JAL系LCC「ZIP AIR」が成田ーホノルル路線の開設を申請!20年冬ダイヤから就航なるか

日本航空(JAL)の新しいチャレンジ、国際線中長距離LCC「ZIP AIR(ジップエアー)」が成田ーホノルル路線の開設を正式に申請したことが明らかになりました!!!
新型コロナウイルスの影響で1路線目となる成田ーバンコク(スワンナプーム)は延期、2路線目の成田ーソウルもどうなるか未定の状況のなかで、3路線目はなんと「ハワイ・ホノルル」!
まだ申請の段階ですが無事に米国運輸局から認められると、2020年冬ダイヤ(2020年10月25日)から東京からホノルルへの新しい選択肢が増えることとなります!攻めますね〜JAL!
詳細を見ていきましょう。
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Contents/目次
ZIP AIRが成田ーホノルル路線の開設を申請!20年冬ダイヤから就航へ
まずは今回明らかになった概要から!
- 成田ーホノルル路線の開設を申請
- 申請の段階なので正式決定ではない
- 冬ダイヤから(2020年10月25日〜)
- バンコク、ソウルに続く3路線目
- 機材はB787-8
- 1日1往復(週7往復)
日本航空(JAL)が100%出資する新しい航空会社「ZIP AIR(ジップエアー)」は、以前から「成田ーホノルル」路線の開設が噂されてきましたが、正式に米国運輸局へ申請をしたことが明らかになりました!!
まだ申請の段階なので正式決定ではありませんが、これが認められると2020年10月25日から始まる冬ダイヤから正式に運航を開始することとなります!
現在、東京ーホノルル路線はANA・JAL・ハワイアン航空・ユナイテッド航空・デルタ航空・大韓航空が運航していますので、これにZIP AIRが加わるとさらに激戦化することとなります。
ただいずれもフルサービスキャリアとなっているので、東京から格安航空会社(LCC)でホノルルに行ける時代が来るかもしれません!これは大ニュース!
JALはハワイアン航空との提携も強めていこうという姿勢が見えますので、続報が待たれます。
飛行機に乗らずにマイルをたくさん貯めている「陸マイラー」としては、特典航空券発券できるようになったら最高ですねーーー、期待!
それから成田空港のターミナルは第一ターミナル北ウイング
ZIP AIR(ジップエアー)とは?
国際線中長距離LCC「ZIP AIR(ジップエアー)」は時代に合ったサービスクオリティと究極のコストバリューを両立する、今までにないエアラインを目指しています。
ANAも格安航空会社のPeach(ピーチ)に77%出資しているので、事実上の子会社として国内・国際園路線を運航していますが、ZIP AIR(ジップエアー)はJALが100%出資していますので、正真正銘JALが保有する初の格安航空会社(LCC)ということに・・・!
発表時は大きな話題となりました。
就航路線
- 成田ーバンコク(スワンナプーム):2020年5月14日就航→延期
- 成田ーソウル(仁川):2020年7月1日就航(延期の可能性あり)
- (NEW)成田ーホノルル:2020年10月25日就航予定
そんなZIP AIR(ジップエアー)ですが、当初バンコク・スワンナプーム国際空港へ2020年5月14日から就航することを目指していました。
ただ新型コロナウイルスの影響でこのような事態となってしまい、延期に・・・・。現在は再就航日など含めて未定となっています。
2路線名はソウル・仁川路線。こちらは従来の発表通り2020年7月1日の就航を目指していますが、こちらも新型コロナウイルスの影響で二国間の鎖国状態が解除されない限り、現実的には就航は難しい状態で延期の可能性もありそうです。
そして、3路線目が今回明らかになったホノルル路線!
既にホノルルにはANA・JAL含めたくさんの航空会社が路線を開設していますので、大激戦路線となりますね・・・。
そもそも親会社のJALも成田からホノルル路線を飛ばしているわけですので、どのような棲み分けになるのか未定です。
冷静に考えて「ZIP AIR(ジップエアー)」のコンセプトになっている時代に合ったサービスクオリティと究極のコストバリューがこの路線で実現されたとすれば、今まで親会社のJALで航空券を買っていた層がZIP AIR(ジップエアー)へ流れていきそうです。
もちろん価格設定・サービスなどにもよるのだと思いますが・・・。
この他にも成田ーポートランド路線の北米にも就航を目指していると言われていますので、今後ハワイだけでなく北米でもZIP AIR(ジップエアー)を見れる日が来そうです。
座席に注目!ビジネスクラスはフルフラット!
ZIP AIR(ジップエアー)は、JALで既に使用していたB787-8機材をZIP AIR用にリニューアルして使用します。
エコノミークラス・ビジネスクラスの2クラスで、既にシートも発表になっているんですが・・・ビジネスクラスが凄いんです!
※まだJALマイルを使った特典航空券が発券可能になるかなどの詳細は未定です。今のうちにJALマイル貯めておきましょう!マイルは飛行機に乗らなくてもドンドン貯まりますよ!
ビジネスクラス
ビジネスクラスの座席は、格安航空会社(LCC)でありながらヘリボーンタイプのフルフラットシート!!!これは乗ってみたい・・・。
親会社JALのビジネスクラス「JAL SKY SUITE III」を連想させるデザインで、白黒を基調とした色合いがカッコイイですね!
シートピッチ | 約107cm(約42inch) |
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座席幅 | 約51cm(約20inch) |
ただモニターはありません。
フルサービスキャリアのイイところと格安航空会社(LCC)のイイところ(コスト削減)を取り入れた、シートとっても楽しみです!
ちなみにZIP AIRは成田空港の第一ターミナル北ウイングを使用することが決まっていますので、ビジネスクラス利用時のラウンジについてもどうなるか個人的に注目しています。
残念ながら第二ターミナルのJALサクララウンジは利用不可。すごく良いラウンジだけに残念。
そうなると、第一ターミナルには「デルタ航空ラウンジ(スカイクラブ)」「大韓航空ラウンジ」「NARITA PREMIER LOUNGE」などがありますので、この辺りが候補と言うことになります。
現実的にはいくつかの航空会社共用の「NARITA PREMIER LOUNGE」ですかね・・・。
エコノミークラス
シートピッチ | 約79cm(約31inch) |
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座席幅 | 約43cm(約17inch) |
リクライニング角度 | 約8cm(約3inch) |
エコノミークラスは3-3-3配列で、シートピッチ前後はフルサービスキャリアなどでも採用されている79センチ。
ビジネスクラス同様にモニターはなく、基本的に自分のスマートフォンなどでエンターテイメントを楽しむタイプ。Amazon Prime必須ですね!笑
電源コンセントは各座席に用意があるので、充電は可能です。
ZIP AIR(ジップエアー)は、今後北米路線の開設も検討しているということで窓側座席になった場合は東京を出発してから、なかなか通路に出づらい状況になることが想定されます。
座席指定、恐らく有料になると思いますが北米路線の場合には結構重要かもしれないですね!
まとめ
今日は、日本航空(JAL)が100%出資する新しい航空会社「ZIP AIR(ジップエアー)」の新路線情報をお伝えして来ました!
- 成田ーホノルル路線の開設を申請
- 申請の段階なので正式決定ではない
- 冬ダイヤから(2020年10月25日〜)
- バンコク、ソウルに続く3路線目
- 機材はB787-8
- 1日1往復(週7往復)
現状まだ申請の状況ですが、無事に承認されると冬ダイヤから運航可能な状況が整います。
新型コロナウイルスの影響で先行きどうなるか分かりませんが、新しい日系航空会社の誕生はもうすぐまで迫っています!僕は応援します!そして絶対乗ります!
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