【マリオット】ピーク・オフピーク制度が9月14日導入決定!注意点とやっておくことまとめ

2018年4月、SPGとマリオットが統合すると発表になってから早いものでもう1年以上が経ちました。
マリオット統合に際しては、新プログラム「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」の始動、各ホテルカテゴリーの見直しや新ステータス制度など様々な変化がありましたが、まだ未実施となっていた「ピーク・オフピーク制度」がついに導入されることとなりました!!!!
これはSPG・マリオット・リッツカールトンなどのマリオットグループホテルにポイントを使って宿泊する際に、シーズンによって設けられたピーク・オフピークによって必要ポイント数が変動する制度です。
マリオットボンヴォイのカテゴリー8が始動しましたが、シーズン制は今のところ未導入の模様。Cat8のホテルは全日程で一律85,000ポイント表示になってます。
これではいつがお得か分からないので、予約は持ち越しました。 pic.twitter.com/qfMB9hmSSg
— Halohalo@トラベルハック (@halohalo_ana) March 5, 2019
以前から導入されることは発表になっていましたが、なかなか導入には至らずついに今回正式に「2019年9月14日よりスタート」とマリオットより発表になりましたよ〜!
当記事では、そんなマリオットホテルのピーク制をまとめます。
Contents/目次
オフピーク・ピーク制が正式導入決定!
兼ねてから導入が告知されていた、ポイント宿泊時のピーク・オフピーク制度についてマリオットから、正式に導入となることが発表になりました。
まもなくMarriott Bonvoy™参加ホテルで、現行のスタンダードレートに加え、オフピークレートと
ピークレートでもポイント交換での無料宿泊が可能になります。
9月14日より導入開始
そんなオフピーク・ピーク制度は「2019年9月14日」より導入されることが決定!
アメリカと日本では時差がありますので、現地時間の9月13日までは現行のルール通り一律スタンダード期のポイント数で予約することが可能です。
【カテゴリー別】オフピーク時・ピーク時の必要ポイント数
カテゴリー | オフピーク | スタンダード |
ピーク
|
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
上記表はホテルカテゴリーごとの、オフピーク・ピーク時の必要ポイントチャートです。
マリオットではホテルランクごとに1〜8のカテゴリーが設けられており、それぞれポイント宿泊時の必要ポイント数が異なる設定になっています。
これまでは一部ブラックアウト日を除いて基本的にどの日程でも一律スタンダード期のポイント数が必要となっていましたが、今回のピーク・オフピーク制度導入によって必要ポイント数が変動してくることとなります。
この辺りは人によってシーズンによってラッキーになったり、アンラッキーになったりする制度ですね!
がしかし今の段階ではいつがピークシーズンで、いつがオフシーズンなのかが発表になっていないので正確な情報は分かりませんが、GW・お盆・年末年始など各種連休で社会人の方々が休みを取りやすい期間というのは、国内ホテルはピークに設定される可能性が高いと思っています。
その場合、国内旅行メインの方にとっては改悪ですね・・・。
海外を旅行先の候補に入れると、国・都市によってはハイシーズンでないこともあると思いますので候補が出てくるかと思います!
いち早くANAマイルやJALマイルがたくさん貯まる「陸マイラー」デビューして、マイルを蓄えておきましょう。
SPGアメックスの無料宿泊
オフピーク・ピーク制度の正式導入に伴って、入会するだけでマリオットグループのゴールド会員になれるお得なカード「SPGアメックス」継続時にもらえる「無料宿泊特典」についても利用可能ホテルが変更になることになります。
SPGアメックスでは、毎年更新時に50,000ポイントまでのホテルに宿泊可能なバウチャーがもらえます。
カテゴリーではなく50,000ポイントまでという縛りになっているので、これまではカテゴリー6までというラインが自動的に設定されていたのですが、今後はオフピークのカテゴリー7までは50,000ポイントで宿泊できるようになります。
日本でいうとカテゴリー7のホテルは・・・
- ルネッサンス沖縄リゾート
- リッツカールトン沖縄
- リッツカールトン大阪
- セントレジス大阪
- ウェスティンルスツリゾート
もちろんシーズンにもよりますが国内でもSPGアメックスの無料宿泊特典で、リッツカールトンなんかにも宿泊可能になるわけですからね!これは大きい!
一般的にSPGアメックスの特典は「ウェスティン東京」とかで利用するのが流行りというか、価値が高いと言われているので、東京在住の僕としては日本では使いづらかったというのが本音です。
オフピークではありますが、これまでよりも高いランクのホテルに宿泊できるようになるのは良い点ですね!
一方でハイシーズンになってくると、これまで使えていたカテゴリー6は60,000ポイントが必要になりますので宿泊不可、カテゴリー5までのホテルにしか利用できないことになります。
この辺りはハイシーズンを避けて利用するとか、日本がハイシーズンだったら海外旅行を検討してみるとか使い道をうまく考えたいですね〜〜!
マリオットは、一部差額支払い+ポイントのキャッシュ&ポイント制度も推していくようなので、こちらも合わせてチェックしたいところです。
その他マリオット系列ホテルにポイント宿泊する際の注意点を「マリオットホテルにポイント宿泊する際に気をつけたい9つの注意点」にまとめていますので、ぜひチェックを!
具体的なピーク日程は不明
ピーク制導入に伴って知りたくなるのは「いつがピークなのか」ということですが、残念ながらまだ具体的な日程については発表になっていません。
ただ個人的に気になってるのは・・・
例えば沖縄・ハワイのハイシーズンと聞いて、イメージするのはいつでしょうか?ざっくり「夏」ですよね、夏!
その場合7〜9月の夏は全部ハイシーズンとなるのか、それとも夏の週末だけはハイシーズンになるのかによって必要ポイント数は大きく変わってきます。
夏全体がピーク設定となるとこれはかなり痛手です・・・。ハワイに一番行きたいシーズンのポイント数が軒並みアップとなるでしょう泣。
それから日本がGW・お盆などの独自の長期休暇の場合、連動して日本人観光客に人気の国・都市もピーク設定されるのかについても注目ですね〜!
世界中のホテルを人為的に期間設定操作するのは難しいと思うので、ある程度機械的に行われるんだと思いますが、航空券のように空室によって必要ポイントがバラバラに変動するような有能なAIなんかを組み込んでくるとなると、また状況は変わりそうです。
いずれにせよ、ここについてはスタートしてみないと分かりません。
9月14日までに350日先までの予約を!
じゃあ、新しい制度が始まる9月14日までにどんなことをすればいいんだという疑問を抱えている方は、「350日先までの予約をしておきましょう」ということに尽きると思います。
マリオットでは、350日先までのポイント予約を受け付けていて、順次日程が進むと1日ずつ開放されていく制度を採用しています。
参考:SPG・マリオット宿泊予約は350日前スタート!ブラックアウト日に注意せよ!
さらに予約時にポイントを保有していなくても予約可能な「ポイントアドバンス」という制度を導入しているので、非常にポイント宿泊の自由度が高くなっています。
9月14日になっていつがピークなのか、オフピークなのかということが分からない限りは、350日先までで旅行先が決まっている旅行のホテル宿泊予約をしておくのが無難です。
ポイント宿泊の場合、基本的に数日前まではキャンセル無料となっていますので・・・
- 予約した日がピーク日程だった場合:そのまま
- 予約した日がスタンダード日程だった場合:そのまま
- 予約した日がオフピーク日程だった場合:一度キャンセルして再予約
現状で分かっている情報から判断すると、このような対応がベストかな〜と思います。
ただしこれはこれまでの様々なマリオットのルール変更から推測したもので、例えば今回は事前に予約した場合にもピーク日程なら必ずピーク日程分のポイントが必要!と言われる可能性も捨てきれないので、柔軟な対応が求められてきそうです!
当然ですが、不用意に宿泊予約を乱発するのは迷惑でしかないのでやめましょうね!
まとめ
今日は、2019年9月14日から正式にスタートとなる「ピーク制・オフピーク制度」をまとめてきました。
まだ発表になっている情報が「9月14日」ということだけで、いつがピーク・オフピークになるのかなどの情報は分かりません。
これまでの経験的には9月14日までに予約を入れておくことで、柔軟な対応が可能かと思います。さらにマニア向けの詳細注意点は、また別の機会にまとめます笑。
ぜひ正式導入に備えて、最新情報に注意しながら最適な予約プランを作っていきましょう!
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