SBIから楽天証券に変更(移管)する方法【つみたてNISA口座】
2019/01/21

2018年からスタートした「つみたてNISA」の口座をSBI証券から楽天証券へ、または楽天証券からSBI証券へ変更(移管)しようとお考えですか?
結論から申し上げて、移管を決断したら今すぐに手続きを開始しましょう。
金融商品取引業者変更届が到着〜!NISA口座をSBI→楽天に変更しまっす pic.twitter.com/T0E3MpcXum
— Halohalo@SFCマイラー (@halohalo_ana) April 12, 2018
NISA口座の変更(移管)は、税務署の確認も必要となるため早くても3週間、平均1ヶ月程度の時間を要します。
また1年ごとでないと変更できないなどの注意点もありますので、当記事に記載の実際に口座変更をしてみた流れ・様子を確認して自分が口座移管すべきかをいち早く確認し、手続きを開始しましょう。
Contents/目次
SBI証券と楽天証券の比較
つみたてNISAは、商品数・ポイント・還元率・手数料などの観点から「SBI証券」と「楽天証券」の2択がオススメです。
まずはどちらの証券会社を利用するべきなのか、チェックしていきましょう。
ほとんどの項目において2社は互角ですが唯一、保有ポイントの使い道については差が生じています。
上記違いから、自分好みの証券会社を選択するのがベターです。
こればっかりは好みの問題も大きいと思いますが、楽天サービスの利用によって貯まった「楽天スーパーポイント」を毎月の積立資金として1ポイント1円で充当できる点は注目です。
さらなる2社の比較については下記記事が詳しいです。迷っている方はぜひご覧ください。
SBI→楽天証券へ移管することを決定!
皆さん楽天ポイント余っていませんか?
僕は幸いそこまでポイントで買い物をする方ではなかったので、楽天ポイントがいくらか貯まっていて、消費するために要らない無駄なものを買うのもなあ・・・と思っていた矢先だったので、今回楽天ポイントでつみたてNISAも行えるようになるということで、すでに口座開設していたSBI証券→楽天証券へつみたてNISA口座を移管することにしました。
口座変更(移管)の流れ
SBI証券から楽天証券へ口座変更(口座移管)する方法は、以下の通りです。
※当記事ではSBI→楽天を例に解説していますが、楽天→SBIの場合も流れは同じです。
- 新しく口座開設したい証券会社を決定
- 転出元であるSBI証券に「金融商品取引業者等変更届出書」を送付依頼
- 転出先である楽天証券に「NISA口座開設資料」を送付依頼
- 金融商品取引業者等変更届出書に必要事項を記入して返送
- SBI証券から届く「勘定廃止通知書」を受領
- 楽天証券へ記入した「口座開設届書」と勘定廃止通知書と合わせて送付
- NISA口座開設完了
①新しく口座開設したい証券会社を決定
まずは、新しく口座開設をしたい証券会社を決定しましょう。
基本的に、つみたてNISAはSBI証券か楽天証券の二択ですので、「楽天証券とSBI証券比較。どっちがお得?」などを参考に、どちらの証券会社が自分にとってメリットが大きいか判断します。
今回は、ポイントで積立ができるという点で「楽天証券」に新しくNISA口座を開設することに決めました。
②転出元であるSBI証券に「金融商品取引業者等変更届出書」を送付依頼
移転先が決まったら、これまで利用してきた証券会社(今回はSBI証券)に、金融商品取引業者変更届出書というものを送付してもらう必要があります。
SBI証券の場合は、ネットで送付依頼をすることはできず下記電話でのみ受付をしています。
- 固定電話:0120-104-214
- 携帯電話:0570-550-104
土・日・祝日・年末年始を除く、朝8時から18時まで受け付けていますので、営業時間内にコールセンターに電話して「つみたてNISA口座を他社に移したいので金融商品取引業者変更届出書を送って欲しい」と伝えましょう。
③移転先である楽天証券に「NISA口座開設書類」を送付依頼
SBI証券へ金融商品取引業者変更届出書の送付依頼が終わったら、自宅に届くまで2〜3日の時間を要しますので、その間に移転先である楽天証券に「NISA口座開設届出書」を送付依頼します。
ちなみに、前提として楽天証券の総合口座をお持ちであることを前提に話を進めていますが、まだお持ちでない方はNISA口座を開設することはできません(総合口座開設→NISA口座開設の流れになるため)。
まずは「楽天証券総合口座申し込みページ」から、いち早く必要事項を入力して証券口座を開いておきましょう。
口座開設はもちろん無料です。
④金融商品取引業者等変更届出書に必要事項を記入して返送
SBI証券に電話をして送付を依頼した「金融商品取引業者変更届出書」が自宅に届いたら、提出年月日・氏名を記入して、返信用封筒でSBI証券に送付します。
ここはスピードが重要です。この作業が遅くなってしまうと、どんどん口座変更の手続きにかかる時間が増えていきますので注意しましょう。
⑤SBI証券から届く「勘定廃止通知書」を受領
金融商品取引業者変更届出書に必要事項を記入して、返信用封筒でSBI証券に送付すると1週間程度で、SBIから勘定廃止通知書が届きます。
なんだか難しい言葉が続きますが、もう一息です。頑張りましょう。
⑥楽天証券へ記入した「非課税口座開設届書」と勘定廃止通知書と合わせて送付
ここまで時間が経過すると、同じく最初に申請をしていたNISA口座の開設書類(非課税口座開設届出書)が自宅に届いているかと思います。
下記必要事項を記入の上、SBIから送られてきた「勘定廃止通知書」と一緒に返信用封筒に入れて、新しく口座を開きたい楽天証券へ送付しましょう。
- 記載事項確認
- NISA口座の種類を選択(NISA口座orつみたてNISA)
- 非課税口座の開設有無(他の金融機関含めて初めてNISA口座を開設する、他の金融機関のNISA口座から変更する、楽天証券で過去に開設したNISA口座を再設定するの中から選択)
その際に、新しい証券会社にマイナンバーの提出がまだの方は、書類が同封されてきますので一緒に郵送することをお忘れなく!
⑦NISA口座開設完了
書類送付後は、税務署のチェックが入るためかなり時間がかかります。約3週間を見ておきましょう。
この最終チェックにとても時間がかかるので、できるだけ早く口座開設したいという方は、勘定廃止通知書を手に入れて送付するまでをできるだけ短縮するよう努めるのがベターです。
NISA口座は複数開設不可+変更は1年ごと
つみたてNISA口座を移管する際には、いくつか注意点が存在します。
まず、つみたてNISAを含めたNISA口座は複数の証券会社で持つことはできません。
楽天証券・SBI証券それぞれ総合口座は開設することが可能ですが、NISA口座は制度上、楽天証券・SBI証券どちらかにしか開設することができないようになっています。
ステップとして総合証券口座→完了→ NISA口座開設の流れで、別々の申請が必要ですので、バレないだろうと思って両方に申込書を提出しても、NISA口座開設には税務署のチェックが必ず必要ですので簡単にバレます。
また、NISA口座を途中で変更(SBI→楽天、楽天→SBIなど)したい場合は1年ごとにしかできないので、1年のうちに何回も変更することは制度上できません。
注意しましょう。
実際に口座変更したみた所要日数
- 4月10日:SBIへ変更届送付依頼+楽天書類送付依頼
- 4月12日:SBI書類到着+返送
- 4月13日:楽天から口座開設届到着
- 4月18日:SBIから勘定廃止通知書到着
- 4月19日:楽天へ口座開設届+勘定廃止通知書郵送
- 5月8日:楽天つみたてNISA口座開設完了
2018年4月10日にSBI証券へ変更届の送付依頼をしてから、最終的に楽天証券のつみたてNISA口座を開設できるまで28日間かかりました。
GWを挟む期間でありながら、迅速に対応いただいたと思っています。
書類については自宅に到着を確認後、すぐに返送する形を取っていましたので、確認が遅れた等の場合にはさらに時間がかかるとお考えください。
今回はまだつみたてNISAの取引がなかったために比較的スムーズでしたが、既に取引のある方が移管する場合にはさらに日数を要するとの報告も上がっています。最低でも約1ヶ月を見据えて、スケジュールを組んでいきましょう。
【つみたてNISA】SBIから楽天証券へ口座移管する方法まとめ
非課税投資「つみたてNISA」を利用する際に、SBI証券から楽天証券へ口座移管する方法をまとめてきました。
- 約1ヶ月かかる
- 途中変更は1年ごと
ぜひあなた好みの証券会社を選択して、つみたてNISAをはじめてみましょう!
つみたてNISAスタートによって、僕のポートフォリオも充実してきましたよー!
- wealthnaviで自動投資:毎月3万円投資中
- Zaifコイン積立:毎月3万円投資中
- つみたてNISA:毎月3.3万円投資中
今後は、確定拠出型年金(401K)とmaneoなどのソーシャルレンディングにも挑戦して、50歳くらいになった時に最低でも1億円は手元に残るように、コツコツ投資していきたいと思います。
本格的に投資をはじめて早数年ですが、色々と楽しくなってきました。
以上、Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA〜!
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