航空会社/空港情報

2016年10月〜12月期の国内航空会社の定時運行率,遅延率,欠航率まとめ【ANA・JAL】

国土交通省から2016年10月〜12月における国内就航路線の定時運行率・遅延率・欠航率など、航空業界の各種データが発表されました。

ANAやJALなどのフルサービスキャリアから格安航空会社(LCC)まで幅広い航空会社のデータをまとめることで、今後の航空券確保の参考にしていきましょう。

10月〜12月期における定時運行率NO.1はどこの航空会社に渡ったのでしょうか。チェックしていきましょう。

 

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用語・定義について

 

まず初めに、当記事でご紹介する用語と様々な定義を明らかにしておきたいと思います。

 

定時運行率とは

定時運行率とはどれだけフライトスケジュール通りに運行することができたかを示す値です。

定時運行率が高いということは、遅延が起きることなくフライトスケジュール通りに飛行機が飛ぶ可能性が高いということですので、利用者にとって非常に有益となります。

定時運行率については路線・航空会社ごとの統計的な航空業界のデータを集計・公表しているアメリカの「フライトスタッツ社(FlightStats)」が、2009年からデータが優秀な会社を表彰する制度を始めたことで、その順位決定基準となる定義を用いることが一般的です。

定時運行率に関する定義全文は以下の通りです。

 

The selection process used to determine the finalists and winners within each category included:

  • Airline performance is determined based on on-time arrivals (arrived at the gate less than 15 minutes after the scheduled arrival time).
  • Awards are based solely on performance results for flights that are part of the airline’s network. This includes both mainline and regional flights.
  • For the Low Cost Carrier category, only flights operated by the airline are included.
  • Performance is assessed only for airlines where FlightStats can accurately determine the outcome of 90% of an airline’s flights unless otherwise noted.
  • Only scheduled passenger flights are included in the analysis (no charter, unscheduled, or cargo flights are considered).
  • For all categories, worldwide arrivals in all regions of the world are included.
  • For global airline awards, all flights operated by the airline are evaluated.

 

アメリカの会社ということで、解説は全て英語になってしまいますのでざっくり日本語で振り返ると以下の3つの点が大切な要素です。

 

  1. 定時運行率は到着時刻を基に決める
  2. 予定時刻の15分以内にゲートに到着できるかどうか
  3. 定期便だけがデータの集計対象(臨時便は対象外)

 

データとして多く用いられるフライトスタッツ社の定時運行率は、出発時刻は考慮せず到着時刻が、フライトスケジュールの決められた時刻から15分以内に到着できてるかという基準で決めています。

仮に出発が30分遅れても、到着時刻が10分遅れであれば減点されることはありません。

また天候不良や緊急時に、臨時に運行する臨時便やその他不定期便についてはデータ収集しないというのがフライトスタッツ社の定めるルールになっています。

また、国土交通省も期間ごとの詳しいデータを公開しており、国土交通省とフライトスタッツ社の1年間のアワードデータを参考にすると総合的な判断ができるかと思います。

 

遅延率とは

遅延率は飛行機がフライトスケジュールから遅れてしまう確率を示しており、定時運行率と非常に関係が深いものになっています。

こちらに関してもフライトスタッツ社のデータを用いて計算をすることが一般的です。

基本的に定時運行できなかった便は遅延便としてカウントされますので、例えば定時運行率が80%の航空会社があったとすると遅延率は何%でしょうか。

正解は100%から定時運行率の80%を引いた数字、20%がこの航空会社の遅延率ということになります。

 

欠航率とは

欠航率とは様々な理由により、航空機が運行されなかった確率を示しています。一般的に航空券が欠航となる理由は以下の通りです。

 

  • 天候不良
  • 機材繰りの影響
  • 機材故障

 

3レターコードについて

当記事では、航空会社を省略するために3レターコードを多数活用しています。それぞれの3レターコードは以下の通りです。

  • JAL:日本航空
  • ANA:全日空
  • SKY:スカイマーク
  • ADO:エア・ドゥ
  • SNJ:ソラシドエア
  • SFJ:スターフライヤー
  • APJ:ピーチ・アビエーション
  • JJP:ジェットスター・ジャパン
  • VNL:バニラエア
  • SJO:春秋航空日本

 

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定時運行率データまとめ

それではお待たせ致しました。

2016年10月〜12月期における各社の定時運行率を見ていきたいと思います。

こちらでご紹介するデータは、国土交通省から発表されたデータを参考に作成しており、フライトスタッツ社とは異なり出発時刻を基準にデータ収集しています。出発が15分以上遅れると減点です。

 

 

 

見事、10月〜12月期の定時運行率NO.1に輝いたのは「スターフライヤー(SFJ)」となりました。

定時運行率は92.4%、遅延率は7.6%です。素晴らしいですね。92%はオンタイムで出発しています。

逆に最も定時運行ができなかった航空会社は春秋航空日本(SJO)で、定時運行率は74.8%と1位のスターフライヤーには大きく差をつけられてしまいました。

定時運行率74.8%ということは、遅延率25.2%ですので4便飛んだら1便は15分以上の遅延が発生しているということですので、非常に遅延のリスクが高くなっています。

春秋航空は東京から大阪・札幌などを往復2,000円程度で結んでいて、価格が非常に安いので、致し方ない気もしますが、ここでは価格が安いということは遅延のリスクも高まるということを理解しておく必要がありそうです。

 

欠航率データまとめ

続いて、各社の欠航率のデータを見ていきましょう。

%が高い航空会社ほど、欠航となる可能性が高いということを示しています。

 

 

またしてもNO.1はスターフライヤーで欠航率は0.16となりました。ほとんど欠航など、運行もオンタイムということですので素晴らしいですね。

一方で今回、最も欠航率が高くなってしまったのはエア・ドゥ(ADO)となりました。欠航率は4.39です。

ただこのデータには、季節柄も影響していることを忘れてはいけません。エアドゥは北海道を中心に就航しており、今年は雪が降ってしまい天候不良となると欠航になる確率が高くなり、1便が欠航になってしまうと機材繰りがうまく回らなくなるので数値として上がる可能性が高くなってしまいます。

詳細を見てみると、機材繰りによる欠航は2.66%、天候による欠航は1.28%となっていますので足すと3.94%、欠航となっている便の大部分を占めます。

バニラエアも欠航率が高くなっていますが、天候不良によるものが3.26%ですのでこちらも天候不良を除くと一般的なデータということが言えそうです。

 

 

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所感。

 

2016年10月〜12月期における、国内主要航空会社の定時運行率や欠航率などのデータを見てきました。

スターフライヤーが素晴らしい結果を残しました。JALやANAも負けじと90%は定時運行率をキープしていきたいところですね。

格安航空会社については、もっとデータ悪いかなと予想していましたが全体としては頑張っていると思います。

ただ欠航にはならないけれども、遅延が発生しているということが全体として高くなっていますのでLCC利用時には時間にゆとりを持って乗ることがやはり大切と言えそうです。

ぜひ航空会社利用時の参考にしていきましょう!

以上、Halohalo(ハロハロ)でした。ALOHA〜!

 

 

 

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