国内旅行が最大半額!GO TO Travel キャンペーンが7月末開始へ。詳細まとめてみた!

新型コロナウイルスの影響で大打撃を受け続けている旅行業界。
そんな旅行・観光業界各社への需要喚起策として、「ふっこう割」のような旅行割引クーポンの配布がとんでもない規模で検討されていることをご存知ですか??
その名も「GO TO Travel キャンペーン」!!!
国内旅行の半額補助やプレミアム付き食事券、7月下旬開始へ…予算1・7兆円確保https://t.co/qsqJMbQN8k#経済
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) May 25, 2020
以前から配布が噂されていたキャンペーンですが、いよいよ政府内で7月下旬からの配布の方向でまとまったようですので、今日はどのような内容になるのか、現状で分かっている情報をまとめてみたいと思います!
※最初に断っておくと、この「GO TO Travelキャンペーン」はまだ全ての詳細が日本旅行業協会などから正式発表になっていない状況ですので、現状で発表されている情報が元となります。7月末から実施ということですが、実施段階になったら仕様変更も十分あり得ますので注意してご覧ください。
Contents/目次
国内旅行が最大半額!GO TO Travel キャンペーンが7月末開始へ<詳細>
噂の旅行半額クーポンですが、日本旅行業協会よると…
・最大50%割引が上限
・一人1泊2万円まで還元額の7割は割引クーポン、3割は現地クーポンで還元。例えば2万円の宿泊代金なら、宿泊代割引7,000円、現地で使えるバウチャー3,000円分、だからホテルへの支払いは1.3万円。
こんな具合になりそう🙃
— Halohalo@Next✈︎Stay Home🏠 (@halohalo_travel) May 16, 2020
まずはここまでに発表されている全国旅行業業界、日本旅行業協会の情報などを元にしたGO TO Travelキャンペーンの概要から。
- ふっこう割のようなシステムをイメージ
- 予算規模1兆円
- 4ヶ月〜半年程度の期間になる予定
- 最大50%割引
- 割引上限は宿泊ツアー20,000円/1泊、日帰り10,000円
- 最大日数は制限なし
- 割引クーポンと現地利用クーポンを7:3の割合で配布
- 当初の予定だった6月には間に合わず7月下旬から
- 対象は募集型企画旅行、受注型企画旅行、宿泊手配旅行、団体旅行の予定
今回のGo To Travelキャンペーンは最大割引率50%、金額に直すと宿泊を伴うツアーの場合には一泊あたり20,000円、日帰りツアーの場合には10,000円が割引となります。
経済の再生と天秤にかけないといけないのは分かりますが、甲子園なども中止という状況になっている中で要望として団体旅行も対象というのは、理解を得られるのかという気持ちも個人的にはしていますが・・・。
それぞれの割引上限は50%となっていますので、
- 宿泊を伴うツアー:40,000円
- 日帰りツアー:20,000円
上記金額以上を利用すると、最大割引クーポンを受け取ることができる計算です。
そして50%の割引分は全て代金の直接割引クーポンとして利用できるのではなく、70%は代金割引、残りの30%は現地のショップでお土産購入などに使える商品券のようなクーポンとなる予定となっています。
実は今回はのともに新型コロナウイルスの影響を受ける、飲食業「Go To Eat キャンペーン」・イベント業(エンターテイメント)「Go To Event キャンペーン」・商店街「Go To 商店街キャンペーン」などと抱き合わせる形でまとめて「Go To キャンペーン」として開催されます。
全体の予算規模は1兆6,794億円、その中でも旅行ジャンル「Go To Travelキャンペーン」に分配される予算は約1兆円となっていますので一番多い見込みです!
もちろん全てがここに分配される訳ではないのであくまで参考程度の単純計算ですが・・・
1兆円 / 2万円 = 5,000万件
いろんな経費がかかると思いますので1/5で見積もっても1,000万件。とんでもない予算規模です・・・。
ちなみに台風15号及び19号など一連の豪雨により被害を受けた観光地等への支援事業として行われたふっこう割の予算規模は約25億円となっていました。
桁違いすぎます。
宿泊日数については上限なく導入予定するということですが、この予算規模だったらふっこう割の時のように一人何回でも期間内であれば予約できそうですね。
もう少しそれぞれ詳しくみていきましょう。
※余談ですが観光庁予算として、観光資源やイベントなどの誘客の多角化を促進する滞在コンテンツ造成事業に102億円、訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業に52億円を計上しているので全体でみたら、さらにとんでもないことになっています。
Go To Travelキャンペーンはいつから?いつまで?
今回のGo To キャンペーン案が明らかになった当初は、6月から開始したいということで日本旅行業協会は要望していたのですが、新型コロナウイルスの状況から後ろ倒しとなり、7月下旬からスタートすることになりました。
具体的な日付については正式発表前ですが、7月20日前後になるのではという予測が大半ですので、2020年今年の夏休みの旅行から利用できるキャンペーンということになりそうです。
そしていつまで、どのぐらいの期間開催されるのかということですが、現状では4ヶ月〜半年くらいの期間となる予定です。
7月下旬から4ヶ月なので11月末、年内いっぱいくらいはこのGo To キャンペーンを使って旅行できるということになりそうですね!
海外旅行は対象?
そして気になる海外旅行についてですが、現状では「対象外」となる予定です。
今回のGo To Travelキャンペーンでは国内旅行(飛行機+ホテルの国内ツアー、国内宿泊ホテル予約、国内日帰りツアー)が対象となる模様。
そもそも今回のGo To Travelキャンペーンの目的で旅行の需要喚起、そして旅行業界への救済策という意味合いも強いので国内で全てのお金が回るような施策になると考えるのがベターですね!
欧米内では徐々にそれぞれの観光入国を許可する動きも出てきていますが、またまだ日本ー海外諸国の相互観光入国の状況は厳しく、茂木外務大臣も「必要人材→留学生→観光客」のステップで解禁していくという認識を示していますので、年内は厳しいかもしれないですね・・・。
入国者は14日間の隔離…
この制約が早く無くなる社会になって欲しいですね、、→イギリス政府、入国者に新たな行動制限 6月8日から - TRAICY(トライシー) https://t.co/N4nrOO9J7m
— Halohalo@Next✈︎Stay Home🏠 (@halohalo_travel) May 24, 2020
結局相互の国で14日間の隔離を義務付けている間は、旅行は現実的でありません。全ての国で対策が取られて正常化するのはまだまだ先となりそうです。
ふっこう割参考例
今回のGo To Travelキャンペーンは、ふっこう割のような割引システムが参考になるということで僕が実際に使ったふっこう割の具体例を少し紹介します!
ただふっこう割の場合は金額の割引で、割引率は制限がなかったのでここまでのプレミア価格は出てこない可能性が高いですが・・・。
アパホテル東京ベイ幕張に泊まってきました!セントラルタワーの44階にアサインされて、眺めが最高!
大浴場が3つあるので、色々楽しめるのもいいですね!
通常11,200円ところ、ふっこう割10,000円割引が入って2名で1,200円!一人600円で宿泊出来ちゃいました。超お得。 pic.twitter.com/fAAmFzkQY6
— Halohalo@Next✈︎Stay Home🏠 (@halohalo_travel) February 27, 2020
ふっこう割を使って、幕張のフランクスホテルに宿泊してきました!2名で1,500円なり。破格。
館内は古さが気になる点もありましたが、朝食会場は開放感あってグッド!成田空港まで1,000円のバスが出ているようなので、ギリギリ前泊にも使えますかね、、! pic.twitter.com/BsqklePO0o
— Halohalo@Next✈︎Stay Home🏠 (@halohalo_travel) February 27, 2020
特に今回は7:3で直接割引が100%ではないので、ふっこう割の方が金額的な使いやすさはあったかもしれないですね・・・!
旅行代金の値上がりに注意!
旅行半額クーポン配布前にありそうなシナリオとして…
旅行業界全体で大幅値上げ→半額クーポン配布→半額にしても以前と比べてそこまで割安感なし
自分がホテル運営者だったら、当然値上げを考えると思うので十分あり得ると思います😭
— Halohalo@Next✈︎Stay Home🏠 (@halohalo_travel) May 17, 2020
そんなGo To Travelキャンペーンですが、ぜひ利用したい!という方はどのぐらいの予算でどこにいけるのかなど、予定をたて始める方もいると思います。
でもちょっと待ってください。その努力無駄になる可能性があります。
数年間ブログを書きながら旅行代金の上がり下がりをチェックしてきた身としては、クーポンの配布に伴って旅行業界全体での代金値上がりには注意が必要だと感じています。
今は特に新型コロナウイルスの影響で各社代金を下げているので、今の価格で予算などを計画するのはナンセンスです。
ホテルやツアーの内容によってそれぞれ差はありますが、今の価格は需要回復に伴って価格はほぼ間違いなく上昇してきます。
僕は7月に入ってから計画するのでも遅くないかなと思います。僕はそうします。今回は特に急ピッチで準備をしているキャンペーンですので、ギリギリにならないと詳細は見えてこないかもしれません。
だいたいいつくらいに旅行に行こうかという日程だけ家族で抑えておいて、どこにいくかは価格などが明らかになった段階で決める形がベターです。
特にここ1〜2年、ANA・JALなどの航空会社やホテル業界は燃油サーチャージの上がり下がりやふっこう割の配布など、諸条件によって値段を大きく上下させることも増えてきています。
僕が考えている対策としては予約先を決めすぎないこと!今は国内旅行も予約先が、ホテル公式サイトだったり、Expediaだったり、楽天トラベルだったり、予約可能なサービスが多様化していますので、柔軟に各社サイトをチェックしつつお得なサイトで予約するのがいいかなと思います!
そういう意味では各社、他社の状況を見ながら適宜調整しますので配布初日は、各社で金額に差が出やすいので予約の狙い目かもしれないですね!
なるほど。日本観光振興協会が出したレポートによると、2019年の旅行サイト閲覧者数ってこんな感じなのか。
①じゃらん:6,310万
②楽天トラベル:5,810万
③Tripadvisor:4,400万
LINEトラベル:3,250万
Yahoo!トラベル:3,190万
HIS:2,810万
JTB:2,690万勉強勉強📖
— Halohalo@Next✈︎Stay Home🏠 (@halohalo_travel) May 15, 2020
近頃はこんなサイトが予約する際には人気となっていますので、チェックしてみましょう!
最新情報は観光庁や国土交通省のHPをチェック!
今後のGo To Travelキャンペーン詳細については、下記国土交通省や観光庁、全国旅行業協会、日本旅行業協会のHPなどで更新されます。
もう少し詳細が出るまで時間がかかると思いますが、気になった際にはチェックを!当ブログや僕のツイッターでも詳細は発信します。
自民党の二階幹事長が全国旅行業協会の会長となっていますので、全国旅行業協会のHPが速報性はあるかもしれないですね・・・笑。
まとめ(7月下旬の開始時期は妥当なのか)
今日は旅行・観光業界各社への需要喚起策として期待される「Go To Travelキャンペーン」最新情報をお伝えしてきました。
- ふっこう割のようなシステムをイメージ
- 予算規模1兆円
- 4ヶ月〜半年程度の期間になる予定
- 最大50%割引
- 割引上限は宿泊ツアー20,000円/1泊、日帰り10,000円
- 割引クーポンと現地利用クーポンを7:3の割合で配布
- 当初の予定だった6月には間に合わず7月下旬から
- 対象は募集型企画旅行、受注型企画旅行、宿泊手配旅行、団体旅行の予定
7月下旬からGo To Travelキャンペーンが開催されますので、今後の詳細情報はチェック必須です。
開始時期については経済の救済、健康を天秤にかけた時に最適な判断をしていかないといけないので難しい判断となることは間違いないことですが、元高校球児としては甲子園なども中止となっている中で開始時期の設定は議論を呼びそうです。
まぁ多くはここでは語りませんが、全国旅行業界の会長は二階さんですからね・・・(そういうことです)。
何れにせよ、全て自粛ムードだった状況は少しずつ好転してきていることには変わりありません。少しでもまた旅行を楽しめる状況になったらいいですね!それでは!!
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