額で宿泊できる可能性が十分あると思いますので、マリオット・ヒルトンなど上級会員目指そうかな、と思っていた方は年内の国内宿泊が大チャンスとなるかもしれません。
特にマリオット系列は「マリオットプラチナチャレンジ」という申込月+3ヶ月の間に16泊することでプラチナ会員の資格を付与するという取り組みをしていますので、今のままのプラチナチャレンジとGo Toのルールが適用されたら16泊全部半額で泊まってプラチナ達成という凄いことが起こります。
Go To トラベルキャンペーンは連泊制限、利用回数制限がないのでこのようなことも可能。
ざっくりですが一泊10,000円の安めのホテルを予約できれば、半額の5,000円×16日でわずか80,000円少々でプラチナ達成。これは凄い。
もしそうなったら「SPGアメックス」に入会してゴールド会員ゲットして、プラチナチャレンジしても11万円くらいで収まります。
ホテルごとにサービスは異なりますが、プラチナ会員になるとラウンジや朝食が無料でついてきますし、しかもポイントも大量に貯まると考えるとお得すぎですね!!!
色々な可能性があるので、早めに計画を動き出した方がいいかも・・・!
それから航空会社やホテルのステータスマッチなんかもオススメです。ステータスマッチをすると、数カ月以内に○泊以上すると期間延長!なんて内容が多いですが、その条件クリアも容易になります。
マリオットからステータスマッチできるホテルや航空会社は下記記事から確認して、準備しておきましょう!
まとめ
Go To トラベルキャンペーンの再公募がスタートしたことで明らかになった「ホテル直予約も対象」という内容によって、トラベラーにとって色々な意味での大チャンスが訪れるかもしれません。
正直考えることが多すぎるので整理すると・・・
- 現状はまだ未確定という大前提
- 直予約確定でこれまでの国内予約は取り直しを検討
- 既存のポイント予約はGo To トラベル適用金額との比較
- 上級会員チャレンジの大チャンスの可能性あり
まずは現状は未確定という大前提があることを念頭に置きながら、計画上は直予約も対象の方向で進んでいるということを覚えておきましょう。
その上で本当に直予約が確定したら、既存の国内ツアー・ホテルは取り直し。ポイント予約などはキャンペーン適用後の金額と比較して予約を残すのか、取り直すのか決めましょう。
そしてもし外資系ホテルも対象となった場合には、上級会員チャレンジをする大チャンスが到来します。
連泊制限や利用回数に制限なく予算消化まで使用できるので、年内で一気に計画立てたいですね!まだまだ未確定な点も多いですが、計画を立てていきましょう!それでは!
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