ANA478「沖縄ー羽田」Pクラス搭乗記。お盆の沖縄路線の注意点とは?
2018/01/14

「羽田ー石垣ー羽田ーシドニー羽田ー沖縄ー羽田」というSFC修行ルートに搭乗したHalohaloです。
当記事は最後のフライト「沖縄ー羽田」プレミアムクラスの搭乗記です。
お盆シーズンの那覇空港の様子や、プレミアムクラスの機内食「PREMIUM GOZEN」についてまとめました。
この日の沖縄はハイシーズンらしく、かなり混雑していて出発便についても1時間以上遅延している便も出てきていました。無事に時間通り到着することができたのでしょうか。その辺りにもぜひご注目ください。
Welcome on board ANA!
Contents/目次
ANAフライト概要
まずはじめに、今回僕が搭乗したフライト概要を見ていきたいと思います。
概要は以下の通りです。
- 日時:2017年8月10日
- 出発地時刻:沖縄/20:30
- 到着地時刻:羽田/23:00
- 航空会社:ANA/全日空
- クラス:プレミアムクラス
- 便名:ANA478便
- 使用機材:B787-8(78P)
- 価格:26,590円
通常、沖縄ー羽田のプレミアムクラスは25,000円を切るくらいの価格で販売されていますが、お盆シーズンということで少し価格が高くなっています。
ANA478便は、沖縄発東京行きのANA最終便ですので、満席になることはほとんどありません。場所によっては東京についた後の交通機関も終了してしまいますので、もう少し出発が早い便の方が混雑をする傾向にあります。
また今回はシドニーSFC修行(羽田ー石垣ー羽田ーシドニー羽田ー沖縄ー羽田)の一貫で当便に搭乗をしました。シドニーSFC修行のルート案やPP単価など、SFC修行に必要な情報はこちらの記事をご覧ください。
プレミアムクラスについて
念のため、ANA国内線プレミアムクラスの特典内容を、簡単に振り返ってみたいと思います。
ANAプレミアムクラスは国内線における最上位クラスですので様々な特典を受けることができます。
- 専用チェックイン/保安検査場が利用可能(ANA PREMIUM CHECK-IN)
- 手荷物は40Kgまで無料で預け入れ可能
- 荷物にはPriorityタグが装着される
- ANAラウンジを利用可能
- 優先搭乗ができる
Premium Check-Inに関しては利用できる空港に限りがありますのでご注意ください。新千歳(札幌)、羽田、伊丹、福岡空港にて利用することが可能です。
また何と言っても、プレミアムクラス搭乗者はANAラウンジを利用できる点は、大きな特典です。Premiumクラス利用する本人に加えて同行する1名の2名まで、ANAラウンジを利用することができます。
その他にも・・・
- 前の方が気にならないくらい間隔が広いシート
- 長時間フライトも疲れない快適シート
- 電源・USBポート完備(機材による)
- プレミアムクラス専用の食事が提供される
- スパークリングワインを含むアルコール類の提供
- 最優先に降機することができる
ざっと挙げただけでもこれだけの特典があります。
当然プレミアムクラスは、エコノミークラスに比べると価格が高くなりますがサービスやプレミアムクラスの「おもてなし」は、素晴らしいです。
当記事でもこれからプレミアムクラスの魅力を存分にお伝えしていきますので、一度ぜひ体験してみることをオススメします。
ANA478便搭乗記
到着〜出発まで
お盆の沖縄空港の状況
時は8月10日、いよいよお盆シーズンがスタートしたという感じですので、激混みなのは東京から地方や海外へ向かう便、沖縄路線でいえば「東京発ー沖縄行き」の便です。
沖縄発の便については、これからピークになるとはいうもののいつも見ている沖縄・那覇空港の様子とはかなり違いました。
まずあちらこちらに芸能人の姿が見えました。プライベートだと思うので、お名前は控えますがいつもテレビに出ているような方も多かったです。
手荷物預け入れカウンターの前には誘導テープが張られており、蛇行するように自分の順番が回ってくるのを待っている方で溢れていて、頭上の大きなスクリーンには羽田に同じく「オーバーブッキング」協力のお願いが掲示されていました。
この日の午後、手荷物預け入れレーンに並ぶと自分の番が回ってくるまでの待ち時間は常に20分以上かかっているようでした。
今回の旅は、「羽田ー石垣」「石垣ー羽田ーシドニー羽田ー沖縄」「沖縄ー羽田」と3つの予約に別れてしまっていましたので、今回の沖縄では再度発券をする必要があるため、自動チェックイン機に向かいます。
この際、今回僕は預け入れ荷物がなかったので直接チェックイン機に向かうことができましたが、預け入れ荷物があるとエコノミークラス搭乗の場合、この列に並んで自分の順番が来るのを待たなければなりません。
よってハイシーズンは、できるだけ利用を控えるか、できるだけ手荷物として機内に運び込むかなど検討をする必要がありそうです。まともに並んだらかなり時間がかかります。
保安検査は優先レーンへ
チケットを発券することができたら向かうのは保安検査です。保安検査はチェックインカウンターがある階ではなく、1つ下の階になりますのでエスカレーター等で、降りましょう。
午後5時過ぎでしたが、保安検査はそこまで並んでいませんでした。また今回はプレミアムクラス利用ですので、優先レーンを使うことができます。
写真はギャラクシーフライトの時のもので、ガラガラですが並んでいた時には保安検査場の一番左側がプレミアムクラスやスターアライアンスゴールドメンバーなど、いわゆる羽田空港でPREMUM CHECK-INを利用できる方は優先レーンを利用することができます。
この日はチェックイン業務に時間がかかっていたので、搭乗の時間が迫っている方もこの優先レーンに流して対応しているようでした。
ANAラウンジへ
保安検査場を抜けたら、大混雑の出発・到着ロビーを抜けて「ANAラウンジ」へと向かいます。
お盆シーズンの沖縄・那覇空港のANAラウンジは、羽田空港のANAラウンジほど広くないので常時満席となっているようでした。
係の方が空き次第、ご案内している時間帯もありました。
- ANAプレミアムメンバー(プラチナ・SFC)
- プレミアムクラス搭乗客
これらの方々がANAラウンジを利用することになると思うのですが、せっかくANAラウンジが利用できる権利があるのに、ゆっくりできないというのは少し残念ですね。もともと広くないラウンジなので仕方がないことですが、子どもたちもいて本当にかなり混雑していました。
ちなみにANAダイヤモンド会員の方は「ANA SUITE LOUNGE」が沖縄空港にはあるので、そちらを利用する場合がほとんどでしょう。
僕は今回、早めに空港に到着しましたのでまだ搭乗まで時間があり、作業できるスペースを確保できる席が必要でしたが何とか1席空いていて確保することができました。
席を確保することができたら、沖縄空港ならではの「オリオンビール」をいただきにサーバーに向かいます。
グラスをセットして、ボタンを押したら勝手にビールが注がれます。ん〜〜うまい!!
沖縄の暑さで体が火照っている時に飲むビールは最高ですね。作業しなければいけないのに、ついつい飲み過ぎてしまいました笑。
そうこうしているうちに、あっという間に搭乗時間が迫ってきたので、搭乗口へと向かいます。
機内の様子
PREMIUM GOZENの提供
ANA478便は、夕方の遅延がまるで嘘のようにオンタイムで動き出しました。
ベルトサインが消えて、落ち着いてくるとANAプレミアムクラスでは、国内線では唯一機内食が提供になる搭乗クラスですので飲食の提供がスタートします。
今回は、夜便でしたので「PREMIUM GOZEN・夕食メニュー」が提供となります。今回のフライトで提供されたPREMIUM GOZENの内容は以下の通りです。
- 厚焼き玉子
- 鯵塩麹焼き
- 人参しりしり
- 薩摩芋レモン煮
- 蓮根金平
- 牛時雨煮
- 煮物鶏そぼろ餡かけ
- 白和え
- パプリカ酢漬け
- しば漬け
- ジューシーご飯
季節などで定期的に、ANAプレミアムクラスの食事は変わりますので、以前搭乗した時と内容は変わっていました。
今回のPREMIUM GOZENはご飯が温かくて非常に美味しかったです。飲み物はスパークリングワインをチョイスすると、おつまみと一緒に持ってきてくれました。完全にANAラウンジから飲み過ぎ笑。
食後はデザートをいただきます。前回、沖縄ー羽田のプレミアムクラスに搭乗した時には「黒糖バニラアイス」でしたが、今回は「塩バニラ」アイスに変更になっていました。
こちらもさっぱりしていて非常に美味しかったです。
プレミアムクラスの座席は広々。
今回の座席は「1A」でした。個人的にはプレミアムクラスの中でこの1Aか1Kが一番好きです。前が壁になっているので足元を広々と使うことができます。
身長173センチの僕が足を目一杯伸ばして、前の壁にタッチするくらいの広さがありますので、通常利用しているうちは全く前の狭さが気になりません。
また1Aか1Kだと前に座席がないので、お手洗い等の出入りも容易です。一度この快適さを味わってしまうと、なかなか戻れません。ぜひ一度SFC修行のルート等に組み込んで搭乗してみましょう!
飛行中は非常に安定していて、大きなトラブルなく無事に羽田空港へと向かっていきましたが、機内で飛行経路をみていると、羽田空港の離発着が混雑をしていて多少の時間調整を行なっているようでした。
空港ダッシュ祭り。
羽田空港に23時過ぎに到着をして、ドアオープンをするとみなさん終電や終バスの関係があるのか、かなりの人数の方々が猛スピードで走って行かれました。
みなさん、思わずびっくりするほどの速さでした笑。
僕はいつも通り、京急に乗り込んで帰ります。羽田空港は、到着から電車に乗るまでがコンパクトで非常に気に入っています。
これにて2017年SFC修行のメイン路線であった「羽田ー石垣ー羽田ーシドニー羽田ー沖縄」の旅が終了となりました。
沖縄便は便数も多いですが、かなり遅延も発生していたようだったので自分の便も遅れたら帰れなくなってしまうなーとか心配しましたが何とかほぼオンタイムでの運航に感謝したいと思います。
最後はさすがに疲労感が少しありましたが、とっても楽しい旅となりました!!
搭乗実績について
それではここからは今回のフライトにおける獲得マイルなどの情報です。
獲得することが出来たマイル数やプレミアムポイント数などのデータは以下の通りです。数値はANAゴールドカード保有の数値で計算をしました。
- 価格:26,590円
- 種別:プレミアム旅割28
- 獲得マイル数:1,783
- 獲得PP数:2,860
- PP単価:9.30
既にブロンズステータスを獲得しているので、獲得マイル数についてはブロンズステータスの数値を記入しています。
一般ステータスとブロンズステータスの獲得マイル・プレミアムポイントの詳細は以下の通りです。
ステータス | 獲得マイル | 獲得PP |
一般 | 1,230 |
2,860
|
ブロンズ | 1,783 |
獲得プレミアムポイントは変更ありませんが、マイルについては片道で500マイルほど多くもらえています。
また今回のフライトで2017年SFC修行の16便目となりましたが、合計のプレミアムポイント/PPは「43,652PP」となりました。
いよいよ2017年のSFC修行も1つの旅程を残すのみとなりました。
記念すべき50,000PP達成フライトはパリに飛んで達成したいと思います。パリを訪れるのは今回が初めてなので非常に楽しみです。その際にはまたレポートを書きたいと思いますのでお楽しみに!!!
16Leg目の総括。
ANA478便「沖縄ー羽田」プレミアムクラス搭乗記をお伝えしてきました。
沖縄発ー羽田行きをプレミアムクラスにて移動するのは今年に入り2回目となりますが、いずれのフライトも快適で通常エコノミークラスへ戻れなくなってしまいそうです。
シートピッチが広いので、寝るときも思いっきり足を伸ばして寝ることができるというのも快眠につながって満足度につながっているのだと思います。
この日、ANAラウンジに長いこといましたが羽田発は軒並み出発時刻が遅延していました。遅延が発生しなかったのは、今回搭乗した便くらいで、特に夕方沖縄発の便については1時間以上出発が遅れていました。
1時間程度遅延が発生する便については、搭乗客に1,000円分のお食事券が配られていてANAラウンジでも受け取りが可能となっている旨が繰り返しアナウンスされていました。
これにて、「羽田ー石垣ー羽田ーシドニーー羽田ー沖縄」旅程の搭乗記は全て終了となりました。次はパリ便、とっても楽しみです!
下記リンクをクリックするとそれぞれの搭乗記にご覧いただけます。
2017年1月1日
1. ANA461便:羽田ー沖縄Pクラス / 2017SFC修行開幕
2. ANA994便:沖縄ー羽田Pクラス / フライト遅延発生
3. ANA473便:羽田ー沖縄エコノミー / 保安検査締め切り間に合わず
4. ANA478便:沖縄ー羽田エコノミー / 初めての非常口席
2017年5月7日(GW最終日)
5. ANA475便:羽田ー沖縄エコノミー/GW最終日の空港の様子
6. ANA478便:沖縄ー羽田エコノミー/GW明けガラガラのフライト
2017年7月18日
7. ANA999便:羽田ー沖縄エコノミー/羽田ー那覇深夜便がおすすめの理由
8. ANA1000便:沖縄ー羽田エコノミー/日の出フライトの様子。
2017年7月19日
9. ANA999便:羽田ー沖縄エコノミー/2日連続のギャラクシーフライト
10. ANA1000便:沖縄ー羽田エコノミー/那覇空港の深夜営業状況
2017年8月6日〜10日
11. ANA089便:羽田ー石垣Pクラス/台風直撃フライトの行方
12. ANA092便:石垣ー羽田エコノミー/国内乗継で価格は5,000円
13. ANA879便:羽田ーシドニー/初めてのプレミアムエコノミー
14. ANA880便:シドニー羽田プレエコ/初ブロンズフライト
15. ANA463便:羽田ー沖縄エコノミー/オーバーブッキング体験記
16. ANA478便:沖縄ー羽田Pクラス/お盆の沖縄路線の注意点とは(今ここ)
以上、Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA〜!