ANAプレミアムエコノミーの料金体系の種類あれこれ。Super Value Plus
2018/12/13

ANAの国際線「プレミアムエコノミークラス」には、エコノミークラスより少しリッチな旅行をしたい方にオススメの予約クラスとなっていて、同じプレミアムエコノミークラスでも様々な料金体系が存在しています。
その中身は価格は安いけど変更不可なプラン、変更は可能だけど価格が高いプランなど様々です。
実際に「羽田ーシドニー便に搭乗した様子」を踏まえながら、プレミアムエコノミークラスの料金体系をまとめて行きたいと思いますので、ぜひプレミアムエコノミークラス購入時の参考にどうぞ!(参考:プレミアムエコノミークラスがある全21路線まとめ)
Contents/目次
ANAプレミアムエコノミークラスとは
ANA国際線では「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」「エコノミークラス」と4つの座席クラスを設けておりプレミアムエコノミークラスとは、ビジネスクラスとエコノミークラスの中間に位置する座席クラスです。
搭乗前・搭乗中・搭乗後など様々な場面においてエコノミークラスよりもワンランク上のサービスを受けることができます。
プレミアムエコノミークラスは名前が長いので、プレエコまたはPYと呼ぶこと(表記すること)があります。
当サイトおすすめの「航空券を実質無料で購入する方法」も利用可能ですので、出費を抑えて航空券を確保することもできます。
関連記事:実質無料で航空券を確保する方法
プレミアムエコノミーの特典について
プレミアムエコノミークラスでは、エコノミークラスよりワンランク上のサービスを。ということで、出発空港から到着空港までのご旅行の間に様々なメリットを享受することができます。
いくつか例をあげてみたいと思います。
”搭乗前の地上サービス”
- 優先カウンターでの搭乗手続き
- 優先手荷物タグがもらえる(Priorityタグ)
- ANAラウンジが利用可能
海外の空港発の便を利用する場合には、ANAラウンジがありません。その際にはスターアラインス系列の提携する航空会社のラウンジを利用することができます。
実際に「羽田ーシドニー便に搭乗」した際に訪れたシドニーのキングスフォード・スミス国際空港では「ニュージーランド航空」のラウンジが利用可能となっていました。
”機内でのサービス”
- ゆとりのある幅のシート
- レッグレスト・フットレスト
- ユニバーサル電源
- USBポート
- ワインなどビジネスクラスの飲み物が楽しめる
- うどんやラーメンなど軽食の充実
- ビジネスクラスのデザートをいただける
- スリッパやアイマスクなどアメニティの充実
シートピッチ(間隔)はゆとりの38インチ。モニターも大幅に拡大し、フルデジタルAVODで映画、音楽をお好きな時間にお楽しみください。レッグレスト、フットレスト、ユニバーサル電源、USBポートなど快適にお過ごしいただけます。
ホッとする日本の味、海外の方にも満足いただけるような洋食など、シェフがこだわったエコノミークラスのメニューに加えスパークリングワインやビジネスクラスのデザートなど一つ上のサービスをお楽しみください。
通常のエコノミークラスよりも15センチほどシートピッチが広くなっています。15センチ広いと体感ではかなり広く感じます。
”搭乗後・その他のサービス”
- 手荷物受け取りの優先案内
- プレミアムポイントやマイルが多く貯まる
より詳細のプレミアムエコノミークラスのメリット・デメリットについては下記記事をご覧ください。
プレミアムエコノミー対象路線
現在、ANAでは以下の国際線路線においてプレミアムエコノミークラスの設定があり、搭乗が可能です。
便によっては機材繰りの関係等で設定がない場合もありますので、ご注意ください。
- シンガポール
- デリー
- ムンバイ
- ジャカルタ
- バンコク
- シドニー
- シアトル
- サンフランシスコ
- サンノゼ
- ロサンゼルス
- シカゴ
- ニューヨーク
- ワシントン
- ヒューストン
- ホノルル/ハワイ
- メキシコ
- ロンドン
- ブリュッセル
- フランクフルト
- ミュンヘン
- デュッセルドルフ
プレミアムクラスとプレミアムエコノミーの違い
ANAにはプレミアムエコノミークラスに似た名前の座席クラス「プレミアムクラス」が存在します。
両者の違いは以下の通りです。
- プレミアムクラス:国内線の設定座席
- プレミアムエコノミー:国際線の設定座席
似たような名前でエコノミーの上位クラスという位置付けも同じ二者ですが、ANAでは国内線をプレミアムクラス、国際線をプレミアムエコノミークラスという座席クラスで運航されています。
もちろん国内線、国際線の違いがある以上、サービス内容も異なりますのでご注意ください。
PYの料金体系について
さて、本題です。今日はプレミアムエコノミークラスの料金体系について詳しく見ていきたいと思います。
今回は数あるプレミアムエコノミークラス就航路線の中から、シドニー路線を例に挙げて料金体系を比較したいと思います。
現在、ANAのプレミアムエコノミークラス・シドニー路線では3つの料金体系が取られています。
- Super Value Plus
- Value Plus
- Basic Plus
Super Value Plusが価格としては最も安く、Basic Plusが最も高くなっています。
それぞれ詳しく解説していきます。
Super Value Plus
Super Value Plusの特徴は
- 予約変更:不可
- 払い戻し:不可
- アップグレード:対象
- マイル積算率:100%
- 価格は最安
このように、価格が最安である反面、予約変更や払い戻しが不可である点にあります。
一度購入してしまったらキャンセルするとなると、手元にはお金が戻って来ませんので注意が必要です。
一方で予定が確実に定まっている方は価格を安く抑えることができますので、とてもお得にフライトプランを組んでいくことができるのがSuper Value Plusの特徴です。
Value Plus
続いてValue Plusです。
- 予約変更:不可
- 払い戻し:可能(手数料必要)
- アップグレード:対象
- マイル積算率:100%
Value Plusの特徴は払い戻しが可能である点です。
予約変更は不可なので、予約した日程での都合がつかなくなってしまった場合「キャンセルする」というすることができるのがSuper Valueです。
しかし特徴としては変更は不可なので、日程を変える等の措置を取ることはできません搭乗予定が無理となってしまった場合は、キャンセルしかできません。
Basic Plus
最後にBasic Plusです。
- 予約変更:可能(手数料必要)
- 払い戻し:可能(手数料必要)
- アップグレード:対象
- マイル積算率:100%
Basic Plusは最も自由度の高いプランになります。
手数料がかかりますが、日程の都合がつかなくなってしまったら日程の変更も払い戻しもどちらも可能となっています。
デメリットとしては、自由度が高い分、今日ご紹介したプランの中では価格が最も高いです。
価格面からの比較
それでは実際の価格を見ながらそれぞれのプランを比較して見ます。
これはある日のシドニー路線の価格です。
Super Value Plus → Value Plus → Basic Plus の順にプランの自由度が上がるため、それに伴って価格が高くなっていきます。
最も安いSuper Value PlusとBasic Plusでは約5万円の開きがあり、その中間に位置するのがValue Plusという価格帯になりました。
PY利用時の注意事項
今回はシドニー路線を引っ張って来て例に挙げましたが路線によっては今回ご紹介した3つの料金プランじゃない可能性や、Super Value Plus から”Plus”を取り除いた「Super Value」というプランで販売されている可能性があります。
- Super Value Plus:アップグレード可能
- Super Value:アップグレード不可
Plusが付く・付かないの差はアップグレードが可能であるかどうかによって変わります。
今回のシドニー路線はアップグレードが可能でしたので、Plusが付いていますが他の路線ではPlusが付いていない路線もあります。
付いてなかった場合はアップグレードが不可なので、アップグレードを考えている方はご注意ください。
ANAプレミアムエコノミーまとめ
ANAプレミアムエコノミークラスの料金体系についてご紹介してきました。
SFC修行に使えるとなるとできるだけ安い価格で購入したいのでSuper Value Plusが今回ご紹介した中では狙い目になります。
実際にプレミアムエコノミークラスに搭乗した下記2つの搭乗記を参考にぜひ素敵な、ANAの旅をお楽しみください!
Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA〜!
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