【チャイナエア】預け入れ荷物なしの新料金プラン「楽GO」を開始。
2017/12/19

台湾の航空会社「チャイナエアライン」が新しいサービスを開始しました。その名も「楽GO」!
受託荷物を不要とする方向けに、受託荷物を有料化して機内持ち込み荷物のみの利用とすることで運賃を抑えることができるサービスを開始することを発表しました。
詳細をまとめます。
チャイナエアラインとは
チャイナエアラインは台湾の航空会社で台北の桃園国際空港をハブに136都市に就航しています。
日本からは東京、沖縄、札幌、名古屋、大阪、福岡、富山、静岡、広島、高松、熊本、宮崎、鹿児島と台湾を繋ぐ便を就航しています。
チャイナエアラインはアリタリア航空やデルタ航空、大韓航空などが所属しているスカイチームに所属しています。
国際的には領土の主張が混在しているので一概には言えませんが、中華民国(台湾)を1つの国とするとチャイナエアラインは中華民国のフラッグ・キャリアとして台湾を代表する航空会社になっています。
今回発表された新運賃プラン
今回、チャイナエアラインから新料金プランが発表になりました。その名も新運賃「楽GO」です。
新運賃プラン「楽GO」についてチャイナエアラインは以下のように解説しています。
「楽GO」運賃はチャイナエアラインの新しい商品です。運賃には”受託手荷物”が含まれません。追加受託手荷物をご購入されない場合でも、安全上の規定を満たしていれば、無料で7KGまで機内手荷物としてお持ちいただけます。
一般的に海外旅行の際にはキャリーバッグなどをカウンターで預ける方が多いかと思います。そのため通常、航空会社は受託荷物料金を含んだ形で航空券を販売してきました。
この度、チャイナエアラインでは受託荷物は預けません、という搭乗者向けに価格を抑えたプランを提供することになりました。
実は日本ではまだまだこの流れはありませんが、ヨーロッパやアメリカではこのように荷物を預けないかわりに料金を安く抑えることができるというスタイルが浸透しています。
料金・対象路線・期間
- 料金:片道7,300円(税別)、往復14,500円(税別)
- 発売開始:2016年12月1日〜
- 予約対象開始日:2017年1月15日〜
- 対象路線:東京ー台北(桃園)、大阪ー台北(桃園)路線
片道から購入することが可能です。すでに発売は開始されており、2017年1月15日以降の便で適用がなされます。
その他のサービスは変わりなし。
荷物を預けないために価格は抑える「楽GO」プランのいいところは、機内サービスなどは全て同じということです。
もちろん機内食も提供されますし、機内エンターテイメントも楽しむことができます。
利用時の注意事項
- 「楽GO」運賃は便ごとに数に限りがあります。
- 予約変更はできません。
- 払い戻し手数料は20,000円がかかります。
- 「楽GO」プラン購入者で有料で荷物を預けたい方は20KGまで30アメリカドル(片道)で購入可能です。
14,500円の価格は諸税別ですので総額は19,000円台になります。
台湾まで航空のみで2万円というと最近の格安航空券の状況を見ていると少々割高に感じます。最近はアメリカやヨーロッパまで2万円台でチケットが出ています。
ただ、LCCではない台湾のフラッグキャリア企業がこうしたサービスを始めるのは刺激的ですし、今後日本企業への影響に注視したいと思います。
Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA〜!
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