ベトナム・ハノイの大人気観光スポット「タンロン水上人形劇」を観劇してきました!!
水上人形劇とは、見事に扱われた人形たちが水面を駆け巡りながら、昔の生活や伝説などを題材にした伝統的なエンターテイメントです!
今やハノイの人気NO.1観光スポットと言われるほど人気になっており、HISやJTBなどのハノイツアーを申し込むと必ずと言っていいほどツアーに組み込まれてくる人気スポットですので、ハノイ観光の際にはぜひ観劇してみましょう!
個人でも観劇可能ですので、当記事では実際の観劇レポートを交えながらチケット料金・時間などをレポートします!!
※チケット購入は楽天ポイントが使える「楽天トラベル」でも可能です(ただしツアープランのため食事などとセット)
ハノイのタンロン水上人形劇とは?
ベトナム・ハノイにあるタンロン水上人形劇は、ベトナム建国の父であるホー・チ・ミン元国家主席が中心となって1956年にたった9人のチームで立ち上げられました。
当初は子どもたちのために作られた劇場でしたが、口コミで人気が広がり、今では観光客まで訪れる大人気劇場となりました。
水上人形劇はとても歴史があり、始まりは11世紀、約1,000年も前からベトナムで行われていたと言われており、コミカルな人形の動きと、水や火を使った演出は見ていて大人も楽しめる内容です!
近年は海外公演も増えてきており、既に20ヵ国以上で公演を行うなどベトナムを代表する伝統芸能となっています。
場所・アクセス方法
ハノイのタンロン水上人形劇場は、ホアンキエム湖の北側にあり、通り沿いの目立つ場所にあるのですぐ見つかると思います!
今回はベトナムで便利なタクシー配車アプリGrabを使って宿泊していた「JWマリオットホテルハノイ」から訪れました。ベトナムはタクシーがかなり安いので便利です!
タンロン水上人形劇は1日に複数回行われますが夕方〜夜の公演となっていますので、そのままホテルに戻る際にも便利ですよ!GrabはSMS認証が必要なので、日本にいる時にダウンロードしておきましょう!
上演時間
ハノイのタンロン水上人形劇場では、定休日なく毎日公演が行われています。
- 夏:16:10、17:20、18:30、20:00
- 冬:15:00、16:10、17:20、18:30、20:00、21:15
夏と冬で公演回数に差がある設定になっており(入れ替え時期は年により異なる)、日によっては1つの上演時間が休演となっていることもある曖昧さです笑。
1回の公演は約50分とそこまで長くないので、気軽に見に行けるのもいいですね!
プチ情報としては日本でHISやJTBが販売しているツアーやオプショナルツアーの内容を見てみると、17時以降の公演が組み込まれていることが多いので、17時以降の回は団体客がドバッと座席を確保していることが多いです。
もちろんツアー客は日本人だけではないので、各国から来ているツアーが利用しやすい17時以降の時間帯は混雑しがちです。
少しでも余裕を持ってみたいという方は、各日の1回目の公演を狙うと座席を空いていることが多くオススメです!(休演にはご注意を)
入場料・チケット料金
ハノイのタンロン水上人形劇場は指定席制となっており、事前に座席を指定して購入して、その座席によって料金が異なります。
- 1等席:200,000VND(約930円)
- 2等席:150,000VND(約700円)
- 3等席:100,000VND(約460円)
座席は1等席と2等席・3等席の3種類で、よりステージに近い最前列A列〜D列が1等席、E列〜I列が2等席、K〜R列が3等列となっています。
以前は2等級制で価格もさらに安かったようですが、3等級制になって少々値上がりしました。それでもかなり安いですが・・・!!
オススメ座席は間違いなく最前列ど真ん中の座席です!1等級・2等級そこまで価格差がないので、ぜひ1等級のチケットをゲットしましょう!
大型カメラは追加料金が必要
ハノイのタンロン水上劇場では、一眼レフカメラやビデオレコーダーなどを持ち込みたい場合には追加でカメラ料金を支払う必要があります。
- カメラ:20,000VND
- ビデオ:60,000VND
ただかなり少額で、荷物チェックなどもないので実際はほとんど払っている人はいなかったように感じます。あくまでも自己申告制の運用になっているようでした!
スマートフォンのカメラなどは追加料金を支払う必要はありません。
チケット予約購入方法
ハノイのタンロン水上人形劇場のチケットは、WEBなどで予約することはできず、劇場のチケット窓口・自動購入機で時間帯を指定して、事前購入することができます。
チケット売り場は劇場の入口横にあり、営業時間は8:30~20:30です。
以前は現金のみでしたが、クレジットカードも利用できるようになりました!嬉しい改善!
先ほどもお伝えしましたが、17時以降の公演回は混雑しがちなので出来れば前日、当日の早い時間帯に購入されることをオススメします!
もし本当に事前に予約をしたいという場合にはオプショナルツアーを利用する方法があります。
一番使い勝手が良さそうなのはベルトラですね!食事などはついていませんが、A〜D列の前列確約予約プランで18.75ドルです。
ただチケット単体の金額よりは割高になるので、金額や都合と照らし合わせながら確認してみましょう!
実際に行ってみた!鑑賞レポート
それでは、ここからは実際にハノイのタンロン水上人形劇を観劇してみた様子をレポートします!!
移動はGrabで!夕方の渋滞に注意
今回は宿泊をしていた「JWマリオットホテル ハノイ」から、Grabを使ってタクシーを配車して訪れました。
夕方の時間、ハノイ市内はかなり混雑して渋滞が多発するので時間には余裕を持って訪れましょう!
目の前はホアンキエム湖、通りに面しているので場所は分かりやすいです!
どんどん観光バスで団体客がくるので、やはりチケットの確保は必須ですね!!
まずはチケット購入を!クレジットカードも利用可
ハノイのタンロン水上劇場に到着をしたら、まずはチケットをゲットしましょう!
事前に購入したチケットをお持ちの場合は、チケットオフィスに立ち寄る必要はないので、そのまま入場すればOKです!
以前は窓口購入のみでしたが、混雑を緩和するため現在は自動券売機でも購入が可能です。
VISA・Master・JCB・AMEXなど各種クレジットカードも利用可能になり、座席もマップを見ながら自分好みの座席を指定できるのでかなり便利です。初めてでも直感的に操作できると思います。
くれぐれも公演回、何時からの公演のチケットなのかは間違えないようにご注意を!
何か質問などをしたい場合にはチケットオフィスに行けばいいのですが、正面のチケットオフィスは混雑しがちです。
実は中に入った裏側にもチケットオフィスがあって、こちらは空いていることが多いので、正面が混んでいたら、裏側のチケットオフィスもチェックしてみると時間短縮できてオススメです!
劇場内にはレストランもあり
劇場内には飲食可能なレストランが用意されています。
HISやJTBのツアーなどでは、こちらのレストランでの飲食+観劇がセットになっていることも多いようで、レストラン内はかなり混雑していました。
チケットを確保するために早めに訪れた場合など、時間を潰すにはいい場所となりそうです。
日本語パンフレットをゲットしよう!
チケットを購入して劇場内へ入場すると、これまでのハノイのタンロン水上劇場の歴史や劇でも使われている各種グッズの紹介、そして様々な言語に対応したパンフレットが用意されています。
ハノイのタンロン水上劇場は、14の短編が連なって1公演となりますので、今何が行われているのかが分かる日本語パンフレットは必須です。
これがないと見た目は楽しめますが、今どういう状況なのかが分かりません。会場の至る所にパンフレットがあるので、ゲットしましょう!
最前列が一番おすすめ!
公演時間が迫ってくると、座席へ入場することができるようになります。
おすすめはやはり最前列です!!今回も当日購入でしたが、1公演目だったので最前列をゲットすることができました!
民族楽器の演奏からスタート
ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書きませんが、まずはステージ左右に設置されたスペースで民族楽器の演奏がスタートして場を盛り上げます。
時々女性がマイクを持って話をするのですが、言語はベトナム語なので正直何を言っているのか分かりませんでした笑。ただ雰囲気だけでも十分楽しめます!
14の短編プログラムで構成
ハノイのタンロン水上劇場は、下記14の短編プログラムで構成されています。
- 伝統的な楽器演奏
- ナレーションと人形の上奏
- タンロン祭りの太鼓上奏
- 龍踊り
- 牧童の笛
- 農村の生活風景
- 蛙釣り
- 家鴨を侵した狐の追放
- 魚釣り・漁獲
- 民謡演奏
- 鳳凰の踊り
- レ・ロイ王の還剣の伝説
- 麒麟の踊り
- 仙女の踊り
- 四霊獣の龍・鳳凰・麒麟・亀の踊り
それぞれ、キャラクターとなる人形が登場したり、船が登場したり、お子さまも視覚的に楽しめる内容です!
ただ内容的に伝統文化を表現しているということもあって分かりづらい点はあるので、前述の日本語パンフレットで次はどんなシーンなのかをチェックしながら観劇するのがおすすめです!
最後は演者さんの挨拶で終了
全ての演目が終わると、最後は人形を操っていた演者の方々が登場してフィナーレ!とても楽しく観劇することができました!!
各回が終わると、それを待っていたタクシードライバーなどが声をかけてきますが「ぼったくり」の被害も報告されていますので、ここで声をかけてくるドライバーのタクシーには乗らないのが無難です。
今回はGrabでタクシーを配車して、再びホテルへと戻りました!楽しかった!!
まとめ
というわけで今回は、ハノイのタンロン水上劇場をレポートしてきました!いかがでしたでしょうか。
- チケットは事前確保を
- 17時以降は団体客多め
- 最前列がおすすめ
- 日本語のパンフレット必須
今やハノイの人気NO.1スポットにもなっているタンロン水上劇ということもあり、17時以降の公演回はかなり混雑しがちです。
おすすめは各日の初回公演で比較的空いている中で観劇することができます!
中でもステージに近い最前列はオススメで、日本語のパンフレットがあるとより理解が深まるので、会場内でゲットしましょう!
大人も子どもも楽しめて、料金も安いのでハノイ観光の際にはぜひ訪れてみましょう!!
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